島本理生のレビュー一覧

  • 一撃のお姫さま

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    私この作品とっても好きでした。
    落ちることがない、と思う反面、落ちる可能性が過ぎるのと、そこに微かに落ちたい願望がある、恋と自己防衛の間の感情がゆらゆら波立つ感覚を覚えた。

    最初の話は、小波が続いて乗り越えてるつもりだったけどダメージ蓄積して転覆した心のお話。

    2番目は多分自分とは遠い人生を歩んでるから、その勢い含め好感。

    3番目は、そりゃ怖いよね、信じたいとかそーゆー次元の話じゃないの、ってことでわかりみ深く。

    4番目はちょっと微笑ましくて

    表題作の5番目は人とお金と欲望と感情といろんな渦が渦にならずに存在していて、読みやすかった。ホストと女風のスライドは良かったんだなぁ

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    2026年01月04日
  • はじめての

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    辻村さんと森さんに惹かれて手に取った。けど、想定外に他の作家さんの作品もハマった。

    -人は一人で生まれて一人で死ぬ。その当たり前のことが、あの人たちにはね、本当に死ぬことより怖いの。-

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    2026年01月03日
  • 憐憫

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    名前は知ってたけど読んだことなかった作家さん。本屋で装幀が目について、その場でパラパラとめくって、レジに持って行きました。大人っぽくて、水のような、酒のような小説。やばい、好きかも。

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    2025年12月29日
  • 憐憫

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    島本さんの小説を読むたびに思うのは、私が1番好きな作家さんだ、と安心する思いで、物語は激しく切ないのに、なぜか落ち着くような感じがする。

    相手の男性の欠点までも愛おしく思ってしまう、そんな描写がすごく好きだ。最後に柏木の写真をすべて撮り、消していくところに胸を打たれた。

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    2025年12月28日
  • ファーストラヴ

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    これは私の救いの物語でした。
    読書ノートをこの作品の感想や抜粋等だけで3ページも使ってしまいました。
    初めて読んだのは5年くらい前。タイトルと作家さんから恋愛小説だと思っていた私は思いがけないストーリーにのめり込んでしまいました。そして、再読。
    環菜の気持ちがわかりすぎて苦しくて辛かった。映画も見たけど、やっぱり原作のほうが好きでした。
    環菜がある日父親を殺してしまうところから物語は始まります。なぜ父親を殺さなければならなかったのか、臨床心理士の主人公、由紀とともに環菜の過去を探っていきます。食い違う証言から、話し手や受け手の目線が変われば同じ物事の話をしていても全く違うことのようになってしま

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    2025年12月28日
  • 天使は見えないから、描かない

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    すごく気になってた本。究極のハッピーエンド?と思って結末が気になってひたすら読んだんだけど私的にはあまり納得いかず?
    女性が強く生きることは私は大切だと思うし何かあった時に自分自身を支えられる人でありたいけど、普段強く生きるからこそのそうじゃないときの緩みは強い女性としてはわかってもらいたいところ。
    弱さは誰にでも見せられるわけじゃないから永遠子の言ってることはよくわかる。泣きたいほど大切にしたい関係。
    自分にとっては当たり前でも見る人から見たら歪に見えてしまうのが共感の難しさだよなーと。

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    2025年12月17日
  • ナラタージュ

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    貴重な読書体験をしました。
    読み始めてすぐに、15年ほど前の自身の学生時代を思い出しました。先生のことが好きでした。
    わたしは既に結婚していて、学生時代の記憶もうっすらとしか残っていませんが、この作品を読んでいると、当時抱いていた感情が、昨日のことのように思い出せてしまうのです。
    そんな気持ちにさせられる小説は初めてでした。

    一つ一つの言葉、丁寧な情景描写、全てを大切に読みました。そのため普段より時間がかかりましたが、忘れられない読書体験となりました。

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    2025年12月17日
  • よだかの片想い

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    「僕が、アイコさんを幸せにしてあげることはできないと思う」
    こんなことをはっきり言う男の人とは付き合ってはいけない。自分が辛くなるだけだから。
    俯瞰で考えたら飛坂さんはやめておいた方がいいと思うけれど、アイコは飛坂さんのことが好きで好きで見返りを求めていなかったから、これが恋というものだね。

    恋愛以外もたくさん考えさせられた。
    コンプレックスとの向き合い方とか、みんなが呼んでいたとしても容姿を揶揄するあだ名で呼ばないとか。
    アイコのことを大事に思っているお母さんも良かった。

    手元に置いておきたい本にまた出会えた。

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    2025年12月15日
  • 一撃のお姫さま

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    年齢も職業も生活状況も様々な女性たちが主人公の短編集。
    主人公たちの抱えている悩みというか、生きづらさみたいなものもそれぞれで、ただ、それを見ないようしたりはせず、苦しくても不器用に向き合う人たちだった。
    彼女たち必死で抱えているものと向き合うなかで感じている痛みがひりひり伝わってきて、短編だけど一つ一つとても読みごたえがあった。

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    2025年12月13日
  • Red

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    ネタバレ

    途中モヤモヤイライラしてしまう所も…
    旦那、そんなんでええんか…その態度にイライラ
    不倫は良く無いけどそうなっても仕方ないのかなぁって思ってしまう( ; ; )

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    2025年12月11日
  • 私の身体を生きる

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    女性として生きて来た中での、著名&人気作家さんたちが悩みを赤裸々に綴られた連載が一冊に。

    自分が女性でいることを肯定するために背中を押してくれるような内容だった。

    無神経な数多の男性達に加害されてきた傷への癒し 自分だけではなかった、という、女友達と行ってきた、経験を分かち合って貰えることへのありがたみ

    女性の身体の不安 妊娠や性行為、体調不良、弱さ
    見た目への若い頃の過剰な拘り、ジャッジされることへの抵抗感と迎合

    まるっと。

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    2025年12月07日
  • 私の身体を生きる

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    「私の身体」を「生きる」とは何だろう。いや、「私の身体」とは何だろう。そもそも、「私」とは何だろう。
    各作家たちの切り口は様々だが、みな共通しているのが、己という存在を不可欠に構築するこの肉体というものの生物的な役割にも社会からの眼差しにもかなり戸惑い、苦しみ、受け入れたり受け入れられなかったりしながらどうにか生きている点で、強く連帯感を持ちながら読んだ。

    痛ましさを感じたのが、執筆陣の女性たちはほぼほぼみな性被害の経験がある点。私にもあるし、私の友人たちもほとんどあると思う(学生の頃、痴漢が話題になったとき、その場にいた10人ぐらいのなかで痴漢に遭ったことがない子は1人しかいなかったことを

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    2025年12月04日
  • 二周目の恋

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    ネタバレ

    かなりおもしろかった。個人的に好きだったのは最初のバーの男との話、お母さんに食べ物は残すなと言われて大食いを強制されてた女性の話、最後の海の同性愛の話でした。

    短編ものなので面白い話と面白くない話と私には共感できないな、と感じる話もありましたが、どれも楽しく読むことが出来ました。
    読みやすくわかりやすい読み物でとても良かったです。読み終わったあと、好きな人に会いたくなりました。

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    2025年11月30日
  • あられもない祈り

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    心だけでなく身体まで痛み出す。ただ浮気しているだけの風景が、なぜか名場面に見え出したり。逃げる私が逃げるあなたを追う物語。お互い向き合わずに逃げてしまうから分かりあえない。人は持っていないものを、補いながら恋愛をするが、これは真逆の恋愛。一度目読んだ時は不倫当事者の燃える気持ちで読めたが、二度目は過去を悔いるような気持ちで読めた。是非ニ回読んでほしい作品。一度目と二度目で感じ方が違う作品。

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    2025年11月23日
  • 天使は見えないから、描かない

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    弁護士の主人公永遠子、叔父さんの遼一を好きになってしまう、衝撃的。相手の素性を知れば知るほど自分が想像していた人物像と違っていく様子から偏見とは恐ろしいつくづく感じた物語。この人はこういう人と決めつけてはいけないという学びが得られた。人としての成長もあるし、自分の知らない過去もあるのだから。

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    2025年11月13日
  • 天使は見えないから、描かない

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    ネタバレ

    天使は見えないから描かないという言葉は、見えないものはわからないものは描かないという言葉なのか。

    島本理生さんの小説はナラタージュからはじまり、イノセント、Redを読んできた。
    今回もナラタージュやRed同様、心の中にずっと好きな人がいるーそんな女性が主人公。その相手は叔父で。不道徳や不快と思う人も多いと思うし、実際小説の中にもそういった人物はたくさん出てくる。わたしも、友人から打ち明けられたらすぐには肯定できないと思う。いや、きっと相手は肯定してほしいというより知っておいてほしいだけかもしれない。そんなささやかな願いさえも世間や社会は許してくれないから。

    島本さんの小説はこういった世間や

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    2025年11月06日
  • ナラタージュ

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    ネタバレ

    葉山先生は自分勝手
    僕が君に与えられるのは
    これしか無かったのかって
    最後に交わるの

    壊して壊して、傷つけて
    あなたの事を忘れたいと思える用に
    もう会いたくないって思えるように

    柚子ちゃんが死んじゃうのは辛かったな

    殺さないで欲しいから、よがった振りをして
    相手をたてて、自分の尊厳を手放した
    その事が原因で辛かったのも印象的

    黒川とあの子は結局留学戻ってきても別れなかったのかな。

    葉山先生への独白のシーンが好き。
    セリフが続いて、地の文が浮き上がってくるの。
    声が聞こえてきた。

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    2025年10月15日
  • ご本、出しときますね?

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    BSジャパンのテレビ番組の書籍化。オードリー若林さんがMCする番組が好きな自分にとっては、読み進めてると声が聞こえてきそうな錯覚に陥った。作家の知らない一面が見えてとてもおもしろかった!読んだ章の中では村田沙耶香さんの変人度が群を抜いていた笑

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    2025年10月15日
  • イノセント

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    究極な恋愛小説だと思った
    たとえ自分のことが愛してなくて保護者のように見守ってて欲しい存在だと思われていても自分は愛しているからその人のために何かをしてあげたいそれはもう究極の愛なのではないか
    愛ってお互いが好き同士のことだけではないのではないかそんなことを考えながら最後まで読んだ
    ハッピーエンドで終わって嬉しかった

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    2025年10月05日
  • Red

    s

    購入済み

    最高

    大好き

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    2025年10月04日