島本理生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
島本理生さんの本は初めて読んだものが
世間一般では許されない叔父と姪の恋愛関係という
複雑なストーリーではあったものの
複雑だからこそ難しいであろう言葉の選び方や心理描写が
とても印象深く心にくるものがいくつもあり
島本理生という1人の作家へ魅了された。
叔父と姪、近しい人間だとしてもお互いにいい大人になれば男と女に変わりはなくて。
近しい人間だからこそ見えてくる人間性もある中で
理性を奪われてしまうほど1人の人間に惹かれるという経験は
そう簡単に出来ることではないと思う。
永遠子と遼一に関しては一線を超えてしまっているものの
結婚や子どもを望むわけではなく
ただ一緒にいたい、そばにいることを -
Posted by ブクログ
個人的には「島本さんらしさ」をとても感じた一冊だった
「ナラタージュ」の主人公が少し年月を経て、大人の女性になった感じ、、って表現していいのだろうか、
島本さんの描く女性はいつも心の中に強い葛藤を抱えている。
けれど前へ進むことを恐れない、それが自分の意思なのであれば、、
たとえ自分が傷つく結果になったとしても、それを受け入れる覚悟と勇気を持っている、、
そんな島本さんの描く女性にいつも心惹かれてしまう。
心が揺さぶられてしまう。
今回は生まれ持って来た家族の問題から逃れられない沙文が主人公だ、
いつも通り一人称で進む物語にはきっと島本さん自身が憑依しているのだろう、
きっと島本さん自身 -
Posted by ブクログ
ネタバレ叔父と姪の恋愛が受けつけないからと読まないのはもったいないと思わせてくれる物語でした。叔父と姪の恋愛というよりかは、強くならないと生きていけなかった人に読んで欲しい。
「そのとき一番困っている人や弱い者を優先して気遣う、人としてはとても正しくて美しいと思う。だけど、私は強いんだよ。彼にとって私はむしろ後回しにされる側なの。私が強くても弱くても、常に一番じゃなければ嫌だよ。」という台詞。
☁️後回しにされることを不公平だと訴えたいわけじゃない。わがままを言って困らせたいわけでもない。でもずっとぎりぎりの溺れないところ必死でしがみついてふんばって立っている私は誰が助けてくれるんだろうって、言わ