島本理生のレビュー一覧

  • あられもない祈り

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    ねえこんな苦しいことある…??
    軽い気持ちで読み始めたら、吐きそうなくらいしんどくて、私の2023年しんどい恋愛小説大賞ぶっちぎりの第一位です。

    〈私〉と〈あなた〉のおはなし。

    一緒に暮らす恋人がいる〈私〉と、奥さんがいる〈あなた〉のおはなし。それだけ。

    登場人物はたくさん、母や父や職場の同僚やそれこそお互いのパートナーも出てくるけれど、みんな「その他の登場人物たち」だった。

    ただ、〈私〉と〈あなた〉の恋のおはなし。

    自分勝手でまっすぐでどうしようもない恋のお話。

    ぼんやり霞のかかったような比喩表現にぎゅっと胸を掴まれて、また苦しくなる。

    これは読むタイミング、精神状態を選ぶ作品

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    2023年11月26日
  • 星のように離れて雨のように散った

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    平易な文章だが、物語の進行と共に私の内面を抉られた。そこから見えた事と向き合う時が来るのかもしれない。そんなことを思った。オススメです❗

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    2023年11月26日
  • ご本、出しときますね?

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    本の内容はもちろん面白かった。
    それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。

    たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。

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    2023年11月19日
  • 星のように離れて雨のように散った

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    複雑な家族関係の春は日本文学の修士論文に取り組むなかで、彼氏との関係に疑問を抱くようになる。時はコロナ禍、友人や大人たちと大人数で会うことがなくなった反面、より密に会話を交わすようになった。論文の主題となる宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を探り、自分の過去と向き合い、自分の人間関係をつぶさに見つめていく。
    恋愛だけが物語として進むのではなく、常に宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の研究が物語の根底に流れていて、読み終えたとき読者は長い旅路を終えたような気持ちになる。
    いや、終えたというか、まだ道半ばだが、人生は悩みの連続でそれから逃れることはできないということを認識しつつも、一つの区切りがつけられた登場人物

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    2023年11月12日
  • よだかの片想い

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    ネタバレ

    顔に大きなアザのある女の子が主人公で、不器用なようで芯が強くて、でも弱くて、私もアイコちゃんといろんな感情を一緒に経験した気持ちになった。初恋の心震えるあの感じ、なんで恋ってこんなに始まりは素敵なのに終わりは苦しいんだろうって思った。
    そして、どうして島本理生さんの書く男の人ってこんなに好きになっちゃうんだろう。しかも幸せになれないってわかってるんだけど好きにならずにいられないタイプの…笑。何回も、飛坂さんと上手くいきますようにって願ったけど結ばれなかった。アイコちゃんが恋愛経験者だったら、もしくはあの「付き合ってるのに片思い」状態を我慢すれば一緒にいられたかもしれない。でも、あそこで大好きだ

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    2023年11月08日
  • アンダスタンド・メイビー(下)

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    ネタバレ

    上巻は本当に切なくて苦しくて、なんで?と思うところもたくさんあった。なんで、なんでそんなに不幸の匂いがする方にばかりいくの?と。
    下巻で黒江がなぜそんな生き方しかできないのかが明かされていきますが、ほとんどは上巻と同じような思いで読んでいました(笑)
    ただ、上巻(地元)と違うのは仁さんがいるということとやりたかったことに突き進んでいること。
    その2点が黒江を支えていたと思う。
    どんなにダメな方向に進んでも、見守り支えてくれる。
    ただそこにいてくれる、在るということ。
    現代の宗教の問題にも問いかけるような物語。
    正直上巻を読んでいる時は最後に泣かされるとは思っていませんでした。弥生くんはやっぱり

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    2023年11月07日
  • 星のように離れて雨のように散った

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    危ういものにふれて自分の弱さと向き合いはじめる
    宮沢賢治と主人公そしてその父と叔母
    蓋をした感情の表出が周りの登場人物の言葉と
    物語がリンクして解けていく感じが絶妙

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    2023年10月29日
  • 波打ち際の蛍

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    私の大好きな作品
    描写がほんとに美しい
    そしてなにより二人の世界が儚くて、まさに世界の果てという言葉が似合う

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    2023年10月04日
  • ご本、出しときますね?

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    小説家の方々の独特な頭の中がとても面白い。聞き手の若林さんの面白さと相まってテレビ観といたら良かったー!と悔しい気持ちでいっぱい。またやってくれたらいいのに。

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    2023年09月22日
  • イノセント

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    ネタバレ

    やり手の経営者とカトリックの神父
    シングルマザーの三角関係なのかな?
    主人公比紗也ちゃんちょっとずるいぞw
    義父の暴力や愛する人の死などがあって心が壊れてるのはよくわかる。
    なら、甘えればいいのにって思ってしまう。
    真田さん推しだからかなw

    最後のハッピーエンドはすごく良かった。
    涙の数だけ幸せになってほしい

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    2023年09月18日
  • 私だけの所有者

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    ミスター

    yoasobiのMVが魅力的だったので元ネタも知りたくて読みました。先に映像を見ていたので脳内ではキャラもあのままで、とても読みやすかったです。
    曲が先だと分かりやすいし感情移入しやすくておススメ。素敵なお話でした。

    #切ない #胸キュン

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    2023年04月25日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。

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    2023年04月16日
  • シルエット

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    島本さんの本はそんなに読んでないけれど相性が良いのか、言葉がするすると流れていて気持ちがいい。

    シルエットの最後はなんとも言えない気持ちになる。
    あのときこうしていればと思っても、時間が経ち過ぎていることがほとんど。

    傷つくのも傷つけるのもこわくて
    もう恋から離れようとは思わないたのだろうか

    それでも落ちてしまうのが人の性か

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    2023年02月25日
  • シルエット

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    ネタバレ

    やっぱり島本理生の巧みな描写を読むのが好きだ。主人公の着目する心情のセンスが好き。すごく心地よい。
    思春期って孤独で誰かに触れてほしいけど、周りのみんなはみんなで大変そうで、頼ることが難しい。だからこそ新しい存在として“恋人”というところに行こうとするのかな。自分の思春期の頃の気持ちをなぞられた気がした。
    冠くんが気づくように勇気を持って触れて、近づいて、包み込む、そんなことができればもっともっと思春期の子供たちも、少し遅れた思春期に悩む大人も救われるのにな。コロナになってそれは難しくなって、きっと孤独をさらに感じる人は多いだろうな、と思った。

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    2023年02月13日
  • Red

    ネタバレ 購入済み

    女性目線で書かれた官能小説

    映画をみてから、本作を読みました。
    映画と違った締め方で、ホッとしました。

    夫以外の男性を好きになった女性には、涙を流さずにいられない作品でした。
    映画より、本作の方がリアリティで、よかった。

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    2023年01月22日
  • ご本、出しときますね?

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    同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。

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    2022年12月04日
  • ご本、出しときますね?

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    面白すぎてあっという間に完読。
    物書きの皆さんは日々何を考えてるんだろうって気になって仕方なかったので、得にしかならない!と鼻息荒めで読んだ。
    勉強になったのは、森鴎外の行き着いた哲学が
    【諦め】ということ。
    対談されていた作家さんの本や、処方された本など読みたい本が増えたので何を読んだらいいかわからない人にもオススメ。
    若林くん、佐久間さん、素晴らしい企画をありがとうございます。

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    2022年11月08日
  • 夏の裁断

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    思い立ったことをすぐ行動に移す人や、愛情表現が豊かな人は魅力的なため、惹かれるのはすごくわかる。また、自分の人生を思い返すと、このタイプのモテ男は一定数居たなあと思う。

    このタイプの人と遊んだ時、「この人は空っぽで掴みどころがないけど、繋がりを持っていたい」と思ったのが率直な感想だった。

    この作品を読んだタイミングが、自分にとってとても良かったように思う。これから上京し、社会人をする私にとって、少し憧れを抱くような生活を主人公はしていた。

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    2022年09月08日
  • 好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉美

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    原文の一部が載ってるくらいので読みたいと思ったけれど、完全現代語訳。だけど、それぞれ訳された作家さんたちのセンスがキラリと光り、江戸文学のエッセンスがギュッと詰め込まれた、お値打ち品の一冊。

    好色一代男
    原作: 井原西鶴/ 現代語訳 島田雅彦
     七才の時、夜中に子守に連れられてトイレに行った時、足元が危なくないように蝋燭を持って付いていてくれた子守のお姉さんに「その火を消して、そばに来て」。「足元が危ないから、こうしているのに、明かりを消してどうするんです。」と子守。「恋は闇ということを知らないの?」。
    この頃から、クレヨンしんちゃん顔負けの天才好色男児、世之介!
    八歳の時に、伯母さんの家に

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    2022年07月16日
  • はじめての

    購入済み

    全作品満足でした。

    大好きな作家さんたちの四部作。どの作品を読んでもとっても素敵なお話でした。短編では勿体無い位だと思います。

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    2022年06月09日