島本理生のレビュー一覧

  • アンダスタンド・メイビー(下)

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    少女が茨城から出て行く話。

    と言ってしまうのはなんか違う気がするけど
    ひとことではまとめられない本だった。

    解説のとおり読む人を選ぶとは思うけれども
    苦しい思い辛い経験をしてきた人の方が満足できるっていうのは
    すごい1冊なんだろうな。

    20歳の私だったらわからなかっただろう。

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    2014年05月16日
  • クローバー

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    ワガママで女子力前回の華子と、その暴君な姉に振り回されて、人生優柔不断ぎみな理系男子の双子の弟冬治。そんな二人と、めげない求婚者熊野と、挙動不審の才女雪村さんの四人で織りなすストーリー。


    四人での楽しい日々と、決断のとき。


    一千一秒の日々に続き、島本さんの青春ストーリーです。


    登場人物の言葉には、みんなそれぞれの思いがあって、どの人の言葉にも心が動かされました。


    冬治が雪村さんに対してかわいいと感じた場面がすごく印象に残っています。


    「来たかったところに連れてきてもらって、冬治さんも一緒で、そんなの楽しいに決まってるじゃないですか」


    こんなの笑顔で言われたら、たまんない

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    2013年01月20日
  • 波打ち際の蛍

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    あまりにも自分の身に覚えがありすぎて、途方に暮れてしまった。
    切なくて悲しくて、きっと、こんな感じ。
    二人の寄り添いあう様子、蛍の慮る様子は本当に素敵。染み入った。

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    2012年12月08日
  • 波打ち際の蛍

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    どのページを開いても必ず1つはハッとする表現を見つけてしまうほど研ぎ澄まされた文章で紡がれたとても切ない恋愛譚。この威力は並ではありません。

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    2012年11月22日
  • 波打ち際の蛍

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    島本さんの描く精神の世界は焦燥感がありながら綺麗で、文章からキラキラ瞬くものが目に見えるようです。中でもこの本は舞台となってる夏と言う季節が表す短さを読みながらに体感するようで、しかしながら一瞬も飽きず一気に読み切れました。島本さんの良さがコンパクトにギュッと詰まった作品です。10代20代の女性で島本さんを知らない方は、おすすめしたい作品。

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    2012年11月05日
  • 波打ち際の蛍

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    ネタバレ

    島本さんのこんな感じの作品、私は好き。
    あとがきにもあったけれど、本当に「ただいま」な作品だと思う。

    麻由の心理にも、蛍の心理にも、自分と重なる面があって。
    男と女として読むと、ふいにときめいてしまう場面もあって。

    何よりも三十歳な蛍さんを可愛く(愛しく)思ってしまう自分がいた。

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    2012年08月09日
  • 一千一秒の日々

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    再読

    よい。
    こういうそれぞれの話がつながっているという作品が好き。

    加納君 とてもすきだ。会いたい。

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    2012年04月19日
  • 一千一秒の日々

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    すごく、よかった。
    やっぱり島本理生さんのなにげない描写が好きだなぁ
    大学生に思えないような、でも確かにそうだなぁと思えたり
    解説もぜひ読んでもらいたいです
    心がぎゅーっと締め付けられました

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    2012年03月01日
  • 一千一秒の日々

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    島本理生さんの作風が本当だいすきです
    ナラタージュよりクローバーに近い作風。
    ゆっくりゆったり流れるようなリズム感
    たくさんの主人公
    それぞれの想い
    どの人物にも共感できる

    好きなのは真琴と加納くん、瑛子。
    加納くんみたいなおとこのこっていいなぁ

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    2011年11月03日
  • リトル・バイ・リトル

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    高校を卒業してからアルバイトをしながら生活する主人公。
    それを取り巻くどこか愛くるしい登場人物たち。
    この小説のあとがきを見てハッとしたのを覚えてます。
    詳しくは思いだせないけど、あとがきを見て初めてこの本のタイトルの意味に気付かされ、小説って奥が深いなーと感動しました。
    小説の内容はそこまで深いとは思わなかったのですが、この作品がもつ文章の柔らかさとか雰囲気がとっても好きです。

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    2011年06月15日
  • リトル・バイ・リトル

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     表紙の写真と『リトル・バイ・リトル』というタイトルからなにか伝わってくる気がした。

     主人公の橘ふみは、父親の違う妹の面倒を見る。全く当たり前に。逃げた父や頼りない母に代わり、進学をやめ働くことにも一切ためらいが無い。
     今どきでもこんなコが居ると信じたい。疑ったりし斜に構えたりしないでそう信じたい。そう思わせるあまりにも滑らかなサラリとした書き方だ。野間文芸新人賞を獲った作品だというのもうなずける。

     『涙そうそう』のDVDをほぼ同時に見たが、こちらも全く血のつなっがっていない「妹」を兄は徹底的に面倒見る、終いには働きすぎで死んでしまうほど。
     やはり、こんな若者が居るだろうか

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    2011年02月27日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    ドーナツ息子が良かった。上京する息子を想う母親の気持ち。幼かった頃の息子と一緒に食べた思い出のドーナツ屋さんを見つけて子育てに苦労したことや、ここまで成長してくれた息子を想う。上京してうまくやっていけるだろうかと、これからの息子を心配するやるせない気持ちと一緒に息子が買ってきてくれたドーナツをまた一緒に食べる最後の場面があたたかい気持ちになった。

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    2026年08月23日
  • ノスタルジア

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    この小説はうまく言葉で表そうとしなくてもいい気がする
    紗文が幸せになるために少し遠回りしたり寄り道したりとするところをみることができて幸せだったよ
    ありがとう島本先生

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    2026年08月20日
  • 一撃のお姫さま

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    王道の恋愛小説とは一味違う5つの物語。さまざまなタイプの恋愛話でそれぞれの話に共感できる部分があり、一気読み。

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    2026年08月20日
  • Red

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    ネタバレ

    夫婦、情欲、親子、色んな大人がテーマになっている作品だった。女性が抱える鬱屈とした感情がリアルに表現されていて、引き込まれた。登場するキャラクターそれぞれに欠点があり、妙に現実的だった。

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    2026年08月18日
  • 天使は見えないから、描かない

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    読んでみた感想は「思ったより抵抗なかったなあ」と思いました。
    主人公の永遠子は、密かに愛する人がいる。18歳年上の叔父だ。物心つく頃から、叔父に対して抱く感情に、親族以上のものを感じていた。永遠子が成長し、人並みに結婚をしたけれど、違和感は拭えなかったというよりむしろ、自分の本当の想いに気づいてしまい、受け入れたのかもしれな。一筋縄ではいかないとわかっていても、どうしようもない想いが、伝わってきた。

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    2026年08月16日
  • 星のように離れて雨のように散った

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    ネタバレ

    ー本当は自信がないのかな?だから結婚なんて思い切ったことを言って、相手の反応を伺うのって、自信がないときの男がやりがちなやつだよ。
    ーとはいえ、原さんに好かれないと持てない自信なんて、あってないようなものだから、それはやっぱり彼自身の問題なんじゃないかな?他人と自分の問題を混同して責任とか感じないほうがいいよ。

    そう、本当そう!亜紀くんは、すごく昔の自分みたいと思ってた。内向的で、好かれてるかいつも不安で、真髄には触れないで、そのくせ色々察してて。


    ー原さんは、原さんに、冷たい。時々、びっくりするほど、冷淡。ーそうかもしれない。自分が嫌いだから。でも恋愛なら、好きだって保証してくれる人が

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    2026年08月14日
  • よだかの片想い

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    一気に読んだ!顔に生まれつきの大きなアザのある主人公。やっぱり周りの目も気にするし、何ができても顔のアザがある故に自信をもてないのはそりゃそうだろうなぁと共感した。それだけに、素直に真っ直ぐ育ってる主人公の強さはすごいとつくづく。
    ドラマ化されそう〜と思ったら過去に映画化されてた。

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    2026年08月14日
  • はじめての

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    2026.08.11
    名うてのストーリーテラーによる連作短編集。
    それぞれ面白い。こういう作品は並び順にも、特に先頭と最後にはプレッシャーがかかると思うがそれもはねのけている感あり。

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    2026年08月11日
  • 天使は見えないから、描かない

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    叔父と姪の恋というタブーを描いた物語。
    強がりで負けず嫌いの女性弁護士永遠子が、男尊女卑の父に反発し、父に媚びる母を嫌悪し、父の面影がある叔父に執着する。
    理路整然としているはずの永遠子が我儘になる、その女らしさが印象に残る作品だった。
    弱さを見せられる幸せって、尊いと思った。

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    2026年08月09日