島本理生のレビュー一覧

  • ファーストラヴ

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    想像できるその先の暗さや濁りが巧妙に描かれていた。自分にとっての当たり前は他人から見ると異様なものかもしれない。信じるとは何なのか。少女が抱える孤独も少女は本当の意味で気づいていなかったのかもしれない。自己の形成は多面的な関係や出来事の平均から成り立っていることを改めて痛感した。我聞さんいい男すぎる。

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    2026年02月14日
  • ファーストラヴ

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    ネタバレ

     映画の広告を見て興味があったので読んでみました。
    最初は主人公の母親との関わり方に親近感を覚え、何となく感情移入できそうだなと思っていたのにがっつり裏切られた。過去のこととはいえ突然奔放になる主人公にドン引き、キラキラ神展開で置き去りにされた。これが恋愛小説か。なんだろう、この理由でそこまで奔放になれるか?? と疑問がぬぐえない。その微妙な感じが「家庭内で行われることがどれくらいのことなのか」というこの作品のテーマにもかかわってくるのかもしれないけれど、とりあえず親近感は吹っ飛んだ。夜通しで読んだせいかもしれないけれど、主人公が問題意識をもって自ら変わったというより付き合う男という外的要因で

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    2026年02月10日
  • ファーストラヴ

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    面白くて一気に読みました。
    恋愛小説なのかな〜って軽い気持ちで読み始めたら、ん?重いぞ?となり、ページをめくる手が止まりませんでした。読み進めるにつれて分かっていく環菜と由紀の過去。我聞さんが環菜と迦葉の関係に気づいてた、最後のやりとりも素敵で余韻がありました。

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    2026年02月08日
  • 天使は見えないから、描かない

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    久しぶりにこういうお話に出会った
    ハラハラ・ドキドキ・ヒリヒリしながら読み終えた
    ハッピーエンドは虎太郎君かと・・・
    そういうエンドね
    エンドの続きも読んでみたい

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    2026年02月07日
  • 波打ち際の蛍

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    4.0/5.0

    島本理生さんの文章からはいつも、ひりつくような痛みがずきずきと伝わってくる。
    人と世界の距離感が絶妙で儚い。

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    2026年02月06日
  • 生まれる森

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    島本理生ほんとうに大好き
    ナラタージュ面白すぎて一日中持ち歩いて読んだからずっと読みたいと思っててやっと読めたー
    引きずってる過去に戻らないでその気持ちを持ち続けたまま生きるところが本当にすき
    前向きになれるし苦しさも痛いほど伝わってひきこまれる

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    2026年02月05日
  • ナラタージュ

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    良かったなあ、と思う自分が不思議だった。すでに焼けるように熱いまぶたの奥には涙が溜まっていて悲しくないと言えば嘘になるのに。

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    2026年02月02日
  • よだかの片想い

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    初めて読む著者の作品。生まれつき顔にあざがある24歳の女性が主人公である。 恋愛を通して、自分の中で大切にしているものや強さが際立っていく過程が描かれている。 外見よりも内面に深く向き合うことを感じさせる小説だった。 一方で、最近目にした、整形によって人生が前向きになった人々のインタビューに妙に納得したことも思い出した。 外見が内面に与える影響について、深く考えさせられる。

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    2026年01月31日
  • 一撃のお姫さま

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    少し事情ありの女性たちが
    主人公の短編集
    どの話も好きだった!

    God breath youと一撃のお姫さまは
    どんな終わり方をするんだろうと
    ハラハラしてたけど、
    爽やかな終わり方でホッとした〜

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    2026年01月26日
  • Red

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    読み始めは内容に共感できることが少なく島本さんの本ってこんな感じだったっけ?と思ってしまいましたが本音の心情が他者を通して徐々に顕になってくるところから物語の世界に没頭してました。自分からだと気づくことが難しいことでも他者を通して見えるものがあるんだなと感じました。
    読み応えがありました。

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    2026年01月24日
  • 一撃のお姫さま

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    ネタバレ

    久しぶりの島本さん。
    短編集はとても読みやすかった。
    以前読んだ作品は、若い女性の思い詰めた感情に心が抉られた気がしたけど、この短編集は心の傷みの描き方がじんわりと効いて、寄り添う人や時間があって、優しく包まれる気がした。

    義母が発達障害を抱えていると気付く『家出の庭』が一番好きだ。
    お義母さんも主人公の葉子も夫の春斗も、ただ相手の事を純粋に思える気持ちに打算がなくて、うらやましくなって、じんわり涙が出た。

    『God breath you 』は大学教員の40歳女性が偶然知り合った若い男性と深い仲になる話。2人の仲が進展するきっかけに宗教が絡む。カソリック系の女子大で近現代のキリスト教文学

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    2026年01月21日
  • ナラタージュ

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    内容自体は別に難しくないんだけど、読み手の読むタイミング次第でとてもいい作品にもなるし、そこまでの作品になるような、何とも説明しづらい作品。
    物語にぐっと入り込めたら、主人公に感情移入出来れば最高に面白い作品になる気がします。
    重い作品が読みたいときにオススメかも。

    こうゆう作品、恋愛小説に多い気がする。
    少し寝かして、再読する予定。

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    2026年01月19日
  • 二周目の恋

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    群を抜いて一番面白かったのは
    「深夜のスパチュラ」

    手先不器用&料理苦手族の方は大共感してくれると思う笑。

    双子の「兄弟以上恋人未満」の話だったり
    同性愛の話もあったりするので
    単調な「純粋な異性愛」の話だけじゃないのもおすすめポイント。

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    2026年01月18日
  • はじめての

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    ネタバレ

    いやーすぐ読み終わってしまった。
    なんというかなんでこんなタイトルなんだろう?と思っていたYOASOBIのある四曲がスッキリした気がする。
    一個目は「ミスター」の原作。アンドロイドが大量に生産されて、それでいて生活を助けるあるアンドロイドが持ち主の命令を聞いて、最後の命令を聞いてアンドロイドだけ逃げ出すっていう。どうやらそのアンドロイドとある研究者とで文通をしてるんだけど、そのある研究者が驚きの正体。
    二個目は「夜のまにまに」の原作。自殺するために遠くの街まで片道分しか切符を買わずに電車に乗ったけど、夜の海に惹かれて切符の最終地点まで行かずに降りちゃう。そこで出会った女の子に自殺を止められて、

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    2026年01月18日
  • あなたの愛人の名前は

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    初めて島本理生さんの小説を読みました。
    大人の恋愛についての内容でしたが登場人物に
    共感する気持ちもあって切なくてそして
    読みやすかったです。

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    2026年01月17日
  • 一撃のお姫さま

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    色んな女性目線の短編。

    表題作の一撃のお姫様も面白かったけど、家出の庭も良かったなぁ

    ただ全部通して思ったのはやっぱり恋愛ってめんどいなぁと。
    体の関係とかもめんどいなぁって
    なんか女が求めてる関係性と男が求めてる関係性ってズレてて。
    それが合う人と出会う道のりですらめんどいなぁ

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    2026年01月16日
  • 天使は見えないから、描かない

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    結婚したがうまくいかず、前から好きな叔父と関係を持つ弁護士。

    近親相姦の是非のかなり深い所や、人を好きになることを哲学的に考えさせられる。ストーリーそのものは面白いかはビミョーだが嫌いじゃない

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    2026年01月13日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • ファーストラヴ

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    面白くてすぐに読み終わってしまった。正直題名のファーストラブが意味するところが掴みきれなかったのでもう一度読み直したいと思った。
    とにかく、我聞さんが良い人すぎる。環菜にまつわる話も全体として丁寧に描かれていて惹かれるものがあるけれど、語り手である由紀の大学時代の話に特に惹かれた。題名と、今まで読んできた島本理生作品から恋愛小説だと思って開いてみたのでそれなりの衝撃はあったけれど、読みやすくてすぐに引き込まれてしまった。愛について考えさせられる。

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    2026年01月11日
  • Red

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    島本先生のお話は、読むのはこれで4冊目になりました。主人公の家庭環境、年上の男性の存在、などがどの本にも共通して出てくるキーワードがあり、作者の方が強く伝えたいと考えていたり、自身の中で整理したい事柄なのかなと感じました。

    本書も、一筋縄ではいかない内容で「そっちに行ったら駄目だよ。」「それは引かれるから。」と登場人物にツッコミを入れ、「一体次のページではどうなっているんだ?」とはらはらしながら、ページを捲りました。恋愛は、矛盾の思考や言動、自身の醜さの晒し合いの連続だと本書を読んで感じました。登場人物達ほど、極端な言動ではないかも知れないけれど、恋愛において、誰もが感じたり経験したりしたこ

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    2026年01月10日