島本理生のレビュー一覧

  • クローバー

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    魅力的な登場人物ばかりで、最後まで楽しんで読みました。島本理生さんの比喩表現も好きでした。

    「沈黙をお菓子の生地のように薄く伸ばして広げる作業」

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    2025年08月23日
  • 私の身体を生きる

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    出産入院中に読むか〜と購入。
    スカート履くのが嫌で泣いてた自分が出産か〜、、、という気持ちにマッチするエッセイがいくつか。

    自意識についてがテーマなので当然っちゃ当然なんだが、「こういう私、どう?」が何気ない振りして3日目の経血くらい滲んでる文章も結構あったなかで、(そのヤンキーという修飾語いるか?みたいな)藤原麻里奈、すごすぎる。
    女を捨ててるのに"女なのに"のリングの中で評価されることに気持ちよさを感じる、ってところ、こんな素直に自分の欲求捉えられるのすごすぎる。(2回目)
    自分も自分しか見ないような日記ですらすぐ滲ませちゃうので、ああいう文章を書けるようになりたい。

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    2025年08月20日
  • 私の身体を生きる

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    このくらい、身体とは何かを強く感じ、自分自身の身体を感じる本が私にはひつようだった

    リレー形式ならでは、最後の方、「私の身体を生きる」ってなんやねんって議論が進展していくのが最高だった

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    2025年08月19日
  • あなたの愛人の名前は

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    短編と思っていたら、連作短編集でした
    読む前と後ではタイトルの意味が全く違っていた。
    この作家さんの本は時々無性に読みたくなる。
    読んでよかった。

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    2025年08月18日
  • 天使は見えないから、描かない

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    恋愛は大変だなという感想。
    小説だから楽しめるけど周りの人だったらドン引きだし、自分だったら辛いなと思った。

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    2025年08月17日
  • 天使は見えないから、描かない

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    叔父とのタブーな恋愛を描いたもの。
    その上に不倫でもあるので、どんなドロドロした作品かと思って身構えていたらとても純粋な愛を感じる作品でした。

    弁護士の永遠子は、家庭環境の影響もあって小さい頃から大人になるまでずっと誰にも頼らない強い人間でいたけれど、唯一弱さを見せられるのが叔父で、そこが自分の拠り所になっていったんだなぁと分かる過程が切なくて、どうか幸せになって欲しいと思いながら読みました。

    「不快に感じる人が見えないところまで離れてくれればいいんだよ。どうして気持ち悪い方が改善しようと無理したり、逃げ隠れしなきゃいけないの?」という、誰にも認められない恋愛を他者に訴えかけるシーンが印象

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    2025年08月17日
  • あなたの愛人の名前は

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    2章ごとでセットになっている本作。とても読みやすかったと思いました!
    中でも興味深かったのは、あらすじにもあった『あなたは知らない』『俺だけが知らない』でした。
    社会的に見たら許されない関係であっても、瞳と浅野の互いが互いを思いやっている姿をみたら何でそんなにすれ違うのかなと切ない気持ちでいっぱいになりました。2人がそれぞれに幸せになってくれればと願うばかりな2章でした。でも次に続く章では主人公の黒田が結ばれて良かったなって思えました。

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    2025年08月13日
  • ナラタージュ

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    恋愛小説なんて、最後にいつ読んだだろう。過去の読書傾向から、ChatGPTに勧められるまま手に取った一冊だったが、読み終えて、カミさんへの感謝の気持ちがふと芽生えた。熱い想いが込み上げるわけではないが、胸の奥に静かな温かさが残る読後感がある。

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    2025年08月11日
  • 私の身体を生きる

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    ネタバレ

    面白かった…!
    身体について言語化することは難しいと思いながら、言語化欲求もあって、そこをストレートに表現してくれている言葉は、ポジティブなのかネガティブなのかは分からないが震動を伝えてくるようで、ちびちび読み進めました。
    わかる、わかるよ…となるところもあれば、こんな身体感覚を持つ人もいるんだ〜と知るところもあって、何かしらそれが身体にフィードバックされて、終始不思議。

    島本理生「Better late than never」
    …直後よりも、むしろ二、三日目から、不安定さを伴った執着心はピークを迎えて、その最中には激しい恋をしているようにも感じていたが、その後、十日間かけて緩やかに下降した

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    2025年08月04日
  • Red

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    私に子どもがいなければ、この本を読んだ後の気持ちはぜんぜん違っただろうと思う。
    子どもがいると、それまで感じたことのない孤独感に押しつぶされそうになることがあって、その全てがこの本に詰まっていた気がする。

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    2025年07月28日
  • 私の身体を生きる

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    女性の書き手が綴る、「身体」についてのエッセイたち。

    私がこれまでの人生誰にも言わずに、日記にすら書かずに閉じ込めてきた経験や思想や感情に近しいことが書かれていたりして、私だけじゃなかったのか……!という発見がいくつもあった。

    私みたいに、自分の中に閉じ込めている人も沢山いるであろう内容をこうして書いてくださったことに感謝したい。
    生理や身体の変化のこと、妊娠のこと、性自認のこと、性欲や自慰について、ルッキズム、性癖、尊厳などなど……
    女性の体と30年付き合ってきたからこそ、どれも興味深い内容だった。

    金原ひとみさんの「パリの砂漠〜(略)」を読んだ時にも思ったのだけど、
    金原さんの文章だ

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    2025年07月26日
  • あなたの愛人の名前は

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    久々の本を読んだ
    この作者の本は読んでみたかったけど、読みやすいし良かった
    共感性高いとこもあったし、短編だったので長期間で読めた

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    2025年07月23日
  • ナラタージュ

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    ちょうど自分もパートナーと別れた時期に読みました。お互い好きでしたが思い描く未来図がいつまでも別々で平行線のままでした。
    泉ちゃんのような偶然や奇跡はなくそれっきりですが、想い合うことが必ずしも幸せな結果を招くのではないんだと痛感しました。
    それでも何かの拍子に、過ごした日々は温かくて穏やかで鮮やかなものとして蘇ります。
    どうにもならないことだと頭では分かりつつも、どうにかなったんじゃないか、どうにかなっても結局こうなっていた、と堂々巡りを繰り返しています。
    きっとそれは後悔とか未練などの感情ではなく、新しい出会いがあっても変わる事なく自分の一部としてこれからも生き続けるのだと思います。
    恐れ

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    2025年07月21日
  • あなたの愛人の名前は

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    久しぶりの島本理生さん。

    6編少しずつ繋がっていて
    とても読みやすい小説であったことはいつものこと、
    2作目の『蛇猫奇譚』の
    1行で大泣きしてしまった。
    主人公の出産によって変化する気持ちと
    それにただ純粋に寄り添いたいチータの
    気持ちの両方が、痛いほどわかって、
    時に鬱陶しく思ってしまう自分に対して
    真っ直ぐな目で見つめる我が子と重なり
    ただただ号泣でした。(笑)

    表題作である、
    『あなたの愛人の名前は』は
    購入を決めた時に察した意味とは
    全く違って、6作目の主人公藍の
    過去の自分に問いかけるような一言
    だったんだな、と納得。

    どうして島本さんの小説は
    シンプルで真っ白なのに痛くもない

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    2025年07月18日
  • 夏の裁断

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    ネタバレ

    千紘や清野さんにいろんな過去があったように、王子が思っていたよりしっかりとした考えを持っていたように、他人の全てを知る事ってなかなか難しくて、それぞれみんな悩んだり考えたりしながら生きている。
    清野さんへの気持ちを「夕暮れが綺麗で寂しくて愛しいのに似ている気がします」と言った言葉がとても美しいなと思った。

    千紘の沈んだりしながらも徐々に前に向いて進んでいく姿がとてもよかった。
    教授の優しさもじんわり心に沁みた。

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    2025年07月12日
  • あなたの愛人の名前は

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    大人の少し歪んだ愛の話。僕にとってはまだもう少し先に納得できるようになるものかもしれない。特に、浅野(兄)が嫌いだった。
    でも、どこか穴の空いた大人たちが満たされたくて、受け入れられたくて、愛されたくて、誰かに何かを求めていて、切なかった。忙しい日々の中で巡り合うものに自分の存在を委ねていたのかもしれない。
    心が疲れていて、すり減っていて、その時にはその人じゃないと駄目だった。その行為をしなければ駄目だった。未来から見れば愚かなことでも、当時はその不純な恋が必要だったのだろう。

    とはいえ、愛人というものが、これからも僕にとって縁のないものでありますように。笑

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    2025年07月11日
  • はじめての

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    あまり読んだことのない4人の作家の作品が載っている本でした
    それぞれ4作品どれも特色があって興味深く読むことができました
    そんな中で自分は辻村深月さんの作品が一番好きでした

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    2025年06月30日
  • 私の身体を生きる

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    様々な作家の性に対する(主に女性)事が書かれている。性といっても色々な主観や体験があって、知らない作家さんの事は調べて知りたくなり、好きな作家さんの事は今まで知らなかった部分を知り深く知れた様な気になった。

    生々しい描写や、親しい人であっても普段はあまり聞かない言わない性の事柄にビックリしたし、何だか安心?した。
    日本では性の話しはあまりオープンじゃないからこそ、この本で色んな人の性の事が知れて嬉しかった。次回作も出たらいいな。

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    2025年06月15日
  • ナラタージュ

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    恋愛小説は読まない方だ。何も考えず読んでいて、「あ、これ恋愛小説だったの!?」みたいなことは往々にしてあるが、自発的に読むことはめったにない。読んでも痴人の愛とか(笑)
    「著者、若き日の絶唱」といううたい文句そのまんまだったと思った。私は結婚して、一生一緒にいる人と過ごしているが、この小説の主人公のようになることが現実でもままあって驚いた。そりゃそうか、俺だけじゃないよなと感情が共有された気持ちになって感激した。もちろん、妻のことは大好きだし、一生離さないつもりでもある。だからこそ、あの頃を思い出す瞬間がたまらなくなる時がある。ナラタージュという一人語りだからこそ、他者への思い違いやあやふやな

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    2025年06月09日
  • 私の身体を生きる

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    性被害に遭ってる人の多さに驚いた。
    それ含め、53年共に過ごしてきた自分の体について書きたくなった。
    いい本に出会ったなー。

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    2025年06月08日