ドライブインまほろば

ドライブインまほろば

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

山深い秘境を走る旧道沿いにぽつんと佇む「ドライブインまほろば」。店主の比奈子が一人で切り盛りする寂れた食堂に、突然男の子が幼い妹を連れて現われた。憂と名乗る少年は「夏休みが終わるまでここに置いてください」と必死に懇願する。困惑する比奈子だが、事故で亡くした愛娘の記憶が甦り、逡巡しながらも二人を受け入れてしまう。その夜更け、比奈子は月明かりの下で激しく震え嗚咽する憂に気付いた。憂は、義父を殺し逃げてきたことを告白し――。「生きる意味」を問い、過酷な人生に光を灯す感動長編。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    双葉文庫
  • タイトル
    :
    ドライブインまほろば
  • タイトルID
    :
    20040921
  • 電子版発売日
    :
    2022年01月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ドライブインまほろば のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった。未成年だから、なんとかなった。結果なるようになったという感じ。

    奈良県南部の山間の土地にドライブインまほろばはある。祖父母の代から一度閉めて、去年再開したが客は来ない。そして娘は死んだ。

    6年生の憂は5歳の来海を連れて逃げている。義父の流星を殴り殺したからだ。ヤクザ関係の仕事をやっていて、その名簿の入ったPCを持って逃げている。たまたまドライブインまほろばにたどり着く。
    兄の憂の箸の持ち方は完璧なのに、妹の来海はスプーンさえまともに持てていない。そこで比奈子はおかしいなと気づく。夏休みの間匿うことを約束する。憂は人を殺したと告白する。

    憂が殺した流星には双子の兄銀河がいて、憂の持っているパソコンを探すと同時に、憂を殺そうと思っている。探索に出かけて、憂の祖父を殺してしまった。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    この著者の紡ぐ物語がたまらなく好きです。たいていは暗い話で、めげそうになるぐらい重いときもあるけれど、最後に必ずひと筋の光が見えます。だから、著者が「救いはあろうがなかろうが気にならない」と言っていると知ってちょっと驚きました。

    「救いがないならないできっちり書くべき」というのは確かにそう。安易なハッピーエンドに走らず、でも主人公たちのことを放り出したりはしないから、この人生に惹きつけられます。

    こんな子どもに「生きていてひとつもいいことなんかなかった」なんて言わせちゃいけない。生きるのに理由は要らないとしても、生きたいと思ってほしい。

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    少年に対しどんな残忍な仕返しが待ち受けているかと思う不安と同時に、端々に描画される銀河の根っこからの優しさのギャップが最後まで退屈せず読み終えた

    0
    2024年06月14日

    Posted by ブクログ

    最初から最後までずっと面白かった、考え得る一番良い終わり方で良かった。

    比奈子の母が、相手を不快にさせるとわかってても謝らずにはいられない気持ちも、それを聞かされ続けて辟易する気持ちも、わかるから辛かった。

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    実家との往復中に読もうと持って出て、
    電車の中で泣くのを堪えるのが大変だった。
    家では何度もポロポロ泣きながら読んだ。

    今までの読んだ遠田作品の中で私はこれが一番共感度が高かった。
    だから泣けた。

    虐待メインだから駄目な人には駄目だと思う。
    義父を殺す小学六年生の男の子、とか
    もうそれだけで重い。
    そんな酷い境遇の子供がいるなんてありえないとも思う一方で、そういう境遇の子供もいるのかも知れないとも思う。
    小説として誇張することで、埋もれてしまう人間の感情や想いを言葉にして表現することができる。
    そういう小説だった。

    0
    2024年01月03日

    Posted by ブクログ

    遠田潤子さんの作品は読み始めるのに気合いが必要で、いつもやりきれない絶望感をほんのわずかな希望で持ちこたえながら読んでいる。今作ももうやめて!という悲しい出来事が続いたけれど、最後一筋の光で暖かな気持ちで本を閉じた。

    0
    2022年11月27日

    Posted by ブクログ

    親に虐待されて育って「生まれていいことなんか何もなかった」と語る憂。極悪人に見える親やその兄も苦しみを背負い、そして大切にしたい存在を抱えている。 
    ストーリーに引き込まれて一気読み。

    0
    2022年07月12日

    Posted by ブクログ

    一気読み。
    連鎖する虐待を止めることはできないのか?
    何が正しいのか?
    自分を救うために親を殺すのがそんなにいけないことなのか?
    ずっと「なんとかしたってくれ」と祈りながら読んだ。
    誰も悪くないかもしれないけどみんな罪人。
    普通の人との違いなんて紙一重だなと。
    この作家さんの作品は初めて読んだけど、またもうひと作品読みたくなった。

    0
    2022年06月18日

    Posted by ブクログ

    最初から最後まで読む手を止められなかった。
    それぞれの立場で考えると、自分も決してそうはならないという自信がない。それだけに救いを求めながら読み続けた。
    結末も無理なく、嫌な感じもなく読み終えることができてよかった。

    0
    2022年04月24日

    Posted by ブクログ

    最近、全然本を読む気にならないが、これは読めた。憂がかわいそうで辛かったなぁ。兄弟も理不尽なことがある。上の子はなんでも出来て当たり前。同じ事を下の子がやると褒め称える。上は辛いんだよなぁ。こんなおばさんになってもそう思う。

    0
    2026年04月07日

ドライブインまほろば の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    双葉文庫
  • タイトル
    :
    ドライブインまほろば
  • タイトルID
    :
    20040921
  • 電子版発売日
    :
    2022年01月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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