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新元号が発表された2019年4月、老舗映画会社・銀都活劇の宣伝チームで働く砂原江見は岐路に立たされていた。長く務めた勤務先が、大手IT企業傘下の映像配信会社に買収されることが決まったのだ。すべての企画が止まった社内には弛緩した雰囲気が漂い、不穏な噂が飛び交っている。DVDの宣伝を手がける江見の部署も、一癖ある部下たちも、この先どうなるかわからない。では社名が消えるまでに、自分はどんな“仕事”がしたいのか――働き方は十人十色。時代や元号がどんなに変わろうとも、自分の働き方を決めるのは自分だけ。すべての働く大人たちにエールをおくる傑作小説!/解説=松井ゆかり
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Posted by ブクログ
この本では、令和、平成、昭和のような世代間のギャップや、男女の価値観の違いが生む軋轢が描かれえている。
「女性は子供を生むべきだ」
「女性なら仕事よりも育児を優先するべきだ」
「男は仕事をして家庭を支えるべきだ」
「美人で料理ができるのに結婚しないのは良くない」
「ゆとり世代」
などなど。
この本は、「仕事」が1つのテーマになっている。
上記に述べたような価値観の違いが、「仕事」という要素が入ってくることによってより顕著になってくる。
最近は、「女は仕事をせずに家庭に入るべきだ」のような価値観が薄れてきてはいる気がするが、まだその片鱗は残っているように感じられる。
「自分は自由浮遊惑星だ。」
これが、この本で一番印象に残ったフレーズだ。
「男」「女」「世代」そのようなレッテルに縛られることなく、自由に浮遊する惑星のような人生を送りたいと思った。
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