【感想・ネタバレ】ラブ キス(2)のレビュー

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snow 2020年03月26日

明渡がおかえりを言っても、苑は絶対ただいまと返さなかった。それが恋人じゃないふたりの距離感。だから お互いに ただいまとおかえりを伝え合うシーンにじんわり泣きそうになった。

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Posted by ブクログ 2019年07月28日

庇護欲男×人生こじらせ男
キス2です。キス好きだったから嬉しい。
キスでは、2人の幼少期からの長い長いアレコレ。
ラブでは明渡の手術後のどうにもならない気持ちの隔りから。
言葉では説明できない手術後の苑への気持ちの変化。
その後の2人は週の半分くらい一緒にご飯食べたりの関係で、苑は相変わらずの自己評...続きを読む価ドン底。
そんな時、近所に住むらしいネグレクトの小学生を明渡が気にかけはじめてからの流れがもう…!
苑の気持ちがわかりすぎてツラかった。
過去の自分と重ねたり、優しくなれない自分に苛立ったり、媚びる子供を見たくなかったり。同族嫌悪がビシビシ自分に跳ね返ってきて、しんどくて。
懐の深い明渡が好きで、でもどうしようもなくて。
見たくないから逃げだそうとして。

でも結局、苑が苑である自己肯定感はもう明渡にしか与えられないよ!もう観念しなよ!!
ってなる話だったな。
明渡にはもうようやく手懐けたな!って言ってやりたいよ…

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月02日

前作がえっ…それはちょっと…で明渡の強引さにも苑の主体性のなさすぎる態度にもモヤモヤさせられっぱなしで読まなくていいのでは、と思っていたくらいなのですが読んでよかったな…。ワンダーリングの後日談にもネグレクトされた子供が出て来ましたが、子供と大人の関わり方と押し付けがましくない救済が一穂さんはとても...続きを読む上手いな。
一穂さんの上手さがとにかく際立ってぐいぐい読ませられるいいお話で、前作の後味の悪い息苦しさからは先に進んだ優しさと明るさが見えてとても良かった。
苑が感じる息苦しさと不安と迷い、明渡のきっぱりとした明るさと強さのコントラストが心地よかったです。
前作で唯一救いに感じられた「父親は苑のお金を使わなかった」ことが出てきたところでジーンとしてしまった。

このところイエスノー同人誌であまり内面を見せたがらない潮が自身の迷いや不安をぽつりぽつりと見せてくれる場面が増えて来ましたが、自分自身ではどうにもならない、割り切れないこと、それでも向き合うほかないこと、迷いや弱さや苦しさに向き合おうとするまっすぐでやわらかな強さ、揺らぐ胸の内の痛みから目をそらさずにじっと掘り下げていく描写に随一のパワーがあるな、と思いました。
お話の中の人物が抱えているものだとわかっていても、だからこそ息苦しいほどにまっすぐに心に届く。
一穂さんという作家さんがどこか新しい場所に進みつつあるのかなと勝手ながら感じたりも。
自分を愛せないから寄せられた気持ちに応えられない、という苑の歪みや孤独の深さが明渡によって救われ、もう一度築き直した先でちゃんと穏やかに結ばれたことが伝わってすごく良かった。
前作という前振りがあった上で、すごくすごく真っ当にいい小説を読んでいたらそういえばBLだった、な感じなのですが、一穂作品のそういうところを楽しみにしているのです。

それにしても明渡はたしかに怪我の運が強すぎるのでお祓いをした方がいい。笑

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Posted by ブクログ 2019年05月02日

うまい話を書く作家さんだなぁと改めて思った。

大家のおばあさんみたいになりたいかも。
若い男の子に「かわいいばぁさん」って表現されるような???

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Posted by ブクログ 2019年05月05日

虐待されている子供が出てくる話は、否応なく泣けてしまう…。
そのせいか読み応えがあったのに、思ってた以上に恋愛ものとしての楽しみ方をすることができなかったです。
一穂さん、筆力があるから余計に。
ただ、前作で感じていた明渡へのモヤモヤが晴れたので、それは良かったです。

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Posted by ブクログ 2019年05月20日

恋人未満の関係が続く二人。前回はジェットコースターみたいな怒濤の展開でキャラは二の次だったんだけど、今回あらためて読むと受け攻めどちらも好みではないかなぁ…。攻めの今時風のしゃべり方がちょっと苦手。自己否定ばかりの受けが可愛くない。でもそんな受けが少しだけ成長するお話でもありました。ハッピーエンド。...続きを読む
ペーパー付き。

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