砂嵐に星屑

砂嵐に星屑

784円 (税込)

3pt

舞台は大阪のテレビ局。腫れ物扱いの独身女性アナ、ぬるく絶望している非正規AD……。一見華やかな世界の裏側で、それぞれの世代にそれぞれの悩みがある。つらかったら頑張らなくてもいい。でも、つらくったって頑張ってみてもいい。人生は、自分のものなのだから。ままならない日々を優しく包み込み、前を向く勇気をくれる連作短編集。

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砂嵐に星屑 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大阪のテレビ局を舞台に、女子アナウンサーや報道局のデスクや派遣ADといった登場人物たちが、章ごとに語り手となる。仕事柄、それぞれの思うところがすごくリアルにわかるので、作家ってスゲーなと、関心した。また、それぞれのストーリーにちらっと、でも良い役どころで登場するのも良かった。あとミステリーじゃないけ

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    大阪のテレビ局を舞台にした連作短編集。

    一穂ミチの非BL作品初読み!

    この人はねえ、口が悪いだとか、性格捻くれまくってるとか、そういう一癖も二癖もある人物を描くのがすごくうまいと思う。最初「そこまで酷いこと言う必要ある?」とか「そんなに捻くれることってある?」と反感覚えちゃうというか、信じられな

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    作者の作品は初めてだけど、一気にファンになった!
    短編集全部、全然違う人視点なのに全部面白い
    全体的に、人の悩みに他人が寄り添うことを良しとしないのがいい
    人に話しても解決しない付き合っていかないといけない孤独や問題と老若男女みんな共存してるんだよな〜

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    『〈冬〉眠れぬ夜のあなた』に
    例えで「BUMP OF CHICKEN の世界観」
    と出てきて
    テンション上がりました!

    0
    2024年12月08日

    Posted by ブクログ

    テレビ局を舞台とした短編集。
    お仕事小説でもあるんだけど、それぞれの事情や思いを抱えた主人公たちが繰り広げるヒューマンドラマの方がメインという印象でした。

    自分の境遇にモヤモヤしながらも、ちょっと抗ってみたり、でも失敗したり。かといって絶望するんじゃなく、一筋の希望が見えたり。
    そんなちょっとした

    0
    2024年12月07日

    Posted by ブクログ

    読み終わってすぐ、読み返した。そんな本は久しぶりだ。
    一穂さんが紡ぐ言葉が、私の中にたくさん降り積もった。そんな気がした。

    共感したのは夏の話。心を揺さぶられたのは冬の話。
    どの話も全然違う立場、性格の主人公たちなのに、どの話にも「わかる…!」という感情がある。
    人間の少しの醜さ、愚かさ、後ろ暗さ

    0
    2024年11月07日

    Posted by ブクログ

    舞台は大阪のテレビ局。
    春夏秋冬の短編オムニバス。

    関西の方言なので、すんなりと飲み込みにくくて頭の中で再生するのにつっかえてしまった。
    しかし一穂ミチのさらっと置いてある言葉たちの魅力は大きい。
    解説でもあったが、『頑張ってもええんか』と前向きにさせてくれるのだ。
    いちいち言葉にしないが、日頃ぶ

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    テレビ局を舞台にした短編集。〈春〉「資料室の幽霊」に登場する雪乃さんの性格がほんと好き。さっぱりした性格の中にほんの少し人懐っこさがのぞく感じ可愛いすぎる。
    日々のあれこれに心折れかける瞬間はこれからもあるのだろうけど、それでも「星屑」はきっとどこかに散りばめられていると信じてこ。

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    テレビ業界で働く人々にまつわる四つの短編+特別描き下ろしの5編からなります。切なくもハートフルなお話で、『スモールワールズ』とは違った一面が楽しめます。

    著者のインタビューで『四編全部の中に、小さな謎や秘密がある。それが少しずつ明らかになっていくというのは、私が物語を作る時の基本のやり方みたいです

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    第一話こそ花形の女性アナが主役だが、他は報道デスク、タイムキーパー、ADと、TVを支える名もなき星屑たちのストーリー。お気に入りはBL風味もお色気シーンもちょっぴり入って、あっと驚く伏線サービスまで一穂ミチの魅力全開な「〈秋〉嵐のランデブー」。

    0
    2025年08月28日

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