いとうせいこうの作品一覧
「いとうせいこう」の「見仏記」「日日是植物」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「いとうせいこう」の「見仏記」「日日是植物」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学法学部卒。『ノーライフキング』、『想像ラジオ』、『鼻に挟み撃ち』など多数の作品を手がける。代表作の一つである『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞を受賞している。俳優・小説家など多彩な才能で各方面で活躍。
Posted by ブクログ
ここ数年のうちに、ベランダ園芸家=ベランダーから、室内園芸家=ルーマーになったいとうさんの、植物にまつわる成功と失敗と苦悩と失敗と苦悩と失敗と苦悩(とときどき原発問題や気候変動)のはなし。家のなか密林化計画に思いを馳せ、つる性植物を壁じゅうに這わせようと画策し、多肉植物の寄せ植えがうまくいかずに「ダメな人間だ」と己を卑下し、本物のようなうそグリ(フェイクグリーン)にバグを起こして奇行に走り、植物の名前に混乱し、胡蝶蘭を自分で自分に贈り、死んだと思って打ち捨てた植物が蘇生したことに自然の力強さを感じ、床に点々と落ちた黒い塊を見てあおむしの存在を確信して、人間にとっても植物にとっても生きていくこと
Posted by ブクログ
以前、文芸誌で本書か東北モノローグを読んだ記憶がある。
いま急に読みたくなったのは、震災があった日が近づいていたからか。
地震や津波、液状化、孤立地帯、SOSの文字、遺体安置所、当時の記憶は色濃く残っている。でも、今より知識の少なかった私は原発のことをあまり理解できていなかった。
放射性プルームが降ったこと、そのことを知らずに地域の方は生きるために外出していたこと、食物への影響など、本書を読んで衝撃を受けたことが何個もあった。あまりに無知だった。
永井玲衣さんの解説がまたとても良かった。
歴史的な出来事は教科書に載るけれど、それによって小さい出来事に纏められてしまうことがある。語り手がいるこ