島本理生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
島本先生のお話は、読むのはこれで4冊目になりました。主人公の家庭環境、年上の男性の存在、などがどの本にも共通して出てくるキーワードがあり、作者の方が強く伝えたいと考えていたり、自身の中で整理したい事柄なのかなと感じました。
本書も、一筋縄ではいかない内容で「そっちに行ったら駄目だよ。」「それは引かれるから。」と登場人物にツッコミを入れ、「一体次のページではどうなっているんだ?」とはらはらしながら、ページを捲りました。恋愛は、矛盾の思考や言動、自身の醜さの晒し合いの連続だと本書を読んで感じました。登場人物達ほど、極端な言動ではないかも知れないけれど、恋愛において、誰もが感じたり経験したりしたこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ楽しみにしてた島本理生先生の短編集!
中でも『停止する春』と『一撃のお姫さま』が特に好きだったな。
『停止する春』は不倫男との恋愛話。
口では愛の言葉や結婚したいなど期待させるようなことを言っておきながら、必ず夜のうちには家に帰宅し、土日は連絡一つ返さないというクズっぷり。こういう言動の不一致が、女慣れしている狡い男感が出ていていけ好かなかった。
あと、主人公の女の子が別れを告げたときの、「俺を愛していないなら仕方ないよ」と悲しそうな目をしたという、あまりにも他責すぎる対応と発言も無理だった。
最初から家庭を捨てようなんて思っていなかったくせに。こちらを選ぶ気がないなら最初から始めるなよ… -
Posted by ブクログ
自ら傷つきに行く主人公に待って待って〜とは思ったけど、恋愛体質なので自分がその立場になったら同じことをしてそうだと思った。
「だめだとか、間違ってるってことはないよ。ただ、あなたはグレーなものに耐えられない人だったから。きっちり線を引いたり固定しないと不安でしょう。一秒後の未来だって、本当は保証なんてない。でも、あなたにそれを教えたら、生きていけないと思ったんだよ」
これが嘘なら、真実を口にするよりも嘘をつくほうがよほどこの人にとっては芯があることだと思わせる明確さで。
鎌倉の秋の夜に、駅のベンチに腰掛けて私を待っていた彼を見たとき、これだけで永遠に生きられる気がした。それが恋だった。好 -
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豪華な4人のアンソロジー
色んな「はじめて」を詰め合わせた素敵な作品集でした。
島本理生 私だけの所有者
はじめて人を好きになった時に読む物語。
誰かへの初恋のお話かと思いきや、アンドロイドとそれを所有する人間のお話。
辻村深月 ユーレイ
はじめて家出した時に読む物語。
学校でいじめを受けた女の子が死ぬことを意識して家出するお話。
宮部みゆき 色違いのトランプ
はじめて容疑者になった時に読む物語。
鏡のように自分と全く同じ顔の人間がいる世界があり、そのもう一つの世界で自分の娘が捕まってしまったら…?という話。
森絵都 ヒカリノタネ
はじめて告白した時に読む物語。
三度も告白して玉砕して -
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Posted by ブクログ
恋の終わりって…
激しいイメージがあったけど
こぼれ落ちていくものなのかも…
余韻を残す終わり方が素敵でした
映画と原作では終わり方が異なっていて…
どちらもグッときたけど
私は原作の終わり方が好きだったな
マザコン気味だけど誠実で不器用な夫
優しすぎて気を遣いすぎるほどの義理母
自分の居場所はここにあると思っていたのに…
ふと遠くから自分を見つめなおすと
妻や母親の役割だけ求められて
家族の中では本当の私は必要と
されてなかった現実…
むかし大好きだった人が現れたら
燃え上がってしまうかもしれないな…
愛を綴った描写が色濃く描かれているけど
ひとりの女性の心の成長の物