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小説・文芸
671円 (税込)
335円 (税込) 10月22日まで

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女性の体に嫌悪感を覚える元恋人の冠(かん)くん。冠くんと別れ、半ばやけでつき合った遊び人の藤野。今の恋人、大学生のせっちゃん…人を強く求めることのよろこびと苦しさを、女子高生の内面から鮮やかに描く群像新人賞優秀作の表題作と15歳のデビュー作他1篇を収録する、せつなくていとおしい、等身大の恋愛小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    シルエット
  • タイトルID
    :
    649609
  • 電子版発売日
    :
    2019年09月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「何ヶ月も何ヶ月も雨が降り続き、もしかしたらこのまま雨の中に閉じ込められるかもしれない。」
    冒頭が最近の天気とリンクしており、物語により深く入り込むことができました。
    島本先生の初期の作品とのことですが、みずみずしさに溢れていると共に、島本先生らしい闇の抱え方はすでに表現してされていると感じました。
    自分は「星のように離れて雨のように散った」を先に読みましたが、登場人物などはリンクしていませんが、シルエットのアンサー的な作品になっているように思いました。
    未読の方は、シルエット→星のように〜の順に読んでみてください。
    とてもおもしろかったです!

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

    島本さんが15〜17歳に書かれた3つの話が収録されてます。高校生でこの文章が書けるなんて、ほんと作家さんはすごい。少ない経験をすべてだと信じ、泣いて絶望したり、少しの希望を見つけて喜んだりする十代の危うい世界が恋愛を通して描かれています。

    0
    2025年02月20日

    Posted by ブクログ

    島本さんの本はそんなに読んでないけれど相性が良いのか、言葉がするすると流れていて気持ちがいい。

    シルエットの最後はなんとも言えない気持ちになる。
    あのときこうしていればと思っても、時間が経ち過ぎていることがほとんど。

    傷つくのも傷つけるのもこわくて
    もう恋から離れようとは思わないたのだろうか

    それでも落ちてしまうのが人の性か

    0
    2023年02月25日

    Posted by ブクログ

    はじめの存在に安心する。

    高校生のころのあれこれを、いろいろ思い出す。
    今は、大人だから、
    水や栄養を注ぎあって、どこにでも出かけたい。

    0
    2021年05月30日

    Posted by ブクログ

    講談社文庫から角川文庫での新装版。

    自分の中では、特別な一冊で。
    でも、ストーリー的なことを言うとモゴモゴしてしまうというか、要領の得ないものになってしまう。
    だから、どうして特別なのかを探しながら何度も読んでいるような気がする。

    新装版ということで、案の定買ってしまったのだけど、2018年の島本理生の「あとがき」というオマケ要素があって、なるほどと嬉しくなった。
    それがなくても、やっぱり買っていただろうけど。

    二つの、色合いの違う恋心。
    狂おしく好きだけど、触れることさえ叶わないという拒絶に耐えられなくて、ガリガリと削り取るしかなかった冠くんとの恋。
    触れることの中で、水が流れるように当たり前に、空気を吸うように当たり前に、そこにいることで日常になるせっちゃんとの恋。
    そんな二つの恋を味わいながら、高校生らしからぬ奔放さと、奔放さから離れた孤高ささえ持ち合わせる主人公が羨ましかったのかもしれない。

    17歳で書いたということに、納得する。
    稚拙さとかそういうのではなくて、主人公がいる世界を否応なく感じるからだ。
    上手く言えないけど、そこは「わたし」がいる世界なのだ。一人であっても、誰かがいても。
    でも、悲しいかな、今の自分には「わたし」だけがいる世界を描くことが出来なくなっている。
    「わたし」がいなくても、世界は回ることを知ってしまったと言うのだろうか……。
    それは、寂しささえ感じさせないことだった。

    レビューというより、思い入れになりました。
    しかも、分かりにくい思い入れ(笑)
    17歳がここに在り続けることに、文学というものに、感謝したい。

    0
    2018年04月29日

    Posted by ブクログ

    透明感があって、静かで、そして切ない感じがする3つの短編。
    それぞれ15才、16才、17才の時に書かれたものだそう。
    作品の中に、ブラッドベリ、宮沢賢治、ヴォネガット、カポーティ、といずれも短編の名手の作品が書かれているのも興味深い。

    0
    2024年03月21日

    Posted by ブクログ

    島本理生さんの作品。
    本当に大好きな人。でもその人は女性に触ることに嫌悪感があり、徐々にすれ違うようになる。
    のちに出会った彼の愛情に包まれて幸せなのに、昔の彼のことが心のどこかでは引っ掛かってる。
    お互いに今更近づけない感じ、想いの描き方、最後の彼の様子を聞いた時の感情の動きが、嘘っぽくなくてスッと入ってきた。

    0
    2023年02月08日

    Posted by ブクログ

    主人公の誰も報われる気がしないのはなぜ。mol-74を聴きたくなった。特に瞼。
    その人の口から語られることがなければ一生その出来事は日の目を見ることができない。それが相手を自分とは異なる人だと否応なく感じさせる。その通りだと思った。

    ところで17歳でこの作品を書く著者はどんな四半世紀を送ってきたの?単純に気になる。

    0
    2022年03月01日

    Posted by ブクログ

    とても綺麗な表現が多くて引き込まれた。
    心の雨の描写が特に印象的。
    書いた時の作者の年齢にびっくり。

    0
    2022年02月16日

    Posted by ブクログ

    目次
    ・シルエット
    ・植物たちの呼吸
    ・ヨル

    表題作を読んで、やっぱり彼女の才能はずぬけていたなあと思う。
    17歳の少女が書く恋愛小説で、きちんと家族を書いている。
    あなたと私、二人だけの世界では、ない。

    言葉で伝えるものと、体温のぬくもりが伝えるもの。
    感情で気になる人と、感覚で恋うる人。

    高校生がそこまで生々しい恋愛をするのか、という気もするが、作者が東京生まれの東京育ちということで納得。
    だってこれ、東京の高校生だなあって感じがすごくするもの。

    雪を見ると母に捨てられた時のことを思い出すという冠くんが長野に行くことを主人公は心配するけれど、この先の冠くんは穏やかに雪を見られるようになるんじゃないかな。
    冠くんのお母さんも。

    「植物たちの呼吸」は普通にショートショートとして面白かった。
    どんでん返しが面白いはずのショートショートでまさかのリドルストーリー。
    私は怖い結末を想像しましたが、さて…。

    「ヨル」の神谷くん、脳内イメージは「セトウツミ」の内海でした。
    神谷くんも何か昏いものを感じさせる存在でありながら、温かくもある。
    これ、15歳で書いたのか…。

    0
    2019年02月13日

シルエット の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    シルエット
  • タイトルID
    :
    649609
  • 電子版発売日
    :
    2019年09月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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