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Posted by ブクログ 2024年02月03日
圧倒的な孤独。こんな描き方があったのか。
結末が全くわからない段階でもう喉がヒクつくくらい胸が締め付けられる。家だったら絶対泣いてた(病院待合室で読んでた)
どうか神様、と願うように最後まで読んだ。
はじめの方は何があったかも語られず、ちょっとイライラしたがちょっと我慢して良かった。傑作だった。
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Posted by ブクログ 2023年02月25日
登場人物達の感情が濃ゆい! そしてどこか壊れた人間ばかり。雅雪の祖父がそもそもの、この悲劇の引き金のような気がする。この壊れた祖父さえいなければ、雅雪の父もああはならなかったし、舞子の家族に深入りすることもなかった(そもそも雅雪も庭師になってなかったかもしれない)はず。何とも気色の悪い人物。それと文...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月03日
孤独な若い庭師・雅雪は、ある事件の贖罪のため少年・遼平の面倒を見続けていた。しかし、雅雪が隠してきた過去に気づいた遼平は、彼を怨むようになるが…。愛と憎しみの連鎖の果てに、人間の再生を描く衝撃作。
電車内で読み終えたこの作品、涙を堪えるのに必死だった。怒涛のように込み上げてくる感情の根本にあるのは、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月20日
重たすぎる話だし、悲しい。でも読んでよかったなと思わされる。家族に愛されたいと願いながら、家族だからこそ難しく、鬱屈した感情があるからこそ、他人をも巻き込んで悲劇を生んでしまっている。それでもラストには救いがあった。
受けた仕打ちに、許せない気持ちになるのも理解できるけれど、私は人を許して生きよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月03日
庭師の雅雪が隠している過去が何なのか、遼平との関係は何なんだ。ずっとドキドキしながら読み進んでいった。二人が話をするようになるエンディングもよかった。
最初に読んでから3年経ってまた読んだ。歪な人間関係が起こした事件は偶然ではなかったのかもしれない。贖罪ではないし、懺悔でもない、雅雪の一途な想いに揺...続きを読む
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