一穂ミチのレビュー一覧

  • 光のとこにいてね

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    比喩表現、言葉遣いが好みすぎてどの文章にも線を引きたいくらい。友情とも恋愛とも形容できない2人の行く末を祈りながら案じながらページをめくっていた。儚い祈りのタイトルも好み。予想もつかない、これ以上ない最高のラストだった。

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    2026年04月20日
  • イエスかノーか半分か【電子限定SS付き】

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    二面性が激しいアナウンサーの計と動画職人な潮が、事故をきっかけに知り合って悪友みたいになっていく過程がとてもかわいかった。主人公の完璧すぎる二つの顔が憎めなくて、それを大きな顔で受け入れている潮さんもまた愛が大きくて微笑ましいカップルだった。

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    2026年04月20日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    めちゃくちゃおもしろかった。
    身につまされる、というか、ほぼ我が事というか、、。
    人間は本当に多面的だと思う。僕が見ているあの人は本当であるけれど、それ以外にもあの人は別の本当の姿も持っている。だれもが、そうだと思う。
    それでも僕は、わかりたい。
    わかることが、いや、わかろうとすることが、おこがましいけれど、愛だと思うから。

    啓久が「出来心」以外に、罪を犯した理由がはっきりとは描かれなかったけれど、それはたぶん、彼自身がわかっていないからだと思う。
    そして、現実に、そういう場合が多いのではないかとも思う。
    「衝動的に首を絞めてしまった」とか、「気がついたらカバンに入れていた」とか、本心からそ

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    2026年04月19日
  • 砂嵐に星屑

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     一穂さんは人の機微や失敗を公平な目線で書かれているなと感じた。読んだ後心が温まり、でもちょっとセンチメンタルにもなり、他の登場人物の話も見てみたいなと思う作品だった。
     たまたま大阪出張の時に読めたこともあり、地方と仕事について色々考えさせられた。
     どの人も完璧ではないところが、親しみを覚えて、それぞれの悩みに自分なりに戦っている姿に活力をもらえる。
     〈冬〉眠れぬ夜のあなたの結花の春一に向けた「傷つきやすいくせして無神経」は我が家に向けられた言葉に感じた。人の機微を感じれる人になりたいと思った。
     震災や災害の話題も多く、「ほんのちょっと日常のルーティンがずれた時に限ってあんな大地震が起

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    2026年04月19日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    これおもっっっしろい。
    啓久とニカの最後の写真館のシーンの臨場感が特に半端なかった。
    文字だけなのにテンポがあって、それだけじゃなくて、勝手に映像が浮かび上がってきて、ドラマチックな音楽とスローモーションが浮かびながら読んでました。
    なにこの文才…

    ミチ先生は女性なのに、男性の心理をよくとらえておられる。
    ニカがわかりたかったことを、啓久が、人との出会いでわかっていく。
    複雑な気持ちを紐解いて、人との関わりと出来事で色付けて、一言では言い表せないところを物語で理解できるようにする。ほんとに面白い。傑作。最高。ファンになりました。

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    2026年04月16日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    1995年の夏、火災から救い出された堂上今日子。低体温治療で30年もの間眠らされてきた彼女が明日子と日々人の家に来ることになる。
    そこから、明日子・日々人・父親(やっちゃん)と今日子との不思議な共同生活が始まり…。

    30年前の描写は懐かしい。ソックタッチ、MDプレーヤー、ベル…。30年前と現代との言葉(微妙、ドヤる、ウケる…)や文化(スマホやSNS、ネットショッピング)のギャップを明日子や日々人と今日子のやりとりからひしひし感じました。

    今日子が家に来るまで凍ってしまったように家族の交流がなかった門司家が少しずつ溶けていき、家族の時間が動き出していく様子が印象的でした

    みんなで居間でゲー

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    2026年04月14日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    め〜ちゃめちゃ面白かった…というとかなり語弊があるが。さらりと読めるけど内容は身近で非常に読み応えがある。

    結婚間近の恋人が突然盗撮で逮捕される。罪を犯した人とその後も一緒にいられるかという問題、総括すれば葵の言ったように「総合的な判断」でしかない。主人公の両親や相手の義母、周囲のいろんな人の姿にいろんな選択と飲み込みきれない感情が垣間見えて、その匙加減も見事だったなぁ。

    これ、男性が普段無自覚に女性に寄せている暴力性の話でもあるので、男性の感想がめちゃくちゃ気になる。それを加害という形で一度表出させてしまうと、家族だろうが恋人だろうがその後一生軽蔑の対象になる。「ちょっとくらい」「有罪に

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    2026年04月13日
  • きょうの日はさようなら 完全版

    購入済み

    冬眠していた親戚の女子高生今日子が夏休みの間家にやってくるSFです。可愛くて、普通だけど普通じゃない今日子にみんな惹かれてしまいます。初めから頭に別れが過ぎっていてずっと一緒なんてありえないと思いながら切ない気持ちで読みました。

    #切ない #エモい #ほのぼの

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    2026年04月12日
  • スモールワールズ

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    表紙から癒し系短編集なのかと思いきや…!

    ゾッとするお話、あっと驚くお話など色々な世界を味わえる素敵な短編集でした。
    絶対にまた読み返したい大切な一冊になりました。

    「ネオンテトラ」は妊娠を望みながら、夫と表向きは円満な夫婦として暮らす女性のお話。ある日親から怒鳴られている近所の男子中学生と出会い、コンビニで会うようになることで話が進み…。
    ラストには度肝を抜かれました!

    「魔王の帰還」はある事情で高校を移った弟・鉄二と、ある秘密を抱えて離婚することになったと実家に戻ってきた姉真央のお話。
    キラキラした夏の日々が描かれて、前向きになるお話でした。

    「ピクニック」は幸せそうな家族のピク

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    2026年04月12日
  • 光のとこにいてね

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    結珠の最後いいね!!!彼女の成長、変化そのものが、果遠の祈りを叶えてくれると思った。

    光のとこにいてね

    いや、隣にいてやれよ!!!って思いつつ、実際問題色んなしがらみがあって簡単じゃないんだけどね。わかるんだけどね?

    行動力がある女性が好きだーーー!
    自分にないものに惹かれるってねー(遠い目)

    2日に分けて読もうと思ってたのにもう2時ですよ。寝ますよ私は。
    カフネの読後感を連想させたなー


    好き!!!

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    2026年04月12日
  • ツミデミック

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    コロナ禍で生じた罪を描く短編集。

    物語は6つの短編で構成されていて、
    繁華街で出会った女が死んだ同級生かもしれないと知りつつ
    一夜を共にしてしまう男を描いた『違う羽の鳥』

    高圧的な夫と子育てでストレスを抱えた妻の百合が、
    偶然目撃したデリバリー配達をしているイケメンと再び会いたいがために
    ガチャ感覚でさして頼みたくもない宅配を頼む。何度も。
    まさにソシャゲの課金にハマる感覚を描いた『ロマンス☆』

    15年前、豪雨の夜に死んだ少女・唯は、
    幽霊となりコロナ禍の現世に戻ってきた。
    そこで目撃してしまった自分の死の真実を描く『憐光』

    長年働いた飲食店から解雇され、無職となった恭一は、
    近所に住

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    2026年04月11日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    もうあのような過ちを犯すことは絶対にない、と思っているが、今、それを証明することはできない。

    読んでいて、心が痛い。

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    2026年04月11日
  • 光のとこにいてね

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    何度でもなんだか出会ってしまう人はいて
    お互いにないものを持ってる相手との
    言葉にできない関係性はあるよね
    一緒になって失うことの怖さも分かるけど、一緒になることこそが光だったりもするんだなと
    和歌山出てきて嬉しい

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    2026年04月09日
  • スモールワールズ

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    短編集。『光のとこにいてね』の心地良さを求めて読んだら、ひとつ目の『ネオンテトラ』に刺された。

    好きだったのは『ピクニック』と『花うた』。

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    2026年04月09日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    設定もすごいなと思いましたが、面白くて一気に読みました!

    最後は切なくて胸がきゅっとなりましたが、明日子や日々人、今日子の明日が約束を果たすために少しでも救われる1日になるといいなと思いました。

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    2026年04月09日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    傑作。その切なさと痛さに胸が締め付けられた。

    1995年の夏、火災から救い出された堂上今日子。
    低体温治療で30年もの間眠らされてきた彼女を引き取る。
    父親から突如そう告げられた二卵性双生児の高校生、明日子と弟の日々人は猛反発。
    それでもやって来た今日子は儚げで、二人は段々と彼女を受け入れる。
    やがて明らかになる今日子の秘密。

    完全版と銘打っているだけあって、
    本編の後に5つのエピローグ的な短編が収録されている。
    このエピローグがまた良い。
    本編の設定はだいぶ大胆で粗もあるのだが、
    そんなことどうでもよくなる人物描写が本当に素晴らしい。
    まさに人間の機微が丁寧に、そして深く描かれている。

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    2026年04月09日
  • 青を抱く

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    登場人物がみんな魅力的で、実際に会ってみたい!と思う人ばっかり。
    特に泉の母と会って話してみたいと思った。
    タイトル通り、お話の背景の色がずっときれいで切なくて、すごくいい恋愛小説読んだっていう満足感。

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    2026年04月08日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    一穂ミチさん、初めて読みましたが一気読みしてしまいました。
    会話が活き活きしていて気持ちよく読み進められました。
    他作品も読んでみなくては。

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    2026年04月06日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    ゆっくりじっくり2人の内面を描写してくれるからすとんと入ってきた。

    真逆だから惹かれあって、自分は影にいてもいい、あなたは光のとこにいてねと。

    究極の愛と言ってしまうと安っぽいけど彼女たちは大人の事情、自分の事情がありつつも彼女たちにできる形で最大限に大事に思っていた。
    2人が結ばれるラストは想像していなかったけど、それぞれ幸せに生きていてほしい。

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    2026年04月06日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    気になる作家さんが多く、うまくいかない恋アンソロジーにも惹かれ購入。

    んんんー…

    分かる…!!とても分かる!!なんだこれは!!

    そうなんだよね… うまくいかない色んな恋の結末にそういうのも分かるわ…と思う事も多かったです。
    気になっていた、一穂ミチさん、他の作品も読みたくなりました。言い表せない微妙で絶妙な感情を文字にされてて、すごいなぁと惹かれました。

    30代の恋愛って事で本当に難しく、感情が動きそうになるもふと立ち止まって冷静に考えてしまったりという所であったり、周りの人間関係の環境がガラッと変わり、自分は自分と思いつつも、変なもやもやと焦りが入り交じったりと、複雑な心境だったり、

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    2026年04月05日