一穂ミチのレビュー一覧

  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    読み終わった後初めての感覚だった。

    テーマはすごくブラックで救いようのない、救われてはいけないものだけど、すべてが美しくて

    この装丁を選んだことをとても納得した

    過去は変えられないことは紛れもない事実で、どんな理由や行動原理があっても、人を傷つけることをしたらそれ以前の自分にはきっと戻れない

    そのことを深く理解しているからこそなぜこのようなことが起こったのか、なぜこの人はこんなことをしたのか、もがき苦しみながら紐解いていく

    それはきっととっても難しくて、奇跡でも起こらなければ成し得ないことだけど、どこまでもまっすぐに理解しようとする

    それが恋とか愛とか優しさという行動原理なら、まだ

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    2026年08月17日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    これまで読んだ一穂ミチさんの著作で一番好きでした。
    性犯罪者となった婚約者を許せるか。の一点なんだけど、自分に置き換えたらどうなのかとかぐるぐる考えてしまった。辛かったけどどこか他人事だったのも事実。
    単なる出来心が起こしてしまったことと簡単には片付けられなくて、程度がどうであれ、やった側に区分されるしかないと思うけど、当事者関係者ならそう簡単ではないよなぁと。前科として10年は背負うことになるくらいのことなんだけど、重すぎる気もするし、妥当な気もする。

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    2026年08月17日
  • ツミデミック

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    コロナ禍で書かなければならなかった、書かれるべきだった作品。それぞれコロナの影響を受け、苦しんできた人々が、心の中だけでも立ち直ろうとしている。特にわたしの春の代表挨拶で白紙の紙で自分の溜め込んでいた想いを吐き出すシーンは好き

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    2026年08月17日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    読後の余韻がしばらく、、、
    とても感情移入した。主人公のように、ある日急に大事な人がいなくなる、名前を呼んでもらえなくなる、触れれなくなると想像するととても辛かった
    消える前後、何が起きたかが分かったとしても、行動がわかっても、残された者の寂しさや悲しさは消えることも減ることもない
    でもこれからも時間は進み続けるし生きていく
    何があったのか知らなければずっと彼女は心の中で生きていたけど、知ったことでより彼女のことを知れたし、死を受け入れられた。全てを明らかにしたのが良かったのか悪かったのかは分からない、、、、

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    2026年08月17日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    夏に読んでよかったSF青春小説、エンドは切なくて少し苦しくなった。昨今の平成ブームとかリバイバルとかゲームのリメイクだとか、当時を知る自分にとっては好きなコンテンツが続いてくれるのは嬉しい。だけどハッピーエンドの先を示されることで、あれこれ妄想を巡らせて楽しむことはできなくなる。私はどちらかと言えばハッピー(じゃなくても)エンドの先とその先の守り方を知りたいタイプではあるけど、今日子が半端に残ったまま変わっていく世界を見て悲しくなる気持ちもなんとなくわかるなあと思った。個人的にはRADWIMPS主題歌で実写化してほしい。

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    2026年08月16日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    現在放送中の『Tシャツが乾くまで』と似ている箇所がちらほらと…

    最後のシーンなんてねぇ
    ドラマではTシャツが配達されてきましたけれども

    ミステリーと少しのファンタジー
    夫婦(青吾と多実は事実婚)だけど、多実の過去を全く知らなかった青吾
    事件の真相に迫りながら多実の過去を辿っていく

    島という閉鎖的でしかも1人の権力者によって支えられてきた社会
    ひとつひとつ紐解かれていく事実に閉口

    公衆電話のファンタジーも私は好き

    とても面白かった

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    2026年08月16日
  • 本屋さんのある街で

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    人気の女流作家(坂木さんもおそらく)による本屋に関するアンソロジー。かなり豪華なメンツ。

    凪良ゆうさんの小鳥たちが一番好きだった。この人の書く恋愛は苦しいけれど美しい。本屋の常連さんたちが粋な計らいをしてくれるシーンで涙が出てきた。

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    2026年08月16日
  • 本屋さんのある街で

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    ここ数年で本にハマった身からすると本に出会えてよかったなって思うから、本にまつわる温かい人間関係のお話全てほっこりしながら読めて良かった

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    2026年08月16日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    今、私はこの本をホテルで読んでいる。すごく居心地がいい。ちょっとした旅行、いいな。パーっと弾けるんじゃなくて、のらりくらりと街を歩く。

    本人はもういないのに本人が触れていたものから『本人』を解っていくなんて、そんなの耐えられない。
    どんなにわかっているつもりでも、話し合っていかなければならないときがある。

    たとえ、どんなに苦しく、その人を嫌いになってしまうような話でも。

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    2026年08月14日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    表題を含む一文が強烈に印象に残ったのはもちろん、信じること、許すこと、分かることについて深く考えさせられる内容だった。人間に対する尊重があればもっとマシな世の中な気がする。

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    2026年08月13日
  • 本屋さんのある街で

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    一穂ミチさんと坂木司さんをお目当で手に取った。

    一穂ミチさんはらこの中でもちょっと異色の作風だったけれど、苦いのに苦しいのにどこか暖かみを感じた。人と仲を深めるのって難しいな。
    坂木司さんは、エンターテイメントを感じて面白かった。登場人物みんながいいキャラしている。
    三浦しをんさんは、こういうのをこのアンソロジーで読みたかったんだよ!これだよ!これ!と、読んでいてクスっと笑ったり、ちょっと心がじんわりしたり、本屋ってやっぱりいいなと思わせてくれた。

    凪良ゆうさんのは1度読んだことがあるストーリーだったから、新作を読みたかった。

    本を売る人、買う人、書店との繋がりがある人、それぞれのストー

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    2026年08月12日
  • たぶん、恋しい

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    一番最後の『たぶんそんな感じ』が一番好きでした。なぜ、認知症になった大叔母が口笛(というか指笛)を吹くようになったのか?の謎がとけて、ホロッとしました。

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    2026年08月12日
  • GOAT Summer 2025

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     好きな人に、本交換で貸してもらった。読むのに1ヶ月半くらいかかった。しかし、読んでる時間はとても充実して、学生の頃の少年ジャンプを見てる気持ちになった。
     私が好きな作品は朝井リョウさんの「キトヴィオラの今」、小川哲さんの「落ち着いて」、一穂ミチさんの「おやすみなさい、小羊ちゃん」、三浦透子んの「悪と友達」だった。
     読んで1ヶ月前のものもあって忘れていたものもあったが好きな作品は、人の視点によって悪が変わる印象も持った気がする。いろんな人の悪の作品を見たが悪があれば、必ず正しさも現れる。受け手側は悪と感じてるが、行った人は正しいと思ってることもあり、人の感情って面白いなと思った。

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    2026年08月11日
  • 本屋さんのある街で

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    本屋さんが当たり前のように日常にあるってなんて幸せなことなんだろう。街の本屋さんを大切にしたいと思いました。

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    2026年08月10日
  • たぶん、恋しい

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    全6話からなる短編集。
    飼い猫を溺愛する女性と交際をはじめた男の話『エンパイアライン』。
    食の好みも暮らし方も恋愛も淡泊、という共通点のある男と交際する女の話『わたしたちは平穏』。
    更年期に入り突如出血量が増えた月経に難儀する一回り年下の彼氏のいる独身48歳『月を経る』。
    23年にわたる単身赴任生活を終えた夫に違和感を覚える妻の話『あなた』。
    27歳の青年のもとに、突然小学六年生の甥っ子が行方知らずの母親に会いたいと訪ねてくる『すげえ泣くじゃん』。
    不本意ないきさつで仕事を辞めた女性の元に海外を飛び回る母親から連絡があり、急遽高齢者向けマンションにいる大叔母を迎えに行く『たぶんそんな感じ』。

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    2026年08月09日
  • ツミデミック

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    ひとつ前に読んだ「本屋さんのある街で」で一穂ミチさんの話に感じ入ったところだったが、続けてこの本の順番が回ってきた。
    本の紹介に『パンデミック下で起こった犯罪=事件を描いている』とあるが、事件めいたものはあっても罪というのはどうだろうという感じで、それよりも寧ろ、パンデミックのさなかの日常をバラエティ豊かに描いた話として読んだ。

    お気に入りは「ロマンス☆」。子育て中の主人公がデリバリーの配達員ガチャにのめり込んでいく姿が恐ろしくも面白い。ハズレを削除していけばいいだけ、って、そこかあ……。
    幽霊となり現世に戻ってきた少女が主人公の「憐光」や高校生の娘が妊娠した家族を描く「祝福の歌」は、終盤に

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    2026年08月09日
  • 光のとこにいてね

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    「捨てるのはいつも弱い方」

    結珠ちゃん、強くなったね。本当に。
    あなた自身が光だよ。
    そして果遠ちゃん、あなたも光のとこにいていいんだよ。
    ほんと不器用な2人。

    日常から切り離されたひとときでの出会い。切り取られた「たった今だけ」の自分をまんま見てくれる。その瞬間に救いを求め、過去となってもその記憶に救われ、ぎりぎり生きてきた。

    血がつながってる人の不完全さ故の呪縛、血のつながらない人たちが差し伸べる手。
    藤野さんが本当によい存在になっている。
    3人で暮らせばいいのにって思っちゃう。

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    2026年08月09日
  • 光のとこにいてね

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    恋愛でもなく友情でもない愛は確かに存在するんだと認識させられました
    良かったなあ、、という余韻がしみじみと押し寄せてきます
    面白いとかではなく、すてき、美しいです。是非皆さんに読んで欲しいです

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    2026年08月08日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    青吾が多実を突然失い、彼女の行動の理由を追う旅に出る。喪失の痛みだけでなく、人は他者のすべてを知ることはできないという事実を突きつけた。青吾は多実の死を前に、自分が彼女の内面にほとんど触れられていなかったことを思い知ると同時に、彼自身もまた母との距離を保ち、深い部分を語らずに生きてきた人間だと気づく。多実の優しさと不器用さ、そして彼女が最後に選んだ行動を知ることで、青吾は初めて誰かを理解することの難しさと愛するということを受け入れていく。喪失の中で、青吾が静かに再出発していく余韻が心に残った。⑤

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    2026年08月08日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    今やっているテレビドラマのような?と最初思った。面白くて先が気になるから飛ばし飛ばし読んじゃった。生きていたら良いなーって思ったけどそうはいかなかったね。

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    2026年08月07日