島本理生のレビュー一覧

  • 天使は見えないから、描かない

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    ネタバレ

    終盤は号泣しながら読んだ。
    叔父と姪の恋愛という関係は最初は受け入れ難い印象だったが、永遠子と遼一さんの心情を知るにつれてこんな美しい関係があるのかと思えてきた。家族や全てを捨ててまでこの人が欲しい、添い遂げたいと思うような恋愛を自分もしてみたいと思った。
    友人や近しい人に対して自分の気持ちを素直に表現できない永遠子に共感しまくった。ラストで友人の萌に言ったセリフ「理解されなくてもいい、なんて思ってないよ。萌にはわたしを理解して欲しい。そして味方でいて欲しい」という言葉に強く胸を打たれた。

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    2026年07月12日
  • ノスタルジア

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    とてもとても好きな空気感の本だった
    幸せな人たちの話ではないのに、読んでる間この空気感の中にいられることが居心地良かった

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    2026年07月09日
  • Red

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    好き、、実在していないはずの鞍田さんの謀らずも魅力的な空気感が、骨ばった身体が、掴めない言葉が、ありありと浮かんでくる程にリアリティ溢れる展開。真君の悪気はないけど人をイラッとさせる不幸せな育ちの良さや、鞍田さんの紳士になりきれない人間味がいろんな記憶を刺激して苦しくて清々しくて、ページを捲る手が止まらなかった。

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    2026年07月07日
  • はじめての

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    YOASOBIが好きで、原作が気になったので購入。歌詞との繋がりを見つけられるのが面白かった。
    4作品の中で、ユーレイとヒカリノタネは特に面白かった。ユーレイは辻村深月さん特有の伏線が面白かったし、ヒカリノタネは前向きな気持ちになれるのでとてもオススメ。

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    2026年07月04日
  • ノスタルジア

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    久々に没入体験ができた
    過去の人を何度も何度も反芻しながらも、目の前の人との不確かな関係性を続けて、ファンタジックなシーンもあり浮遊感があるというか、不思議な時間の流れ方をしていた気がする

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    2026年07月02日
  • 天使は見えないから、描かない

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    島本理生さんの本は初めて読んだものが
    世間一般では許されない叔父と姪の恋愛関係という
    複雑なストーリーではあったものの
    複雑だからこそ難しいであろう言葉の選び方や心理描写が
    とても印象深く心にくるものがいくつもあり
    島本理生という1人の作家へ魅了された。
    叔父と姪、近しい人間だとしてもお互いにいい大人になれば男と女に変わりはなくて。
    近しい人間だからこそ見えてくる人間性もある中で
    理性を奪われてしまうほど1人の人間に惹かれるという経験は
    そう簡単に出来ることではないと思う。
    永遠子と遼一に関しては一線を超えてしまっているものの
    結婚や子どもを望むわけではなく
    ただ一緒にいたい、そばにいることを

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    2026年06月25日
  • はじめての

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    YOASOBIさんのseventeenが大好きすぎて、この小説に辿り着きました。
    一番好きなお話はヒカリノタネ。
    何回読み返しても涙してしまいます。
    お話読んだあとで、もう一度曲を聞くと更に感動するという無限ループ………好きです

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    2026年06月24日
  • ノスタルジア

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    個人的には「島本さんらしさ」をとても感じた一冊だった
    「ナラタージュ」の主人公が少し年月を経て、大人の女性になった感じ、、って表現していいのだろうか、

    島本さんの描く女性はいつも心の中に強い葛藤を抱えている。
    けれど前へ進むことを恐れない、それが自分の意思なのであれば、、
    たとえ自分が傷つく結果になったとしても、それを受け入れる覚悟と勇気を持っている、、 
    そんな島本さんの描く女性にいつも心惹かれてしまう。
    心が揺さぶられてしまう。

    今回は生まれ持って来た家族の問題から逃れられない沙文が主人公だ、
    いつも通り一人称で進む物語にはきっと島本さん自身が憑依しているのだろう、
    きっと島本さん自身

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    2026年06月24日
  • 憐憫

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    夫に対するマンネリ感、愛情への飢え、その時訪れた柏木さんとの出会いと心の動きに読んでてつらくなった、素敵な文章で大好きです

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    2026年06月21日
  • ノスタルジア

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    愛は形がないはずなのに、失った時確かになくなったことを実感し、痛みを感じる
    二度とない日々を懐かしみ、過去に取り残された主人公へ新たな出会いがもたらす期待、失望、救い。情景描写や感情のゆらぎが細かく美しく表現されていて、心が満たされました...好き

    創くんという年下男性との恋愛部分も良かった
    お互い詰めすぎない距離感とか
    創くんの雑さへの不満とか
    期待しすぎない方がいいとこも
    恋愛のリアルな部分が程よく描かれていて
    ドキドキしたり、寂しくなったり、感情移入した

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    2026年06月19日
  • あなたの愛人の名前は

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    ネタバレ

    大人の恋愛が描かれている。
    理解できてしまうのが嬉しいようで悲しい、、


    島本理生さんの小説は初めて読んだけど面白い。止まらなかった。

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    2026年06月19日
  • 天使は見えないから、描かない

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    遼一と永遠子の関係は世間では決して印象良いものではない
    でも世間の見方って必要なのかな
    本人たちが幸せなら外野は文句を言う必要はない
    見なければいい離れればいい
    2人の幸せを祈って

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    2026年06月11日
  • あなたの愛人の名前は

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    切り絵を趣味と言ったり、バーベキューに連れて行ったり、母親を遊びにこさせたり、そのときだけ料理したり、この人の作品で、こういう男がよく出てくるなあ。

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    2026年06月09日
  • はじめての

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    1話1話読み終わるごとにYOASOBIの歌を聴いた。今まで何度も聴いたことがある歌だったけど、こういうお話がベースにあったんだ、こういうことを言っていたんだとわかってより曲の中に入り込めた感じがした。どのおはなしも読みやすくて良かったな。

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    2026年06月07日
  • ノスタルジア

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    時が解決すると見せかけて
    人を癒すのは人でしかない。
    ほんとうでいられる
    未来に怯えなくていいって
    すてきだ。

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    2026年06月03日
  • 天使は見えないから、描かない

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    ネタバレ

    叔父と姪の恋愛が受けつけないからと読まないのはもったいないと思わせてくれる物語でした。叔父と姪の恋愛というよりかは、強くならないと生きていけなかった人に読んで欲しい。

    「そのとき一番困っている人や弱い者を優先して気遣う、人としてはとても正しくて美しいと思う。だけど、私は強いんだよ。彼にとって私はむしろ後回しにされる側なの。私が強くても弱くても、常に一番じゃなければ嫌だよ。」という台詞。

    ☁️後回しにされることを不公平だと訴えたいわけじゃない。わがままを言って困らせたいわけでもない。でもずっとぎりぎりの溺れないところ必死でしがみついてふんばって立っている私は誰が助けてくれるんだろうって、言わ

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    2026年06月01日
  • あなたの愛人の名前は

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    人は悲しい時や孤独の時に人を求める
    それが人道的にただしくないことでも
    でもそれによって助けられることもある
    ピリピリ痛むような恋が描かれてたけど私にはちょうどいいピリピリ具合だった

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    2026年05月27日
  • 天使は見えないから、描かない

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    もし身内や親しい人から、永遠子のような状況であることを打ち明けられたら、自分はいったいどんな反応をするんだろう。
    共感できなくても、理解できなくても、受入れたいと思うことができるだろうか。
    そんな風に思いながら読んでいたから、最後に永遠子がずっと自分を守るために築いてきた殻を破るように、解ってほしいと踏み出す様子にこころが震えた。

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    2026年05月20日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    とにかく、登場してくるスイーツが美味しそうで気持ちがあたたかくなり前を向けるような言葉が添えられていて、素敵な一品だなと感じた。「ファースト・アンド・オンリー」が特に大好きだった。甘酸っぱくて心にふわっと優しさがじんわりと広がる、青春も感じるとても素敵なお話でした。私もスイーツとともに、自分に甘い時間をプレゼントしたいと思った。

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    2026年05月18日
  • ファーストラヴ

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    ネタバレ

    由紀と庵野はお互いが忘れられない存在(色々な意味で)でありながらも、最後まで恋愛関係にならないのがすごく良い。由紀が本当に愛しているのも、愛を教えてくれたのも夫の我聞であるのも良い。
    我聞が由紀の傷に気付きながらも深く追求することなく、優しく寄り添ってくれる場面は泣いた。

    「私の話をみんなが聞いてくれて嬉しかった」
    最後の環菜の台詞は忘れられない。

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    2026年05月14日