一穂ミチのレビュー一覧

  • アフター・ユー

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    一穂ミチらしさの濃い一作

    朝何気なく出かけた大切な人がいなくなる

    失って初めて恋人のことを何も知らなかったと愕然とする主人公の青吾

    相手を知ろうとしなかったのは自分の過去を知られるのが怖かったから…

    事故の真実を知ることが自分の過去と向き合うことになるのだが……

    主人公の悲しみは物語が進むにつれ徐々にやってくるのよ〜そのじわじわ加減が絶妙で上手い!
    もうどんどん引き込まれてやめられない!!

    ミステリー要素あり、ファンタジー要素ありの
    切なくて優しいストーリーでした♡




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    2026年07月21日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    一穂ミチさんの新刊ということで手に取りました。
    あらすじで大切な人を失ったあとのお話と知り、
    ちょっと重ための作品かなと思いながら読み始めました。
    冒頭で主人公の恋人が行方不明となり、
    早々に不穏な雰囲気が流れるのですが、
    なぜか鬱々とはせず、ミステリー感もあり
    展開も早く驚くほどスイスイ読み進めてしまいました。
    風景描写や心理描写がとてもリアルで綺麗で、
    一穂ミチさんの文章が好きだなと改めて思いました。
    沙都子の強くあろうとする姿に
    なんだかとても心惹かれました。
    最後のタオルケットにやられたなぁ。

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    2026年07月20日
  • アフター・ユー

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    もうとっくに癒えて、痛みすら忘れつつあると思っていたのに、
    突然…
    本当に「唐突に」襲いかかってくるかなしみ

    そして、
    これをあと何度繰り返せば楽になれるのだろう…
    という絶望感。

    久しぶりに、跡形さえ見えなくなっていたカサブタを剥がされた気がした。


    ファンタジーの方向にいくの?
    と、ちょっと不安になったけど…
    ギリギリの真実味は保ったまま読み終えた

    これじゃあアフターユーじゃなくて、
    お先に失礼やないかい❗️

    こんなテレカ…くれ!

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    2026年07月20日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    7篇の中では「式日」が1番好きだった。「ネオンテトラ」の笙一が自分の走りたい道を走れたかは分からないけど、先輩みたいな人と出会えてよかったなと思った。
    この本を読んで、一穂ミチさんの言葉が好きだと改めて思った。描くのはすごく個人的な物語だけど、その後ろには大きな世界が広がっている。そこには孤独や憎しみは絶えないけど、ささやかな光もあって、それだけでこれからも生きていけるなあって思える。そんな物語たちだと思った。

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    2026年07月18日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

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    噂に違わぬ良さだった…
    主人公二人で視点が変わるし一人称と三人称が絶妙にないまぜになって文だったけれど、全く混乱せずにすらすら読めた。
    めちゃくちゃ暖かくて繊細な文体で、でも鋭い心理描写で良すぎた。なるほど名作。

    主人公二人はもちろん良きカップルだけど、和章と整が良すぎた……共依存の殻から抜け出そうとする人間たちが私は大好き……

    ドラマも丁寧に作られてたんだなあと。
    やっぱり活字は紙がいい!初めて紙のBL買いました!!

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    2026年07月17日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    サウナが大好きだけど最近行けてなくて、この前夏でも湯船に浸かってみたらお風呂上がりの扇風機が最高に気持ちよくて、その時のすっきりしたような気持ちになれた本。いろんな風呂エピソードが詰まってます。

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    2026年07月16日
  • 光のとこにいてね

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    「光のとこにいてね」
    このフレーズは作中に3回出てくる。それぞれが別離の場面で果遠から結珠に対して発せられる。「(私はそこにいられそうにないけどあなたは)光のとこにいてね」 暖かくしていてね。幸福でいてね。あなたは胸を痛めなくていい。そんな祈りがギュッと詰まっていて胸がいっぱいになる。なんていじらしい言葉なのだろう。

    出会った時は果遠が鼻血を出していたが、物語終盤では結珠が鼻血を出し果遠を必死に追いかけていたりして、これまでの立場を逆転させたような展開が心地よかった。ずっと二人一緒にいてくれや。
    一方、藤野や瀬々みたいに彼女たちのいちばんになれなかった人のことを考えると苦しい。

    「理性的な

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    2026年07月13日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    【ツミデミック】で一穂ミチさんの短編集に興味を持ち、そこからしばらく経ちましたがついに【スモールワールズ】を手にとりました。
    とっっても好きな作品でした

    『花うた』の後半あたりは電車の中で読んでいたので気を緩むと涙ぐんでしまって『魔王の帰還』に戻りつつ読み進めました(後日読み直しました)。
    また『ネオンテトラ』のラストへの持っていき方。ほっこり結末にもできるはずなのに、、やはり一穂ミチさんならではという感じでやはりこれも好みでした。
    『愛を適量』は特に読んでいて情景が浮かびやすい。このお話は鮮明に映像を観ていた気分になりました。
    そして『式日』はラストエピソードに相応しいなと。

    【スモール

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    2026年07月09日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    短編集
    緩やかにつながる部分があり期待して探してしまう
    同じようなテイストなんだけど、それぞれの世界観があって一つ一つ濃い
    一作目のホラーな感じから、そのあともホラー要素があるのかと思い恐々読むとただ温かい話だったり、いい感じに裏切られる。特に花うたは、どんな裏があるのかと読み込んでしまった

    (先に読んでたツミデミックと同じような感想なことに書いてから気づいた)

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    2026年07月08日
  • スモールワールズ

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    小さな世界は目の前にあるのに知らない世界、気づかれない世界だ 彼らにとってそれが孤独であろうと営みは続く 狡くても偽ってでも自分の世界を生きていけますように

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    2026年07月07日
  • パラソルでパラシュート

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    ネタバレ

    大好きな作品。好きとか愛してるとか。そういう普通の言葉じゃない部分で、皆が想いを抱えていて、それが読者に伝わる。響いてぐっと来る。雨ちゃんも亨くんも、ネバーくんも弓やんもみんな好き。やっぱり大好き一穂ミチさん。

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    2026年07月07日
  • 本屋さんのある街で

    購入済み

    面白かった

    全編本屋さんへの愛が溢れた作品でどの作品も楽しく読めました。アンソロジー系で全部楽しく読めたのは久々です

    #ほのぼの #癒やされる

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    2026年07月03日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川作品はあまり読み込んでいないが、夕木春夫に惹かれて拝読。どの作品もその作家の作品として面白いオマージュで、有栖川作品のキャラクターのカメオ出演などにもぐっとくるものがある!
    有栖川作品をもっと読みたい!という気持ちで満足感のあるトリビュート企画。有栖川先生の感想も読んでて笑顔になってしまう。

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    2026年06月29日
  • GOAT Summer 2025

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    GOATの中で今のところ1番好き!
    やっぱり「悪」というあまりポジティブでは無い題材というだけで胸が踊る!
    マイナスなイメージの強い題材で、いったいどんなお話が読めるのかとドキドキしながら毎ページめくった。
    そして毎度のことながら、指心地が最高、これだけでも買う価値がある!

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    2026年06月18日
  • イエスかノーか半分か【電子限定SS付き】

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    一穂ミチさんは何かすごい賞をたくさんとられてる方だとは知っていたので、いつか読みたいなと思いつつ、この本を積読にしてました。

    やっと読めて、感動!!
    めちゃくちゃ読みやすい…そしておもしろい!

    ストーリーが良いです。本の半分ぐらいまで、確実な「ラブ」は出てきません。
    少しずつほぐれていく心がGood___

    通勤の移動時間に少しずつ読むことが多いので、通常だと1冊読むのに2週間ぐらいのスローペースなのですが、おもしろくて一気に読んでしまいました。
    さらに好きなシーンは2〜3回ずつ読みました。
    一穂ミチさんの本はこの1冊しか持っていなかったところ、続編を中心に、週末に10冊以上買い込んでしま

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    2026年06月17日
  • スモールワールズ

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     人と人との交流を描いた短編集。

     主婦と孤独な男子中学生、個性的な姉を持つ弟、犯罪者と被害者家族、母と娘、父と娘、先輩と後輩。
     それぞれの世界観に、強い引力で引きずり込まれるようだった。
     特に「ピクニック」では敬体の文体で書かれているため童話を読んでいるような錯覚に陥るが、後半真綿で首を締め付けられるような息苦しい気持ちになった。

     ほのぼのとしている訳ではなく、むしろぞくっとしてしまう作品なのに、後味が悪くないのが不思議。

     一穂ミチさんの作品は初読みだったので、他の作品もぜひ読んでみたい。

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    2026年06月16日
  • うたかたモザイク

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    どのお話も素敵な描写や表現が散りばめられていて、表紙の装丁のようにきらきら輝いているようでした。
    「神様はそない優しない」が一番好きです。電車内で読んでいたのですが、人目を憚らず泣きそうになってしまいました。「透子」もよかったです。
    とてもおもしろかったです!

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    2026年06月12日
  • うたかたモザイク

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    いろんな世界に入ったと思ったら出ての繰り返し。記憶が朧げで『うたかたモザイク』ってそういうことか、と。「人魚」「sofa&...」「前夜」「ムーンライダー」がお気に入り。spicyに属する3作品のぞわっと感は忘れられない。

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    2026年06月11日
  • パラソルでパラシュート

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    大阪が舞台のお話。主人公には共感できない部分が多かったが、亨のキャラクターがとてもよかったです。何を考えているかわからないようなゆるい性格は、いろいろと考えすぎてしまう自分にとっては少しうらやましかったりします。
    大阪にもお笑いにもあまり詳しくないのですが、描写が丁寧なのでイメージが湧きやすくて楽しめました。
    とてもおもしろかったです!

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    2026年06月09日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    うまくいかない恋がテーマなのでハッピーエンドの話ではない、けれど8人の作家さんたちが書いた30代の主人公の恋の話は悲しいだけではなく、新しく前に進んでいく勇気をくれるストーリーが多かったです。
    アンソロジーはいろんな方の話が読めますし、そこからまた興味を惹かれてその作家さんの本を買ってしまい、積読が増えていくんだよなぁ…。

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    2026年06月09日