一穂ミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ君の名は、的なSFモノだと思ったら全然違った。
笑顔でさよならを言うための物語みたいな感じ。
一穂ミチの話はいつもブッ刺さりすぎて、感想を書こうと思っても心臓がバクバクでうまく言葉にできない。ただ大好きとしか言えない歯がゆさ。
ほんとうにストーリーがうまい。
なにげない場面が最後にぜんぶつながって本当に心地いい。
生理のシーンとかゲームクリアの話とか。
あと本編をぶっ飛ばして申し訳ないけど、明日子視点の番外編で
日々人は「忘れない」を選択したのに、明日子は「なくすたびに思い出す」っていう対比がたまらなく好きです!!!
あんま性別で区別したくないんだけど、男と女の向き合い方の違いっていうのが顕 -
Posted by ブクログ
アフター・ユーとは、お先にどうぞ、という意味。つまり、私はあとでいきますから、ということ。
以前、ホテルのエレベーターを降りる時、外国人の男性に順番を譲られて先に降りたことがあります。その時に、手のひらを出して言われました。
大切な人を見送る時、私もあとから逝きますからねと言ってあげてください。あちらでまた会えますからね、と。
愛する人をこの世に残して旅立つ人はもちろん辛いでしょうが、残された人はもっと辛いかもしれません。
何気なく過ごしてきた日常から一緒に居た人が急に居なくなるのは、どれほど辛いことでしょうか。。。
このお話の主人公、川西青吾(かわにし せいご)さんは、都内で -
Posted by ブクログ
退屈な高校2年の夏休みが始まると思っていた双子の明日子と日々人の家に、高校生のときに起きた事故のために低体温治療をしていた親族の今日子が、30年間の眠りから覚め、居候をすることになる。
現代の生活に驚きと興味を持つ今日子。しかし、今日子にはある秘密があり…。
2016年に刊行されたものに書き下ろし掌編、2016年、21年に書かれた特典用掌編×2本を収録した永久保存版。
30年前に高校生だった方、その前後の歳だった方にはめちゃくちゃ刺さる内容がてんこ盛り。私は大学生だったけど、ちょい下の子達ってこんな感じだったよねーと、懐かしく感じた。
そして、父子家庭の明日子と日々人と2人の父親のギク -
ネタバレ 購入済み
お仕事BLのジャンルですね。
大手商社の上司と部下。8年前、一度だけ身体の関係があった。再会愛。
仕事内容はなかなか難しい話もあったけど、心情が態度や言葉、小物の使い方などでよく表されていて、さすが一穂先生だと感心した。砂糖、マネークリップ、社内メールに携帯、どれもとても効果的だった。
壮大な勘違いをされていた当て馬?役の仁科さんが何も知らなくて気の毒で笑えた。 -
匿名
ネタバレ 購入済みとにかく萌える、2人の距離感が本当に良かった😭💕挿絵もかわいい、受けの不器用な所も受けへの理解が深い攻めも、本当に良かったーー!いい物を読みました!!
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Posted by ブクログ
ネタバレ「濃い紫色の夕空に雲と一緒に浮かぶ控えめな笑顔がとんでもなく好きだと思った」
きゅん〜〜〜( ;∀;)
一旦ここが好きすぎてメモ✍️
1.元不倫相手の幽霊に遭遇する女子アナ(不倫相手は野球選手のカードを探していたと思われる)、43歳、周りと比べての葛藤など。
2.地震の影響で徒歩で会社まで行くディレクター(なのかな?)おじさん。歩いているうちに色々思い出す。娘とは無事和解の方向。
3.ゲイの子を好きになっちゃうタイムキーパー。
好きな人がゲイだったらどうなるんだろう、どうするんだろう、と漠然と考えたことがあるけど、まさにそれだった。想像以上に切なかった。
どこか歪んでいる結花の「好き」(い -
ネタバレ 購入済み
オールトの雲のスピンオフ
あの小さかった大地が!?くそヤリチンに成り果ててしまい、さらに歳上の男の人を好きになるって!?いろいろ衝撃だ。
オールトの雲を読んでなくても全く問題はないけど、作中に、当たり前のように兄太陽や流星が出てきて、しかも訳ありの2人のような描かれ方をしているので、なんだ?って思うかも。
大地が愛したのは、歳上の天文館の学芸員。幼なじみの男にずっと片想いをしている人だった。
一途なワンコになって歳上に甘える可愛い大地が、いっぱしの男になろうとしてるのが微笑ましかった。 -
ネタバレ 購入済み
幼なじみの純愛かぁ。
流星にとって太陽は、ものごころがつくかつかないかの頃からずっと一緒で、兄弟でもなく、親友よりも近く、初めて心を許した人という感覚。
先生の作品はただただハッピーでは終わらない、余韻や含みを持たせた作品が多い様に感じる。この作品も同じで。これから先、どんな事になるか全くわからない。安易でベタな恋愛小説だったら、流星はハワイに行かなかっただろうし、太陽も必死で引き留めただろう。そして末長く一緒に‥、チープで単調なハピエンだ。
2人のこれからは2人で決めていくだろう。何度も衝突しながら、何度も泣きながら。人の営みはホントはそういうものだから。 -
ネタバレ 購入済み
切なくて温かいお話
大学で知り合って、バイト先が同じ同級生同士。受けはゲイで、攻めには彼女がいた。そういうのが地雷な人はキツイかも。
前半部分は一途な受けと、彼女とラブラブな攻めの話で結構きつかった。はずみで告白してしまった受けに動揺する攻め。いろんな場面でギクシャクしていく。
後半は受けの事が実は好きになってしまったと自覚する攻めと、思い出を作って逃げようとする受けのすれ違いが切なかった。
藍染めの話がとても興味深く面白かった。