島本理生のレビュー一覧
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ネタバレ島本理生さんの作品の、働く女性の描写が好き。こんなにアンバランスで危うくても、きちんと仕事をしている主人公。
外で見せたい自分(見せなきゃいけない自分)があり、それが、夫婦や友人関係でも、緩められないのが苦しい。
相手が求める自分と、その部分しか見せられない主人公と。
それが、友人との壁にもなっていたんだなと思う。
弱さやずるさ、汚さ、気持ち悪さ、それが拠り所になったんだと感じる。
この部分については、かなり言語化が難しい。愛情、恋愛、性愛、結婚、離婚、そういう関係性の定義をぐるぐる考えさせられる話。
同時に、友情の話でもあったと思う。ラストが、本当に好きだった。
テーマ的に、生理的に受 -
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ネタバレ【あらすじ】
恋という言葉では到底つつみきれない、たくさんの感情と人生のシーン。
第一線の現代人気作家たちの手で紡がれる、繊細で豪華なアンソロジー!
島本理生 『最悪よりは平凡』特別な名を持つ平凡な容姿の私。唯一無二の存在になるにはどうすれば。
綿矢りさ 『深夜のスパチュラ』バレンタインに手作りチョコを!壮絶な一夜の奮闘の結果は?
波木銅 『フェイクファー』大学の手芸サークルで知った着ぐるみの魅力。数年後……
一穂ミチ 『カーマンライン』日米で分かれて育った双子のケントとアサミが19歳で再会した。
遠田潤子 『道具屋筋の旅立ち』容姿に関して隠したい過去を持つ優美は、初めての彼氏の -
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島本理生さんの本は初めて読んだものが
世間一般では許されない叔父と姪の恋愛関係という
複雑なストーリーではあったものの
複雑だからこそ難しいであろう言葉の選び方や心理描写が
とても印象深く心にくるものがいくつもあり
島本理生という1人の作家へ魅了された。
叔父と姪、近しい人間だとしてもお互いにいい大人になれば男と女に変わりはなくて。
近しい人間だからこそ見えてくる人間性もある中で
理性を奪われてしまうほど1人の人間に惹かれるという経験は
そう簡単に出来ることではないと思う。
永遠子と遼一に関しては一線を超えてしまっているものの
結婚や子どもを望むわけではなく
ただ一緒にいたい、そばにいることを -
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個人的には「島本さんらしさ」をとても感じた一冊だった
「ナラタージュ」の主人公が少し年月を経て、大人の女性になった感じ、、って表現していいのだろうか、
島本さんの描く女性はいつも心の中に強い葛藤を抱えている。
けれど前へ進むことを恐れない、それが自分の意思なのであれば、、
たとえ自分が傷つく結果になったとしても、それを受け入れる覚悟と勇気を持っている、、
そんな島本さんの描く女性にいつも心惹かれてしまう。
心が揺さぶられてしまう。
今回は生まれ持って来た家族の問題から逃れられない沙文が主人公だ、
いつも通り一人称で進む物語にはきっと島本さん自身が憑依しているのだろう、
きっと島本さん自身