一穂ミチのレビュー一覧

  • アフター・ユー

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    公衆電話で声が聞ける事が少し違和感があったけれど、もう一度ゆっくり読んでみたいと思いました。
    「ほんとうに存在してたのかな。」
    とても切なくなりました。

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    2026年08月07日
  • GOAT Summer 2025

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     『GOAT』第2号(特集は「悪」)です。前回の特集「愛」との対比がいいです。前回から引き続きの作家さんや初掲載の作家さんなど今回も盛り沢山で、また1ヶ月かけてチマチマ読み、完読しました。

     「悪」ならではのエンタメ・ミステリー色強め傾向で、様々な視点の「悪」へ真正面から向き合って本領発揮する作家さんの作品に、読み手も吸い込まれます。加えて、様々な視点の「悪」とは言え、最近の社会情勢を反映した「悪」が多い気がしました。

     明確な悪意がないにも関わらず、知らぬうちに「悪」に加担してしまっているケースなど…。これは他人事ではなく、改めて歪な社会構造と我が身の振りを省みざるをえません。日常に潜む

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    2026年08月07日
  • スモールワールズ

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    すべて共通して、家族についての物語ではあったものの、こんなに多様な感情を引き出されるものだとは思わなかった。

    特に「ピクニック」は衝撃的で、短編とは思えないほどのドンデン返しに感情がジェットコースター並に振り回された笑

    心があたたかくなったり、心臓がヒヤッとしたり、本当に同一人物が描いてるのか疑うぐらいの表現の幅に衝撃受けっぱなしでした。本当におすすめです。

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    2026年08月05日
  • スモールワールズ

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    合うと思うと勧められた、アンソロジーでしか読んだことのなかった一穂ミチさんの作品。
    寝る前に最初の話だけ読むつもりが衝撃がスゴくて、休みなのをいい事に一気読みしてしまった。

    不穏で最後にゾワッとくる話もあれば、たくさんの人がこの話好きだろうな!自分もめちゃめちゃ好き!と思う温かい話もあって、この緩急があってそれぞれがそれぞれの小さな世界を精一杯生きてるのが現実だなぁと。

    個人的にどの話も良すぎて、一穂ミチさんの他作品も読みたくなった!

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    2026年08月05日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    うわぁ何だろう…
    すごく切なくて儚くて、この今抱えている読後感を言葉で表現しがたい…(語彙力が無いだけかも 笑
    名作映画を観た後のような余韻に浸っている。

    ゆずと果遠の2人の関係性は、他が入る余地のない運命的なものを感じる。
    …でもそれでも、愛する我が子を捨てる選択肢をとった果遠のようなことは私には絶対にできないと思った。

    またふとしたタイミングで再読したいかも。
    そしてこの方の他の作品も読んでみたいなぁと思った。

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    2026年08月04日
  • 光のとこにいてね

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    境遇が違うけれど、共通点のある女の子たちの「美しく複雑な関係性」。タイトルが本文に何回も登場しますが、それぞれ少しずつ意味が異なるような気がします。

    ページ数が多く、読む前は抵抗がありましたが、読み進めるれば進めるほど世界に引き込まれました。

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    2026年08月04日
  • 砂嵐に星屑

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    みんな一生懸命頑張ってる。必死で余裕がない。そんな切ない物語集。

    第1話 邑子の上司の村雲清司が病死したのは去年の暮。彼が資料室に出ると聞いて見にきたら出た。たまたま見にいていた後輩アナウンサーの雪乃が明日も来ようという。5日続けて張り込んだが毎日出るが、交信はできない。

    第2話 地震。電車は運休で、線路の安全を確認しないと動かないらしい。この一年で多くの同期がテレビ局をやめた。

    第3話 結花はテレビ局のタイムキーパー。由朗とルームシェアしているが、由朗はゲイなので手に入らない。

    第4話 晴一は彼女に別れようと言われてブロックされる。芸人さんの密着取材をする。なにもかもうまく運ばない。

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    2026年08月04日
  • 光のとこにいてね

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    タイトルに惹かれて読んだ。
    もうタイトルが素敵。何コレ。

    この作品は説明が少なくていい、主人公二人の視点で交互に物語が展開していくので状況や心情が迷子にならない。
    二人を繋ぐ特別な感情はなんだろう?と思っていたけど終章で理屈でなく、何となく理解できた気がする。気がするだけかもしれない。

    タイトルの「光のとこにいてね」は作中でも数回登場するワードだが、相手に望む内容は毎回違う。いや...?本質的には同じなのかもしれない。

    光のとこにいてね

    弱々しい儚い願いだなぁ、自分は何も出来なくて相手の幸福を想う庶幾の言葉だ。
    ラストは圧巻、情景が浮かんで鳥肌たった。

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    2026年08月03日
  • 砂嵐に星屑

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    初めて一穂ミチさんの作品を読んだ。文章がすんなり入ってきて感情移入しやすい。
    秋と冬のお話が特に好きで、最後のお話は泣いてしまった。
    短編ではあるがひとつのテレビ局が舞台ということで、それぞれのお話の主人公がまた別軸の話にも登場してきて、また違う視点から見れるという構成が面白い。
    綺麗事やお涙ちょうだい的なお話ではなくてすぐ身近にありそうな話だからこそ、心がじんわり温まって、仕事がんばろう日常がんばろうと思えた。そっと元気づけてもらえるような、疲れた心に寄り添ってくれるような素敵な御本でした。

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    2026年08月02日
  • ツミデミック

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    面白かった!
    楽しい話ばかりではなかったけど、どれも面白かった。僕は、「わたしの春」が最高に好きだった!!

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    2026年08月01日
  • スモールワールズ

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    ずっと小説に手を伸ばせていませんでした。
    活字を読むのが苦手で、遠ざけていました。

    本当に読んで良かった。
    こんなにも様々な人生を生きることができるのかと
    感動いたしました。

    私にとってすごく大切な作品になりました。
    心の底から出会えて良かった作品です。

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    2026年08月01日
  • 二周目の恋

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    【あらすじ】

    恋という言葉では到底つつみきれない、たくさんの感情と人生のシーン。
    第一線の現代人気作家たちの手で紡がれる、繊細で豪華なアンソロジー!


    島本理生 『最悪よりは平凡』特別な名を持つ平凡な容姿の私。唯一無二の存在になるにはどうすれば。

    綿矢りさ 『深夜のスパチュラ』バレンタインに手作りチョコを!壮絶な一夜の奮闘の結果は?

    波木銅 『フェイクファー』大学の手芸サークルで知った着ぐるみの魅力。数年後……

    一穂ミチ 『カーマンライン』日米で分かれて育った双子のケントとアサミが19歳で再会した。

    遠田潤子 『道具屋筋の旅立ち』容姿に関して隠したい過去を持つ優美は、初めての彼氏の

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    2026年08月01日
  • ツミデミック

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    違う羽の鳥
    及川優斗
    井上なぎさ
    桜田

    ロマンス☆
    百合
    さゆみ
    雄大
    大石耕平ママ
    Takuya

    憐光
    ミナ
    登島つばさ
    松本唯
    杉田先生

    特別縁故者

    卜部恭一
    朋子
    佐竹
    リュウ

    祝福の歌
    達郎
    美津子
    菜花
    近藤久寿…鈴香
    堀…ほーりー
    牧野
    マキノフミエ

    さざなみドライブ
    キュウリ大嫌い
    マリーゴールド
    あずき金時…遠藤三雄
    毛糸モス
    動物園の冬…毛利
    児玉

    わたしの春
    松尾理実
    颯真
    舞香
    寧々
    高岡

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    2026年07月28日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    とてもよかった!

    お互いがお互いを大切で、傷ついてほしくないっていう、言葉ではない思いや二人のつながりを感じた。
    ラスト、カノンがユズに対して、「光のとこにいてね」って言ったのに対して、ユズが走り出してカノンを光の中に取り込んでいく描写に感動した。

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    2026年07月28日
  • スモールワールズ

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    一穂ミチさん作品は初めてでした。あまりにも良すぎて震え、一穂さんの作品を読み漁ることになりそうです…。

    全部良かったのですが、特に「花うた」と「愛を適量」が好きでした。
    普段あまり小説で泣くことはないのですが、久しぶりに読みながら少し込み上げるものがありました。でも感動とか泣けるとか、そういう簡単でありふれた言葉で片付けるのが勿体ないと思う、そんな読書体験でした。

    時々想像を裏切られたりする感覚が気持ちよく、グイグイ読めました。
    出てくる人達はみんな、人間らしい複雑さや、他人らしい分からなさを持っていて、それがすごく良かったなと思います。心の片隅が救われたようなそんな気持ちになれる小説でし

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    2026年07月26日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    百合小説というより二人のかけがえのない運命のお話だと思った。視点が交互に変わって、読みやすい印象。

    ずっと一緒にいて幸せになってほしいって思うけど現実はそう簡単ではなくて、辛かった。途中結珠は藤野と、果遠は水人と結婚して瀬々がいて、現実ってそう上手くはいかないけど、結婚して何なら子供もいるんだって思って悲しかった。でも結珠と果遠がまた会える保証がない中で、藤野や水人のようなとてもいい人がいたならば結婚していても仕方ないなって感じた。

    果遠が結珠からもらったリボンや防犯ブザーを大切に持ってるところがとても愛おしくて、辛かった。

    結珠と果遠、藤野や水人、瀬々、直、チサさん、みんなが光のところ

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    2026年07月26日
  • 砂嵐に星屑

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    ネタバレ

    邑子さんと雪乃ちゃんのシスターフッド、結花ちゃんの木南くんへの片想い、晴一さんと広道さんの人生がふとしたきっかけで交わったこと、人と人が関わって紡がれるその人たちだけの関係性が今回も大好きすぎる。
    一穂さんの小説に出てくる人たちは本当に一人一人「ここ」に生きているなあって気持ちにいつもさせられて。今回は連作短編だからより一層、角度を変えれば全員が脇役であり主役であって、例えば誰の目にも温和な上司として映っている人だって、みんな完璧ではなくて常に悩みもがいているなあっていうのがすごく愛おしかった。
    全部好きだったけど、「眠れぬ夜のあなた」は特に印象的でタイトルの意味がわかると切ない。晴一さんは結

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    2026年07月26日
  • パラソルでパラシュート

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    ネタバレ

    一穂ミチは短編しか読んだことがなかったから長編が自分に合うか不安だったけどめちゃくちゃよかった!
    あらすじを読んで勝手に、もっとポップでライトな感じの恋愛小説かと思ってたから良い意味で裏切られた。帯には恋愛小説って書いてあったけど、これ恋愛小説なのか…?
    お話全体の雰囲気はふわふわしていて地に足つけてない感じなのに、ところどころ現実を突き付けてはっとさせてくる。まさに、重石をつけて今まさにダイブしようとしている人たちのお話。でもやっぱりどこか空気が軽く感じるのは、主人公を含め登場人物たちが大切な人たちと暮らしているからかなと思った。

    未来への明確な不安があるのに「この人たちと一緒にいれば笑っ

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    2026年07月26日
  • 光のとこにいてね

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    よかった。すごく引き込まれて、一気読みしてしまった。

    最初の章からよかった。子ども時代、大好きな友人ができたときの、あのワクワク感、会いたい感、会えなかったときの切なさ、そんな気持ちのとき、自分を包む風景のひとつひとつが、すごく「ある」感じで、匂いや光と一緒に立ち上がってきた。これは自分の物語なんじゃないかと思った。
    親の都合での突然の別れ、その後、高校生の思春期特有の中途半端な出会い…と思いきや、実はしっかり追いかけて来てくれた彼女。また切ない別れを経て、やっと大人になってからの再会。そこでもまだ家族の呪縛がある。
    けれど、だんだんと、光の方へ行く。やっぱり子どもの存在は大きいね。
    最後は

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    2026年07月26日
  • ブルーモーメント 分冊版(1)

    無料版購入済み

    コロナか真っ最中は、これを題材にした漫画や小説は読めませんでした。今やっと読めるようになりました。あの時は辛かったなあという想いでと共に読みました。
    三角関係は当たり外れあるのですがこれは好きです。かなり切ないですけどね。原作者の方は初めましてだったのだけど自分に合っていたようです。
    続がとても気になる作品です。

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    2026年07月22日