パラソルでパラシュート

パラソルでパラシュート

869円 (税込)

4pt

第171回直木賞受賞作『ツミデミック』の著者、一穂ミチの描く感動の長編小説!
「できること、やりたいこと」何もない――。大阪の一流企業の受付で契約社員として働く柳生美雨は、29歳になると同時に「退職まであと1年」のタイムリミットを迎えた。その記念すべき誕生日、雨の夜に出会ったのは売れないお笑い芸人の矢沢亨。掴みどころのない亨、その相方の弓彦、そして仲間の芸人たちとの交流を通して、退屈だった美雨の人生は、雨上がりの世界のように輝きはじめる。美雨と亨と弓彦の3人は、変てこな恋と友情を育てながら季節は巡り、やがてひとつの嵐が訪れ……。

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パラソルでパラシュート のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一穂ミチさんの作品を一度読んでみたいと思い、本屋さんで新刊発売となっていたので、初めて読んでみました。もう畏まらずに言うと、亨と美雨の関係良いですよね〜、亨と弓彦さんの関係も良いし、美雨と弓彦さんの関係も良い。シェアハウスメンバーと美雨との関係も良いし、要するに登場人物の皆んながとっても良いって事で

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    コンサートで同じ歌を口ずさんでいたスタッフさんに、口パクで待ち合わせ場所伝えられる世界線に惹かれた。

    30歳の壁みたいなものを、世間体を深く深く捉えて生きていかなくてもいい背中を押された気がした。

    関西弁の軽やかな掛け合いも読んでて、気持ちがいい。

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    何でもない日常にきらめき出す瞬間が訪れたら希望になる。「安全ピン」と美雨の空気感がたまらなく好き。事故物件にぐるぐるさんが出てきたのに平然と暮らす人たちと美雨の溶け込み方がヤバすぎ!面白かった!

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    私が亨を好きになりそうになった作品だった。✨️
    2人が近づくシーンはドキドキして集中して
    読んだし笑、ストーリーも最後まで飽きない構成でした。
    素敵。

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    パラソルでパラシュート って ??

    関西各地のことば、地域ごとに微妙に違うのだろうけれど、適当にテレビで聞きかじったイントネーションで読む
    美雨さんの、亨君と弓彦君の、その他大勢の軽さとしなやかさが良いなあ
    三人の関係がどうなって行くのか
    楽しみではあるけれど、仲良しのままでも良いな

    彼らの会

    0
    2025年05月15日

    Posted by ブクログ

    作者買いしているので、あらすじもジャンルさえも知らずに購入。
    読み始めてみると苦手な要素が多かったのですが、
    これからも作者買いを続けて間違いは無さそうです。

    これが『恋愛』ものならば苦手なジャンル。
    しかも『お笑い』も馴染みなく、漫才もコントもみていられないタイプ。
    そして主人公があまり好きには

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

    移動中から読みはじめて、あっというまだった。コントのネタも、安全ピンの使い方もツボにはまった。なんばグランド花月行きとなった。まあまあ、おもろかったで(笑)
    で、はるさめスープお昼に食べてもたわ。
    関西弁がなんとも心地よい。
    亨と雨ちゃんの出会いが素敵でした。
    同じ曲を口ずさむ、目が合う。
    見つけて

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    ものすごい能力を持った人とか、ものすごく悪い人とか、特別な人物は一切出てこないのに面白いお話を書けるのって本当にすごいなぁと一穂ミチさんの本を読むといつも思う。
    普通なら見過ごしてしまいそうな日常のちょっとした違和感とか、虚しさとか、そういったものを上手く言葉にして、人の心の弱い部分にそっと寄り添っ

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    ここにいていいよって
    認めてくれる人や
    自分次第って
    見守ってくれる人がいると
    自分らしくいられるのかもしれない。

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    『この人の目はわたしを値踏みしない。
    何でもないわたしを、何でもない人間として、可も不可もなく見ている。』
    この部分大好きです。
    他人を評価しない人ってそうそう出会えない。

    0
    2025年09月07日

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