島本理生のレビュー一覧

  • 一撃のお姫さま

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    島本理生さんの作品は初めて読みました。

    女子らしいは破茶滅茶な恋のお話なのかと思っていたら、もっと日々の感情とかというか小さな意見を煮詰めた作品だと感じました。恋愛小説とまとめていいのかと考えさせられる。

    家出の庭が1番好きでした。

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    2025年11月24日
  • ナラタージュ

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    1人の人をここまで愛せるなんて羨ましい。恋愛でこんなに涙を流したり夜中に飛び出したり一日中歩き続けたり‥でもお互い愛し合っているとわかっているのに一緒にならないところがもどかしい。どちらかといえば小野くんと付き合っていた時の泉と自分が重なる部分があって切ない気持ちになった。柚子ちゃんの存在は最初から何かキーになるんだろうと思っていたけれど意外な展開で驚いた。葉山先生の奥さんのことも含めて恋愛だけでなく人間の生死も考えさせられた。結婚して落ち着いたら生活を送る今の私とはかけ離れた話で面白かったが少し冷めた目で見てしまった。

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    2025年11月20日
  • ナラタージュ

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    ビターな恋愛小説でした。周囲の人物の心の機微がとても繊細に描かれていて、感無量という感想です。客観的に見ると歳の差があり、お互いに恋人や妻がいるにもかかわらず、不貞を働いているというあまり共感できそうにない状況でも、そこに至るまでの心の動きに感動しました。泉は最後、就職して結婚することになり、葉山先生を含めた友人とも疎遠になっていくのだが、それでもお互いが想い続けているという人生の美しさと儚さを感じました。

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    2025年11月18日
  • 天使は見えないから、描かない

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    叔父との恋愛、世間一般的に認められるものではないし、私も実際に起きたら嫌悪感を抱くであろうけど「気持ち悪いことが、なんで、駄目なの?」「あなたの、気持ち悪い、が、私にとっては幸福だから」この一連の永遠子の言葉がすごく印象的だった。私は銀のフォークでもそうだったけど、島本さんの心理描写が本当に好きです。

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    2025年11月10日
  • あなたの愛人の名前は

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    島本さんの作品を読ませていただくのはかなり久しぶり。
    恋愛のお話を読みたくて思いついたのが島本さんでした。
    ちょっと心が苦しくなる男女のお話。
    恋愛とか人を好きになるってすごくややこしいなぁって感じました。
    人を好きになるのはどうしようもないし、同時に色々な人を好きになるけど、順番とかないし、好きな理由も違うし、恋愛もあれば、恋愛じゃないけど好きになることもある。
    ひとつひとつの『好き』という気持ちには確かに違いがあるけど境界があるわけでもないし、濃淡もその時その時の気持ちによって変わってくる。
    不倫や浮気はダメやと思うけど...。
    そんな自分の気持ちを解説してくれてるようなお話が多かったです

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    2025年11月07日
  • 天使は見えないから、描かない

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    久しぶりの島本理生さん。
    18歳年上の叔父の遼一と姪の永遠子の葛藤がとても丁寧に描かれていて。
    最初は戸惑いがあって、理解が到底及ばない範疇だったけれど、ページを繰る手が止められなかったのも事実。夫との関係や親友の萌さんとのやりとりから新しい人間関係まで深くえぐっていく様にひきこまれるようにして読んだ。根底にある遼一さんの覚悟も、弁護士の仕事を通して強い女性である永遠子の弱さも親との関係も読み進めるうちにどんどんのめり込んでいったように思う。
    ハッピーエンドという章題は個人的にはいただけなかったなぁ。ふたりの行方を最後までドキドキしながら見守りたかった。

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    2025年11月03日
  • 2020年の恋人たち

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    島本さんのはすごく読みやすい。
    瀬名さんがもっと絡んでくるかと思っただけに、少し意外な展開だった。
    次々とやってくる男性に、ありえる?とは思いつつ
    なんだか切なくて、自分も同じ恋愛をしているような感覚になった。
    島本さんは描写がとても余韻があるというか、はっきり書かれていて想像しやすいのにどこか切なさが香ってくる不思議な作品だなと思う。

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    2025年11月02日
  • 星のように離れて雨のように散った

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    お互いに好き合っているのに、核の部分を見つめずに、避けるからこそすれ違いというものが生まれる。私もそういう経験をしたからこそ、心が痛くなった。亜紀君のような彼と付き合った経験があるから、重ね合わせて当時の心情を思い出し、涙してしまった…。

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    2025年11月01日
  • ナラタージュ

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    苦しすぎる、本当に胸が痛くなった。私も教師を好きになったことがあり、またそれとは別に既婚者を好きになったことがある、そういうの全てを思い出してしまって読みたくないと思う瞬間が何度もあった。泉の気持ちがずっと痛いほど分かって苦しかった。自分が理解できないことは生きていたら何度も起こる、私たちはたとえ納得できなくてもそれを飲み込んで進んでいくしかないんだと思った。
    島本理生さんの小説はやっぱり好きだなと思う。刺さるフレーズを自然に生み出しているような印象。

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    2025年10月30日
  • 私の身体を生きる

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    いろんな視点、テイストがあって面白かった。『てんでばらばら』がお気に入り。
    しかし性被害者の多さよ。加害者が多すぎるし許されすぎてる。やめてくれマジで。『女であることを喜びながらも、女であることによる気持ちの悪い経験を排除していきたい』。マジそれな。

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    2025年10月28日
  • 天使は見えないから、描かない

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    ネタバレ

    一気読み。
    叔父と姪の恋愛はまったく想像がつかないけど、本人たちの迷いや戸惑いはうまく伝わってきて、永遠子は思い浮かばないけど、遼一はトヨエツかな、と思ったりした。

    親も(まあここの親は酷い親だけど)捨てて、世間がどう言おうと一緒にいたいとお互いに思えればそれはそれで幸せだし、何もいらない、となるのかもしれない。そしてラストだよね。この小説の肝は。ここで泣かされるとは思わなかった。
    萌にわかってもらえたらじゅうぶんなんだよね永遠子は。

    ハッピーエンドなんていう章にしちゃってるからなんだよ、と思ったけどたしかに。ハッピーエンドでした。

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    2025年10月27日
  • はじめての

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    しばらくぶりに、やっと本を読み終えた。そんな今の私に、ぴったりの本だった。今度ははじめて..じゃなくなるけど、また、出会えるよね?

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    2025年10月27日
  • Red

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    ネタバレ

     面白かったです。

     最後はどうなるのかと、少しハラハラしながら読みました。小さい子供がいるので、塔子の辛さが痛いほど分かりました。夫の言動は終始イライラさせられ、最後まで結局、根本的な改善は認められなかったので、きっぱり別れて欲しかったです。

     島本さん作品、面白いです。
    少しずつコンプリート目指していきます。

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    2025年10月21日
  • 私の身体を生きる

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    女性作家の自身の身体にまつわるエッセイ集。特に30,40代の今人気の作家さんたちだけを集めたというのが面白い。自身の身長について書かれている方もいたが、自ずと性にまつわる話が多かった。

    個人的に感動したのは村田沙耶香さんと能町みね子さん。こちらの感想で、女性なのに自慰について書かれている方が多くて引いた、という感想が少なくないのは正直ちょっと残念だなと思った。村田沙耶香さんは幼少期から行っていた自慰について、いやらしいものという周囲との認識の差に未だに慣れない、ということを書かれていたのだが、子供の頃の自分の王国という表現でその感覚について本当に美しい描写をされており、涙が出そうなほど感動し

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    2025年10月20日
  • Red

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    01|感想
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    いや~~~濃密。とにかく息が詰まるほど濃かったです。文字で映像を浮かび上がらせる表現力と構成力の高さに脱帽です。全体を通して、主人公よりも夫や姑の感情描写に共感しました。夫〜私は分かるよ、経験と学習がないだけなんだよね。官能描写が刺激的すぎて読みが滞る部分ありましたが、読んで良かったと思います。

    性描写もそうですが、いたる箇所で巧さが際立っていました。

    仕事を始めたというのに、夫が体を求めて来たので、仕事で疲れてるからと拒むと、「男みたいなこと言うんだな」と呟いた夫に対しては、「心臓がまた少し水分を失って固くなった気がした」

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    2025年10月13日
  • Red

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    映画見てからの原作でした!
    島本さんの本は3冊目で、やはり大人の女性目線の恋愛を描くのがうまいなーと。

    島本さんの描く男性って、本当魅力的なんですよね。めちゃくちゃリアルに想像できて惹かれてしまう。こういうのは女性作家さんならではだなと。

    扱っているテーマやざっくりのストーリーラインは、割と定番なものなのに、人物の描き方が上手くてつい先が気になる。鞍田さんも小鷹さんも、夫の真も、なぜ惹かれるのか、何に惹かれるのか、惹かれないけどなぜ選ぶのかが手を取るようにわかる。うんうん、わかるわかると頷きながら読んだ。

    恋愛不足の時には島本さんの小説を読みたい。夢物語ではなく、現実の延長の先にある理想

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    2025年10月07日
  • はじめての

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    豪華なメンツ❤見つけた瞬間こりゃ読むしかない!って思って読んでみた。
    しかもこの本を元にYOASOBIが曲を作っていると。ぜっっったいこの本を読み終わったあとに、YouTubeでMV観ながら聞いて欲しい。歌詞だけ見ても、小説を読んだあとでは薄っぺらく感じちゃうので。

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    2025年10月05日
  • 生まれる森

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    あとがきと解説を読んで、未消化の部分がようやく言語化された。
    とても繊細で、複雑な感情の描写が多いけれど解説にもある通り「無垢」な作品なのだと思う。
    これを読んだ僕は女性心理という森にて迷子になってしまい、女心を理解しようなど身の程知らずと感じた。

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    2025年10月03日
  • 2020年の恋人たち

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    事故死した母のワインバーを継いだ主人公と彼女を取り巻く男性たちとの人間模様を描いた作品。初めての島本さん作品だったので、どんな話なのか分からないまま読み進めていたが、途中から作中に登場する芹さんのような気持ちで主人公の恋愛を俯瞰して見ていた。好みの作品ではないけど、主人公の背景や性格、それに惹かれる男性たちの描写が非常にリアルなので、技量の高い作家さんだと思う。他の作品も読んでみたい。

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    2025年09月27日
  • はじめての

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    思春期の学生に向けた小説というのがテーマかとは思いますが、短編の中に見事に作者の色が見えて面白かったです。

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    2025年09月22日