島本理生のレビュー一覧

  • ファーストラヴ

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    ネタバレ

    臨床心理士の由紀の視点で、父親殺人容疑の環菜(アナウンサー志望の就活生)とその家族、夫の我聞とその血のつながらない弟迦葉との関係が描かれる。
    父を死に至らしめる事となった大元の原因は、画家である父親(血縁のない)の催すデッサン会のモデルを中学生の頃からさせられ、裸の男性モデルと背中合わせで"普段の10倍集中して観察する若い男たち"の視線に長時間晒されるという(立派な)性虐待と、その後の環菜の自傷行為にあった、というところに辿り着くのだが、そもそもその状況を作った元として、父親、母親其々の育ち、境遇などなど様々な環境も影響しているという所まで描かれるのは、臨床心理士目線ならではの感があった。

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    2026年10月06日
  • ノスタルジア

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    負のオーラとスピリチュアルと、ファンタジーみたいなカップル。
    っていうなかなかスパイシーな感想しか出てこない笑

    2026.10.02
    151

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    2026年10月02日
  • ノスタルジア

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    作家の紗文のマンションに母が殺人の勾留中に自死した青年・創が身を寄せることになる。2人の交流と過去と向き合う様子を綴った小説
    唐突に日本の性的なものが嫌だという例を謎に小出しにしてくる作家らしいところがあるのに引っ掛かりを感じたのと、大人なのに拗らせてる感があって読んでて疲れるところもあった
    創は純真かつカットモデルも頼まれるくらいのいい男として描かれており、性的な記述もあって、そういうのは女は対象にしたらダメだけど男ならいいのか?と疑問に感じた

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    2026年09月29日
  • ノスタルジア

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    大切な人がいなくなり5年、書けなくなった作家の紗文、母が犯罪者だった創が、二人一緒に暮らす事になる。過去とか親が心の奥底にあり、どうしたら救われたのかずっと考えながら生きている。そして大切な人が訪れたイギリスへ旅をし、死者との分岐に立ち会う。これが幻なのか不思議ではあるが、この出来事があり吹っ切れたのだと思う。心に残る小説。

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    2026年09月25日
  • 私の身体を生きる

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    いろんな人の性への考え方があって、理解できるものもあれば出来ないものもあった。
    自分の性に対する考えをもっと整理したいと思った。

    藤野可織さんの話は首がもげるほど共感できた。

    特に共感した部分。
    「私は自分が子どもを望んでいるのかどうかわからなかった。いくら考えてもわからなかった。私は体力がなくて、だいたい無気力で、まともな生活もできず、一般の人よりも劣っていると言う感覚があった。子供なんて産んでしまったら責任のある決定をたくさんしなければいけなくて大変だし面倒だし疲れるだろうと思った。」
    「私は、自分をコントロールできるということに振り回されていた。当たり前でありながら得難い素晴らしい権利に気持ちをぐちゃぐちゃにされ、一瞬ごとに子供がいてもいいと思ったりいたら終わりだと思ったりしていた。自分が情けなかった。」

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    2026年09月23日
  • はじめての

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    ◯だいたいの話を「へぇ〜」って、読んでたんだけど、宮部みゆきの「色違いのトランプ」だけは、よくわからなかった。
    結局、どうやって抜け出したの?どういう話になったの?がすごく気になる。
    「その後」は、書かれてたけど気になるのは助け出そうとした?時の話なんだけど。

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    2026年09月20日
  • ノスタルジア

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    ふーん、、難しい…
    なんかとても難しくて、理解があまりできなかった!
    2.3回読み直したら、違うのかなあ?
    モヤともせず、スッキリともせず!

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    2026年09月20日
  • はじめての

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    うーん、ちょっと企画に合わせた無理矢理感が、、、
    YOASOBI好きな娘に買った本。
    娘が全く興味を示さないので読んだが、ティーン向けかな。
    最後はちょっと笑えて感動した。

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    2026年09月11日
  • Red

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    長編の作品だったけど、2週間かからず読み終わった。
    やっぱり島本理生先生の作品は読みやすいなと思う。長編でも読む手が止まらなくて、気づいたらどんどん読み進めていた。

    塔子の気持ちは、分かるが半分、分からないが半分だった。
    ただ、無意識に「普通」を求めてしまうところは少し分かる気がした。

    私自身も、普通でいることで安心感を得ようとしているところがあると思う。
    だから、塔子の気持ちや選択を全部理解できるわけではないけど、そういう部分では少し自分と重なるところがあった。

    鞍田さんは、さすがだなと思った。
    なんというか、島本理生先生の作品に出てくる男性らしい男性だなと。
    こういう人を描くの、やっぱり上手だなと思う。

    官能的な描写が結構多めだったので、そこはちょっとだけ苦手だったかも。

    今回は星3.5くらい。
    島本理生先生の作品で大好きなものが他にもあるので、それと比べるとこのくらいかなという感じ。

    でも、長編なのに2週間かからず読み終えられたし、島本先生の文章の読みやすさや、登場人物の心の描き方はやっぱり好きだなと思った。

    映画も今度観てみたい。
    原作を読んだ今、映画ではどんなふうに描かれているのか気になる。

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    2026年09月10日
  • あなたの愛人の名前は

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    黒田さんがゆみさんのことを好きになるお話が良かった。島本さんらしくない、ストレートな愛情描写を感じたけど、どうだろう。それも一部なのかもしれないですね。

    好きなアーティストの歌詞が出てきてびっくりした。サカナクションのグッドバイから。

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    2026年09月09日
  • ノスタルジア

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    とても不思議なお話
    創と紗文は年齢は離れているけれど境遇がかなり似ているからか、紗文がどんなに大人として振る舞っていてもなんだか痛々しい共依存にしか見えなくて、、、

    2人の関係が妙に危なっかしいというか、いつかどちらかがスーッ…っと消えてなくなりそうな細々とした感じがヒヤヒヤした。

    所々、ファンタジー要素が入るのでちょっと???な部分もあるけど、そういうのもこの2人にしか分からない世界なんだろうな、と。

    紗文はたぶんモテるんだろうけど川名さんみたいな、生命力がしっかりしてる人間とはたぶん上手くいかないと思う。
    青野さんや創みたいな、いつの間にかふわふわと消えていきそうな生命力の薄そうな人間に惹かれるんだと思う。

    でも青野さんが抱えてた秘密が…衝撃的で…汗
    紗文は辛いだろうけれど前を向けてよかったと思う。
    ただ、創と紗文は離れてはくっついてを繰り返していきそうだなぁ〜

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    2026年09月07日
  • 夏の裁断

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    大人が生きる。時の流れで出会いがあり、出る日もあれば沈む日も含まれていて"大人が生きる"を感じることができた。自分の恋愛観とは違ったかな。あんまり共感できなかった。

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    2026年09月07日
  • 夜はおしまい

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    パラパラと手軽に読める本を探して手に取った1冊。
    ギリギリを生きているような女性たちの短編集。

    多くの人が何かしらの傷や業を背負って共に生きてるよな。
    サラりと読み終えたけれど刺さる言葉が沢山あった。

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    2026年08月30日
  • 一撃のお姫さま

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    この世の中にはいろいろな恋愛があるな。
    正解なんてない大人な恋愛を垣間見れた。


    ◾️心に残った文章

    頑張っていると知らず知らずのうちに自分のストレス食べているような時があるからね。
    美味しいもの食べて適度に休んで。

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    2026年08月25日
  • いつか、アジアの街角で

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    中島京子、桜庭一樹、島本理生、大島真寿美、宮下奈都、角田光代、
    という錚々たる作家によるアジアを絡めた短編集。どの小説もとても面白かった。
    最初の中島さんの短編で心つかまれ、
    桜庭さんの主人公たちの長編が読みたくなり、
    島本さんの話に一気に引き込まれ、
    大島さんの登場人物たちのような関係がつくれたらとうらやましく思い、
    子供がつらい目にあう小説が苦手なのでなかなか読めなかった宮下さんの話はとても良くて、
    角田さんの小説で猫村に行きたくなった。

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    2026年08月25日
  • ノスタルジア

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    書けなくなった作家の元へ、殺人を犯し自死してしまった母親をもつ創がやってくる。複雑な過去をもつ紗文。「愛とは、なにか、一瞬の点滅のような、常に失われていく、ノスタルジアのようなものかもしれません」。

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    2026年08月24日
  • ノスタルジア

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    長い時間をかけて乗り越えたんだ。最後まで読んで主人公に『乗り越えることができてよかったね』と声をかけたくなった。

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    2026年08月23日
  • 2020年の恋人たち

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    やっぱり島本さんのどの作品も、描く男女の会話の空気感がすごく好きで心地良くて、じんわりと広がっていく感じがたまらない。

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    2026年08月23日
  • ナラタージュ

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    ネタバレ

    先生は本当に奥さんのことを泉より好きだったのだろうか。奥さんに対して、愛情よりも、これまでの2人の人生への責任が強くある印象。私は、物語の中に奥さんを選ぶ決定的な理由を見つけられなかったし、泉を選んではいけない理由も同様に見つけられなかった。ここまで弄んだのに、と思ってしまった。

    でも、泉と葉山先生が結ばれていたとしても、幸せになれなかっただろうな。先生は奥さんへの罪悪感を抱えていただろうし、泉も「自分のために先生がそれまでの人生を捨てた」という重さを背負うことになると、それはそれでまた苦しい。長くは続かなさそう。

    小野くんの豹変も印象に残った。泉を傷つけることでしか自分のプライドを守れなくなったのかな。3人とも、相手の気持ちは自分の思い通りにはならないということに苦しんでいたように思う。好きだから一緒になれるわけではないという、ままならなさが強く残った。

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    2026年08月22日
  • ナラタージュ

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    お互い未練を引きずりがちな2人の描画が長く続く印象で、読んでいて少し退屈に感じる事もあった
    挫折や葛藤をしつつ日常は平常心を保っているように過ごす事は大なり小なり皆そうやって生きているんだろうな

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    2026年08月20日