島本理生のレビュー一覧

  • 天使は見えないから、描かない

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    おいおい、勘弁してくれよと思った。
    感じたことのある気がする幸福のようなものと、それとセットで常にどこかにある不安、人を疑う気持ちと好きな相手の前では饒舌に素直でいたい気持ち。
    それらすべてを文章にされていて、参った。

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    2025年09月22日
  • 天使は見えないから、描かない

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    島本理生作品にしては現実味はないですが今回もハッピーエンドで珍しいと思いました。
    相変わらず、こじらせ系の人の描写が上手いです。

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    2025年09月16日
  • 私の身体を生きる

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    ラジオでも話題になっていて手に取る。著者たちの年齢がほぼ年下であるということに気づく。語ることのタブーがいろいろと無くなったけれど、文筆業である以上、読み手を引き付けるプロ意識が見え隠れしていて面白い。

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    2025年09月16日
  • はじめての

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    ネタバレ

    後輩に借りた本。短編集で読みやすいし全部優しい感じの話で良かった。YOASOBIの曲は本を読み終わってから聴いたけどMVともマッチしてて面白いし本と曲2つで楽しめて良かった。はじめて家出したときに読む物語のユーレイが一番印象に残った。辻村深月さんは鏡の弧城の時も思ったけど女の子のいざこざとか心情とかの描写が上手いというかリアルだと思う。ちょっと微ホラーな感じだったしなんとなく次の日の朝がどうなってるか、どういう結末かって想像出来てたんだけどまさかの結末で裏切られて少しクスッときた。あと色違いのトランプも自分の名前が出てきたから印象に残った。曲は色違いのトランプが原作になってるセブンティーンが格

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    2025年09月15日
  • ナラタージュ

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    ずっと葉山がふらふらしていて意志の弱さにいらいらして読んでいたが高校時代のことを考えると泉が彼に惹かれる因子は揃っていたのかもしれない。もし葉山に相手がいなければ、と終始思ってしまう。恋愛はタイミングなのだなあと考えさせられた。忘れられない相手がいる人にぜひ読んでほしい一冊である。

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    2025年09月15日
  • ナラタージュ

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    ネタバレ

    工藤は高校生のとき、葉山先生に助けられた。工藤のその気持ちが「愛すること」であったと後に気づかされることで、愛することは大人だけのものではなく、気づけるかどうかだけであったという話。
    この人からは何もいらない。与えることで幸せになれるとと思ってしまう工藤。
    それに対し、〇〇したらもっと好きになってくれる?と、不安から相手をコントロールしようとしてしまう恋人の気持ちとの違いがはっきりとしてしまう。

    物語にボリュームがあるが、飽きることもなく、堪能することができた。また、「服についた埃をはらった」など、情景や行動の描写で人の感情の変化が丁寧に描かれている。

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    2025年09月15日
  • 夏の裁断

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    「一撃のお姫さま」を読んで、
    島本理生さんの作品を久しぶりに読みたくなり。
    夏というタイトルが気になって手に取りました。

    母親との関係、幼少期の経験、
    どれもこれも辛くて痛いのに、
    自分を痛めつけるものに近づいてしまう。

    読んでいて苦しくなりますが、
    島本さんの文章は淡々と落ち着いていて、
    読み心地が良くて。

    自分の感情や欲求に目を向けて、
    少しずつ輪郭が明らかになっていき、
    最後にようやく取り戻した感じがして、
    読後は良かったです。

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    2025年09月15日
  • 2020年の恋人たち

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    恋なんて、してもしなくてもいい。
    ただ一つ、「私」を手放さなければいいのだ。

    …それが難しいんだよな、と

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    2025年09月14日
  • はじめての

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    直木賞受賞作家による競演。YOASOBIの曲を聞き直さなければ。宮部みゆきさん、森絵都さんの作品は特に楽しく読みました。同じお題でこんなに違うアイデアで読ませるとはお見事

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    2025年09月07日
  • クローバー

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    大学生時代に島本理生さんの作品を色々と読みましたが、こちらは他の作品に比べて題材が重い物ではなく、爽やかだなと思いながら読みました。
    他の作品も一貫した瑞々しさがありますが、こちらはそこに加えて明るさもあったように思います。

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    2025年09月06日
  • 私の身体を生きる

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    赤裸々に語られる身体についてのエッセイ。
    それぞれに身体の事情を抱えて生きているのだなあ。女性の場合は嫌な目に遭う機会も多くて。

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    2025年09月05日
  • 私の身体を生きる

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    女性たちによる性のエッセイ集と聞き、女性あるあるやフェミニズム的な問題提起を想像したが予想外だった。
    冒頭の西加奈子はフェミニズムへのお誘いに近いニュアンスを感じたが、続く村田沙耶香で一気に個人の話となる。
    その後も個人的なテーマを書く人が多く女性同士だけど違うのは当然、そもそも理解不能だったりする。
    でも不思議だなと思いながら読む理解不能の中に、少しだけ自分の面影があると仲間を発見したような安心がある。
    私だけの大切な話を自分も整理して書いてみたくなったり、男性バージョンも読んでみたくなった。

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    2025年08月27日
  • ナラタージュ

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    きっと確実にハッピーエンドにならないだろうとは思って読み進めていたが、自分の中で特別と思えるそんな対象に出会えた泉と葉山先生の尊さと、その切なくも正しいであろう決断に胸が苦しくなりました。

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    2025年08月24日
  • クローバー

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    魅力的な登場人物ばかりで、最後まで楽しんで読みました。島本理生さんの比喩表現も好きでした。

    「沈黙をお菓子の生地のように薄く伸ばして広げる作業」

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    2025年08月23日
  • 私の身体を生きる

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    出産入院中に読むか〜と購入。
    スカート履くのが嫌で泣いてた自分が出産か〜、、、という気持ちにマッチするエッセイがいくつか。

    自意識についてがテーマなので当然っちゃ当然なんだが、「こういう私、どう?」が何気ない振りして3日目の経血くらい滲んでる文章も結構あったなかで、(そのヤンキーという修飾語いるか?みたいな)藤原麻里奈、すごすぎる。
    女を捨ててるのに"女なのに"のリングの中で評価されることに気持ちよさを感じる、ってところ、こんな素直に自分の欲求捉えられるのすごすぎる。(2回目)
    自分も自分しか見ないような日記ですらすぐ滲ませちゃうので、ああいう文章を書けるようになりたい。

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    2025年08月20日
  • 私の身体を生きる

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    このくらい、身体とは何かを強く感じ、自分自身の身体を感じる本が私にはひつようだった

    リレー形式ならでは、最後の方、「私の身体を生きる」ってなんやねんって議論が進展していくのが最高だった

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    2025年08月19日
  • あなたの愛人の名前は

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    短編と思っていたら、連作短編集でした
    読む前と後ではタイトルの意味が全く違っていた。
    この作家さんの本は時々無性に読みたくなる。
    読んでよかった。

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    2025年08月18日
  • あなたの愛人の名前は

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    2章ごとでセットになっている本作。とても読みやすかったと思いました!
    中でも興味深かったのは、あらすじにもあった『あなたは知らない』『俺だけが知らない』でした。
    社会的に見たら許されない関係であっても、瞳と浅野の互いが互いを思いやっている姿をみたら何でそんなにすれ違うのかなと切ない気持ちでいっぱいになりました。2人がそれぞれに幸せになってくれればと願うばかりな2章でした。でも次に続く章では主人公の黒田が結ばれて良かったなって思えました。

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    2025年08月13日
  • ナラタージュ

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    恋愛小説なんて、最後にいつ読んだだろう。過去の読書傾向から、ChatGPTに勧められるまま手に取った一冊だったが、読み終えて、カミさんへの感謝の気持ちがふと芽生えた。熱い想いが込み上げるわけではないが、胸の奥に静かな温かさが残る読後感がある。

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    2025年08月11日
  • 私の身体を生きる

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    ネタバレ

    面白かった…!
    身体について言語化することは難しいと思いながら、言語化欲求もあって、そこをストレートに表現してくれている言葉は、ポジティブなのかネガティブなのかは分からないが震動を伝えてくるようで、ちびちび読み進めました。
    わかる、わかるよ…となるところもあれば、こんな身体感覚を持つ人もいるんだ〜と知るところもあって、何かしらそれが身体にフィードバックされて、終始不思議。

    島本理生「Better late than never」
    …直後よりも、むしろ二、三日目から、不安定さを伴った執着心はピークを迎えて、その最中には激しい恋をしているようにも感じていたが、その後、十日間かけて緩やかに下降した

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    2025年08月04日