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Posted by ブクログ
解説を読んで、フェルナンド・ペソアについて少し辿ってみた。「異名」を沢山持つ詩人。
違った作者として、作品を作り上げることと、違った作者が翻訳家によって存在しない作品を読者の目の前に提示することにはやや隔たりがある。
けれど、物語を持つだけで書けなかった作者から、物語を吸収し文字として生み出した翻訳家と、それを解読する私がいれば、世界中のどんな物語も「存在し得る」可能性があるのだろう。
『想像ラジオ』では、存在しないはずの声を、存在しないDJが取り上げて、私に伝えようとする変わった作品だった。
その流れを受けているのだろう。
今度は世界からの声が届き始めたということか。
お気に入りは「あたし」。
猛烈なスコールで家に帰れないマレー人の「あたし」が、家族にも話せないような中国人との触れ合いを描いている。
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小説・文芸
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