いとうせいこうの作品一覧
「いとうせいこう」の「見仏記」「志賀直哉『暗夜行路』を読む(文芸漫談コレクション)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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早稲田大学法学部卒。『ノーライフキング』、『想像ラジオ』、『鼻に挟み撃ち』など多数の作品を手がける。代表作の一つである『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞を受賞している。俳優・小説家など多彩な才能で各方面で活躍。
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Posted by ブクログ
もし、戦争が絶えず末法かと思わされる今の世界に諦念を抱いている人がいたら、読んで欲しい。
うわべだけではない誠実な文章から、人道を守ろうと諦めず活動する国境なき医師団の一人ひとりをリアルに感じ、その不屈の精神は、大げさでなく人類の希望だと感じた。
今この瞬間も非人道的な恐怖の中にいる人たちがいる。そんな酷い世界に対し、自分はどこかで諦めていたことにも気付かされ、反省させられた。
「良心というものが単純な善意だけで生まれ育たないのは確かで、それは何度も傷つけられ疑われて強くなる」というフレーズが響いた。
良心とは、善とは、悩みつつも出来ることをやり続ける姿に、普遍的な強いメッセージを感じた。
Posted by ブクログ
能はよくわからないと思っていた。
NHK教育で放送しているのを見たことはあったと思うけれども、当時は「ゆっくりとした歌と舞」という程度にしか受け取れず、チャンネルを変えていた。まず最初に能に興味を持ったのは、オードリー若林さんが世阿弥の能楽論『風姿花伝』をウッチャンナンチャンの南原清隆さんに勧められて読んだという話を聞いたところからだったと思う。『風姿花伝』はパラパラとめくっただけで、積ん読になっている。次は、いとうせいこうさんが能を現代語に訳し、それをさらに英語に訳す連載が『新潮』でされていると知ったときだった。その書籍化がこの本である。
能を「読むもの」「文学」として楽しむ、とは考えたこ