一穂ミチのレビュー一覧

  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    最初は場所を示すだけだった「光のとこにいてね」という言葉が、相手の幸せを願う言葉に変わっていく。相手を心から想う言葉でありながら、言っている側は影にいるということに気づくと切ない。
    人を好きになると、世界が鮮やかに見える。高校生の2人は懐かしくて、眩しくて、胸がぎゅーっとなった。第3章はもっと大人になったらまた読み返したい。

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    2025年12月19日
  • 光のとこにいてね

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    愛が強すぎた。どこまでも強く思い続ける2人だからこそ、また出会い繋がる世界があったと思う。光のとこにいてね、と言いたくなるくらい「相手を思う」姿が、愛がたくさんあったと思う。別れても、一緒にいなくても、光のとこにいてねと思い続ける愛があるって知りました。優しさ溢れる人たちが、みんな素敵で、読んでいて本当に楽しかった!

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    2025年12月18日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6人の作家さん達のアンソロジー。
    どの作品も恐面白かった。特に鈴木光司先生の“魂の飛翔“は「リング」を知っている方は面白さ倍増だと思いました。

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    2025年12月17日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    気になる人が読んでいたのと、「ツミデミック」が良すぎたので前情報なしで購入。

    最初の段階で、JK青春ものか…遥か遠くに過ぎ去った青春に寄り添えるのですか?わたしは…と不安になるものの30年の眠りについたJKの今日子、双子の明日子と日々人に気づけば一気読みしてしまった。年代関係なく、夏休みという限られた期間の眩さと歯痒さとそれでいて過度に描かれすぎない思春期特有の気まずさや苦しさ。あ、これはとても良いものを読んだってしみじみ思う。 考えずに買ったけど完全版いいね 。過ぎ去った人にすこしでも自分の影響が小指の爪くらい残ってるの好きなんだよね。

    1番好きなワード
    じゃーん!やったね!!

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    2025年12月16日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    新しい百合小説だーやったー!
    とか思って読み始めたけど、読み終わった今、当時の自分をぶん殴りたい衝動に駆られている。

    対極に位置するような環境で育ちながらも、心には同じような闇を抱いている二人。
    互いの心のスキマを埋めるような関係を築くも、自身を日陰者と早い段階で理解する側は、もう一方の幸福を願って自らを顧みず、「光のとこにいてね」と諭し続ける。人生で初めて出会った「光」に影が差すのを見たくなかったのだろう。
    こういうとき、端から見ると整った家庭環境にありそうな側がより不幸に見えるのはなぜだろうか。おそらくそういう恵まれた状況においても解決できないことがあるという絶望感みたいなものを感じてし

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    2025年12月16日
  • GOAT Summer 2025

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    BS番組「あの本読みました?」の文芸誌特集で取り上げられているのを見て興味を持ち、まずはこの第2号を取り寄せました。

    朝井さん、一穂さんをはじめとする既読の作者だけでなく、名前は知っていても未読の作者もずらーッと並ぶラインナップで、「もっと読んでみたい」という気持ちが駆り立てられました。

    特に今号では「悪」をテーマにした短編に引き込まれました。話の中身も紙質を含めた本の装丁も興味深く、ウキウキしながらページを捲っていきました。

    雑誌をこんな気持ちで読むのは、幼いころに手にした漫画の月刊誌以来ではないかなと思ってしまいました。第3号の方ももちろん手に取りたいと思います。

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    2025年12月16日
  • 光のとこにいてね

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    この世に存在する愛の形では表しきれないような溢れんばかりの愛を、お互いに信じ大切にする姿は鮮やかで羨ましいと思った。

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    2025年12月16日
  • スモールワールズ

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    勝手に心の温まる短編が収録されているんだろうなと手に取って読んだ。
    全然そんなことはなく、心温まるものもあればヒヤッとするようなものもあり、意表を突かれながら楽しめた。
    『魔王の帰還』を読んで泣きそうになり、『愛を適量』では、「理由とか原因を他人に紐づけてると人生がどんどん不自由になる」というのが染みた。

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    2025年12月14日
  • 光のとこにいてね

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    貧困と複雑な母親に縛られる果遠と、裕福だが冷徹な母親のもとで孤独を抱える結珠。幼少期、思春期、そして大人へと時を刻む中で二人は出会いと別れを繰り返し、互いを深く強く想い続ける。恋愛が色濃く描かれているわけではないけれど、本人たちにしか分からない特別な絆がただひたすらに清らかで神聖なものに感じられた。「光のとこにいてね」という言葉が、幼い日の無垢な約束から次第に切なさを帯びていくその変遷に胸を強く締め付けられる。圧巻。

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    2025年12月14日
  • ツミデミック

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    最初の2話は、なんか怖すぎ。なので、ここで一旦読むのが止まった。数日おいて第3話。話がキレすぎてコワ。でも、よく出来ている。第4話、なんかホッとした。やっぱり、こういう系が好き。第5話も大変だけど明るめで終わって良かった。第6話、こんなおぞましい話、ありましたよね、怖っ。でも、なんとかホッと終わって良かったです。さすが、この短編集、どれもストーリーよく出来ていて、日本語も上手。著者の腕が光る作品だと思いました。

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    2025年12月13日
  • GOAT Summer 2025

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    黒の紙が素敵
    もちろん表紙も素敵だけど
    中の紙の黒は素敵すぎる
    黒の紙にシルバーの文字
    ゾクゾクしすぎる
    そのうえ
    どのお話もゾクゾクしたし
    のめりこめた

    思った

    前作の特集愛より楽しかった
    どうやら私の中では
    愛より悪が勝っているらしい

    そして
    GOAT をつい買ってしまうのは
    一枚一枚の紙が素敵だからかも
    紙の力は偉大
    だから本はダンゼン紙派


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    2025年12月12日
  • ツミデミック

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    どの話も面白かった。
    特別縁故者という話が特に面白かった。主人公は妻と子がいる無職の男性で過去自分より仕事ができなかった人が店長の甥であったために優遇されたため縁故を恨んでいる。しかし、隣にいた金持ちで家族がいない老人を助けたことで特別縁故者になり金銭を援助してもらえた。縁故によってたすけられたことで縁故によって見放されることもあれば助けられることもあるという話で面白かった。

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    2025年12月11日
  • スモールワールズ

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    敢えて一日で読み切らず、一日一編読むようにしました。毎日が小さな世界の旅でした。それぞれで描かれている世界(人生)では話の幕が降りたら世界が閉じるような感覚でした。

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    2025年12月09日
  • ツミデミック

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中にはなしかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗はーー「違う羽の鳥」  調理師の職を失った恭一は家に籠もりがちで、働く妻の態度も心なしか冷たい。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人からもらったという。隼からそれを奪い、たばこを買うのに使ってしまった恭一は、翌日得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れるがーー「特別縁故者」  先の見えない禍にのまれた人生は、思いもよらない場所に辿り着

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    2025年12月09日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    気になったところからつまみ読み。

    三浦透子さんのエッセイ、これは時を置いてまた読みたい。
    私も、”自分の倫理観を育てる努力”を見習って実行しよう。
    また、三浦さんがいつか振りがざすかもしれない大きな刀とやらを見てみたい、そんな気もしている。

    最近、短歌を読み始めた。
    千早茜さんのエッセイ中にある日記を読みながら、この感覚短歌になりそう、と思う箇所についつい付箋を貼った。
    歌を沢山読みたくなった時、まずは日記を認めてみる、その中からこの感覚忘れたくないと思う場面を短歌にしていく。
    旅に出たら、やってみよう。

    掌編とはなんぞや、それも知らずに読んだ方丈貴恵さんの「落書き」。
    うん、掌編を知ら

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    2025年12月07日
  • オンリー・トーク【電子限定特典付】

    ネタバレ 購入済み

    よい!

    なにこれ超いいんですけど。何回も読み返しちゃう。飯田さんめっちゃ小峰の事好きじゃん…モノローグないから最初気がつかなかったけど。
    そして雨のシーン激萌え!

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    2025年12月01日
  • イエスかノーか半分か《コミック版》(3)【電子限定おまけ付き】

    匿名

    購入済み

    良すぎる

    ストーリーも作画も良くて何度も読んでます。
    二人のキャラクター性や関係性が凄く良いです。
    小説のコミック版のようですが、漫画だと国江田とオワリの態度や表情の違いとかがよく分かります。続きが楽しみです!

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    2025年12月01日
  • 二周目の恋

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    ネタバレ

    かなりおもしろかった。個人的に好きだったのは最初のバーの男との話、お母さんに食べ物は残すなと言われて大食いを強制されてた女性の話、最後の海の同性愛の話でした。

    短編ものなので面白い話と面白くない話と私には共感できないな、と感じる話もありましたが、どれも楽しく読むことが出来ました。
    読みやすくわかりやすい読み物でとても良かったです。読み終わったあと、好きな人に会いたくなりました。

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    2025年11月30日
  • ツミデミック

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    とても面白かった。
    あの訳の分からない恐怖のパンデミックの頃の話。
    コロナ禍の時代をそれぞれの主人公がもがいたり苦しんだり希望をもったり。
    一穂ミチさんの本は面白いです。今回もとても良かった。

    どれも良かったのですが「ロマンス⭐︎」「燐光」「特別縁故者」が特に好きです。

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    2025年11月27日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    絶対値段のケタが違ってると思う。5,100円と言われても納得の内容の濃さ…!3ヶ月くらいかけて読みきった。
    文芸誌自体ほぼ読まないのだが、いろんな作家さんをお試しで読めるところが最高。ここから次の読書につながりそう。
    黒い紙がきれいで、やぎもかわいいです。

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    2025年11月27日