一穂ミチのレビュー一覧

  • Tonight,The Night 【イラスト付】【電子限定SS付】

    購入済み

    子どもと大人の違いってなに?

    年齢差のある二人が互いに惹かれ合い、じっくりと愛を育む温かい小説でした。
    主役となる二人はもちろん、その他の登場人物含めて人生を切り開いていくストーリーに元気づけられます。大人と子供の違いってなんだろう、本当に大切なことはなんだろう、自分はどうありたいのかなど、読み手としても自分を振り返るきっかけを与えてくれました。BLとしても、じわじわと色気のあるストーリー展開と「男」としての魅力を感じられる素敵な作品です。

    #エモい #胸キュン #タメになる

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    2025年02月06日
  • うたかたモザイク

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    2024/02/02
    多分初めてこの人の本を読みました。
    この本は短編になっていて、いろいろな人たちの現実だったり空想だったりいろいろな世界の愛のあり方が描かれています。
    現実的なものだったり近未来的なものだったりフィクションと現実を混ぜてみたものだったりして色々なパターンが楽しめると思います。
    個人的に面白いなって思ったのは「sofa &…」という、家にあるソファの視点で女性が人を思う気持ちについて描いた話です。
    どれもほんのりするような話が多いので短編で気軽に読んでみるのがいいのかなって思いました。

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    2025年02月03日
  • メロウレイン 完全版(上)

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    一顕くんと整くんの日常に癒された。永遠じゃない時間を大事に彼ららしく過ごしていく。そんな日々のやりとりが愛おしくて、幸せ。

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    2025年01月29日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

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    気持ちの動きがわかりやすくて、切ないほどに胸に突き刺さってきた。いろんな場面で雨を絡ませた言葉が良かった。

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    2025年01月25日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

    匿名

    購入済み

    感情が細かく私にも分かりやすい表現だったので、言葉がサッと入ってきて、あっという間に読み終わった。現実、こんなカップルがいるんじゃないかと思うくらい。切ない大人のラブストーリーだった。

    #エモい #切ない #胸キュン

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    2025年02月11日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

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    ドラマ化で興味を持ち拝読しました。
    雨と絡めた心理描写や表現力は流石だし、文章は美しくて素敵だなあと素直に思います。
    以前読んだ一穂さんの一般小説は、ストーリーがあまり好きになれなかったのですが、このお話は凄く良かった。

    軽快な言葉のやり取りがテンポよく交わされ、主役の二人が少しずつ心を通わせて行く過程が、繊細に、丁寧に描かれています。
    相手の何気ない言葉や行動によって、お互いの辛くて苦しい気持ちが救われていく様子が分かるので、多分客観的に見れば『浮気』なんだろうけど、嫌悪感はあまりなかったです。
    特に整は、一顕と一緒にいるときの方が絶対自然体だよなあと感じました。

    二人が初めてセックスす

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    2025年01月20日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    豪華ホラー作家による短編集。

    一見「人間が怖い話」のように見せておいて、しっかり怪異でさらっていく。特に印象に残ったのは、やはり澤村伊智の「ココノエ南新町店の真実」である。

    とあるドキュメンタリー作家の取材という名目で始まり、途中途中で、編集者と思われる人とのメールのやり取りが挟まれている。
    なんの変哲もない街のスーパーで起こった「心霊騒動」にスポットを当て、怪異の正体について取材をしていた女性。平凡な日常を送る店内。ゆったりとしたイートインスペース。休憩中の買い物客。時折り見かける「おかしな」客。どこを切り取っても、当たり前が溢れていた。
    徐々に滲み出す不穏。狂い出す文体。緊迫さを通り越

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    2025年01月20日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    意外と(?)まだ読んでなかった…。

    予約したんだか棚差しで目があったんだか(たぶん後者…)忘れたけど、オレンジ文庫でこの執筆陣で、おもしろくないわけがない!

    (絶対的信頼)

    とはいえ、初読の作家さんもいてはったし、読むのに多少難儀した作家さんもいてはった。悪口ではない。

    椹野氏の「ハケン飯友」はすでに文庫を読んでたけど、そっか、こちらが先やったんやね。あらためて読んでも面白かった。
    飯友になった猫に「マナー的に云々」と、いう坂井くんが、いい子やなあと思った。

    一緒にすごすにあたり、こういうの大事よね。マナー云々以上に
    「それはちょっと受け入れにくい」
    と、いうことを最初にさらっと伝え

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    2025年01月18日
  • ほろよい読書 おかわり

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    油断してた~~~~!!
    めちゃくちゃ面白かった!

    前作を読んだ記憶はあるけど、わりとさーっと読んじゃったので、今回もまあ、軽い感じで楽しめたらいいなと思いつつ(棚に差してあったので)借りたんやけど、なんやろう、今回は食い入るようにむさぼり読んだ。

    前作と同じくアルコールをテーマにしたアンソロジーなんやけど、ほろよいになるのはアルコールじゃなくて恋愛やった。

    恋愛やった。(二度言う)

    まさかこんな恋愛短編ばかりとは思わず、いやいや、案外アルコールと恋愛は近しいものなのかもしれない。

    恋愛小説が好きというわけではないけど、そうと思って読んでいなかったので毎回この「甘酸っぱさ」に「ワーッ」

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    2025年01月09日
  • 砂嵐に星屑

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    作者の作品は初めてだけど、一気にファンになった!
    短編集全部、全然違う人視点なのに全部面白い
    全体的に、人の悩みに他人が寄り添うことを良しとしないのがいい
    人に話しても解決しない付き合っていかないといけない孤独や問題と老若男女みんな共存してるんだよな〜

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    2024年12月14日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

    匿名

    購入済み

    この度、ドラマ化すると聞き即座に買って全て読みました。ドラマの出演者のファンというつながりでこの作品に出会いましたが、ただのBLではなく非常に様々なことを考えさせられ、人間味のある切ない作品でした。またタイトル通り、水や雨の表現が非常に美しく、個人的にはSNSやアプリではなくメールであることがとても好きでした。本当に最高でしたので、この作品をドラマ化するとなると大変だろうなあと考えながら読みつつも勝手に大期待しております。

    #深い #切ない #ドロドロ

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    2024年12月13日
  • 砂嵐に星屑

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    『〈冬〉眠れぬ夜のあなた』に
    例えで「BUMP OF CHICKEN の世界観」
    と出てきて
    テンション上がりました!

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    2024年12月08日
  • 砂嵐に星屑

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    テレビ局を舞台とした短編集。
    お仕事小説でもあるんだけど、それぞれの事情や思いを抱えた主人公たちが繰り広げるヒューマンドラマの方がメインという印象でした。

    自分の境遇にモヤモヤしながらも、ちょっと抗ってみたり、でも失敗したり。かといって絶望するんじゃなく、一筋の希望が見えたり。
    そんなちょっとした出来事に対しての登場人物の心情がとてもリアルに描かれていて面白かったです。

    初めて一穂ミチ先生読ませていただいたのですが、また別の作品も読んでみたいです。

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    2024年12月07日
  • 二周目の恋

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    (2023年12月21日の感想。帰りのバスで書く。)
    アンソロジーっていいよね。宝箱みたい。いろんな作家さんたちが一度に会していて豪華。

    この本を買った頃は丁度自分のなかで島本理生、窪美澄、一穂ミチのブームが来ていた。だからウッキウキで買って、そのあと暫く読めずにいたのを今になってようやっと読めた。

    面白かったのは綿矢りさ「スパチェラ」
    綿矢りさは、中学生の頃に『蹴りたい背中』、大学二年の秋に『勝手にふるえてろ』を読んだ。両方とも、それから今回の「スパチェラ」にも当てはまることだけど、今を生きる若い女の子を描くのが本当に上手。綿矢りささん自身は歳を重ねているのに、寧ろ作品のなかではより若く

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    2024年11月26日
  • Tonight,The Night 【イラスト付】【電子限定SS付】

    購入済み

    良いストーリーでした

    途中、もどかしさもありましたが、心理描写がとても丁寧だったので、お互いの気持ちや感情がよりリアルに伝わってきました。

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    2024年11月20日
  • Tonight,The Night 【イラスト付】【電子限定SS付】

    匿名

    購入済み

    楽しかった。

    本物の小学生が登場したときは展開がどうなるかハラハラしましたが、納得のいく展開だったので、とても楽しく読めました。素晴らしい本を書いてくださった作家さんに感謝します。ありがとうございました。

    #胸キュン #感動する #萌え

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    2024年11月13日
  • 砂嵐に星屑

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    読み終わってすぐ、読み返した。そんな本は久しぶりだ。
    一穂さんが紡ぐ言葉が、私の中にたくさん降り積もった。そんな気がした。

    共感したのは夏の話。心を揺さぶられたのは冬の話。
    どの話も全然違う立場、性格の主人公たちなのに、どの話にも「わかる…!」という感情がある。
    人間の少しの醜さ、愚かさ、後ろ暗さ。そして、それを自覚していて少し自己嫌悪になるところまで。
    一つひとつは小さなフレーズなのに、胸に去来する感情が大きくて、それを感じたくて何度もページをめくった。

    「驚異の解像度」と紹介されていたのを見て、納得。
    素晴らしい群像劇、もっともっと世間に広まってほしい。

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    2024年11月07日
  • つないで~イエスかノーか半分か 番外篇4~

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    既刊本編を読み終わってしまった...

    栄のデレはあまり無かったけど、ツンに秘められた気持ちが手に取るようにわかるようになりました。

    皆そんなにできた人間じゃないからこそ、喜びも悲しみも分かち合えるんですよね。

    『ふったらどしゃぶり』や『off you go』や『ステノグラフィカ』が特に好きで、イエスノーシリーズなら『ふさいで』『つないで』がいちばん好みかなぁと思っていたんですが、実際に読んでみたら全cp同率1位です笑

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    2024年10月26日
  • 恋敵と虹彩~イエスかノーか半分か 番外篇2~

    Posted by ブクログ

    シリーズでいちばん分厚い一冊。

    最近あまり集中がもたないので、少し不安になりながら読み始めたんですが...完全に要らぬ心配でした。

    本当に面白い...

    小太郎くんめっちゃ好きなのでシリーズ最新作は小太郎くん主人公でお願いします!
    (勝手に話を進める)

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    2024年10月24日
  • 砂嵐に星屑

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    舞台は大阪のテレビ局。
    春夏秋冬の短編オムニバス。

    関西の方言なので、すんなりと飲み込みにくくて頭の中で再生するのにつっかえてしまった。
    しかし一穂ミチのさらっと置いてある言葉たちの魅力は大きい。
    解説でもあったが、『頑張ってもええんか』と前向きにさせてくれるのだ。
    いちいち言葉にしないが、日頃ぶつけてやりたいことを言ってくれている。
    だから元気になる。
    ひとの気持ちに寄り添いたいけれど、やっぱり分からない、分からなくてもいいのかも。
    それも思いやりかもしれない。

    『知られたくない、分かってもらいたくない痛みだってある。』

    『恥じるな、引け目を感じるなっていう圧も暴力』

    『心のケアなん

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    2024年10月24日