島本理生のレビュー一覧

  • ナラタージュ

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    よかったなぁ。
    先生も凄く自分勝手なんだけど、読んでて不快じゃないのよー。
    小野くんもほどよく嫌なやつで、フラれても可哀想って思えなくていいのよー。
    泉もちゃんと身をひいてさ。大人だよね。

    何年たっても相手を想って泣くような事ある?ないわ。
    素敵。
    懐中時計がセーラームーン世代には刺さる。

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    2025年06月04日
  • 夏の裁断

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    性被害を受けた千紘が過去の傷と向き合う話
    個人的には教授の言葉がとても心に沁みて泣きそうになりながら読みました
    性被害の傷はなかったことにはならないだけど、薄まっていくことはできるそう勇気をくれるような作品だった

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    2025年05月30日
  • ナラタージュ

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    久しぶりの恋愛小説。

    初めて読んだ島本理生さんの本は「私だけの所有者」だったかと思います。あれを読んだとき、私はまだ確かピーーーー歳(ぼかした…)で、今思うと内容を理解できていたんだかいなかったんだか…って感じでした(←おい
    「ナラタージュ」はそれから何年か経ち(?)、そういえば島本理生さんの本あれ以来読んでないな…と思い、読んだ作品です。

    前置きが長いですがもう少しお付き合いください()
    私は前々から『教師×生徒』というジャンルがどうしても受け付けず…(これもなぜかは覚えてないのですが…)。
    別に教師と生徒の恋愛が気持ち悪いとか否定的な考えなのではなく、ただジャンルとしてなんか受け付け

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    2025年05月18日
  • 波打ち際の蛍

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    麻由はかつての恋人によるDVで心に傷を負い生きることに臆病になっていた。ある日カウンセリングの相談室で蛍という年上の男性に出会い次第に惹かれていく。彼に近付きたいのに身体はそれを拒絶してしまう麻由の苦悩が痛々しい。せつないけれど希望も感じた小説。

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    2025年05月17日
  • アンダスタンド・メイビー(下)

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    筑波に住む中学3年の母子家庭で育った黒江の二十歳になるまでの壮絶な人生。ある日書店で目にした写真集に心奪われ、カメラマンになるという夢を抱く。そんな中、東京からきた転校生の彌生に出会い…。読み進める度に心を切り裂かれるような事件が…。

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    2025年05月17日
  • ナラタージュ

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    ネタバレ

    「お願いだから、私を壊して-壊れるまでに張りつめた気持ち。ごまかすことも、そらすことできない‐二十歳の恋」

    島本理央さんが著者の「ナラタージュ」を紹介いたします。
    この本を読もうと思ったきっかけは、冒頭の帯の文章に惹かれたからです。
    気持ちが高ぶっていそうなのに、どこか繊細さを感じるこの文を読んでどんな風に言葉を選んで書かれているのか気になりました。登場人物は主に3人で、主人公の泉・泉の高校の先生、葉山・泉と大学時代付き合っていた彼氏の小野くん。
    三者三様にどこか危うい部分があり、恋愛の闇における部分を痛いくらいに表現されています。

    私は3人の中で、特に主人公の泉に共感しました。泉は高校の

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    2025年05月14日
  • Red

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    ネタバレ

    塔子が自分自身と闘う姿は妙に理解できて応援してしまいました。鞍田さんは塔子と永く一緒に居られると思わなかったからのラストなんだろうか。最後まで何だか切ない。

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    2025年05月09日
  • ナラタージュ

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    再読完了。
    初めて読んだのは、高校生の時だったので、深く物語を理解するには至っていなかったと思う。単に先生と元生徒の恋愛小説だったという記憶に留まっていた。
    だが、大人になって読み返してみると、少しばかり捉え方が異なっていた。
    葉山先生は、やはりずるく、傲慢な男だと思う。誰も傷つけたくないが故に、向き合うことから逃げていたなんて、泉の前で言えるところが、彼の至らないところであり、勝手だ。教師としての彼は、穏やかで頼り甲斐があっても、男性としての彼はまだまだ未熟な部分も大いに秘めていたことが分かる場面だった。
    泉を大事に思うことで、妻を大切にできるんじゃないかと思ったなんて、こうも明け透けに発

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    2025年05月09日
  • 二周目の恋

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    めちゃ豪華な女性作家を集めたアンソロ。恋のお話なんだけれど、読後感が違うのが良きりお気に入りは、着ぐるみ同好会のお話、波木銅 「フェイクファー」と、久しぶりに再開する双子のお話、一穂ミチ 「カーマンライン」。

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    2025年04月29日
  • 夏の裁断

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    ネタバレ

    過去に受けた傷と、その克服について、
    書かれた本だったかと思います。

    千紘は幼い頃に性加害を受けたことがトラウマとなり、自己と他人の境界線が曖昧になって、自ら傷つきにいってしまったりと、自分を守ってあげていないような気がしました。

    作中で何度も行われる自炊も、作家である千紘が裁断機の刃を本の背表紙に当てるのは、自傷行為の暗喩のような印象です。

    自分でも自分を傷つけて、他人の男からも傷つけられて。。夏の章は中々苦しかったです。

    ただ、秋冬春にかけて、自己と他人の境界線の引き方を学んでいけたのかなと、
    自分が心地良いように過ごせる生き方が見えてきたような兆しがありました。

    過去の性加害最

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    2025年04月10日
  • 二周目の恋

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    ネタバレ

    好きが詰まった盛り合わせ!めっちゃ良かった!
    最悪よりは平凡 (岛本理生)
    魔美のしんどさがしんどくて、それでも好きな人ができてこれから始まっていく感じに、人生捨てたもんじゃないよねと思えた。
    深夜のスパチュラ (綿谷りさ)
    ひとりで買物行く時のグルグルハイテンション感にめちゃくちゃ共感。スパチュラに泣けちゃう気持ちもわかりみしかなかった。
    カーマンライン (一穂ミチ)
    回想から始まるストーリー展開に安心感。「ホテル・ニューハンプシャー」読んでみようと思った。
    無事に、行きなさい (桜木紫乃)
    「アプンノ パイエ」の言葉の意味と2本の線のデザインがそのまま主人公へのメッセージになっていて良か

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    2025年04月06日
  • ご本、出しときますね?

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    いやー、面白かった。
    オードリー若林と作家二人との鼎談のテレビ番組を書籍化したもの。
    出演者の内面が見られるけれども、それが静かで、ただただ真面目な雰囲気な物ではなく、明るく面白い。作家というイメージは真面目で物静かで取っつきづらいなんて思っている人も居るでしょうが、そんな人こそこれを読んでみて欲しいです。
    作家だって明るく面白い普通の人なんだと思えます。
    でも、やっぱり何かについて考えたり、それを表現する事はとてもすごいと思いました。
    そんな人が3人も集まってトークをするんだからそれはそれは面白い。
    色々と読みたい本が増えました。

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    2025年04月05日
  • Red

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    ネタバレ

    仕事も、1人の女性としての尊厳も奪われて、
    翠ちゃんの母としてのみ生きる塔子。

    何もかも奪っていく夫に対して、
    何もかもを与えてくれる鞍田。

    母であるけれど、女性であり、1人の人間であるという、バランスが塔子の中で完全に崩れてしまっていて、それを埋めてくれる鞍田と不倫関係に走るのは必然なのかなと思いました。

    しかも、塔子は割と恋愛体質というか、欲しがりで小鷹とも関係を持とうとするし。。
    きっと母親からの言葉が呪いになっていて、男性から好意を持たれる自分が好きなのだなぁと。。

    母親との関係性や、
    前職でのコンプレックスもあって、
    塔子は真を愛していたから結婚したのではなく、
    幸せそうな家

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    2025年04月01日
  • いつか、アジアの街角で

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    大島真寿美さんの「チャーチャンテン」
    島本理生さん「停止する春」
    角田光代さん「猫はじっとしていない」
    が好きでした。
    桜庭一樹さん「月下老人」、続きが読みたい〜

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    2025年03月24日
  • 生まれる森

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    これ書いてるの私?(そんなわけないのですが)と思ってしまうくらい、「わたし」の気持ちが分かりすぎて、心のカサブタを剥ぐみたいな気持ちになった。読むのきついくらい共感してしまったけど、「回復」へ向かう途中ってこんな感じなのか、と客観視できて、痛みは無視しなくていいんだ…と思たことがすごく、良かった。

    小説としては本当に本当にかなり好きだし、島本理生さんの描く痛々しい女の子の、その生きる様が瑞々しくて、感性のいろんな部分が刺激される。島本理生さん沼すぎる。

    島本理生さんがこの本を執筆したのって大学生のときなんだって!すごいよね〜

    ちょっと心のカサブタが剥がれてしまったので次は、幸せハッピー!

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    2025年03月17日
  • ご本、出しときますね?

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    あっという間に読んでしまった!

    本当に面白い、変わり者の集会
    みなさん一つ芯があるように感じる

    確かな言葉の重みがあって、
    そのリアリティーさが心地良い

    また読み直したいと思た

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    2025年03月16日
  • よだかの片想い

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    2025/03/02
    よだかというのは主人公の名前じゃなくて、この本の話の中で触れられる宮沢賢治の小説のよだかから取られたもの。
    主人公のアイコは顔に大きな青あざを抱えて生きてた。周りからも傷つけられたり、心無い態度を取られたりしたことが重なって人並みの生活にもすごい憧れていると同時にそんなに簡単には人を信用できないと思って生きていた。
    大学院まで進学した彼女が、ふとしたことから知り合った年上の映画監督の人に恋をするお話しである。
    自分の芯があるとか、人として強いとかそんな表現が出てくるのですが、それって本当にそうなんだろうか、具体的にどいうことなんだろうかということを考えられる小説だと思いま

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    2025年03月03日
  • はじめての

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    ネタバレ

    私だけの所有者「ミスター」
    主人公のナルセに対する呼び方を見て、曲名はここからきてるんだなと思った。
    アンドロイドと人間が混在する世界のは、いつか私たちの世界が人間のようなアンドロイドの開発を突き詰めていったときに到達するかもしれない、もしもの世界たりえるような気がした。
    「きみたちの権利は最低限、保障されている。ただし〜人であると同時にものである、とようにしか言いようがない」は言い得て妙だと思った。確かにロボットと言うには人間味がありすぎるし人間とするには機械的だしはたして生命と言えるのか、と疑問に思う。アンドロイドの権利を保障しようとしたら、結局、モノ扱いとヒト扱いのどっちつかずになるしか

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    2025年02月24日
  • シルエット

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    島本さんが15〜17歳に書かれた3つの話が収録されてます。高校生でこの文章が書けるなんて、ほんと作家さんはすごい。少ない経験をすべてだと信じ、泣いて絶望したり、少しの希望を見つけて喜んだりする十代の危うい世界が恋愛を通して描かれています。

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    2025年02月20日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林と20人の作家がマイルールについて語る大人気番組を書籍化
    目次を見てこれは買わねばと即決。執筆についてだけではなく、プライベートな話も盛りだくさんで、面白くてついついにやけてしまう..
    村田沙耶香さんには怒の感情がなく、小説を書く時◯の感情に浸っているとは...
    (◯が何かは読んで確かめてください〜!)

    作家さんに興味を持って、その方の作品を読みたくなる...新たな出会いのきっかけになる一冊でした!

    ぜひとも朝井リョウさん、柚木麻子さん、窪美澄さんの同期対談を読みたい。第2弾もお願いします!

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    2025年02月17日