一穂ミチのレビュー一覧

  • 本屋さんのある街で

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    本屋さんをテーマにした豪華執筆陣によるアンソロジー。
    本屋さんが好きなので楽しみにしていた作品。
    本屋さんをテーマにしつつ、本屋さんを利用する人だったり、本屋さんで働くする人だったり、本屋さんを始める人だったり、本屋さんを受け継ぐ人だったり、舞台も関係性も様々。
    どの作品も本屋さんへの愛が描かれていて、どの作品も短編ながらおもしろかったけど、一穂ミチさんの「歌うように生きて」が衝撃的で切なかった。
    この始まりからこの結末に着地するのかと驚かされた。
    でもどの作品も読み終えた時はスッキリとした気持ちになって、家の近くの本屋に行きたくなる。
    本屋さんの現実的な危機とかも描かれてはいるけれど、それ以

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    2026年07月26日
  • 光のとこにいてね

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    よかった。すごく引き込まれて、一気読みしてしまった。

    最初の章からよかった。子ども時代、大好きな友人ができたときの、あのワクワク感、会いたい感、会えなかったときの切なさ、そんな気持ちのとき、自分を包む風景のひとつひとつが、すごく「ある」感じで、匂いや光と一緒に立ち上がってきた。これは自分の物語なんじゃないかと思った。
    親の都合での突然の別れ、その後、高校生の思春期特有の中途半端な出会い…と思いきや、実はしっかり追いかけて来てくれた彼女。また切ない別れを経て、やっと大人になってからの再会。そこでもまだ家族の呪縛がある。
    けれど、だんだんと、光の方へ行く。やっぱり子どもの存在は大きいね。
    最後は

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    2026年07月26日
  • 本屋さんのある街で

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    〈本屋さん〉この一つでたくさんの物語、すごく心が温まりました。最近読書にハマった私にとって地元の本屋さんは少なくなってしまいましたが色々な本屋さんを巡って見たいと思いました。これからも読書を楽しみたいと思います‼︎

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    2026年07月23日
  • ブルーモーメント 分冊版(1)

    無料版購入済み

    コロナか真っ最中は、これを題材にした漫画や小説は読めませんでした。今やっと読めるようになりました。あの時は辛かったなあという想いでと共に読みました。
    三角関係は当たり外れあるのですがこれは好きです。かなり切ないですけどね。原作者の方は初めましてだったのだけど自分に合っていたようです。
    続がとても気になる作品です。

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    2026年07月22日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ストレスを感じながら読んでいたのに、読後は
    ほうっと、いい読書体験をした感覚だった。

    前半の途中までは、新夏にうっすらと苛立ちを感じるシーンが多々あり。
    友人や、啓久の姉の言うことのほうがまだ理解できるとさえ思い、彼女らは踏み込んでまでして新夏に助言しているかもしれないのに、そんなにマイナスに受け取るんだなあと。
    新夏の立場で、傷つくのは当然だし混乱して平常の心理状態でないのだとしても…
    恋人とはいえ別人格なんだから、完全に分かろうとするのは自己満足に過ぎない気がするし、今、自分の罪に苦しんでいる彼に対して、息の根を止めるくらい斬りつけるようなことをする必要があるのか?

    …などとモヤモヤし

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    2026年07月22日
  • アフター・ユー

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    一穂ミチらしさの濃い一作

    朝何気なく出かけた大切な人がいなくなる

    失って初めて恋人のことを何も知らなかったと愕然とする主人公の青吾

    相手を知ろうとしなかったのは自分の過去を知られるのが怖かったから…

    事故の真実を知ることが自分の過去と向き合うことになるのだが……

    主人公の悲しみは物語が進むにつれ徐々にやってくるのよ〜そのじわじわ加減が絶妙で上手い!
    もうどんどん引き込まれてやめられない!!

    ミステリー要素あり、ファンタジー要素ありの
    切なくて優しいストーリーでした♡




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    2026年07月21日
  • ツミデミック

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    ネタバレ

    面白かったーー!!!そっこー読んでしまったーー!!!!

    コロナ禍に生きる人たちのお話。
    とくに「ロマンス⭐︎」が世にも奇妙ぽくて私の大好物でした。
    街でイケメンUberお兄さんを見かけて、その人に会いたくて旦那さんに内緒でUberちょこちょこ頼んじゃう主婦の話。
    ソシャゲ(?)に課金しまくってたという過去があり、ハマると課金グセが出てきちゃうっていうのがリアルだった。
    takuyaは可哀想だったけどtakuyaもtakuyaで、、、ね。

    私が今ドンピシャ読みたい本って感じですごく良かったーーー
    こんな感じの短編集さがしてこ。

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    2026年07月21日
  • たぶん、恋しい

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    短編集。やっぱりぐっと惹きこまれて、面白い。ただシンプルに面白いのでなく、ストレートじゃない面白さ?
    全く同じ価値観じゃないけど、わかるような気もする。じわっとくる面白さが好き。

    すげえ泣くじゃん
    って言葉もなんかいい。簡単には使えなさそうだけど、ちょっと使ってみたい笑

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    2026年07月21日
  • 本屋さんのある街で

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    五峰荘入浴 ダム 剣桂 鹿島神社 南湖神社に香西かおりコンサート 贅沢なラインナップ そして本も贅沢なラインナップ 坂木司さんもご無沙汰です、オープン迄の綴りを と変わった視線だ。

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    2026年07月21日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    一穂ミチさんの新刊ということで手に取りました。
    あらすじで大切な人を失ったあとのお話と知り、
    ちょっと重ための作品かなと思いながら読み始めました。
    冒頭で主人公の恋人が行方不明となり、
    早々に不穏な雰囲気が流れるのですが、
    なぜか鬱々とはせず、ミステリー感もあり
    展開も早く驚くほどスイスイ読み進めてしまいました。
    風景描写や心理描写がとてもリアルで綺麗で、
    一穂ミチさんの文章が好きだなと改めて思いました。
    沙都子の強くあろうとする姿に
    なんだかとても心惹かれました。
    最後のタオルケットにやられたなぁ。

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    2026年07月20日
  • 本屋さんのある街で

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    「街の本屋さん」という言葉にときめきを感じる人なら、全編ささるのではないかと思う。
    どのお話も好きだったが、坂木司さんの『手に取って見てみろよ』が特に好きだった。本屋さんを開業するときって、こんな感じなのか〜ってワクワクしながら読めた。一穂ミチさんの『歌うように生きて』も、中国人留学生リウさんと主人公の潤の、「月光落在左手上」の場面が繊細で美しく、強く印象に残った。

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    2026年07月22日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    久しぶりに、これは手元にずっと置いておくだろうなという本に出会った。
    私も大切な人には光のとこに居てほしい。だけど、「光は希望の象徴だけど、照らされたら逃げも隠れもできない。嘘やごまかしを許してくれない。そして足元に影を生む。」
    という文に考えさせられた。光のとこに居るのが相手にとって幸せであるとは限らない。
    でも果遠も結珠もそれを分かった上で「光のとこにいてね」って言うんだろうな。

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    2026年07月20日
  • アフター・ユー

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    もうとっくに癒えて、痛みすら忘れつつあると思っていたのに、
    突然…
    本当に「唐突に」襲いかかってくるかなしみ

    そして、
    これをあと何度繰り返せば楽になれるのだろう…
    という絶望感。

    久しぶりに、跡形さえ見えなくなっていたカサブタを剥がされた気がした。


    ファンタジーの方向にいくの?
    と、ちょっと不安になったけど…
    ギリギリの真実味は保ったまま読み終えた

    これじゃあアフターユーじゃなくて、
    お先に失礼やないかい❗️

    こんなテレカ…くれ!

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    2026年07月20日
  • ツミデミック

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    コロナ禍のパンデミックと、それぞれが抱える罪が交差する短編集。全体的に不穏な雰囲気で面白かった!日常の小さな罪…的な話かと思いきや、ガッツリ罪、普通に犯罪の話もオモロかった。人間の卑しい心理もテーマにあって、個人的には「特別縁故者」が好みだった。
    コロナ禍あるある、コロナ禍ワードがたくさん出てきて、10年-20年経って読み返した時に、「そんな時代もあったな」と懐かしく思えたらいいなと思う。

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    2026年07月20日
  • 光のとこにいてね

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    愛ってつまりなんなんだろう。いろんな小説、いろんな恋愛の話に触れるたびに私が思うことはまさにこれで。そこに正しいも、正しくないも無いと思いながらも自分の物差しでしか愛というものを考えられない時があって。そんな中でいろんな愛の形が散りばめられたこの「光のとこにいてね」に出会えたのは本当に幸せな読書体験でした。本書の中で3回、異なるタイミングで出てくる「光のとこにいてね」という言葉。解説にもあった、「あなたの光になりたい」訳でもなく、「あなたを照らす光になりたい」訳でもない、ただ純粋にあなただけは光の差すところで幸せに生きていてという祈りにも近い言葉に何度泣きそうになったか。結珠と果遠だけじゃなく

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    2026年07月20日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    7篇の中では「式日」が1番好きだった。「ネオンテトラ」の笙一が自分の走りたい道を走れたかは分からないけど、先輩みたいな人と出会えてよかったなと思った。
    この本を読んで、一穂ミチさんの言葉が好きだと改めて思った。描くのはすごく個人的な物語だけど、その後ろには大きな世界が広がっている。そこには孤独や憎しみは絶えないけど、ささやかな光もあって、それだけでこれからも生きていけるなあって思える。そんな物語たちだと思った。

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    2026年07月18日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

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    噂に違わぬ良さだった…
    主人公二人で視点が変わるし一人称と三人称が絶妙にないまぜになって文だったけれど、全く混乱せずにすらすら読めた。
    めちゃくちゃ暖かくて繊細な文体で、でも鋭い心理描写で良すぎた。なるほど名作。

    主人公二人はもちろん良きカップルだけど、和章と整が良すぎた……共依存の殻から抜け出そうとする人間たちが私は大好き……

    ドラマも丁寧に作られてたんだなあと。
    やっぱり活字は紙がいい!初めて紙のBL買いました!!

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    2026年07月17日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    サウナが大好きだけど最近行けてなくて、この前夏でも湯船に浸かってみたらお風呂上がりの扇風機が最高に気持ちよくて、その時のすっきりしたような気持ちになれた本。いろんな風呂エピソードが詰まってます。

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    2026年07月16日
  • ツミデミック

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    ネタバレ

    コロナ禍は私たちの毎日や常識を変えた。
    それを思い出させてくれる本。
    読み終わるのがもったいなくて、ちびちび読みました。

    人間ってこんな醜いのかな、と思うと同時に、そんなものかもしれないという思いが同居する。
    謙虚であることが正しいわけじゃない。正論が正しいわけじゃない。

    文庫書き下ろしの「わたしの春」、最高でした。
    著者の思いがたくさん詰まった傑作でした。
    改めて、直木賞おめでとうございます。

    以下はお気に入りの文の引用です。
    「この人は、わたしが楽をしたら自分が損をするとでも思ってるんだろうか。」
    「パニック状態で身勝手な言動を取ってしまったんじゃなく、人間性の地金があらわになっただ

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    2026年07月16日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    対称的な2人が長い年月、特別な存在だと思い合っているのが素敵だし悲しいと感じた。友情よりは明らかに重いし、恋愛と捉えてしまうと何故か浅はかに感じてしまうこのなんとも言えない関係性が凄く良い。

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    2026年07月15日