島本理生のレビュー一覧
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青少年のための手引き
北海道から東京に大学進学のために上京した大和君。
清潔な視線
椿さんと八重子ちゃんは恋人。
シスター
鯨ちゃんは大和君に恋する。荒野先輩は鯨ちゃんに恋する。
海へむかう魚たち
大和くんは大学の先輩絵麻さんと駆け落ちする。
押し入れの傍観者
晴雨(せう)さんと大家の綿貫さんの嵐の始まり。
真綿荘の恋人
綿貫さん目線の晴雨さんへの想い。
真綿荘の住人は、大和君、椿さん、鯨ちゃんに
晴雨さんと大家の綿貫さん。
それぞれの人物が主人公となり、話に出てくる。
大和君の存在が独特で、最初は何でも言っちゃう
天真爛漫タイプに思えてたんだけど、
だんだん真綿荘で生活していっ -
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ネタバレ傷つけ、傷つけられ、縋り、縋られ。
どの作品の主人公も痛ましくもがいているけれど、それでいて神様はそんな彼女たちを救ってくれるわけでもない。読んでいて苦しい。夜がおしまいになった朝、目の前に広がる景色はどんなものだろう。
神様と対峙するというのはこれほど苦しいものなのかな。
「夜のまっただなか」
神様とは何者なのか。
「サテライトの女たち」
神の側に立って子を裁く親から逃れるには。
「雪ト逃ゲル」
主人公の「私」自身が自分自身を捉えられいないので読み解くのがかなり難しく感じました。
「静寂」
この一冊の最後にこの話があるから救われた。なかったらもうどうしようっていう読後感だったかも -
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Posted by ブクログ
紙の本を裁断、解体して、デジタルデータとして取り込んで保存することを「自炊」と言う…というのは、どこかで聞いたことあった。
作家の千紘が、亡くなった鎌倉の祖父の家で、祖父が大量に遺した本を「自炊」しながらひと夏を過ごした記録なのだけど、編集者の柴田と知り合い関わってしまったことで奇しくも不穏な夏になってしまう。
人を傷つけることを何とも思わない、むしろ傷つけることを生き甲斐とする人間がいる。それが無自覚であればあるほど罪深い。
読んでいる間ずっと胸騒ぎがするような作品だった。柴田に振り回され自我を失っていく千紘を見ていて、人間のどうしようもなさを感じてしまって。
千紘には性的なことを嫌悪して -
Posted by ブクログ
島本さんの作品は「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」以来気になっています。
双子の姉弟・華子と冬治。
言いたいことをポンポン言えて女子力のある華子。一方、幼少から華に振り回され面倒見はいいのに自分に自信のない冬治。
そんな対照的な二人の暮らしに、華子に想いを寄せる男性や冬治の研究室の雪村さんが加わって日常が変わっていく。
冷たくあしらわれてもめげない華の求婚者。
端から眺めている分には、ドタバタしつつも何だかんだ家族ぐるみで仲良くて楽しそう。
恋と進路の間で悩む冬治、華子の恋。
展開にすごくワクワクするわけでもなく、特別甘くもドロドロもしない。悪人が出てくることもない。
でもいつの間