島本理生のレビュー一覧

  • リトル・バイ・リトル

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    高校卒業後アルバイトをしながら、母親と小学2年生の異父妹と3人で暮らしているふみ。習字の先生である柳さんや、母親の紹介で知り合った周などと触れ合いながら過ぎていく優しい時間を描いた作品。
    優しくて温かい気持ちになれる作品でした。
    登場人物それぞれが魅力的で、こんな世界に生きていたら良いだろうな、と感じました。
    個人的には周のお姉さんが好きだったな。

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    2011年02月06日
  • 一撃のお姫さま

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    キャッチーな表題だから聴きながら歩くとちょうどいいだろうとAudibleで。
    5編全て、温度差があるけどそれぞれに刺さる内容があった。女性の生活とか醸し出す言葉。
    「Good Breath you」は年の差の恋愛の分にはピンと来なかったけど、ちょっと別の意味でもっと長編で読みたかった。宗教2世と親との確執。もっと先をと、思ったかな。
    「家での庭」がよかったな。義母も嫁も旦那様も優しくて。。「そういうこともある」と理解してくれる人がいるだけで、生きやすくなるしその人も生きやすい。
    で、タイトルの一撃のお姫様。依存させることに依存している世界。ホストクラブや女風とか解らないし、私から見たら遠い場所

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    2026年04月11日
  • ナラタージュ

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    3冊目の島本理生。女子大学生と高校教師との恋の話。題名は映画で主人公の回想シーンを主体として過去を語ることで物語を構成する手法らしいが、よくわからなかった。

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    2026年04月10日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    落ち込んだ気持ちにおやつがご褒美となる、そんな6人の作家さんのアンソロジー。
    おやつっていいよね!と思わされる。
    淡々とした同級生と踊り場で食べるおやつの話、
    両親を亡くした中学生の女の子がマーマレードジャムに癒される話がとても良かった!

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    2026年04月10日
  • 憐憫

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    やはり、島本理生さんの文章が好き。
    主人公が見ている姿と、本当の彼の姿は隠されている。と言うより主人公には見えていない、見ようとしていなかった。
    表面だけの関係がいい時もある。
    全てを知ることが善ではない。
    今の主人公に必要なことを知っていて、必要な心の支えがあることで、新たな自分を作り出せる。

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    2026年04月08日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    みんな何かを抱えて生きている。
    どうしようもないけれど…悩んだりしながらも生活していくわけで、それでもいつの間にか状況は変化していくのだと。
    そのときのご褒美は、きっといつまでも心に残るものなのかもしれない。
    どの作品も作家の特徴がよく出ている。

    「楽園の代わりのカッサータ」島本理生〜妻子ある相手と伊豆の山奥のホテルで。

    「ファースト・アンド・オンリー」織守きょうや〜忘れられない同級生と屋上前の踊り場でお弁当。

    「春とマーマレード」友井羊〜果樹が生い茂る瀬戸内海の島で叔父と。

    「アンパッサン」畑野智美〜卒業するメンバーと取り組む最後の仕事で。

    「ドーナツ息子」名取佐和子〜幼い日の息子

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    2026年04月08日
  • ファーストラヴ

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    人生で受ける初めての愛情。それがファーストラヴ。為し手によって、それはカタチを変えて受け手の人生に大きな影響を及ぼしてしまう。そんなメッセージを受け取った。…可もなく不可もなく、評価は3に落ち着いたが、女性ならもっと共感できる作品だと思う。

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    2026年04月07日
  • あなたの愛人の名前は

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    勝手ながら破滅型の女性が出てくると思い込んでいましたが、恋愛をして強くはばたく女性の話でした。以前の作風より好きです。

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    2026年04月07日
  • 二周目の恋

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    恋愛小説アンソロジー
    一穂ミチさんが好きだから買ったやつ。やっぱり一穂ミチさんのカーマンライン最高だった。辛い…。
    遠田潤子さんのやつが恋愛というか、まぁ恋愛なんだけどトラウマ刺激系で顔を顰めながら読んだ。どれも良かった

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    2026年04月06日
  • ファーストラヴ

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    想像以下だった、、、?つまらなくはなかったし、引き込まれたけど、とりあえず名前が読みづらいし、主人公って絶対可愛くて細い女の人なんだよなぁ。
    我聞さんみたいな人っているの?汗

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    2026年04月03日
  • 一撃のお姫さま

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    特に何もない感じの本だけど、ホストクラブには近寄らないようにしようという教訓にはなった。
    触る、触らない、に対し、こちらに選択権があるのはいいね。

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    2026年04月02日
  • 憐憫

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    読み終えた後に“憐憫”の意味を調べてみた。意味が分かるとまた違った思考で考察をする事ができる。私は、沙良と柏木はお互いがお互いを哀れみ同情し合っている気がした。そして2章目は、比奈が柏木の第一印象で若干の哀れみを感じ、比奈は自分自身を哀れんでいる。“憐憫”の意味を知る前と知った後で作品の印象が変わる面白さを感じた。

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    2026年03月31日
  • イノセント

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    今、コーラス仲間で本の貸し借りをしている。
    そのうちの一冊

    ふーんと思いながら読み始めて
    とにかく早く読み終わろうと思ってたら
    突然舞台が酒田になった。
    とにかく、それだけ。
    音楽業界から消えたギタリスト
    若いシンガーソングライターのモデルさん
    一度人生から落ちこぼれたギタリストとのこのやり取りはあまり心を惹かれなかった。

    ただ舞台が酒田
    それが何か作品に多大な影響を受けているわけではないけど
    うっすらと山の存在が出てくるのがおそらく鳥海山と思われるので、それだけは嬉しかった。

    なぜ酒田を選んだのかわからないけど
    都心としっかり離れている距離感がいろんなことを示唆しているのだろうか。

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    2026年03月30日
  • ファーストラヴ

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    ネタバレ

    薄くまとわりつく様な不快感をずっと感じました。でもこの不快感が環菜が小学生の頃に裸の男の隣で父親のデッサン会のモデルをやらされていた頃から感じていた、自分に対する男の人の性的な視線の不快さから来ているのかと思うと苦しい気持ちになります。直接の性的な行為ではなくとも、性的な視線に晒されるという性的虐待の経験が環菜の人格形成に大きな影響を与える程のトラウマになっていたんだなと思いました。親には自分の苦しみを分かってもらえないということを彼女が悟らざるを得なかった結果起こった事件かと思うとやるせないです。

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    2026年03月29日
  • 一撃のお姫さま

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    島本理生作品を読んでいると、高潔な気持ちになるというか、冬の朝に綺麗に仕立てられたワンピースとコートを着て背筋を伸ばして歩いてる感覚になるというか、きれいな気持ちになれるところが好きだ。女性は傷つけられていると思えるところが好きだ。ただ、それに大きく声を上げず、ざらりとした感触として心の中に閉じ込める感じの女性たちが苦手だ。

    ただ今回驚いたのは、島本作品の女性たちが年下やホストに恋してる!ってところ。前作で年上との恋愛に終止符を打ったのかな。衝撃だった…。

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    2026年03月26日
  • はじめての

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    こんな著名な作家たちのアンソロジーがあったんだ…!と思わず手に取った。
    SFというか、不思議な世界観の話が多かったけど、それぞれの作家の味があって中々楽しめた。

    みんなの感想を読んで、YOASOBIとのコラボということを知った。調べたら全て聞いたことある曲でびっくり。MVを見て、小説通り…!素敵…!となった。YOASOBIってすごい。

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    2026年03月22日
  • ご本、出しときますね?

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    あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
    こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。

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    2026年03月21日
  • 憐憫

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    幸せをつかんでいるはずなのに
    ふらっととんでっていってしまいそうな不安定さ
    ひとはよわいってことを改めて教えられる作品だった

    真実をしってもずっと続けばいいのにとどこかで願ってしまう
    そんな物語だった

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    2026年03月20日
  • ご本、出しときますね?

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    ネタバレ

    作家から入るのも良いものですなぁ。本を読んでみたくなった作家さんは村田沙耶香さん、海猫沢めろんさん、中村航さん、光浦靖子さんの4人。セクハラに寛容な村田さんは、だいぶん変な人ですね。角田さんは今までのエッセイからは分からなかった愛らしさで、見る目が変わりました。ズキュンときます。番組は終わってしまったようですが、一度くらい観てみたかった。若林さんの表紙につられましたが(そもそも若林さんが読書家だとは、初耳)予想外に良い本でした。

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    2026年03月18日
  • 憐憫

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    憐憫とは
    「他人の不幸や苦しみを気の毒に思い、同情や哀れみの情を抱くこと」
    読めるし聞いたことはあるけど、自分では発したことがないコトバのタイトルに惹かれて購入。
    恋愛というよりは、家族への不信感から全てにおいて満たされず、周りに認められたい感情にも自らも気付けていない主人公の人間として幸せになるための通過点の部分の物語だと思った。
    「そのままの自分を受け入れてくれる」人や場所は、通常一番身近な家族がほとんどであるけど、主人公の沙良も不倫相手の柏木もそうではなかったから、お互いに穴埋めするように一緒に居たのだろう。
    自分達でも一緒にいる意味が理解できずに、つい恋人のようなことをぶつけてしまいや

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    2026年03月17日