一穂ミチのレビュー一覧
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短編6編+掌編1編からなる登場人物間という「スモールワールズ=小さな世界」で起こる人間模様を描いた作品。
短編とは思えないほど、話一つ一つが深く、予想しているよりも先に着地するような終わり方、読み終わった後も考えさせられるような読後感は他にない印象を受けた。
それぞれのメインの登場人物にドラマが詰め込まれており、かつそれが実際に身近にいるような人達であるため、深く話に入りやすい。
とくに「ピクニック」と「花うた」は物語の空気感も独特で終わりが予想できず、強いインパクトを受けた。
読みごたえのある話を読みたい方はもちろん、小説を読み慣れていない方にもオススメできる一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1号も楽しかったので、2号は視界に入るだけで読むのが楽しみでワクワクする。
普段文芸誌は、目当ての作家さんの作品しか読まなかったが、GOATは最初から飛ばさずに読んでいる。
毒のある小説が好きなので、今回の「悪」というテーマはどの作品も面白い。
まだ読み途中だけど、今のところ特に好きな作品:
・木爾チレン「あの子にしか行けない天国」
女性は18歳になったらⅠかⅡを選ばなければいけない。Ⅰの生き方は平均寿命45歳だけど、永遠に老けない。妊娠は卵子凍結・体外受精すれば30歳まで可能。Ⅱの生き方は今まで通り老化するが平均寿命95歳、自然妊娠50歳まで、卵子凍結・体外受精は60歳まで可。
18歳 -
Posted by ブクログ
大阪のテレビ局を舞台にした連作短編集。
一穂ミチの非BL作品初読み!
この人はねえ、口が悪いだとか、性格捻くれまくってるとか、そういう一癖も二癖もある人物を描くのがすごくうまいと思う。最初「そこまで酷いこと言う必要ある?」とか「そんなに捻くれることってある?」と反感覚えちゃうというか、信じられない気持ちになりながら読むんだけど、話が進むにつれてそれがうまく機能していることが分かって、爽快感すら覚えちゃうっていう話の作り方が得意な人なんだと思う。
今作では、中島がとにかくいい✨好き。中島のようでありたい!ていう超個人的な感想が一つ。
それから、物事の割り切れなさ、定石通りじゃない感じがか -
Posted by ブクログ
ミステリ好き、有栖川有栖好きにはたまらない一冊でした!
音楽でよくあるカバー、小説もその手があったか!!
読んでて、あまりにもいつもの小説家アリスだけどちょっと違う文章の香り、、あそうかこれ青崎さんが書いてるっけ、、と不思議な感覚に。書いてる方も新進の好きな方ばかりで。本当にお得な本。
1番好きだったのは「有栖川有栖嫌い」このタイトル面白いって受け入れる有栖川先生の大らかなお人柄が伺えてそれも嬉しい。いや今村さんが書く現代の学生アリスに江神さんもよかったし、火村の女子校潜入話は本家先生では書けないだろう味わい。。やっぱ1番を選べなかった。濃ゆい一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私はすごく好きでした。
みんなの個性が立っててフクザツで最高。
夏子に想いを寄せる(?)弓彦
過去とはいえ、今もざわついちゃうくらいママハハのこと好きだったんだなあという享
文の端々で、享への思いが出ちゃってる美雨
周りになんといわれようが推し活して楽しくやってる浅田さんも良かった。あ、千冬ちゃんも。結婚して家建てたら美雨の部屋作るといってくれた千冬ちゃん可愛かった。
少し前のドラマ「コントが始まる」を思い出して、美雨は完全に有村架純でした。
「今は」恋愛に発展してないだけ、と私は踏んでます。
享はだいぶこじらせてて、ただ恋愛の仕方を忘れてるだけ。
美雨は好きを自覚しても享みたいな人にど -
購入済み
まさか彼がそんな穴馬的というか間男というか、そういう役回りをするキャラになるとは全く予想だにしていなかったので驚きました。
でも観察眼鋭いからこの先も嫌なというか、厄介な後輩になるだろうなと。
あとあの場、あのタイミングで帰ってくると思わなかったので、愛だなあと。
新キャラまた出てきましたが、この方はどういう思惑なのか、少しはらはらしつつも今後の展開見守りたいと思います。
(確かに、割れたガラス片をくっつけると元に戻るかは全く考えたことなかったので、そういう視点もあるのかと、少し面倒だなと思いました笑)