一穂ミチのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ひつじの鍵の、和楽くんのお話
でも、読んでなくてもほとんど問題はない。チラッと出てくる程度。読んでいた人は、わぁ!羊くんだ!お父さんだ!って思う程度。
羊くんに片想いをしていた、大切な友だちの和楽のその後のお話。30歳になってる!ギャラリストという職業についていて、画廊を経営?ある高校で見かけた絵に心を奪われ、作者を探し出し、画家として育てることになる。それが群だった。
画家とギャラリストとの関係や、絵画が売れる仕組み、画家の絵画との向き合い方など、知らなかったことが沢山あって、そういう意味でも面白かった。
読後がすこぶる爽やか!
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匿名
購入済み大満足
ストーリー展開がドラマチックで魅了される作品
そして、細部まで違和感のない作画とコマ割りでめちゃくちゃ読みやすい
登場人物がみんな個性的で描き分けをしっかりされているのもいい
試し読み段階で悩んでいるなら是非買ってほしい
受けが攻めにだけ見せる素直な顔が大好き
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ネタバレ 購入済み
やっぱり一穂先生は良い!
おバカ成金?高校生と、大金持ち専用コンシェルジュのお話。設定からぶっ飛んでるわ〜笑笑。
世の中には、何でもお金で解決するという事ができる人種が一定数存在する。それは、如何ともし難い事実で、どうこういう事ではないのはわかっているが、が、どうなんだよ〜という感想。 -
ネタバレ 購入済み
流石の一言。
機能不全な家族、同性愛、偽装結婚、そして料理。親友として愛した妻と死に別れた自堕落なゲイの翻訳家と、その妻の甥の話。
2026年の現在から16年も前の作品。変わっていくものと変わらないもの。いちほ先生は、感情の機微を細かく描写で描くのが本当に上手いと思った。 -
ネタバレ 購入済み
初めてだらけのお話。
ノンケ同士。空気の読めない感情希薄な元既婚者と、不倫もロク又もやるけど、めんどくさくなったらさっさとバイバイのくずチャラが、初めて人を好きになり、なりふり構わず相手に縋るような恋愛をしてしまうお話。
冒頭に、婚約指輪を売りに来たお客と、買い取りの店の店員として出会った2人。
こういえば身もふたもないが、割れ蓋に閉じ蓋ってことなんだなぁ。 -
Posted by ブクログ
わたしたち、ずっとこんなふうなのかもしれない。束の間のささやかな幸福と別離を繰り返すカノン。
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良かった、、、
同性愛ってあんまり惹かれないジャンルなんだけど、最初はそのはずだったんだけど
なんだか描写がとっても美しくて、惹き込まれていきました
心がきゅーって締め付けられつつも、あったかい読後間。最後の方は、まだ終わるなーって思いながら、カノン聴きながら読みました。
あと私やっぱり音楽を言葉で読むのが好きなんだなと確信しました
「ピアノと雨の二重奏が水のようにわたしの全身を流れ、巡り、細胞に満ちていく。」
素敵だ、、、
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Posted by ブクログ
ネタバレ「腹は減っているのに、ごしょうばんの欲しいものは見当たらないようだった。ごしょうばんは自分が何を待っているのか、思い出した。
また戦が来れば、うまいものにありつけるに違いない。人間が泣きながら、惜しみながら差し出すこの世で最高にうまいもの。ああ、早く食べたい。人間の足の下で、きょうもごしょうばんはひっそりと祈り続けている。腹を鳴らして思っている。
早く戦が来ますように。誰も彼もが飢えますように。」
全部の作品が読み応えがあり、読後感がいい作品集だった。
どれも程よいページ数で旅先や忙しい時に読むといいかもしれない。
ホラーだったり恋愛ものだったり、時にシニカルだったり心あったまったりして退 -
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Posted by ブクログ
「もう二度と味わいたくない
あの日々を、どうしてか、
書き留めておこうと思った。」
文庫化にあたり、著者直筆のしおりが付いていたこの作品。
私にはとても大切な物になった。
パンデミックと人の罪を合わせた造語の「ツミデミック」
人間はなんて簡単な生き物だろう。
あの思い出したくはない異常な世界を当たり前に生きて、当たり前に過去のものにしている自分に大きな失望と微かな希望を感じていた。その何とも表現し難い気持ちを、この作品は綺麗に消化させてくれた。
パラソルでパラシュート以来の一穂ミチさんの作品だったが、読みやすく誰もが抱いている人間故の罪を暴きながら綺麗に昇華させてくれている短篇集。
ますま