はな咲く家路

はな咲く家路

高校生のかずさは、生まれた時からずっと母・弓子と二人で生きてきた。ある日、弓子から「結婚したい人がいる」と告げられ、木工作家の慎一と自分と同い年だという息子・葵と顔合わせをすることに。初めて会う葵は、真面目で臆病なかずさと違い、まっすぐで自由で――夜空を取り込んだような黒い目で、健やかに笑った。そして、弓子と慎一は結婚し、二人は兄弟になるが……。心を溶かす、初雪色の恋物語。

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はな咲く家路 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年12月08日

    失明しかけるシーンと、その原因になるシーン、ハナさんの木彫りのシーン(高校時代のも、大学のも)がいい。
    過去と現在が入り乱れてるから、読みながらたまに頭がこんがらがるけどいい話。職人気質な格好よさが好きならオススメ。

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    Posted by ブクログ 2009年11月29日

    BL小説。
    ほのぼの。切ない系。

    再婚で一緒に住むことになった義兄弟の恋。
    いい話なんだけど、時間軸が「高校生(過去)」と「大学生(現在)」を行ったり来たりするとき、どちらも「学生」なので一瞬どっちの話かわからないときがあった。

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    Posted by ブクログ 2009年10月29日

    一穂さんの書く青春ものが好きすぎます。適切に言い表す言葉が見つからないんですが。嘘っぽくないんだけどなんとなく透明というか……。あと家族の書き方もうまいですよね。エロを期待する人向けではないですがBL大丈夫なら是非おすすめしたいです。

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    Posted by ブクログ 2019年09月03日

    親同士の再婚によって義兄弟になった二人のお話。
    一穂さんの書く思春期の男の子たちの焦燥や不安と真っ直ぐでやわらかい感性のまぶしさ、情景描写の美しさがとても魅力的でどんどん引き込まれる。
    葵とかずさの生きてきた道筋の違いがふたりが自然と惹かれ合っていった理由なのかな…と思いながらもなんでこのふたりがお...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月28日

    義兄弟もの。真面目で不器用な主人公と、奔放で自由な義弟。
    攻が自分勝手に見えてとても周りを見てて好感持てました。視点が過去と現在を行き来するので、若干読み辛い部分有りました。
    全体のまとまりと、描写の感性や表現は流石です。個人的に初めて致す処が見たかったです。(笑)

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    購入済み

    ストーリーは

    匿名 2023年09月08日

    ストーリーはドラマチックな展開もあり、面白かったです。受けと攻めの視点があり、時間も飛んでいるので、時系列とどちらの視点かが分かりにくかったです。

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    購入済み

    匿名 2022年12月28日

    BLを読んでいるはずなのに、葵とかずさよりも葵の父、慎一とかずさの母、弓子の恋愛の方が素敵ですごく気になってしまったり(親戚の法事での一連のシーンなどにも萌えてしまう)、賢いハナさんとビスコのくだりとかに妙に惹かれてしまったり。
    所々に挟まれているシーンにいちいち心が持っていかれてしまいました。
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    Posted by ブクログ 2020年07月05日

    過去と今を交互に物語が進みます。大きな起承転結はないけど、心の機微の表現が繊細でゆっくり味わって読めました。挿絵が物語の雰囲気と合わなくて、見ないように読むのが苦労します…
    一穂先生の小説本当に素敵で面白いものばかりなので、一穂先生の作品の中では、このお話はあまり内容がないので、面白くない部類かも…...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月20日

    高校生のかずさは、生まれたときからずっと母・弓子と二人で生きてきた。ある日、弓子から「結婚したい人がいる」と告げられ、木工作家の慎一と自分と同い年だという息子・葵と顔合わせすることに。初めて会う葵は、真面目で臆病なかずさと違い、まっすぐで自由で――夜空を取り込んだような黒い目で、健やかに笑った。そし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月06日

    【あらすじ】
    高校生のかずさは、生まれた時からずっと母・弓子と二人で生きてきた。ある日、弓子から「結婚したい人がいる」と告げられ、木工作家の慎一と自分と同い年だという息子・葵と顔合わせをすることに。初めて会う葵は、真面目で臆病なかずさと違い、まっすぐで自由で―夜空を取り込んだような黒い目で、健やかに...続きを読む

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はな咲く家路 の詳細情報

  • カテゴリ
    BL
  • ジャンル
    BL小説
  • 出版社
    新書館
  • 掲載誌・レーベル
    ディアプラス文庫
  • 電子版発売日
    2017年08月17日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    10MB

閲覧環境

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