島本理生のレビュー一覧

  • よだかの片想い

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    初めて読む著者の作品。生まれつき顔にあざがある24歳の女性が主人公である。 恋愛を通して、自分の中で大切にしているものや強さが際立っていく過程が描かれている。 外見よりも内面に深く向き合うことを感じさせる小説だった。 一方で、最近目にした、整形によって人生が前向きになった人々のインタビューに妙に納得したことも思い出した。 外見が内面に与える影響について、深く考えさせられる。

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    2026年01月31日
  • 一撃のお姫さま

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    少し事情ありの女性たちが
    主人公の短編集
    どの話も好きだった!

    God breath youと一撃のお姫さまは
    どんな終わり方をするんだろうと
    ハラハラしてたけど、
    爽やかな終わり方でホッとした〜

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    2026年01月26日
  • Red

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    読み始めは内容に共感できることが少なく島本さんの本ってこんな感じだったっけ?と思ってしまいましたが本音の心情が他者を通して徐々に顕になってくるところから物語の世界に没頭してました。自分からだと気づくことが難しいことでも他者を通して見えるものがあるんだなと感じました。
    読み応えがありました。

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    2026年01月24日
  • 一撃のお姫さま

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    ネタバレ

    久しぶりの島本さん。
    短編集はとても読みやすかった。
    以前読んだ作品は、若い女性の思い詰めた感情に心が抉られた気がしたけど、この短編集は心の傷みの描き方がじんわりと効いて、寄り添う人や時間があって、優しく包まれる気がした。

    義母が発達障害を抱えていると気付く『家出の庭』が一番好きだ。
    お義母さんも主人公の葉子も夫の春斗も、ただ相手の事を純粋に思える気持ちに打算がなくて、うらやましくなって、じんわり涙が出た。

    『God breath you 』は大学教員の40歳女性が偶然知り合った若い男性と深い仲になる話。2人の仲が進展するきっかけに宗教が絡む。カソリック系の女子大で近現代のキリスト教文学

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    2026年01月21日
  • ナラタージュ

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    内容自体は別に難しくないんだけど、読み手の読むタイミング次第でとてもいい作品にもなるし、そこまでの作品になるような、何とも説明しづらい作品。
    物語にぐっと入り込めたら、主人公に感情移入出来れば最高に面白い作品になる気がします。
    重い作品が読みたいときにオススメかも。

    こうゆう作品、恋愛小説に多い気がする。
    少し寝かして、再読する予定。

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    2026年01月19日
  • 二周目の恋

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    群を抜いて一番面白かったのは
    「深夜のスパチュラ」

    手先不器用&料理苦手族の方は大共感してくれると思う笑。

    双子の「兄弟以上恋人未満」の話だったり
    同性愛の話もあったりするので
    単調な「純粋な異性愛」の話だけじゃないのもおすすめポイント。

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    2026年01月18日
  • はじめての

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    いやーすぐ読み終わってしまった。
    なんというかなんでこんなタイトルなんだろう?と思っていたYOASOBIのある四曲がスッキリした気がする。
    一個目は「ミスター」の原作。アンドロイドが大量に生産されて、それでいて生活を助けるあるアンドロイドが持ち主の命令を聞いて、最後の命令を聞いてアンドロイドだけ逃げ出すっていう。どうやらそのアンドロイドとある研究者とで文通をしてるんだけど、そのある研究者が驚きの正体。
    二個目は「夜のまにまに」の原作。自殺するために遠くの街まで片道分しか切符を買わずに電車に乗ったけど、夜の海に惹かれて切符の最終地点まで行かずに降りちゃう。そこで出会った女の子に自殺を止められて、

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    2026年01月18日
  • あなたの愛人の名前は

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    初めて島本理生さんの小説を読みました。
    大人の恋愛についての内容でしたが登場人物に
    共感する気持ちもあって切なくてそして
    読みやすかったです。

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    2026年01月17日
  • 一撃のお姫さま

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    色んな女性目線の短編。

    表題作の一撃のお姫様も面白かったけど、家出の庭も良かったなぁ

    ただ全部通して思ったのはやっぱり恋愛ってめんどいなぁと。
    体の関係とかもめんどいなぁって
    なんか女が求めてる関係性と男が求めてる関係性ってズレてて。
    それが合う人と出会う道のりですらめんどいなぁ

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    2026年01月16日
  • 天使は見えないから、描かない

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    結婚したがうまくいかず、前から好きな叔父と関係を持つ弁護士。

    近親相姦の是非のかなり深い所や、人を好きになることを哲学的に考えさせられる。ストーリーそのものは面白いかはビミョーだが嫌いじゃない

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    2026年01月13日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • ファーストラヴ

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    面白くてすぐに読み終わってしまった。正直題名のファーストラブが意味するところが掴みきれなかったのでもう一度読み直したいと思った。
    とにかく、我聞さんが良い人すぎる。環菜にまつわる話も全体として丁寧に描かれていて惹かれるものがあるけれど、語り手である由紀の大学時代の話に特に惹かれた。題名と、今まで読んできた島本理生作品から恋愛小説だと思って開いてみたのでそれなりの衝撃はあったけれど、読みやすくてすぐに引き込まれてしまった。愛について考えさせられる。

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    2026年01月11日
  • Red

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    島本先生のお話は、読むのはこれで4冊目になりました。主人公の家庭環境、年上の男性の存在、などがどの本にも共通して出てくるキーワードがあり、作者の方が強く伝えたいと考えていたり、自身の中で整理したい事柄なのかなと感じました。

    本書も、一筋縄ではいかない内容で「そっちに行ったら駄目だよ。」「それは引かれるから。」と登場人物にツッコミを入れ、「一体次のページではどうなっているんだ?」とはらはらしながら、ページを捲りました。恋愛は、矛盾の思考や言動、自身の醜さの晒し合いの連続だと本書を読んで感じました。登場人物達ほど、極端な言動ではないかも知れないけれど、恋愛において、誰もが感じたり経験したりしたこ

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    2026年01月10日
  • はじめての

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    YOASOBIの曲の原作小説四つの短編集。小説、インタビュー記事、音楽、MVと、一作品で四回楽しめた。小説が面白いのもあるけど、これを音楽に落とし込むのって相当すごい手腕だなと感じた。曲がより好きになる。

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    2026年01月09日
  • 一撃のお姫さま

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    ネタバレ

    楽しみにしてた島本理生先生の短編集!

    中でも『停止する春』と『一撃のお姫さま』が特に好きだったな。

    『停止する春』は不倫男との恋愛話。
    口では愛の言葉や結婚したいなど期待させるようなことを言っておきながら、必ず夜のうちには家に帰宅し、土日は連絡一つ返さないというクズっぷり。こういう言動の不一致が、女慣れしている狡い男感が出ていていけ好かなかった。
    あと、主人公の女の子が別れを告げたときの、「俺を愛していないなら仕方ないよ」と悲しそうな目をしたという、あまりにも他責すぎる対応と発言も無理だった。
    最初から家庭を捨てようなんて思っていなかったくせに。こちらを選ぶ気がないなら最初から始めるなよ…

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    2026年01月08日
  • 夏の裁断

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    自ら傷つきに行く主人公に待って待って〜とは思ったけど、恋愛体質なので自分がその立場になったら同じことをしてそうだと思った。

    「だめだとか、間違ってるってことはないよ。ただ、あなたはグレーなものに耐えられない人だったから。きっちり線を引いたり固定しないと不安でしょう。一秒後の未来だって、本当は保証なんてない。でも、あなたにそれを教えたら、生きていけないと思ったんだよ」

    これが嘘なら、真実を口にするよりも嘘をつくほうがよほどこの人にとっては芯があることだと思わせる明確さで。

    鎌倉の秋の夜に、駅のベンチに腰掛けて私を待っていた彼を見たとき、これだけで永遠に生きられる気がした。それが恋だった。好

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    2026年01月06日
  • Red

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    「好かれてるのは分かるし、向こう見ずな情熱も嬉しいけど、でもそれは毎日を無事に過ごしていく安心にはならない。あの人は、どこか危ないし、愛情っていうものを決定的に知らないんです。一緒にいても、一人で生きてる感じがする。」の一文に刺激的な男性にハマってしまう危うさを言語化されていてハッとした。当てはめてしまう人がいたからすらすら読み終えてしまった。

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    2026年01月06日
  • 一撃のお姫さま

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    単話の世界線が繋がっているようで繋がってないとこもあって、、
    女性の目線から、あーその複雑な気持ちわかるって友達と話しているような感覚がある本でした
    またみんなある種の普通だけど普通じゃない、普通ってなんだろって途中から変に考えちゃった本で面白かったです

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    2026年01月06日
  • あられもない祈り

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    登場人物の生き方が痛々し過ぎて、読み進めるのが恐かったです。自身が読む恋愛小説や恋愛漫画は、幸せと少しの苦味で構成されている話が多かったため、恋愛の辛い部分を切り取って見せる本作は、リアルな分、読んでいてきついと感じました。現実にもよくある話だと思いますが、当事者達が感じていること、行動の理由など、人物の解像度が高いため、鮮明で生々しかったです。

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    2026年01月05日
  • 憐憫

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    島本理生さんの小説に出てくる男の人って、なぜか魅力的で読んでるこっちまで惹かれてるような感覚になる。
    文章は読みやすくて話も面白いんだけど、感想を書くのが難しい。疑問は残ったまま理解出来ないところもある。

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    2025年12月31日