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Posted by ブクログ 2023年02月08日
島本理生さんの作品。
本当に大好きな人。でもその人は女性に触ることに嫌悪感があり、徐々にすれ違うようになる。
のちに出会った彼の愛情に包まれて幸せなのに、昔の彼のことが心のどこかでは引っ掛かってる。
お互いに今更近づけない感じ、想いの描き方、最後の彼の様子を聞いた時の感情の動きが、嘘っぽくなくてスッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月01日
主人公の誰も報われる気がしないのはなぜ。mol-74を聴きたくなった。特に瞼。
その人の口から語られることがなければ一生その出来事は日の目を見ることができない。それが相手を自分とは異なる人だと否応なく感じさせる。その通りだと思った。
ところで17歳でこの作品を書く著者はどんな四半世紀を送ってきたの...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月13日
目次
・シルエット
・植物たちの呼吸
・ヨル
表題作を読んで、やっぱり彼女の才能はずぬけていたなあと思う。
17歳の少女が書く恋愛小説で、きちんと家族を書いている。
あなたと私、二人だけの世界では、ない。
言葉で伝えるものと、体温のぬくもりが伝えるもの。
感情で気になる人と、感覚で恋うる人。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月28日
先日読んだアンソロジーで島本理生を知り、さっそくこの人の作品を読んでみた。代表作にナラタージュやファーストラヴがあるが、書き出しが印象的だったこの作品を選んだ。読んでいて、「あ、やっぱりこの人の文章すきだ」と何度も感じた。
あとがきに書かれている、「それでも時が経って振り返ったとき、この夜が世界の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月25日
島本さんの本はそんなに読んでないけれど相性が良いのか、言葉がするすると流れていて気持ちがいい。
シルエットの最後はなんとも言えない気持ちになる。
あのときこうしていればと思っても、時間が経ち過ぎていることがほとんど。
傷つくのも傷つけるのもこわくて
もう恋から離れようとは思わないたのだろうか
...続きを読む
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