「国境なき医師団」をもっと見に行く ガザ、西岸地区、アンマン、南スーダン、日本

「国境なき医師団」をもっと見に行く ガザ、西岸地区、アンマン、南スーダン、日本

913円 (税込)

4pt

3.6

世界の矛盾が凝縮された場所――パレスチナ。そこで作家は何を見て、何を感じたのか?
同時代の「世界のリアル」を伝える傑作ルポルタージュ!

抗議デモで銃撃されるガザの若者たち、巨大な分離壁で囲まれたヨルダン川西岸地区、中東全域から紛争被害者が集まるアンマンの再建外科病院ーー。
「国境なき医師団」に同行して現地を訪ねた作家が、そこに生きる人たちの困難と希望を伝える好評シリーズ最新刊。

文庫版では、新たに「南スーダン編」「日本編」を追加。

「見つめるほうも、見つめられるほうも、その瞬間を生きている。戸惑いの中から漏れる言葉に吸い寄せられた。」
――武田砂鉄さん(ライター)

「いとうさんだからかけた、ニュースでは見えない人間のドラマ。最前線のリアルが立体的に伝わる一冊です。」
――白川優子さん(「国境なき医師団」看護師)

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「国境なき医師団」をもっと見に行く ガザ、西岸地区、アンマン、南スーダン、日本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月31日

    書店の新書コーナーに置かれているのをたまたま見つけて購入した本書。大変失礼ながら、いとうせいこうさんを存じておらず、今回はガザの話が気になり購入。

    「国境なき医師団(MSF)」については、世界各地の紛争地域などで医療活動を行っている団体であることは知っていたが、その理念や実際の活動内容、特に証言活...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月09日

    国境なき医師団という、ニュートラルである事にかなり気を遣っている組織を通しての現地ルポなので、変に偏向せず、一般人が本当に現地で抱く感情をそのまま伝えてくれている本だと思う。
    足や手がなかったり背後から撃たれたりがあまりにも普通すぎて感覚が麻痺してしまうが、そんな中でも普通に暮らしている子供たちを見...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月03日

    いとうせいこう(1961年~)氏は、早大法学部卒、ラッパー、タレント、小説家、作詞家等として幅広く活動するマルチ・クリエイター。『ボタニカル・ライフ 植物生活』で講談社エッセイ賞(1999年)、『想像ラジオ』で野間文芸新人賞(2013年)を受賞。近畿大学国際人文科学研究所客員教授。
    著者は、2016...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月11日

    後書きスペースまで本文ガッツリ412ページもあり、内容も結構重いので、一気読みしたら、少し疲れました。

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    Posted by ブクログ 2023年08月03日

    著者であるいとう氏が国境なき医師団(MSF)の活動地域に赴き、現地の様子や患者さんに聞いた話をまとめたもの。
    紛争・貧困問題など、あくまで「知識」として「聞いたことある」程度だった国や地域のリアルな様子がわかる。
    銃撃などで重症を負った方々のお話や、彼らをなんとか救おうと日々奮闘されるMSF関係者の...続きを読む

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