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Posted by ブクログ
i started reading this without knowing what it’s about. realized half way through and i started crying the moment i found out because everything suddenly started to make sense. I’ll def read this again and again just to guess if each of the speaker in the book is dead or alive. great book to read in one or two days.
Posted by ブクログ
ずっと前に表紙とタイトルに惹かれて買っておいてあった本
東日本大震災に関連して書かれた本とは知らなかったので、今日読めてよかった
生きてると死を厳格に考えすぎてしまうけど、亡くなった人はもしかしたらこの本みたいにみんなでラジオを聞いてるんじゃないかくらいの気持ちになれたらすこしホッとした
作中でも亡くなった人の苦しみは生きてる人には理解できないと言っていたけれど、自分自身子供の頃大火傷をした時、痛いとか苦しいとか思ったのは治りだした頃だったからそういう瞬間はびっくりしてるだけかもしれないなと思うので、亡くなった人が全員痛かっただろうとか想像して新しい痛みをわざわざ作らなくていいと思う
Posted by ブクログ
3.11の被災地を舞台とした、震災「その後」の物語。
その後の物語と言っても「残された人々」の物語ではなく、「残してしまった人々」の物語。
「残してしまった人々の物語」と言っても、過去形ではなく現在形の物語。
現代の我々の生活は、死者達がいなければ無かった。
我々は死者たちによって生かされている。
この手の言い方は数多ある。
しかし、「それと同時に、死者たちもまた我々によって死者たらしめられ、生かされている」という目線は新鮮だった。
そうか、だから僕らは歴史から目を背けてはダメだし、死者たちからのメッセージにアンテナを立ててなければならないんだなあ。
レヴィ・ストロースによれば、世界中で歴史上様々な部族、文化が発見されてきたが、死者を弔うことをしない部族や文化は存在しないのだそうだ。人間が猿から分岐した理由は、言語を操るからでも、道具を使うからでもなく、死者とさえコミュニケーションできる能力によってなのである。それが人間のアイデンティティなのである。
我々現代人は、人間であると言えるであろうか。
この国は、また世界は、人間であることをやめようとしてはいまいか。
死者たちからのメッセージに耳をふさいで、我々はどこへ向かうのか。
…みたいな、なんかそういうことを、小説という形でオブラートでくるんで問題提起しているふりをしながら、確信犯的に、もうバッチリ露出しちゃってる小説。
そのバランス感覚と言語感覚、そして使命感に脱帽。
YouTubeで東京ブロンクス聞こうっと。
Posted by ブクログ
想像ラジオー、と言われても、というわけで脳内再生としては空耳アワーである。誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる、というわけで声も安斎さんである。
そんな安斎さんが死後の世界やらなんやら語るわけだけど、丹波センセイのように死後の世界を見た人ならいざ知らず、まぁよく分からんから死んだら無に帰す派の自分だけど、でも残った人のことをどこまで考えられているのかは分からず。でも大空襲で死んだ人たちの無念を想像するのだというくだりは妙に心に響いて戦争体験を語り継ぐというのもちょっと理解できたような気がして自分の死生観にも影響を与えたような気がするよ。さすが安斎さん。
Posted by ブクログ
高い杉の木のてっぺんからDJアークがお送りするのは、想像で受信するラジオ。
あの日突然に巻き込まれた人たち。気持ちの整理どころではないだろうな。離れ離れになってしまった大事な人をずっと心配しているんだろうな。いきなりそんな事になって、どうすればいいのかわかるわけない。そんな人たちが想像ラジオの周波数をキャッチします。
DJアークの語りもリスナーのメッセージも軽く明るく、ちょっと想像してみてよ、というフラットな雰囲気なのですが印象はどんどん変わり、複雑な気持ちにもなります。
ボランティアの葛藤については自分の無知さに頭をガツンとやられた気分でした。
ラジオだからモチロン曲も(想像で)かかるので、私もそれをBGMにしながら読みました。
Posted by ブクログ
「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聞こえるという、ラジオ番組。想像ラジオ。
DJアークは、妻と子と連絡がつかないことからラジオに乗せて、声を届けようとするが…。
東日本大震災をテーマにした小説だということは、情景描写から容易に想像がつく。
DJアークが津波で打ち上げられ、木に引っかかって亡くなっている状態であることも。
しかし、本人はそれが分からない。分からないから、第1章はこんなに呑気というか、飄々としているんだろう。
第5章では、はっきりと自分の置かれた状況に気づき、妻子からの連絡がないのは自分が死んでいるからと分かる。
リスナーも皆、死んでいるんだ。一部、聞こえる生者もいるけれど。
でも、想像することで、声が聞こえる。
聞きたかった人の声。
想像することで、生者の生活に死者は関与できる。
死者は、生者がいなくなれば、誰も思い出してくれなくなり、存在できなくなる。そんな関わり合う関係にある。
「経験したことないのに、軽々しく想像するな」という声もあるようだが、想像したらいい。
そうしないと、死者は存在しなくなってしまうから。
死者のことを無理に忘れる必要はない、悼む時間が必要だし、死者にもおそらく自分の状況を把握する時間、遺した家族の声を想像する時間が必要、気持ちを整理するには時間が必要だという話かな、と思った。
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小説・文芸
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