東京ハイダウェイ

東京ハイダウェイ

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

ようこそ、心休まる「隠れ家」へ。

東京・虎ノ門の企業に勤める桐人は、念願のマーケティング部に配属されるも、同期の直也と仕事の向き合い方で対立し、息苦しい日々を送っていた。
直也に「真面目な働き方」を馬鹿にされた日の昼休み、普段は無口な同僚の璃子が軽快に歩いているのを見かけた彼は、彼女の後ろ姿を追いかける。
辿り着いた先には、美しい星空が描かれたポスターがあり――「星空のキャッチボール」

桐人と直也の上司にあたるマネージャー職として、中途で採用された恵理子。
しかし、人事のトラブルに翻弄され続けた彼女は、ある日会社へ向かう途中の乗換駅で列車を降りることをやめ、出社せずにそのまま終着駅へと向かう。
駅を降りて当てもなく歩くこと数分、見知らぬとんがり屋根の建物を見つけ、ガラスの扉をくぐると――「森の箱舟」

……ほか、ホッと一息つきたいあなたに届ける、都会に生きる人々が抱える心の傷と再生を描いた6つの物語。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

東京ハイダウェイ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    オンとオフの切り替えは大事。自分だけの隠れ家がプラネタリウムだなんて羨ましい。星空のキャッチボールと惑いの星が良かった。

    0
    2026年10月12日

    Posted by ブクログ

    古内一絵さんの世界観にたっぷり浸る時間が只々幸せで、これだから読書ってやめられない!という気持ちになった。辛いことが多い日々であったとしてもどこかには温かいものが存在するということに安心した。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    ハイダウェイという言葉を、初めて聞いた
    「隠れ家」
    そういえば、私もあったなぁ、懐かしい喫茶店、本屋さん、公園

    完全な人なんていない、だからこそ見つけた隠れ家で、ちょっとだけ重い殻を降ろして呼吸して、また歩み出せる

    0
    2026年07月19日

    Posted by ブクログ

    共働きが珍しくない現在。我が家も共働き、何故か食事を作るのは私???我が家は成人した大人しかいないのに何で私が食事の支度をしないといけないんだ?「各自で好きなもの食べてくれー」と言いたくなる。本当、毎日クタクタ(。-_-。)
    家族の為責任ある仕事を頑張る 米川恵理子 疲れた時のズル休みも良いもんだ。

    桐人の父への思い。眠れぬ日々プラネタリウムで亡き父との無言のキャッチボールの夢をみる。仕事の悩み誰に認められたいのか?俺はちゃんとやれてるのかな?ズシン力強い重みが返ってきた 父の優しい微笑み 桐人への愛おしさが伝わる。

    引きこもりの圭太 ボクシングに出会えて良かった!何かキッカケがあれば少しずつ前進できると思う。そのキッカケを見つけることが中々難しい…。私も含め世の中他人に構っている余裕がなくなってきている…悲しいかな…

    0
    2026年03月13日

    Posted by ブクログ

    社会に関わり他者と同調することで煩わしさを回避しようとする者、逆に社会とは壁を築き他者を遠ざけて安寧を求めようとする者。左様に彼らは相反した方法で自分を守らうとするが、結局どちらも自ら心を削り傷ついている。誰ひとり同じ境遇になく、抱える悩みは違う。それぞれが自己嫌悪と諦観で孤独の殻に閉じこもるばかりかと思いきや、意外と他者の悩み苦しみにお互い手を差し伸べる。そんな連作の妙に温もりを感じた。桐太くん、地球自体が(惑星というくらいだから)惑っていて、そこに住む俺たちが(惑わず)いられるわけないとは、言うねぇ。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    都会で頑張る人達それぞれのハイダウェイ=隠れ家。不器用だけど頑張るその人達の言葉に共感したり、励まされたりと、私には力になる素晴らしい小説だった。さすが「マカン・マラン」をかいた古内さんの作品だと思った!

    中でも「タイギシン」と「惑いの星」が良かった!
    いじめられていた圭太にとって、清美の守護神ヴァルキリーのような姿は救いの存在となった。「心技体というけれど、本当は体技心。まずは身体を動かす。そこから技術、最後に心。要するに、スポーツは精神論じゃないの。できる、できないは関係ない。とりあえず、やってみるのがスタートってわけ」。深く納得。スポーツに問わず、まず動くことで心がついていく、やる気が出ると、脳科学でよく言っている。
    隠れ家は、決して逃げ場所ではない。密かに力を蓄えるためのものだにも共感。いま情報かあふれていろいろな面で生きにくく、心身ともにきつい時代。時には立ち止まって、力を蓄えて、焦らず頑張っていくのか大事と思う。

    「惑いの星」
    昔見知らぬ男に無理やり車に引きずり込まれそうになった璃子。男性に恐怖を感じるトラウマを持ってしまった。しかし、その底にずっと人に言えなかった気持ちがあった。頑張って生きてきたからこそその璃子の姿を見て励みとし尊敬していた桐人。その桐人に本当の気持ちを言えて心の浄化ができていく。やはり人が人を救うんだな。まじめに生きる人に幸あれと願うばかりだ‼️

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    六話の短編、それぞれの登場人物が少しずつ被っている。
    タイギシンが一番好きだったな。自分に自信を持てない少年がボクシングで道を見出す話。パンチを打つ音が聞こえてくるかのような鮮やかさで良かった。
    他も、会社なり学校なりで味わう閉塞感をどうにかやり過ごす感じで少し救われたように思う。

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    みんな、色々悩みはあるけど、悩みながらも
    頑張って進んで行くお話で面白かった。同僚の嫌な奴の心の中も知りたかったな。なんで自信満々に人を蹴落としていけるのか…バチが当たっても、全然気にせずに復活しているのがびっくりした。

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    それぞれのハイダウェイ(隠れ家)でささやかに自らを癒しながら、世知辛い社会で頑張って生きていく人々の物語。
    完全な人なんていないからこそ、支え合うことができる。
    自分も頑張ろうと思える小説でした^ ^



    0
    2026年07月01日

    Posted by ブクログ

    完全な人間なんて1人もいない。それぞれの隠れ家でささやかに自らを癒やしつつも、ときに恐ろしいほど無慈悲になる世界と対峙していかなければならない。

    たまには居酒屋でなく、プラネタリウムに行ってみたくなった。

    0
    2026年06月17日

東京ハイダウェイ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文芸単行本 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

古内一絵 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す