島本理生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毎月新刊買おうかな〜と思って
手に取ってみた1冊
共感という言葉が失礼に感じるほど
人間の感情とか 匂いが 全部伝わってきた
好きとか愛を見定めて
綺麗に受け取ったり託したりするのは
親の影響が大きく作用すると思っていて
幼い頃から無条件に愛されることや
無条件に愛していいことを教えてくれないと
相手を好きになった理由とか
損得勘定で物事を考えちゃうのかな
柏木さんも、素敵な男性で
一言一言が小説のようで(小説なんだけど)
彼が話すと違う世界に来たみたいに美しい
だけど絶対に近づくことはできなくて
近づいたら壊れてしまいそうで
何も触れたくなくなる、余裕があるからかな
紗良の見られている気がする気持ちとか
女性ならではの扱いとか、全部、わかるなあって
緊迫した状態から抜け出せたのかな
幸せになってくれているといいな -
Posted by ブクログ
ネタバレ島本さんの作品にハマり、読書好きの友人3人が声を揃えて『ナラタージュ』と薦めてくれたので。
私にもしっかり刺さった。思ったより評価が低いと思ったけど、たしかに好みは分かれるかも。
前半はずっと、この話はどこに行き着くんだろうという布石が多く、ここで挫けたらいけないんだろうなと思ってがんばって読んだ。
その前半を回収するかのように、中盤、小野くんと泉が付き合い始めるあたりから一気に終わりまでいける。
ナラタージュとはフランス語で「回想によって過去の出来事を再現する」という映像技法のことらしい。こんなところに泉らしさが出ているのか。まさに泉による葉山先生との記録作品だ。
あくまですべて泉目線だから、葉山先生がきれいに映るのかもしれない。
それを象徴するかのように、小野くんと葉山先生とでは行為シーンの描写がまったく異なる。
小野くんはとても泉を大切にしていた。泉目線では重くなってしまうし、小野くんはやりすぎなところもあるかもしれないけど、自分ではない男の存在を彼女から感じてしまうのは辛いだろう。
一方で葉山先生と過ごす最後の時間は本当に辛く哀しいのにとても美しい。こんなに美しい行為を初めて見た。涙が出そうになった。泉は葉山先生との最後の時間を忘れることはないだろうし、だからこそこの作品があるのかもしれない。
ノンフィクションではないだろうけど、島本さんはこういう忘れられない大切な人がいるんだろうなと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレワインバーを営むお母さんの死をきっかけに始まる30代未婚女性の物語。口を聞くことのない同棲相手、愛人契約を持ちかけてくる年上男性、既婚の余裕で誘ってくる年上男性、優しくて自分のことを大切にしてくれる男性、お仕事仲間の可愛い年下男子(同居中)、などなど、、、恋多き女性の悩み辛みを描く文章。人生って大変だぁ、30代の私よ、もう少し落ち着いたプライベートを送っていてくれい!と思ってしまった笑
・お店が飲みたくなるきっかけ"HALT"
→Hungry Angry Lonely Tired
・してもしなくてもいいのだ、と気づいた。恋なんて。誰に強いられることもなく自分が望んなのなら、どちらだって。ましてや大事なものは一つじゃなくてもいい。
・だから守ったり叶えたいなら、ただ一つ、「私」を手放さなければいいのだ。 -
Posted by ブクログ
私この作品とっても好きでした。
落ちることがない、と思う反面、落ちる可能性が過ぎるのと、そこに微かに落ちたい願望がある、恋と自己防衛の間の感情がゆらゆら波立つ感覚を覚えた。
最初の話は、小波が続いて乗り越えてるつもりだったけどダメージ蓄積して転覆した心のお話。
2番目は多分自分とは遠い人生を歩んでるから、その勢い含め好感。
3番目は、そりゃ怖いよね、信じたいとかそーゆー次元の話じゃないの、ってことでわかりみ深く。
4番目はちょっと微笑ましくて
表題作の5番目は人とお金と欲望と感情といろんな渦が渦にならずに存在していて、読みやすかった。ホストと女風のスライドは良かったんだなぁ
2026.1.4
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