一穂ミチのレビュー一覧
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ネタバレ結婚間近のカップルがこんなシチュエーションになったら?を突き詰めていくだけなのに面白い!
捕まったけど示談になり、前科もつかなかった。少し躓いただけって見ないふりもできない、だけどちゃんと向き合おうにもどうすればいいかも分からない、どうすれば折り合いがつくのかを探り続ける。
1度間違えればもう死ぬまで許してもらえないのか、2度と元には戻せないならどうすればいいのか、他の人ならどう考え、どう対処して生きていくのかを読めるのが最高です。
特に新夏の友達葵と啓久の母親の考え方が面白い!2人はどうすればいいかを分かっているというか決めている?からこの問題に対処できる。
それに対して新夏と啓久が手探りで -
Posted by ブクログ
ネタバレスモールワールズと同じくらい良かった。
発売日に買ってちょっと読んでみたけどなんでかその時気分じゃなくて寝かせてたけど、やっぱり面白い!(当たり前)
特に祝福の歌が良すぎ。
最後のハッピーバースデーを歌うお母さんのとこは訳分からんくらい感動しましたね。
この話を読めてよかった。
短いのにどの話も満足度がえぐいです。
ロマンス☆では修羅場が描かれててそれだけで良かった(笑)ちゃんと大喧嘩するシーン書いてくれるだけで嬉しい。ただオチだけは残念、そんな簡単に狂うものなんかな。よくあり過ぎてそれだけ残念。
特別縁故者のだめ親父主人公もいいですね。
息子ちゃんが可愛い〜。
オーソドックスないい話 -
Posted by ブクログ
コロナ禍を舞台にした、罪をテーマに6篇の短篇集。真っ赤な背景に菊、黒文字の表題。本の表紙が印象深い。しかも菊が横向き。菊の花なのに何か違うもののようにも見えて少し不気味。存在感がすごい。あ、裏表紙の菊は縦置きでした。なんかホッとする。
コロナ禍を思い出すと大変だった…みんな大変だったよね。と思って、この本を読んでみました。どの話も魅力的かつ、どこか鬱蒼としたまるでマスクをしている時のような息苦しさを感じる。6篇の中には、比較的ハッピーエンド寄りのお話もあるけど、晴々とした気持ちにさせてくれないのがすごい。私はどのお話も好きでした。総じて、この本好き。 -
Posted by ブクログ
この人生を見れる感じが長編の良さなんだよー!って思った。
感情の機微とか人それぞれの考え方の違いとか、意味で読んだどのお話よりも繊細で、リアルで、細かくて、母親と子供のわだかまりとか、恋愛とか色んなお話を読んできたけど、どのお話にもないような雰囲気と感じるものがあって、とっても新鮮で面白い。
基本的には穏やかで、起きる出来事も多分他のお話に比べたら穏やかで、なのに続きが気になって仕方がなかった。
ふたりは決して似てはないし、すれ違いも多いけど、お互いを思う気持ちがあって、恋愛でもない友情でもない不思議な関係性が生まれてて、それにジェラシーを感じる夫2人もまたいいキャラクターだった。
藤野さんは -
Posted by ブクログ
ネタバレ少しファンタジーのような独特な雰囲気の中に、ありふれていそうだけど見えにくい、現実的な仄暗い人間関係を描いた短編集。
物語での出来事は非日常的に感じる。少なくとも馴染みがない事が起きているのに、日常に溢れている感覚や記憶にこびりついた経験、思考など共感できる事が多い。不思議な作品だった。
「ネオンテトラ」
モデルの仕事がなくなり始める齢で、子供を授からないことに悩む女性の話。
自分には合わない話のはずだけど、なぜか好きだった。人生で1つのことがダメだと精神に致命的な影響が出たり、反対に1つの良いことで他の悪い事がどうでも良くなる。人間のいい加減さが描かれている。
なんでもない友人の言動に感