【感想・ネタバレ】マカン・マラン 二十三時の夜食カフェのレビュー

あらすじ

「苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ」

元エリートサラリーマンにして、今はドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。ここで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて――。
仕事一筋の40代キャリア女性へ「春のキャセロール」。
手料理を食べない中学生男子に「金のお米パン」など、心と身体があたたまる四つの物語。

10年愛され続ける名作が、ついに文庫化!
〈解説〉ドリアン・ロロブリジーダ

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Posted by ブクログ

様々な悩みを抱えたお客さんが訪れるカフェ「マカン・マラン」。一人一人と真摯に向き合い、丁寧に接する店主・シャールの姿が印象的だった。相手に合わせて出される飲み物や料理には温かさが宿り、それ以上に、人との出会いや縁の尊さを感じさせてくれる。シャールがかける一言一言には重みと優しさ、そして温かさがあり、お客さんだけでなく読者自身も救われるような言葉に何度も出会えた。

様々な過去を背負った人々が登場する中で、シャール自身もまた、決して平坦ではない過去を持っているのかもしれない、とふと感じさせられる。だからこそ、相手の気持ちに寄り添えるのだろう。マカン・マランは、人の心の拠り所になるような場所であり、自分自身も辛いときにはこの本のページへと戻ってきたいと思わせてくれる一冊。続編もぜひ読んでみたい。

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2026年09月15日

Posted by ブクログ

時間をかけること、手をかけること、目をかけること、今なかなかできないことが、ギュッと詰まっていて、ゆっくりと幸せが満たされていく作品でした。
雑穀や野菜がメインの料理は、普通の食事に慣れている者としては寂しいはずなのに、絶対美味しい!食べたい!と思わされます。手縫い刺繍のバレッタは作れないかな?とか無謀なことを考えてしまいます。
続きを早く読みたいです!

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2026年09月15日

Posted by ブクログ

昔一緒に働いていた、ムキムキボインなドラァグクイーンの元同僚のことを思い出した。
彼もジャダのように仕事中は男性の姿、仕事が終わると華々しい女性の姿になるタイプだった。今でも元気にしているだろうか…

シャールさんが出してくれる料理がどれも美味しそうで、新しい料理が出てくるたびにお腹が空いてしまった。どれもレシピが知りたい…!

マカン・マランのような、ホッとひと息ついて、自分を人生を見つめ直す暇を得られるようなお店にいつか出会ってみたい。

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2026年09月04日

Posted by ブクログ

ひっそりと佇む夜食カフェに集う人たちの物語。それぞれ他人が知らないだけで、色々なことを抱えているし、それでも体を大切に向き合って生きていく大切さを教えてくれる本。こんなお店に行ってみたいなあと思いました^^
続編はまだ文庫本が出ていないけど、単行本で購入しようかなと思います!

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2026年09月03日

Posted by ブクログ

ドラァグクイーンの方を実際に見たことはないけれど、自分も登場人物たちと同じような反応をする気がする。「多様性」と言われるけど、心のどこかで特別視してしまうと思う。
そういう苦しみを抱えたからこそ、シャールさんの言葉はまっすぐ刺さるんだと思う。
自分と似た立場の登場人物に共感できた。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

シャールの人柄にドンドン惹かれて、近所にこんなお店があったら良いのにと思ってしまう。
お店に集う人、それぞれの視点からのシャールとの出会いのストーリーも読み応え有り。

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

好きな話だった!
満月珈琲店の星詠みが好きな人は好きだと思う。
でも、満月珈琲店よりも人間味があるというか(実際そう)もうちょっと身近な感じで、自分の街の路地裏でも探したら見つけられるんじゃないかと思える。

何かしらを抱えた人たちが、マカン・マランに引き寄せられ、シャールさんが愛を込めた料理やお茶に癒やされて、次の1歩を踏み出していける。
シャールさんは本当に魅力的。
自身も様々な経験をしてきたからこそだけど、シャールさんのことも心配。でもきっと大丈夫なんだろうなと読み終わった今は思える。

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2026年08月08日

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出会えて良かった一冊。シャールさんの温かくて柔らかな言葉と優しい料理で包み込まれた世界観。登場人物ごとに描かれた孤独、不安、虚無感はどこか他人事ではなくて世の中綺麗事だけでは生きていけないと思わされる。それでもシャールさんの存在感が圧倒的で読後は優しい気持ちになれる。時々この本を開いてシャールさんの言葉を思い出したい。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

学生時代は生徒会長をし、男女問わず圧倒的な信頼を得ていた元エリートサラリーマンが、とある理由で仕事を辞めて都会の一角に、夜食カフェを営む。その店主シャールさんと従業員のジャダさん、クリスタさん、そしてそこに通う人々のそれぞれの人生を描いたお話。

シャールさんの言葉に、私も救われた。
「苦しかったり辛かったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしているからよ。」と。
自分が苦しくて辛くて、この辛さはいつまで続くんだろう。ずっとなんだろうかと思うこともある。シャールさんの言葉により、自分が答えを出せないことがそれでもいいんだと、少し心が軽くなった気がする。

「空っぽだと思ったら、そこを足せばいい。」
本を読んでいて、何で足そうかという答えは出なかったけど、きっと自分のやりたいことをやるということが、足すということなんだろうと思う。他にもいっぱいありそうな気がする。2作目3作目を読み進めながら、見つけられたらいいなぁ。
毎日、必死に生活をして自分の意思とは関係なくやらねばならないことをこなしていると、疲れてきてしまう。それはきっと、通り過ぎた時になんだか空っぽのような気がするからなんだろうな。

この本の中で、時折出てくるお料理がなんとも美味しそうで、私も食べたくなった。
春のキャセロール
金のカレーパン
あわもちとかぼちゃのスフレ
秋にんじんと豆乳のポタージュ
トマトゼリー
などなど、、、、
全部、美味しそう!
私もマカンマランに行ってみたい。
そして、シャールさんジャダさんクリスタさんに会いたいな、、、
お話ししてみたい

刺繍を施したドレスも気になるところです。
お針子さんたちの一つ一つ丁寧な刺繍を施したドレス。きっと綺麗だろうな、、、

この一冊の最初から最後まで優しさがいっぱい。
こころ温まるお話でした。
心が優しい気持ちになりました。
面白かった!2作目が楽しみです。

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2026年07月25日

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シャールが発する言葉や作る料理が優しくて、読んでいて優しい気持ちになる作品。

家の近くにこういうカフェ欲しい、切実に。

シリーズ物なので続編買いに行かないと!!

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

文庫で所有するか、単行本でなのかをいつも迷ってしまうぐらい大好きなシリーズ。文庫化はされないのかなー?と思っていたので、また多くの方の目に触れる機会があり嬉しくも思いました。

馴染みのない人には、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、中心にいるのはドラァグクイーンのシャールさんとそのお仲間のみなさま。ギラギラした夜の世界ではなく、ひっそりと営まれる夜カフェのお話です。ここではお悩みにそっと寄り添う、やさしいマクロビごはんもご一緒に。

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2026年07月12日

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相手のことを思いやり、心を込めて作った料理が、心身疲れ切った人たちの身体に染み渡っていく様子がありありと思い浮かび、マカン・マランに訪れて食事をしてみたい気持ちにさせられた。続編も期待。

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2026年07月10日

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疲れ切った人々がふとやってくる夜食カフェ。
シャールさんのその人を元気にしたくてつくる一皿がとてもあたたかい。

ドラァグクイーン達がわらわらとやってくる場面、声に出して笑ってしまった。

背負っているものが多すぎるから人の痛みがわかるのだろうか。シャールさん、会いたいな。シャールさんの料理食べてみたい。

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2026年06月29日

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シャールさんの手から生み出されるお料理が、人々の疲れた身体に染み入って、いつしか扉を開けていく。春の夜のようなあたたかな物語。読み出すのが待ち遠しく、読み終わるのが惜しかったです。

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2026年06月23日

Posted by ブクログ

出会ってよかった本
本を読んで泣いたのは初めて。ほっこりしたい人、少し勇気付けられたい人におすすめです。

まっすぐ家に帰りたくない時、あったかい手料理が食べたい時、ふらっと寄れる夜食カフェがあったら最高ですよね。店主がドラァグクイーンという設定に興味をそそられ、お店のお洒落で落ち着いた雰囲気や、そこで出てくる野菜たっぷり栄養満点のご飯でじわじわと心があたたまり、シャールさんの包み込んでくれるようなお言葉で背中を押されました。読んでいるだけで、自分も体験したかのように満たされていきました。
最後の、「"誰かのよりどころになりたいから”なんて高尚なものではない」「励まされてくれているのを感じると、同時に励まされる」という所から、シャールさんの深い人類愛を感じました。何かをやってあげてるだとか、頼って欲しいだとか、そういうものは一切なく、ただ自分が自分らしくいることで周りの人が元気になる姿を見て元気を貰う、、、それってすごく幸せなことだなあと思いました。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

マカン・マランでお夜食食べたい…!
シャールさんにお会いしたい✨
読み終わるのが惜しくて、ゆっくり読みました。
すごく良かった?
シャールさん、みんな待ってるから帰ってきてね…?

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

マカン・マランを訪れる人たちが直面している問題の描写はちょっとしんどかったけど、出てくる料理はグルメではなくて体に優しい物ばかりで、ご自愛しようと思える小説でした。
私は残念ながら終盤に出てくる食材のいくつかにアレルギーがあるので、自分なりに食事気を付けようと思いました。

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2026年09月17日

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職場と家とは別のサードプレイスとして拠り所になる居場所があるって幸せだなと思えた
一人一人丁寧に向き合うことができる時間って大切だなあ

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2026年09月17日

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好きな「食」に関するお話ということで、ずっと読みたかった一冊。身体に良さそうで美味しそうな料理はもちろん、シャールさんがとても魅力的だった。
シリーズものということは、またシャールさんに会えると思っていていいんですよね…!?

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2026年09月06日

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食べるのが好きな私にはこの小説がとてもハマりました!
シャールさんが作るご飯は全部優しくて、美味しそうなものばかりで私も食べてみたくなりました。
読み終わった後は優しい気持ちになって、心が落ち着く小説です。

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2026年09月05日

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ストーリー自体はとても面白く、学びになる人作でした。オカマというだけで、異様な目で見られてきだと推測され、そういう背景もあるのか全ての人に対し同じように対応する姿は僕も人を偏見で見ていたんだと思わせられました。特に子供に対する接し方も子供して見るのでなく、対等な人として接してる姿は惚れました。
普段ひらがなで表記される言葉が漢字でかかれていたり、言葉の使い方がわかりやすく容易に頭の中で描きやすかったです。
まだまだオカマさんのストーリーと生き様を見てみたいと強く思いました。

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

文章だけで美味しそうな食事を想像できて、私もシャールのつくるご飯が食べたくなった
他のシリーズも読んでみたくなった
色んな人がハナミズキが咲いているお店に行ってシャールと関わることで少しづつ変化していく様が読んでいてなんかうるうるした

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

特に大きな事件は起きないけれどジワリと心に沁みるお話。
普段の余裕がなくなりがちな生活を送る中で、ほんとはマカンマランのようなお店があるといいけれど、ないので代わりに心の栄養を補充してくれるこういう小説は有難いですね。

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2026年08月09日

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心穏やかになれる一冊
相手のことを想ってつくる食事は本当に幸せを感じさせると思う。
たまには丁寧に料理をしようと思わせてくれる。

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2026年07月16日

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「サラダはメインになれないなんて言うけど、私はそうは思わないわ。最初からなにもかもそろってる人生なんて、面白くないじゃない。私はどう足掻いたって、本当の女性にはなれないけど、だからって、自分の人生を降りたいとは思わないわ」

「苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ」

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

無知なのでドラァグクイーンというものがどういうものか分からず、画像で検索してちょっとびっくりしてしまった。
ただ、内容を読み込んでいくと、それがシャールさんの戦闘服なんだなと感じた。

どんなに嫌なことがあってもお腹はすくし、食べないと生きていけないので、自分で自分を大事にしないとなと思った。

虫博士の話が印象的だった。
自分がどんだけ気にしても、相手にとっては全然気にならないことだったり、おせっかいと取られたり難しいなと思った。
でもきっとおせっかいだと感じられる前に、そんなに相手のことを考えてたらきっと話し合えると思いたい。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

読みやすい。
こんな場所が身近にあればいいのになとすごく思う。
全く普段の生活、日常と関係のないお話し相手や話さなくても安心できる空間がほしいなと思った。

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

夜カフェを訪れる様々な人達の物語
4章からなる話は、登場人物が少しずつ重なり
読み進めると自分もカフェを訪れているような気分になる。
話の中に出てくる料理や飲み物も詳細に描かれていて食したくなる一冊

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2026年06月17日

Posted by ブクログ

それぞれの終わり方まで凝ってて好き。
メモるくらいいい言葉があった
文章も知性を感じ、すごいリラックスして読めた。
解説も良かった。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スラスラと読みやすい!
連作短編小説でカフェのお話かと思いきや(カフェの話でもあるんだけど)お仕事小説色も同時に強めかな?

解説をドリアンロロブリジーダさんがしててテンション上がりました(Netflixのboyfriendで見てた方)とても興味深い解説。

温かいところ、丁寧な食事、お茶が出てくるところが好き。

表紙、雰囲気的にほっこり系だと思って読んでいたので病気系の物語が入ることがちょっと、個人的に残念に感じてしまいました。
全体的に展開も多くて読みやすいからハマる人にはかなりハマるんだろうな。

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2026年08月06日

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