一穂ミチのレビュー一覧

  • イエスかノーか半分か【電子限定SS付き】

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    二面性が激しいアナウンサーの計と動画職人な潮が、事故をきっかけに知り合って悪友みたいになっていく過程がとてもかわいかった。主人公の完璧すぎる二つの顔が憎めなくて、それを大きな顔で受け入れている潮さんもまた愛が大きくて微笑ましいカップルだった。

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    2026年04月20日
  • 砂嵐に星屑

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     一穂さんは人の機微や失敗を公平な目線で書かれているなと感じた。読んだ後心が温まり、でもちょっとセンチメンタルにもなり、他の登場人物の話も見てみたいなと思う作品だった。
     たまたま大阪出張の時に読めたこともあり、地方と仕事について色々考えさせられた。
     どの人も完璧ではないところが、親しみを覚えて、それぞれの悩みに自分なりに戦っている姿に活力をもらえる。
     〈冬〉眠れぬ夜のあなたの結花の春一に向けた「傷つきやすいくせして無神経」は我が家に向けられた言葉に感じた。人の機微を感じれる人になりたいと思った。
     震災や災害の話題も多く、「ほんのちょっと日常のルーティンがずれた時に限ってあんな大地震が起

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    2026年04月19日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    1995年の夏、火災から救い出された堂上今日子。低体温治療で30年もの間眠らされてきた彼女が明日子と日々人の家に来ることになる。
    そこから、明日子・日々人・父親(やっちゃん)と今日子との不思議な共同生活が始まり…。

    30年前の描写は懐かしい。ソックタッチ、MDプレーヤー、ベル…。30年前と現代との言葉(微妙、ドヤる、ウケる…)や文化(スマホやSNS、ネットショッピング)のギャップを明日子や日々人と今日子のやりとりからひしひし感じました。

    今日子が家に来るまで凍ってしまったように家族の交流がなかった門司家が少しずつ溶けていき、家族の時間が動き出していく様子が印象的でした

    みんなで居間でゲー

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    2026年04月14日
  • きょうの日はさようなら 完全版

    購入済み

    冬眠していた親戚の女子高生今日子が夏休みの間家にやってくるSFです。可愛くて、普通だけど普通じゃない今日子にみんな惹かれてしまいます。初めから頭に別れが過ぎっていてずっと一緒なんてありえないと思いながら切ない気持ちで読みました。

    #エモい #切ない #ほのぼの

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    2026年04月12日
  • スモールワールズ

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    表紙から癒し系短編集なのかと思いきや…!

    ゾッとするお話、あっと驚くお話など色々な世界を味わえる素敵な短編集でした。
    絶対にまた読み返したい大切な一冊になりました。

    「ネオンテトラ」は妊娠を望みながら、夫と表向きは円満な夫婦として暮らす女性のお話。ある日親から怒鳴られている近所の男子中学生と出会い、コンビニで会うようになることで話が進み…。
    ラストには度肝を抜かれました!

    「魔王の帰還」はある事情で高校を移った弟・鉄二と、ある秘密を抱えて離婚することになったと実家に戻ってきた姉真央のお話。
    キラキラした夏の日々が描かれて、前向きになるお話でした。

    「ピクニック」は幸せそうな家族のピク

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    2026年04月12日
  • スモールワールズ

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    短編集。『光のとこにいてね』の心地良さを求めて読んだら、ひとつ目の『ネオンテトラ』に刺された。

    好きだったのは『ピクニック』と『花うた』。

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    2026年04月09日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    設定もすごいなと思いましたが、面白くて一気に読みました!

    最後は切なくて胸がきゅっとなりましたが、明日子や日々人、今日子の明日が約束を果たすために少しでも救われる1日になるといいなと思いました。

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    2026年04月09日
  • パラソルでパラシュート

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    ゆるそうでそうでもない。なんかすごく好きだった。
    美雨みたいに生きるのって意外と難しいんじゃないかなと思ったり。羨ましい、こういう恋愛だけじゃない出会いってすごく貴重だと思った。
    あと、芸人さんを見る目がなんか変わった。

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    2026年04月08日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    傑作。その切なさと痛さに胸が締め付けられた。

    1995年の夏、火災から救い出された堂上今日子。
    低体温治療で30年もの間眠らされてきた彼女を引き取る。
    父親から突如そう告げられた二卵性双生児の高校生、明日子と弟の日々人は猛反発。
    それでもやって来た今日子は儚げで、二人は段々と彼女を受け入れる。
    やがて明らかになる今日子の秘密。

    完全版と銘打っているだけあって、
    本編の後に5つのエピローグ的な短編が収録されている。
    このエピローグがまた良い。
    本編の設定はだいぶ大胆で粗もあるのだが、
    そんなことどうでもよくなる人物描写が本当に素晴らしい。
    まさに人間の機微が丁寧に、そして深く描かれている。

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    2026年04月09日
  • 青を抱く

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    登場人物がみんな魅力的で、実際に会ってみたい!と思う人ばっかり。
    特に泉の母と会って話してみたいと思った。
    タイトル通り、お話の背景の色がずっときれいで切なくて、すごくいい恋愛小説読んだっていう満足感。

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    2026年04月08日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    一穂ミチさん、初めて読みましたが一気読みしてしまいました。
    会話が活き活きしていて気持ちよく読み進められました。
    他作品も読んでみなくては。

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    2026年04月06日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    気になる作家さんが多く、うまくいかない恋アンソロジーにも惹かれ購入。

    んんんー…

    分かる…!!とても分かる!!なんだこれは!!

    そうなんだよね… うまくいかない色んな恋の結末にそういうのも分かるわ…と思う事も多かったです。
    気になっていた、一穂ミチさん、他の作品も読みたくなりました。言い表せない微妙で絶妙な感情を文字にされてて、すごいなぁと惹かれました。

    30代の恋愛って事で本当に難しく、感情が動きそうになるもふと立ち止まって冷静に考えてしまったりという所であったり、周りの人間関係の環境がガラッと変わり、自分は自分と思いつつも、変なもやもやと焦りが入り交じったりと、複雑な心境だったり、

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    2026年04月05日
  • スモールワールズ

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    初めて先生の作品を読みました。緩急のある作品でとても面白かったです。その時の自分の気分によってきっと感じ方が違うと思うから、1番は選べないかも。でも、好かれたら恐怖、という考え方はとてもしっくりきて、なんだろう、すこしすっきりして少し悲しい気持ちになりました。もっといろんな作品を読んでみたいと思います。

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    2026年04月05日
  • ナイトガーデン 完全版

    購入済み

    良かった

    最初藤澤さんがめちゃくちゃ感じ悪かったのですが、後半は別人のようでした。でもそれが全然不自然ではなく、色々閉じ込めてしまっていただけで、本当は愛情深くて寂しがりやだったんだなということが分かるので素敵な結末でした。文章が本当に素晴らしいです。

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    2026年04月04日
  • スモールワールズ

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    すごく良かった
    新人賞受賞の短編集なので、もっとライトでハートウォーミングな作品かと思ったけど、そんなことはなかった。多様性や孤独といったよくあるテーマなんだけど、人の愚かさや醜さ、ずる賢さや弱さ、諦めや苛立ち、様々な人の感情の複雑さが描かれていて、どの短編もゆっくり心に沁みる。夫婦、姉弟、先輩後輩、親子、加害者と被害者など、それぞれの関係からの人生が面白かった。この作家の他の作品も読みたい。

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    2026年03月28日
  • パラソルでパラシュート

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    ベッタベタな関西弁で気軽に読める恋愛系〜だけではなく、気持ち的なところまで一歩踏み込めて、シミジミしてしまった。

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    2026年03月24日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    「青春って、すごく密なので」
    新型コロナ禍で話題となった、仙台育英高校野球部の須江監督の言葉をふと思い出した。

    30年の冷凍睡眠から目覚めた今日子と、17歳の双子明日子と日々人の、ひと夏のかけがけのない青春。

    大人になっていく希望も子どもではなくなっていく悩みも全てを内包した青春、その大人と子どもの間の貴重な期間を友達や彼氏と過ごすことを今日子は奪われてしまった。大きく流れる時代に取り残された孤独を抱えながらも、明日子と日々人との出会いが、彼女の青春を取り戻していく。
    明日子と日々人もまた、青春を生きる中で、今日子によって貴重な青春の日々に光がもたらされていく。

    そんな青春の尊さを本書

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    2026年03月21日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート作品。
    7人の作家が「有栖川ワールド」のキャラクターや世界観などを自由に使って短編を競作している。

    有栖川作品でお馴染みの火村や有栖といったキャラクターが、生みの親の手を離れてもイキイキ活躍していて、各作家のリスペクト具合が伝わる。
    それでいて、作家による文体・ニュアンスの違いも出ている。
    単なるお祭り作品の枠に収まらない、見事な1冊に仕上がっている。

    本作を読むことで、久々に有栖川有栖の作品(元ネタ)を読んでみたくなった。

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    2026年03月19日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

    ネタバレ 購入済み

    人の感覚は不思議

    ずっと目が見えなかった人が、なんらかの事情により見えるようになる。ただただ素晴らしい事だという認識だった。見えるというのはそれほど大切な感覚だと信じていた。それが、まさか苦痛を伴うとはつゆ程も思っていなかった。
    先生の着眼点や五感の捉え方に改めて脱帽。

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    2026年03月19日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    タイトルと表紙の雰囲気に騙された1人です。

    「ネオンテトラ」で何この本思ってたのと違う!と驚き、「魔王の帰還」でいやちゃんと心温まる系もあるんかい!と驚き、「ピクニック」で語り手の正体にゾッとして、「花うた」で二人の関係性の変化に引きつつ心温まる要素もあり、「愛を適量」で最後の仕打ちにショックを受けて、「式日」で「ネオンテトラ」の男の子が何を考えていたのか知らされて呆然として、終始予想を裏切る展開で面白かった。

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    2026年03月18日