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Posted by ブクログ
「最高のアフタヌーンティーの作り方」の続編。しかし主人公が桜山ホテルを退職するところから始まる。フランスで修行して帰ってきた飛鳥井と結婚して、新しくパティスリー店を出すための退社。もう美味しそうなアフタヌーンティーは出てこないのかと思ったけど、ちゃんとホテルやスタッフも登場する。結婚に関わる一つ一つについて、考え込む主人公。主に悩むのは苗字を選ばなくてはならないことだけど、それだけじゃない。「入籍」や「嫁に出す」というような言葉にも悩まされる。選択的夫婦別姓や同性婚が認められていない日本の現状。我が身を顧みて、考えさせられるところも多い。その一方で美味しそうなお菓子や料理の数々を想像するのも楽しみな一冊。
Posted by ブクログ
『最高のアフタヌーンティーの作り方』の続編。
ウエディングケーキってことは、今度は結婚式場所が舞台となって、ウエディングケーキを作ったり、結婚式にまつわるあれこれなのかな?と読み始めた。
関係性の多様性に関しての話題も出てきて、物語の中に入り込んで物語の中の世界を揺蕩うだけにはならず真剣に考える場面もあった。
結婚制度に関しての、籍を入れるという表現も、世間一般の「普通」と、世界的な当たり前となどなど、私自身にとっての捉え方の基準との違いなんかも沢山あった。
自分にとっての「普通」とかけ離れた考え方はなかなか理解するのが難しく、頭で考えてなんとか分かったような気になりながらも、腑に落ちるまではいかず、モヤモヤが残っている部分も正直ある。
ラストはどうなることかと思ったけれど、モヤモヤを抱えながらであったのに、読後感はとても良かった。
マカンマラン(ボヤージュ)を読んだ次にこの作品を読んだこともあり、あの人がひょっこりと顔を出してくれたかのような錯覚になる。同時進行で世界が進んでいるかのような気になり、私の中でさらにマカンマランのあの人と、鈴音や達也の世界が同じ世界で繋がっているかのように感じられて嬉しくなった。
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小説・文芸
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