あの日のあなた

あの日のあなた

770円 (税込)

3pt

交通事故で唯一の肉親である父を亡くした、大学生の片瀬在。尊敬する父の「弔いごと一切不要」という遺言に戸惑いつつも、その通りにすませた。しかし、生前は立入禁止だった父の書斎で遺品整理をはじめた矢先、全く知らない女性と自分の名が書かれた母子手帳を見つけてしまい、激しく混乱する。父は一体何を隠していたのか――在は主を亡くした書斎で、まるで葬儀を営むかのように、父親の本当の姿と向き合っていく。単行本『お葬式』を改題。ラストは希望溢れる感動長篇、待望の文庫化。(解説・瀧井朝世)

...続きを読む

あの日のあなた のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年09月17日

    この著者はファンタジーより現代ものがいい!
    読み進むたびに謎、疑問が提示され
    またそれが解決されていく
    ストーリーも楽しめました

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    表現力があるので情景が浮かびやすく綺麗な映画のように読めた。
    色々真相が明らかになってさらに手記でも二重三重に同じようなことを書いてるのでくどいと思ってしまった。
    序盤が面白いので残念。
    この人の本はいつも詰め込みすぎな気がする。
    でもイヤミスほど読後感は悪くないし、面白いからもうちょっと他のも読ん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月19日

    初読みの作家さんです。暗く、苦しい作品なのですが先が気になって止められなくて一気に読んでしまいました。別の作品も読んでみようと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月05日

    相変わらずの遠田節炸裂。思い出したように読みたくなる。本作もそういう意味では軽く及第点。その一方で、同じ系統にちょっと飽きてきたかもしれないのと、多少の粗が気になるのとで、絶賛高評価!って訳にはいかんかった、個人的に。諸事情はさておき、やっぱり主人公たる私と、その母親に対する仕打ちはあんまりぢゃなか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月01日

    新刊だと楽しみにしていたら、『お葬式』の改題だったのか…。

    というわけで、感想は『お葬式』のところに。
    大幅改稿があったら困るなぁ。

    0

    Posted by ブクログ 2017年06月18日

    身勝手に思える行動も男の性なのだと同性だからか擁護してしまう。男にとって初恋とは一生忘れられない特別な宝物なのだ。だから許してもらえるとは思わないが・・・。個人的にはとても好きな作品でした。
    あらすじ(背表紙より)
    交通事故で唯一の肉親である父を亡くした、大学生の片瀬在。尊敬する父の「弔いごと一切不...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月09日

    著者の作品としてはミステリー要素があったりで
    引き込まれる。
    でも他の作品に比べると深い感動はなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月08日

    遠田さんの作品は、「月桃夜」、「アンチェルの蝶」と読んできての、この作品ですが、何となく共通点というか、伝えたい事が見えてきた気がしました。

    人生には、楽しいことだけではなく、辛いこと、苦しいこと、やるせないこと等も存在すること。そして、それに向き合わなければならない。遠田さんの作品は、とても辛い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月22日

    交通事故で突然亡くなった父親の遺品整理で発見された母子手帳。自分と同じ名前が記載された、もう一人の自分はいったい誰なのか。生前の父親の真実を追う息子の姿を描く長編小説。
    人間ドラマとミステリーが融合と言えば聞こえはいいが、どちらも中途半端に終わってしまった感あり。弁護士がいつも思わせぶりなのもズルく...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月24日

    遠田作品は相変わらず暗く重い。
    ずーっと惰性で読んでたけど真相が明らかになる辺りからは一気読み。
    スッキリしない愛の物語という感じ。

    0

あの日のあなた の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハルキ文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

遠田潤子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す