古内一絵の作品一覧
「古内一絵」の「マカン・マラン」「最高のアフタヌーンティーの作り方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「古内一絵」の「マカン・マラン」「最高のアフタヌーンティーの作り方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
東京にも心が休まる隠れ家のような場所がある。
知らないだけで、こんなところあるんだ…という驚き。
不安になり誰にも会いたくなくて、ひとりでいたいとき何かを見て、感じて、安らげる場所があるということは、とても大切なことだと。
都会で生きる人々が抱える心の傷と再生を描いた連作短編集。
「星空のキャッチボール」父の死後、睡眠障害を抱える桐人は真面目な性格で、外面ばかりよくて身内に冷たい父のことが理解できなかったが…。
「森の箱舟」中間管理職でもある恵理子は、妻であり母でもある。ワーママと言われるけれど美談なんてないと…。
「タイギシン」高校になっていじめられるようになった圭太が見つけた人は
Posted by ブクログ
2022年に創立百周年を迎える小学館から記念作品執筆のオファーを受けた著者が書いた長編小説。
エンターテイメント小説ではあるが、戦争下の国策に翻弄された出版社、時代に応じて変わる学年誌編集、創始者の理念、女性や子どもの人権、それに真剣に対峙し格闘する人々の姿を、感動的に描いた力作だ。
老舗出版社・文林館に勤務する市橋明日花は「学年誌創刊百年企画チーム」への異動を命じられ、学年誌の歴史を調べる過程で、古い社員名簿に今は認知症の祖母・スエの名前を見つけ驚く。
小説は、そのスエが文林館の臨時職員として働いた戦中の学年誌編集の様子、文林館の元取締役で現在は評論家の野山彬が文芸誌へのこだわりを捨て児童文