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夜景、港町、観覧車。完璧すぎるロケーションで入江暁行は「好き」と告げられた。三年間も友達として側にいた柘植遙から。実家が藍を作っていて、爪の先をいつも青く染めている遙。笑うと寂しげな顔が明るくなる遙。男なんて絶対ありえない、でも居心地いい彼の隣は手放したくない。誰にも言えない困惑を、暁行はブログに綴ることにするが――。
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Posted by ブクログ
好きすぎて、もう何回読み返したか分からない1冊! すごくドラマチックな展開とかはなく、大学生活の最後の一年に、ずっと思いを寄せてた超ノンケ、彼女アリの親友と、思いが通じるまでのお話です。 本編はノンケのアキ(攻)視点で、BLなのにそこがもう珍しいです。 なのに、ハル(受)の超切なくて健気な気持ちが痛...続きを読むいほど伝わってきます。 もう、ぼろぼろ泣いてしまってヤバイです。 彼女がハルにヤキモチ焼いてハルが追いかけさせるとこ、クリスマスの廃墟の展望台、二人が初めて結ばれるとき、ハルが実家に戻って段ボールだらけの部屋で初めて感情を爆発させて泣くところ、アキがハルを追いかけていくところ、、、 ほぼすべてのシーンで泣けて涙腺崩壊します。 帯の「俺が勝手に好きになったんだ」は、最初はハルの台詞だと思ってたんですが、意外なことにこれはアキの台詞でした。 二人の続編読みたいけど、他のシリーズが人気過ぎてこの作品はけっこう地味みたいで、なかなか取り上げられないのが残念です。 私的には全てのBL作品のなかで一番好きかもです。 好きすぎて感想も書けないぐらいです(笑)
匿名
藍、愛尽くし
まだまだBL歴浅めの自分にとっては、ノンケでしかも攻め視点で書かれた貴重な一冊でした。 和色名に暗かったのでどんな色なのかググりながら二人を包む色にどっぷり浸って読みました。 遥のお兄さんの話もとても現実的で人をよく観ていらっしゃるなと感じました。 とにかく藍と愛に溢れ、萌キュンがとまらず、た...続きを読むまらず一気読み×2でした。 藍ってすばらしい。
一気に読みました。
普段は小説よりも漫画を好んで読みますが、この作品はとても読みやすく面白かったです。あっという間に読んでしまいました。良い意味で物足りないです。続きのストーリーを読みたいなと思いました。
ゲイを自覚する親友、遥に告白され、咀嚼しきれない思いに戸惑う暁行の視点で終始進むお話。 あれ、一穂作品としては珍しくゲイである自分に苦悩する男の子とノンケの話だー、と思いつつ、苦悩や戸惑い、抑えきれない行き場のない感情の行き交う様がはらはらと美しくて切なくて引き込まれました。 人物描写と感情の流れの...続きを読むひとつひとつ、恋愛にとどまらない人間の描き方の深さがとてもすきです。 自由気ままに過ごしているように見える店長の抱えた影の重さがとても深い……。 店長や暁行の恋人真樹を交えての感情の行き来の移ろい、藍染の家業を営む遥の家族への想いなど、二人の恋の枠に収まらない人間同士の愛情の切り取り方や、毎回唸らされる小物使いのアクセント、言葉が切り取る色合いと景色のひとつひとつがしんと染み渡るほど美しい。 暁行はよくも悪くも不自由せず育ち、あっけらかんとした裏表のない性格でルックスにも恵まれ、「恵まれ、愛されている」が故の無自覚ののびのびとした傲慢さは普通の男の子という感じで、遙はそこが好きなんだろうなぁ。 人によってはイラッとするかもですが、ある種嫌味がない普通の男の子で、それ故に同性を、友達付き合いを続けてきた友人に恋ごころを告白されることも、狭い世界で生きてきた「都会の絵の具」に染まらない遙にどこか惹きつけられ、戸惑うさまもリアルでした。 日々の戸惑いやためらいを隠さずにブログに気持ちを綴る様も心の動きが手に取るように感じられて、はらはらと胸に迫るよう。 文章で気持ちを吐き出して行く様はのちのふったらどしゃぶりのメールのやり取りを思い起こします。 大学生のお話かー、と思いきや藍染の家業というお仕事、そこに由来する人間としての生き方が物語に絡んでくるところも一穂作品ならでは。 後半の兄のエピソードが痛ましくて切ない。 息苦しさと鮮烈さ、想いを重ねてからのあまやかさとがバランスがよくてとても好きな一作。
本当に繊細な心理描写と、静と動というか大きく動く心の機微やらの描写がとても好き。あとどっちかというと無神経な攻めが大変ヒットです
すっごく萌えた! 親友でもある受けから告白され戸惑う攻め。攻めはノーマル、恋人もいる。なんでこいつが俺に? 本編では徹底して攻め視点のみ。片思いの思われる側が揺らいでいく様子を片思いをしてる側からじゃなく表現しているのがすごい。 とにかく受けの気持ちが切なかった。攻めに語った、尻尾を見せ合う話とか胸...続きを読むにくる。タイトルにもなった藍の使い方も上手い。 本編後の話は受け視点。段ボールの山を見て、ひとり泣く受けが切なくて涙。そしてハッピーエンドにまた涙。 切なさも萌えも何もかもがある素敵なお話でした。大好き!
とにもかくにも「綺麗」の一言に尽きる作品。 派手な設定もなく、大きな事件もない。 ただただ二人の心の揺れ動く様子を普遍的で、それでいて美しい文章によって見事に描かれている。 個人的に可愛い系の容姿の受はあまり好みじゃないけれど、そんな事を全く感じさせないキャラクターの魅力が十二分にあった。 鬼門...続きを読むの人が多い女子キャラも適当な当て馬扱いではなく、ストーリーを構成する上できちんと機能している。 ノンケとゲイの関係の難しさや、攻の感情の移り変わり、決意を効果的に魅せる要素になっている。 いわゆる「名ばかりノンケ」のような軽々しさがなく、ひたむきな受の気持ちが作品上で大切にされていて嬉しい。 若干「なぜそこまで受を好きになったの?」という過程が端折られている感も否めないが、充分カバー出来る程度には魅力のある作品ではないだろうか。 そして読み終わった後にもう一度、表紙の絵を見てみる事を推奨する。 こんなにも表紙まで二人の物語を大切にした作品に出会った事はない。 骨のあるしっかりとした恋愛、泣ける話が読みたい方にはオススメ。
彼女がいる攻めと、男にしか恋をしない受け。大学生二人の、そんなすれ違いと哀しい恋の物語を、とても丁寧に書いていると感じます。彼女も、友達としての受けも、どちらも捨てられない攻めの葛藤や、どうしても攻めへと想いを断ち切れない受けの苦しさが、読んでいるこちらも切なくなってくる。描写がとても美しく、静か。...続きを読むこういう書き方をする人、BL作家さんには珍しい気がします。
2回も続けて読んでしまいました。ハルの暁行に対する愛情が静かに溢れてくるようなとこがせつなくて愛おしくてたまりません。
美しすぎる話。飛び降りるフリとかを筆頭に、ノンケを好きになったのについうっかり口に乗せちゃった後の苦悩と、逆にノンケだったはずなのに惹かれてる事実に対する混乱がどっちもすごく綺麗。 消えるつもりでブログ見てたこと明かしたコメントとかも、ニヤリとする反面切ない。 くっついたあとの甘さも好きですが、こ...続きを読むの葛藤がいい。
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