一穂ミチのレビュー一覧
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読んでみたいけど、なかなか手が伸びなかった作家さんばかりのアンソロジー。思わず買ってしまった。
『最悪よりは平凡』 島本理生
主人公の和田魔美ってどんな女性なんだろうか?会ってみたいと思った。とても魅力的らしい。読んでて、真面目でしっかりとした女性だと思うんだけど、なぜか下心がある男ばかり寄ってくる。本人はそんなつもりは全くないのに。身体が魔性の女みたいに言われてるし。最後はいい感じに終わって良かった。
『深夜のスパチュラ』 綿谷りさ
バレンタインデーは恋する女子にとっては戦いだねって改めて思った。主人公の可耶ちゃんがチョコを買いに行くところから渡すまでの奮闘が読んでて面白かった。ガトーシ -
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同性愛がテーマのお話。
寛容になった時代…といえばそうなのかなぁ
でもみんながそれを受け入れてくれる訳じゃないし…
そのまま異性と結婚する人も多そう
本の感想とは違うけれどネッ友さんが恋愛の事で凄く悩んでいたのを思い出すなぁ
ネッ友さんは自分の性別ははっきりとは決められないけれど男性が好き。恋人の男性はネッ友さんの女性らしい容姿が好きみたいで当人は凄く葛藤していた。
ちょうど話をしている時、乾燥剤を食べて自死しようとしていたらしく話を聞いたら恋人に浮気をされていたみたいで…
それでも別れることはできないようだった。「僕を理解してくれるのは彼氏だけなんだ。僕を好きでいてくれるのは彼だけだ」って -
Posted by ブクログ
人が恋に落ちる瞬間、あるいは自分の半分を割って明け渡す瞬間にうまれる感情の発露が美しい。帯にBLとあるし、異性愛と同性愛に言及する部分もあるけれど、そういうことはこのお話においてそう重要なことではないと思う。いとしいとしという心、と書いて戀いとよむ。といわれるように、愛しいという想いが双方に芽生え、それらが互いを見つめ合った時に、泣きたくなるような気持ちをおぼえた。宗清のまっすぐな愛と、泉の愛に溢れた人だからこそ慎重になる愛が、手と手を取り合ってくれてうれしい。ふたりだけでなく、この物語にはたくさんの種類の愛がふくまれている。向き合うことで進化する愛や、片道であり続けることで意味をなす愛。読ん
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購入済み
この作品を読んで内容にびっくりした人多いと思います。『雪は林檎の・・・』に出てくる栫さんと『林檎甘いか酸っぱいか』に出てくる嵐君のお話。サスペンスからんだり栫さんのぶっ壊れてる人格などわかってすごく重い題材です。嵐君がいい人だけになぜ。。。と。志緒ちゃんと桂先生に癒されにまた「雪よ林檎の香のごとく」に戻ります。
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購入済み
良かった
なんとなく内容を知っていたので、後回しにして読んでなかった作品。間違いなく星5でした。お仕事BLなんだろなと思ってたけど、しっかりエロもあり、セリフも面白いし最高でした。さすがという感じ。買って損なし。
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購入済み
2人だけのちっぽけで大切な六年
春の夕方の、青とピンクが混ざった空のことを「春の、生まれたての季節のやわらかな宵」と表現していて、なんて綺麗な言葉だろうと思いました。一穂作品は難しくない、簡単な日本語しか使われないのに溜息が出るほど素敵な文章ばかりです。
今作は攻めの佑が小学6年生、受けの真知が大学生です。この攻めた設定に買う前は及び腰になってしまいましたが、一穂ミチ作品には「雪よ林檎の香のごとく」という歳の差モノの伝説級の名作があります。私はこの「雪よ林檎の〜」が何回も読み返すほど大好きなのです。それもあって、勇気を出して買って大成功でした。
歳の差モノの醍醐味と一穂先生の美しくて優しい言葉達の魅力を凝縮したような今作品、