島本理生のレビュー一覧

  • 星のように離れて雨のように散った

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    島本理生さんの表現が大好き。一文にハッとするほど囚われて動けなくなってしまうような、一冊の中で何度もそんなふうになってしまう。

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    2025年09月11日
  • 夜はおしまい

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    ネタバレ

    夜のまっただなか
    自尊心の低い女の典型的なクズにハマる姿と、キリスト教を深く信仰する人、恋愛と宗教って何を信じるか、誰を信じるかが違うだけで、本質的には何も変わらないのかな。金井先生の話は宗教信仰についてなのに、全て恋愛してる自分に刺さる言葉だった。
    サテライトの女たち
    なんで男って自分だけは違うって思うのだろう。
    女の薄幸話を性欲に昇華させる男とそれを利用してお金を手に入れる女。自分自身の価値に無頓着でいれなくなった女が、何を求めてるのか。この女にとっての幸福ってなんなんだろ
    裏切られた分だけ傷つけたい。等しく、公平に。

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    2025年09月10日
  • ファーストラヴ

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    オーディブルで聞く読書でした。
    ナレーションもよく、物語に引き込まれました。
    半分ほど読んだあたりで
    ちょうど、Huluで、映画も見ました。

    映画も、本もとても良かったです。
    子供への虐待、ネグレクトなど
    重い内容なのですが
    全体にはあたたかいものが
    ありました。

    映画を見てからは
    本を読んでいても
    俳優さんの顔が浮かんできましたけれど
    本と映画が混ざり合って
    スムーズに読むことができました。

    島本理生さんの本を
    もっと読みたくなりました。

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    2025年09月07日
  • ファーストラヴ

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    自分が普通だと思っていた・経験が多数の人からすると普通じゃないって怖いだろうな、と思ったし、何より怖いという感情を遠回しに否定されると、自分の感情ひいては自分自身まで否定されたと感じるだろうとも思った。
    自分自身に向き合った彼女と、そこに正面から向き合った主人公たちはすごいと月並みな言葉ながら思ったし、個人の感情が誰にも否定されるべきでないと戦うことがどれほどしんどくて大変なのか。
    知らない人の目に晒される環境下で、自分の意見を述べることがどれほど怖いか。人間としての感情のあり方を考えさせられたし、私の周りの人たちはどうなのだろうかと思った。

    そして普通ってなんなんだろう、最近よく思う。

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    2025年09月07日
  • 天使は見えないから、描かない

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    予想外のハピエンだった。
    これをハピエンというかどうかは人によって分かれそうだけど、鎧を脱いでいられる人とちゃんと向き合えたことがすごく大事。そしてしっかり腹括って受け止めてくれたことがハピエン。なんか上っ面じゃないハピエン。もちろん現実的にこの先も簡単ではないんだろうけどさ。
    萌にちゃんと吐き出せたことも良かった。
    最後の萌とのやりとりは本当に感動した。

    彼女みたいなバリキャリでもないし、こんなに想える人がいるわけでもないけど、通ずるものがあって、結構感情移入できたな。

    永遠子の元ダンはじめ、強い女が好きな男って理解力あるようで思考回路結構マッチョだよなぁ。いやマッチョ、じゃなくて、キャ

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    2025年09月07日
  • はじめての

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    仕事に追われて精神的にしんどかったここ数ヶ月。
    ライトな本に出逢いたくて無理やり読んだ。

    ささくれだった心に優しい物語は心に響きました。

    イライラしていた心を落ち着かせて、深呼吸して、もうちょっと人に優しく穏やかに日々を過ごして生きたいなと思いました。

    「ユーレイ」と「ヒカリノタネ」がかわいくて温かくて好きです。

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    2025年08月29日
  • はじめての

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    ネタバレ

    4人の直木賞作家による「はじめて〇〇したときに読む物語」をテーマにしたアンソロジー。
    YOASOBIの「セブンティーン」という曲の原作になっているそう。
    とにかく作家さんが豪華でどれも面白かった。
    特に好きなのは辻村深月さんの「ユーレイ」。
    中学生の繊細な心情が解像度高く描かれている。
    夜の海、幽霊、白いワンピース。怖いシチュエーションだが最後は心が温まる。
    没入感があり途中その場に自分もいるような感覚になった。
    この感想を書いている今もまだ余韻が…。

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    2025年08月27日
  • 天使は見えないから、描かない

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    表紙もとても素敵だと思う。永遠子さんぽいなと思う。
    結局、本当に好きな人の所に戻ってきてしまう。執着なのかもしれないけど、それが一番幸せなのだと思う。強くあれるのだと思う。
    自分達だけがわかっていれば良いなんても思うけど、周りに認めてわかってほしいという気持ちもあるよなと思う。
    そうだよな〜!、すごい!!と思う表現や言葉や文章がたくさん出てきた。島本理生さんの凄さだよね。すごいよね。ドキドキしました。

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    2025年08月17日
  • 天使は見えないから、描かない

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    永遠子と遼一さんの関係、そして永遠子と両親の関係、夫や恋人との関係に、悩んだ。そして同じように苦しんで読んだ。近親であるが故の気持ち悪さはわたしにはわからなかったけど、当事者の葛藤は痛いほど伝わった。でも、愛すと決めたもの、そして自分を大切に生きられる決断がちゃんとできてよかった。最後の最後の結末を読むまで苦しかったけど、永遠子や遼一さん、そして萌にとっていい結末を用意してくれて、本当にありがとう。これこそ小説だ。

    p.128 「いや、まあ、依頼人はその元奥さんのほうだから、私と直接の関わりがあったわけではない
    けど」
    「おまえは謙虚に見せてるつもりでも鼻っ柱が強いから、怒りを買ったのかも

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    2025年08月15日
  • はじめての

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    YOASOBIが好きなので、題材になった小説を読もうと思ったのをきっかけに本を手に取りました。
    青春の甘酸っぱいかんじ、多感な頃の自分との対話、もしもが詰まっていて、あの頃を思い出せる旅ができて良かったです

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    2025年08月11日
  • 私の身体を生きる

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    女性作家、芸術家たちの生と性、身体をテーマにしたエッセイ集
    自分も漠然と感じてた「女性であること」への違和感、敵対心、恐怖、いろんな言い尽くせない気持ちをそれぞれの人が言語化してくれるよう
    現代日本で高らかに女性讃歌を謳うのは難しいことを痛感する
    それでも次代はと願いたい

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    2025年08月10日
  • Red

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    ネタバレ

    夫、2歳の娘、姑、(義父)、と暮らす、一見幸せそうな女の話。仕事を辞めて専業主婦になったこと、夫が鈍感すぎること、セックスレスなこと、義母義父義母姉らとの関係など、悩みは多い。そんなときに友人の結婚式でかつての恋人に遭遇し、彼によって肉体的にも精神的にも満たされて、夫や夫家族との関係に疑問を持ち始める。

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    2025年08月03日
  • ナラタージュ

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    何度読んでも好き。
    雨の日に読みたい1冊。
    歳を重ねて自分の状況が変わるにつれて、内容や人物の印象が変わる。

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    2025年08月02日
  • ナラタージュ

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    賛否両論あるようだけど、私には葉山先生の気持ちも泉の気持ちも痛いほどわかってすごくスッキリする終わり方だと思った。

    どんなに気にかける存在になってもどんなに好きだと思っても、大人になって何か責任を持ってしまったら恋だの愛だのだけではどうしようもない事も叶わないこともある。こなしていかなきゃいけない日常の中で、似た者同士で助けを求めてしまうこともあるし、それなら泉を選べば万事解決なのか?と言われた時そうしない葉山先生は、わたはむしろちゃんとした人間だなと好感を持った。

    責任だとか自分の幸せと他人の不幸せとか、このふたりの問題の根深いところを小野くんとのラフな会話の中に散りばめているのが良かっ

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    2025年07月30日
  • よだかの片想い

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    終始アイコの気持ちに共感しっぱなしだった。

    私も恋人との気持ちの差に少し悩んでいたから、アイコの「今日だけは自分を優先してほしかった」って気持ちがよく分かった。それでも、最後の飛坂さんの挨拶を聞いて、2人でいた時間はお互いにとって意味があったんだなと思えて心から嬉しかった。

    ミュウ先輩が大やけどを負ってしまって「自分に余裕がないから相手に優しくできないし相手と向き合えない」と言って確かにと思った。それでも分かってほしい気持ちはあるから弱ってる時ってきつい。

    大好きな作品が増えて嬉しい夜だった。

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    2025年07月29日
  • ナラタージュ

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    演劇部の女子高生(〜大人)と教師の恋の話。切ないし儚いんだけど、センチメンタルではなくなぜだか温かい気持ちになる。でも籍入れたままなのを黙ってるのは良くないなあ。

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    2025年07月25日
  • よだかの片想い

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    顔にあざがあるあいこ
    そのため自分に自信がなくて人に対していつも少しどこか距離感があるように最初から感じていた
    そんな彼女が恋をして成長し自分を見つめる
    そんな彼女を真横で見ていてとても幸せだと感じた

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    2025年07月24日
  • ご本、出しときますね?

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    これ凄い好き。

    私なんか全然本読んでないなーって思った。

    若林さんがそもそも繋がっている、なんなら飲み仲間作家さんとの鼎談から始まって。初めましての作家さんも登壇してくるんだけどこんな会話繋がって凄いなー掘り下げてるなー面白いなーってのが連続するんだから。

    タイムリーにみたかったなー。もっと対談して欲しい作家さんいるなー。私が好きな作家さんの本がお勧めされてて嬉しいなー。

    もう紹介されてる本片っ端から全部読みたいっ!!すべての回でその時話題に上がったテーマでお勧めの本を作家さんが紹介するんだが、これが垂涎なんです。紹介の仕方にも唸る、だってどれもこれもすっごく読みたくなる。

    沢山の本

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    2025年06月22日
  • 私の身体を生きる

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    ここまで赤裸々に書いちゃうの?と驚くような内容もあり。
    だけど今まで言語化できなかった気持ちが表現されている部分もあって、あの時のあの感情ってこう言葉にするんだと感動もした。
    作家さんは流石だなと改めて感じた一冊。

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    2025年06月21日
  • Red

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    自分とは全く違う思考の女性、こういう人もいるんだろうよね。恋愛依存というより愛されたり求められることに依存しているんだろうね。
    エピローグ含め良かったです。
    毎朝ギリギリまで読んで何度電車に乗り遅れそうになったか。

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    2025年06月07日