一穂ミチのレビュー一覧

  • 光のとこにいてね

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    長いのに飽きずにどんどん読める。2人が大人になって再開した場所はどこなんだろう。奇跡と縁が重なって何度も再会するのに、気遣い続ける関係がとても素敵だった。瀬々ちゃん家族がバラバラになってお互いを思い合って成長し続けられるのではないかな‥

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    2026年02月16日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    どれだけ離れても忘れられない人はいる
    どれだけ離れても結局また出会ってしまう人もいる
    最後の2人がどうなったのか気になるけど、わたしはただ愛の物語だと思った
    相手に光のところにいてねと思う感情こそが最大の愛なのじゃないかなと思う

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    2026年02月15日
  • アフター・ユー

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    良かった…
    一穂ミチさんの作品では一番好きかも…

    タクシー運転手の青吾が仕事を終えて帰宅すると、旅行から帰宅しているはずの恋人・多実がいない…
    戻る気配のなく焦りを募らせる青吾のもとに、多実が男と五島列島の遠鹿島で海難事故に遭い、行方不明になった…という知らせが届く
    成り行き上、男の妻と共に事故の真相を求めて遠鹿島へ向かった青吾…
    その島は思いも寄らぬ場所へと二人を導く…

    島で見つけた電話ボックスで、いなくなった多実に青吾が電話をかけるシーンはちょっとファンタジーだなぁ…と思ったが…
    『あの本、読みました?』で一穂ミチさんご本人が
    「真相を知っている人がいないので、誰の口から語らせるのか?

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    2026年02月14日
  • 光のとこにいてね

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    島清恋愛文学賞受賞作品。

    シスターフッドとして読ませたいのかと思ったけど、恋愛でいいんだね。こんなにも純粋に「誰かを思う気持ち」を描いたと思える作品に出会えるなんて!性愛が絡まないから余計に純粋さが際立って感じられる。

    そして何より言葉の選び方、文章表現の仕方が美しい。ストーリーだけでもなく、文章だけでもなく、全体がすごく愛おしい。文学作品を読んだな、という感じ。

    一穂ミチのBL作品しか読んだことない人にもぜひ読んでもらいたい。私がBL一穂で好きだと思った要素がギュギュッと詰まってる。

    BL出身の作家さんて、文芸は、まあ、一般向けになっちゃったな…みたいなさ、深夜番組がゴールデンになっ

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    2026年02月14日
  • GOAT Summer 2025

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    テーマは“悪”

    ダースベーダーもジョーカーもドロンジョも、嫌われてなんぼの悪役だけど、悪びって粋がる合間に見せるちょっとした何かが、妙に萌えてしまう。

    何を“悪”とするかは自由自在で、時には何層にも覆い隠して姿すら見せないものも……創作するものにとって魅力的な“悪”
    ひょっとしたら“文学”とは“悪”を表の世界に引き摺り出す作業だったりして。

    黒と緑
    本全体からおどろおどろと漂う質感
    さらに、行きつ戻りつスキマ時間でつまみ食いの許される値段。
    ただ、寝落ちに注意。
    顔面打撲が恐ろしいほど、分厚いから。

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    2026年02月13日
  • 青を抱く

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    別レーベルで出版されていた方をずーっと積読していたのですが、うかうかしているうちに角川から修正加筆版が出版されてしまったので、こちらを読みました

    一穂ミチ作品は何冊持ってても無問題ですからね
    2冊隣に並べたいと思います

    結論から言うと
    めちゃくちゃ泣いた
    何度も泣いた

    最初はキュンキュンしてただけなのに
    どんどん深く苦しくなっていって
    辛くて泣きながら読みました

    何で一穂ミチ作品のBLって
    幸せなだけじゃないんだろう

    世の中にハッピーで浮かれただけのBLなんて溢れまくっているのに、こんなにも藻掻きながら生きなきゃいけないなんて

    でもそんな幸せの形を、こちらが決めることさえ烏滸がまし

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    2026年02月13日
  • 砂嵐に星屑

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    よかった…まずタイトルがいい。砂嵐は放送が終わったTVである。その向こうに微かに見えるまたたきである。
    こんなに言葉を的確に、揺れ動き正体の掴みづらい心を表すことができるのか、と驚きの連続だった。
    例えば、「Bコースの答え」。本音と建前、と言うところである。Bコースは本筋から逸れてはいるが、まったくの嘘ではない。いわば、右に行くか左に行くかの違いである。
    そういった、言葉で説明するのは野暮になりかねない微妙なところを美しく表現するのだ。
    一穂ミチさん初読みでしたが、とっても好きな作家さんになりました。繰り返し読みたい本のため⭐︎5です。

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    2026年02月13日
  • スモールワールズ

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    どの話もとっても好きで、本棚におきたい1冊だと思った。人間誰しも多かれ少なかれ個人の事情があり、登場人物みんなそれを抱えながら生きている、でも決して物語的に綺麗なだけでない感じが好きだった

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    2026年02月12日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    【感情旅行】一穂ミチ
    片思いしていた男性が病死。男性の息子は既に17歳。自身は社会で上手く通用しない現実。上手くいっていない恋愛。理想と現実が人生のやさしさと厳しさを感じさせてくれる。

    【独身の女王】麻生競馬場
    独身のカリスマと呼ばれていた女性の結婚。
    カリスマ女性のような存在に憧れ、
    自身も独身を貫いていたが、
    周囲の変化が自身に葛藤をもたらしてくる。
    独身も悪くないと思わせる。

    【オレンジシャドウの憂鬱】砂村かいり
    33歳のバリキャリOLが
    恋愛による自身の市場価値と
    他者との評価で揺れ動く。

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    2026年02月15日
  • 光のとこにいてね

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    小学2年の結珠が団地で出会った何もかも違う少女・果遠との半生のお話

    この二人の関係をあらわす言葉がこの世にないよ

    届くと思うから手を伸ばす
    触れたと思ったら引き戻される
    それでも手を伸ばすのはきっと光に当たってほしいから

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    2026年02月12日
  • ツミデミック

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    ネタバレ

    短編だけどどの話もちょっと薄気味悪い感じ。でも読み終わった後は嫌な感じは残らない。
    最初の話は不思議な体験だしあの子なのかそうじゃないのか結局真相は分からない。
    二つ目の話は普通の主婦の話だったしどこにでもあるような家庭の亀裂だったのに最後が予想外でびっくり!人間の頭って怖い。
    三つ目の話は幽霊の女の子の話。救いがなくて気が重くなるような話だけど主人公が記憶ないせいか性格なのか表現の仕方が個人的には好きで割とすっきりした。
    四つ目の話はハッピーエンドだったからびっくりした。今までの流れで絶対主人公やらかすと思ってたからなんかごめんと思った。家族で幸せになってくれ。
    五つ目の話はちょっとオチが物

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    2026年02月15日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    「それでもわたしはここに来た。結珠ちゃんにもう一度会いたかったから」
    そんな純粋さを、ただひたすらに眩しく思う。


    「光のとこにいてね」というのはいつも果遠だけど、結珠にとっての「光」は果遠じゃないか、と思わせる数々の描写。なのに果遠の方から遠ざかっていく。
    結珠はずっと、「光のとこ」を選べない。


    もどかしいけど、大人になるに連れて増える自由と引き換えにしがらみもまた増えていく。
    選ぶ自由ができたからこそ、選択に躊躇いができて選ぶことができない。
    純粋に自分の気持ちを大切にできた幼い時とは違うということを、明確に表現してる。



    忘れられない『特別な人』、誰にも教えたくない『特別な人』

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    2026年02月10日
  • 光のとこにいてね

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    余韻ひたひた。言葉が出てこない。わたしの拙い語彙力では表現できないくらい、素晴らしい物語だった。
    御守りにしたい。

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    2026年02月10日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    2人とも光のとこにいてよ
    最後追いつけたかな?
    追いついたとして、藤野は?

    そもそも藤野って結珠のこと好きだったの?
    家庭教師時代の結珠への保護欲っていうかメサイアコンプレックスを果遠が正当化したから一緒にいたのかなって思った
    でも大事にしてたよねそれは間違いないだろうな

    結珠の母親に会いに行ったとき、話しの噛み合わなさというか感情の伝わらなさが苦しかった、私も母と向き合ったとして、ああいう会話になるのが怖くて、ずっと向き合えない
    ずっとちょっとの希望があるから縋ってしまって毎回ちゃんと傷つく

    瀬々可愛かったなー
    果遠、理想の母親過ぎた
    私も、いつか子供を育てるようになったらああいう距離

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    2026年02月08日
  • スモールワールズ

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    今年読んだ本でいちばん!
    「解説:辻村深月」に惹かれたことがきっかけで、初の一穂ミチさんでしたが、素敵な作家さんに出会えました。

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    2026年02月08日
  • 光のとこにいてね

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    読んでいる時、ずっと苦しかった。まるで水の中に沈められていくようで。それは光のとこにいてねによる、これから待ち受けているであろう不幸な運命を予感させているからで、私はふたりについて祈ることしかできない。どうか、どうか幸せになりますように。これほどまでに感情移入できたのは一穂ミチの描写力と誘うように文体から滲み出る光。苦しいけど、美しい。光のとこにいてね。私にとってとても大切な作品になったり

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    2026年02月08日
  • GOAT Summer 2025

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    今回のテーマは悪。改めて悪は人間特有の観点であり、様々なストーリーを色付けする重要な要素であることを再認識させられました。今回も大満足

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    2026年02月07日
  • アフター・ユー

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    最後の最後までどんでん返しで二人は生きて帰ってくるのではないかと求めずにはいられなかった。一穂ミチ先生にいただいた一言(サイン本に記載)「青のところで待ち合わせ」この言葉の意味をずっと考えてる。タイトルのお先にどうぞから想像して、天国で二人は青のところで待ち合わせするのかな?と。少し先になるけれど、幸せな未来(天国)が待っていることをただただ祈るばかり。一穂ミチ先生にいつかこの言葉の意味を聞いてみたい。
    一穂ミチ先生の文芸作品の中で1番好き。

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    2026年02月07日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    どういう言葉で言い表せばいいのかわからないけれど、多分言葉にするのは適切じゃないんだろうなとも思う。
    親になってしまったので、親に、祖母に振り回され、そして水人と娘を失った(彼女にとっては失った、という表現は適切でないことはわかっているけれど)果遠がこれからどうやって生きていくのか、そこに光があることを祈ることしかできない。
    光のところにいてね、はかのんからゆずへの愛だと思う。
    最後は希望があるように見えるラストだったけど、でもやはりゆずは藤野として東京に戻るんだろうな、と思った。
    そして東京の片隅で数十年後再会して彼女たちの物語が始まるのではと。
    朝読み始めてしまったので、続きが気になりすぎ

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    2026年02月07日
  • 光のとこにいてね

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    宝物になる小説に久々出会えた、ずっと抱きしめて暮らす

    "I love you"を、夏目漱石が『月が綺麗ですね』と和訳した逸話がありますが、私が今問われたならば、『光のとこにいてね』がふさわしいのではと手を挙げるだろうと思います。

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    2026年02月11日