島本理生のレビュー一覧

  • あられもない祈り

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    2回目。5年くらい前に初めて読んだ時はあまりすきになれなかった。でも今読むとまずは言葉が綺麗。そして、幸せになれるはずないのに相手を求めてしまう恋の苦しさに溺れそうだった。ストーリーより空気感を味わいたい1冊です。

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    2022年01月23日
  • 生まれる森

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    主人公の人間性を、当人の内面描写以外のところで知っていく感じが良かったなぁ。
    あとは、ありとあらゆる比喩がしっくりきた。何となく色気のある曖昧さが残ったままなのに、凄い。

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    2022年01月21日
  • B級恋愛グルメのすすめ

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    島本さん、小説でも初期の作品と今の作品とでは空気が違うけれど、エッセイは真逆の明るさと気の抜けた感じがして好きです。面白かったです。
    たくさん食べる作家さんがわりと好みなんだなと気付きました。エッセイなどで拝見するごはんが美味しそうな方の小説は、食べる描写もかなり巧みなので、美味しいものの小説やエッセイを好む時に重点的に選ぼうと思いますこれからは。
    島本さん自身がかなり恋愛に重きを置く人なんだなと思いました。一人で行動する事も多いけれど、旦那さんの佐藤友哉さん(2度ご結婚されたのは存じていました)を始め、友人M氏(書籍タイトルググったら海猫沢めろんさんらしい)や柴君、女友達さんたちとのエピソー

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    2022年01月12日
  • アンダスタンド・メイビー(上)

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    あの頃の空気感、懐かしい曲達、女友達との関係性、注いでもらえなかった無条件の愛情からくる反動…
    遠い過去なのに、読んでいてヒリヒリとしてくる。
    なのに、引き込まれるように進むページ。
    救いを求めて下巻へ

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    2022年01月04日
  • イノセント

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    女性の繊細さ、強さといった、気持ちに触れられた気がする小説だった。
    キリコのアドバイスを受けて変わった真田さんの素直な気持ち、行動がグッときた。やっぱり、素直な気持ちで正面からぶつかっていける関係がいい。

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    2021年12月31日
  • 波打ち際の蛍

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    主人公の麻由が抱く、蛍への感情はあまり理解できるものではなかったが、読んでいるうちに、次第に自分も麻由と同じように蛍に惹かれているかのような錯覚を味わった。
    それほどに、麻由の心理描写が細かく、繊細で、自分も麻由になったかのようだった。
    とても繊細な文章だった。

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    2021年11月16日
  • クローバー

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    なんだか甘くて酸っぱくて
    微笑ましくなる物語

    疲れた心に絶対に沁みる

    この双子ちゃんたちを取り巻く物語に
    絶対に恋をすると思う

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    2021年11月14日
  • アンダスタンド・メイビー(下)

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    荒んでいた環境から離れ、見守り支えてくれる人が残り、過去が分かり始めながら、段々色々なことに踏ん切りがつく流れが良くて、最後が心地良い。

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    2021年11月06日
  • アンダスタンド・メイビー(下)

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    ネタバレ

    自分の過去と闘った経験のある人の琴線には絶対に触れると思う。
    好きな小説です。ただ、主人公の黒江の仁さんに対する気持ちの揺れだけあまり感じ取れなかった。

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    2021年09月05日
  • あられもない祈り

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    一回読んだだけでは自分の中で整理できず、二回読んだ。やっぱりあなたと私の関係は掴みどころがなく読み終わってモヤモヤする。

    西加奈子さんの解説も読みながら、2人の関係そのもののお話というよりは、余白を書き出すことで2人の関係が浮かび上がってくるような感じがしっくりきた。


    自分のことを大切に出来ない、物の扱いが良くなく物持ちが悪い感じ。自分のこと、気持ちにあえて鈍感になることで自分自身の心を保っている私。同情ではなく本当にあなたの幸せを祈っていた。

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    2021年07月11日
  • リトル・バイ・リトル

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    野間文芸新人賞受賞作!
    高校卒業した女の子が主人公で、島本さん作品の女性は自分を大事にしてくれる人を傷つけがちだけどこの話の中ではちゃんと大切に想い返しててほっとできる一冊だった☺︎
    10代後半の時期って近くにいる大人とか環境の影響を大きく受ける大切な時期だなってすごく思った
    暴力を振るう実の父親がいなくなって、喧嘩ばかりの二番目の父もいなくなって、異父姉妹の妹とあんまりしっかりしてないお母さんとの3人暮らしって普通に考えたら可哀想、なんだけど、本人がそれを決して口に出さないところが印象に残ってる
    たしかに辛くても嫌でも、口に出してしまうことは認めることになるっていう気持ちは分かるなぁ、、

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    2021年06月03日
  • 生まれる森

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    ネタバレ

    『幸せにしたい思うことは、おそらく相手にとっても救いになる。けど、幸せにできるはずだと確信するのは、僕は傲慢だと思う』失恋した主人公にあてた言葉にグサッと来るものがあった。愛でもない、恋でもない、不毛な枷がある。そんな感情にちょっとだけ気付かされたような気がした。キクちゃんや雪生さんのような存在が欲しいと願ってしまった一冊。

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    2021年05月26日
  • イノセント

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    ネタバレ

    人間の汚い部分だとか、とても現実的に書かれていて。じわりと染み込んでくる暖かさもあり、比紗矢がこれから日常の中に幸せを感じる場面が増えていけばいいなと願わずにいられない







    【果てしない水平線を見つめながら、埋まらないのだと気付いた。胸に空いた空白はこれから先も埋まらない。いなくなった者の代わりなんているわけがない。違う人間なのだから。だから、埋まらないままでいいのだ。空いたままだって、生きられる。そうやって誰しも生きているのだと。】

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    2021年05月23日
  • あられもない祈り

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    ネタバレ

    どうせ劣化の速度なんて微々たる差だとあきらめて、それは、そっくりそのまま、自分自身への扱い方に通じている気がした。

    ぜんぶ自分が悪いだなんて、ぜんぶ自分が悪くないと言っているのと同じことだ。

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    2021年05月06日
  • イノセント

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    容姿が良くて、あまり努力もせずにモテる人生を歩んでいると、何か欠けた大人になってしまうのかもしれない。たいていの異性を口説き落とせ、さまざまな欲を発散できるから、無闇に手の届かない異性に踏み込まない。そういう空気を感じたらさっと引く。傷付くことに慣れていないから。でもそれは本当の愛を手に入れることができないということにつながると思う。

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    2021年05月04日
  • あられもない祈り

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    ネタバレ

    恋愛しているときの、辻褄が合わない感情と行動が溢れていて、思い出される後悔とか恐怖で読みながらじわじわと追い詰められる感じかしました。
    強くなりたい、でもそのままでも受け入れられてしまう。一方、わたしの葛藤が何故か私を安心させてくれました、悩むのは私だけではないと。

    「あなたが、どんなに私を追い詰めるようなことをしたって、それは追い詰められる私の問題であって、あなたのせいじゃない」

    自分が感情をコントロールできていないせいだって分かっているけど、苦しいんだよって気持ちだけでも伝わってほしい。そんな自分の幼稚さを見せられてはっとさせられた一文です。

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    2021年04月29日
  • あられもない祈り

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    ネタバレ

    「日本は、生きている人に厳しくて、死んだ人に優しい国ですね。私、テレビのニュースを見るたびに、そう思うんです。」

    こんな風に記憶が溶けてぬるく混じり合う文章が好きです

    どうしようもなく救われない恋の話。

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    2021年04月14日
  • 波打ち際の蛍

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    かつての恋人にDVをうけ、男性恐怖症になった麻由。ある日カウンセリングの相談室であった年上の蛍に惹かれていく物語。触れると拒否反応をしめす身体がリアルに表現されていて、胸が痛かった。蛍がただただ優しいのだけど元カノと会っちゃうあたりとか優しい人にはダメなところもあるね。幸せになりますように。

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    2021年03月11日
  • クローバー

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    ネタバレ

    島本さんの作品なことを忘れてしまうくらいピュアな恋愛小説だった。
    と思ったら雪村さん最後に痛かった。けど現実感がすごいなぁ。
    対照的な双子。
    華子と熊男、冬治と雪村さん。
    バランスのとれた一冊でした。

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    2021年03月04日
  • ファーストラヴ

    購入済み

    面白かった

    映画になったので原作を読んでみたくて読んでみたが思った以上にページをめくるのが楽しかった。
    すごく読みやすかった。

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    2021年02月20日