お誕生会クロニクル

お誕生会クロニクル

880円 (税込)

4pt

4.2

誰もが平等に迎え、一つずつ年を取るお誕生日。喜びに溢れ、生まれたことに感謝する楽しいお誕生会。大事な人たちに祝ってもらう特別な一日。でも、そんな理想の誕生日は、現実にあるの――? 昭和、平成、令和。現代を惑いながら生きる様々な世代の人々が、大切な誰かの、自らの、誕生日を迎えて新しい一歩を踏み出していく感動の連作短編集。

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お誕生会クロニクル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月14日

    「お誕生日」を軸にして繰り広げられる連作短編。
    自分が主役になれるお誕生会は、ただ嬉しいだけじゃなく、時にほろ苦くせつない思い出もあるようです。
    誕生日を迎えるということは、今まで気づかなかった新しい何かに出会うこと。

    学校で、お誕生会が禁止になった小学生。
    姪のお誕生会を企画する叔父。
    夫のプレ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月10日

    お誕生日会にまつわる、
    ちょっと切なくてほろにがい短編集。

    お誕生日のお祝いは、本当なら楽しいはずなのに、
    いろんなしがらみが邪魔をして、
    苦しく感じる時もある。

    そんな時どっちを向いているべきなのか、
    生き方にほんの少し、指針をくれるような話。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月19日

    まさにタイトルどおり、お誕生会にまつわる連作短編集。楽しいはずの一日が人によっては苦い思い出になってしまっていたり、逆に楽しい記憶を思い出させてくれたり。後半はコロナの描写が懐かしく感じられた。大人になってお誕生会をやることはなかなか無いけど、今まで色んな人に祝ってもらった記憶を大事にしていきたくな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月12日

    誕生日にまつわる連作短編。小学校でお誕生会が禁止になったり、姪のためにサプライズをしようとしたり、3.11に生まれた双子など本人やその親たちが迎える誕生日。毎日なにかに追われて生活している人たちの様子と、誕生日だから自分やこれからに目を向けてどうにかしようとする決意の瞬間だったりと色々な瞬間が温かく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    マカン・マランシリーズで人気の古内一絵さんの作品。お誕生日会がテーマの作品です。
    誰もが嬉しい誕生日会…ではないですよね。
    自分もこの作品に出てくるようなことはなかったですがお誕生日会は好きではないです。
    読みながら苦しい気持ちになりました。素敵な装丁ですが物語は重かったです。

    0

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