光のとこにいてね

光のとこにいてね

1,001円 (税込)

5pt

あまりに美しく激しい愛の物語
〇本屋大賞3位、島清恋愛文学賞受賞の話題作がついに文庫化!

――切ないほど美しく、激しい愛の物語

うらぶれた団地の片隅で出会った
小学2年生の結珠と果遠。
正反対の境遇に育ちながら、
同じ孤独を抱えるふたりは強く惹かれ合うも、
幸せな時間は唐突い終わりを迎える。
8年後、名門女子校で思わぬ再会を
果たしたふたりは――。

人がひとを想う気持ちを最高純度で描く、
本屋大賞3位、キノベス2位、直木賞候補、
島清恋愛文学賞受賞と、
大きな話題を呼んだ傑作長編が文庫化!

単行本の初回特典だった掌編「青い雛」収録。
解説:村山由佳

単行本 2022年11月 文藝春秋刊
文庫版 2025年9月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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光のとこにいてね のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    幼い頃からかなり苦しい背景を背負ってきた2人。影は多く光は小さいが、とても濃い。お互いを光にあてがっては想い合う描写に何故か苦しくなる。許されない愛や強い絆なんて言葉が安っぽく思えた。何度も何度も彼女たちは出会い、見つけては離れていく。いつかまた出会えた時のために。この本に出会えて良かったと心から思

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    同性同士だからこそのあの神聖さ
    そこに似た傷や孤独感が加われば、離れられないのは必然? でも恋や愛ともまた違うかな

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    2人の少女が何度も出会い、別れ、再会を繰り返す話。

    最後果遠ちゃんが水人さんが別れるシーンは、悲しくて辛いはずなのにそれが正解と納得させられた。
    別れは寂しいものだと思っていたけど、必ずしも寂しいものだとは限らないって思ったし、お互いの幸せのために、選択したことは正しかったと思う。

    かのんちゃん

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    こんなにあっという間に読み切った本は久しぶり。とにかくこの物語を追いたくて数日の隙間時間を費やした。一穂ミチさんはぼくの人生で唯一偶然本屋さんで手に取った本から好きになった作家さん。無限に検索して自分好みの本や作家さんを絞り込んで探すことができるこの時代に、大袈裟だけど運命的な出会いをすることができ

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    とってもよかったᐡ т · т ᐡ
    初めて読む作家の方だったけど文章の雰囲気も物語の内容も素敵で読み始めて序盤の方ですぐに私の好みの本だって思った。

    穏やかなところや暗いところ、キラキラ輝いているようなところがそれぞれ繊細に描かれていて情景が浮かびやすくて読みやすかったのと、楽しい話!ってわけでは

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの、魂が揺さぶられるような感覚。
    こういう小説に出会うために、本読んでいるんだよなぁと思える作品だった。

    世界でたった二人だけ、お互いだけの「共有」がある作品がやっぱり好きなんだなぁ。

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    どこが好きですか?
    どこのフレーズがいい?
    と、聞かれても上手く答えられないけれど、この本は凄く好きなんです。

    最初の章で「あ、光のとこにいてねってそういう意味だったのか!」と思ったけれど、章が進んでいくにつれて意味も変わってきて…
    こんな深い意味だったのか…、と思わず息を呑みました。

    この本を

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    『光のとこにいてね』は、「恋愛」という言葉では括りきれない、“愛”そのものの物語だった。

    誰にも踏み込まれたくない、2人だけの世界で生きていたい──そう願うほどに、2人は強く惹かれ合っていた。けれど、どうしようもない理由で何度も引き離される。それでも再び出会ってしまうのは、2人にとっての幸福であり

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    主人公2人の揺れ動く心の機微をとても丁寧に描いていて、何度も胸が苦しくなった。
    また、人を想うことの喜びや切なさ、やるせなさ、何より尊さを感じさせてくれた。
    2人で遊んだ公園や、高校から見た虹、海など、どの景色も2人を通して見るとさらに儚く美しく感じたし、ピアノの調べや雨音も効果的だった。

    タイト

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    環境も性格も全く違う同い年の女の子が、
    小さい頃は母親に振り回されながらも、
    大人になって自分の人生を選択していく話。

    全員どこか自分勝手で、でも誰かのことを想ってる。

    細かい描写で、入り込める作品だった。

    0
    2025年11月29日

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