あらすじ
これまでたくさんの悩める人が訪れたカフェのクリスマス。店内では、一人の時間に浸る店主・シャールの姿が。
シナモン香るココアの湯気の中、彼女――御厨清澄が心の内をひっそりと語り出す。深夜のカフェを開いた理由と、その未来を――。
~MENU~
「さくらんぼティラミスのエール」
“ぼっち”に怯える女子高生に
「幻惑のキャロットケーキ」
時代の最先端をひっぱるイケメン料理人へ
「追憶のたまごスープ」
トロフィーワイフの立場に固執する若奥様に
「旅立ちのガレット・デ・ロワ」
お店を訪ねてきた美青年。彼に、シャールが渡したプレゼント
感情タグBEST3
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”おしまい”だなんて、シャールさんの身になにが?!と思ったけど、シャールさんたちは今もお針子して夜食を作って食べながら、自分の時間を過ごしたりおしゃべりをしたりしながら過ごしているんだな……。わたしもたくさんの勇気をもらいました。
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マカン・マランシリーズ最終章。ドラァグクイーンシャールさんのお店に今日も誰かがやってくる。この4巻で終わり。ちょっと寂しいけど、くどくならないちょうどいい感じで終わったのかなと思う。
第1話 母を亡くした女子高生。ビーズアクセサリー作りが好きな女の子。最近、クラスの仲間から爪弾きにされているような気がしている。
第2話 日本料理界の革命児芦沢。彼は疲れていた。テレビ映像とTwitterのおかげで炎上してしまい、店まで立ち行かない状況である。
第3話 タワマンに棲むセレブ妻な更紗。豪華なネイルをしていると家事ができないが、お手伝いさん任せにしているのは夫の希望だった。ただ夫は帰ってこない。ハウスキーパーの作った夕食を一人でチンして食べている。夫は避妊していると言っていたのに、妊娠しているのだ。
第4話 シャールさんのクリスマス準備から、新年までの日々。
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3つの感嘆。
なにかを食べたら「美味しかった」
朝起きたら「よく寝た」
スポーツをしたり、風呂に入ったりしたときには「気持ちよかった」
そう声に出して呟く。
実感を込めてつぶやくことで、それほどではないことでも、気分が変わる。
最初に「嗚呼」という感嘆詞をつけると、より効果がある。
わたしも、やってみよう。
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最後にシャール目線での、マカンマランができるまでの回想も含めたお話が入ってて、大切に読んだ。
4部作の3つ目(きまぐれな夜食カフェ)はまだ読めてなかったので、そっちも読みたい。
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生きていく上でのしがらみを皆抱えていても、
マカン・マランでの非日常を過ごすことで
前を向いて生きている人たちに励まされた。
全て思い通りにはならないけど、日常の中に少しの非日常を取り入れて、折り合いをつけながら生きている、等身大の登場人物たちに共感した。
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四作読み終わって、一話一話大切に読んでいたからものすごくさびしいです。(あと1冊でてるのは知ってるけど!)不安と戦うのは心の筋トレ、という言葉が1番胸に沁みました。
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マカンマランシリーズにどハマり
終わりが近づいてきて、最後の章読むのが寂しかった
ずっとずっと手元に置いておきたい!心があったまる、想像力がつく本!
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ああ、読み終わってしまった。
読み終わりたくなかった。でも、ページを捲る手が止まりませんでした。
見えているものや、受け取ったものだけが、すべてじゃない。人はすごく複雑だ。
自分のことすら全部わからないのに、人のことを理解するのは無理な話だ。
でも、そこを、だからこそ理解したいと思ったり歩み寄ることができるのが、人の美しいところだなと感じた。
『なにかを得るたびに、なにかを失いながら、明確な答えのない毎日を懸命に生きている我々は、それだけで勇敢だ。』
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ついにマカンマランシリーズもおしまい。
よすぎてつい一気に読んでしまった。シャールの言葉には学ばせてもらうことがたくさん。登場人物と一緒に自分も少し救われた気分になる。
三つの感嘆ー、私も日常生活のなかに取り入れてみようかな。
自分で自分の機嫌を取って元気になる、私にできるだろうか。本物の大人になるって難しい。
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自分の機嫌は自分でとっていきたい。そう思わせてくれた作品。
全ての出会いは必然で、人と人とが繋がりあって人生は続いていく。
もう一度、最初の作品から読み直したい。
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これまで訪れてきた人たちの悩みや選択が
それぞれの“ これから ”として静かに着地する 。
無理に救わず 、背中を強く押すこともしない 。
それでも、確かに前に進める――
そんな優しさが最後まで貫かれていました ⸝⸝ᵕ ᵕ⸝⸝
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マカン・マランシリーズは、本当に本当に大好きなので、絶対に夜にゆっくり時間をかけて読むと決めています。
いつもシャールさんは、求めている言葉をそっとかけてくれるので、心の緊張がほぐれます。
いつも、いつも、癒しのひと時をありがとうございます。
そして、出てくる美味しそうなご飯やスイーツの数々にもそそられますが、マカン・マランの店内で流れている音楽もとても好きです。
クラシックは全く詳しくないのですが、マカン・マランがきっかけで最近よく聞くようになりました。
マクロビも少しチャレンジしてみたいですねぇ、、、。
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すごく良い話。
シャールさんが素敵だったし、お客さんも心が綺麗な人ばかりだった。優しい人の心が迷った時に自分で答えを見つけれるように導いてくれる。そんなカフェだった。
不思議な縁も良かった。
こういう話しは大好きです。
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ついについに4冊目
元々4部作で完結予定の本なので、最後に相応しい内容だったなーーーーと
そして、やっぱりわたしはこの物語が好きだなーーと
「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる」
「ちゃんと色々考えてるじゃない。だから苦しいんでしょう。でも、そうやって自分で考えて乗り越えていかなければ、どんな場所に逃げたって、あなたはすぐにまた、別のどこかへ逃げ出したくなるだけよ」
「生きていく限り、不安や苦しみがなくなることはないから」
「そりゃあ、不安と向き合うのは骨が折れるわよ。筋トレって基本的に苦しいものだから。でもそれを続けていれば、完全な解決はしなくても、心の筋力は鍛えられるのではないかしら」
「行き先の分からない道を、己の足だけを頼りに歩いていくことはつらくら寂しい。
されど、寛大にして、誇り高き女王であれーーー。
何かを得るたびに、なにかを失いながら、明確な答えのない毎日を懸命に生きている我々は、それだけで勇敢だ」
これまでの4冊でどれだけシャールさんに救われたか、そしてマカン・マランに訪れた人が前を向いて歩き出す姿にどれだけ勇気をもらったか、、、
これからもずっと手元に置いておくシリーズ
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三話の追憶のたまごスープ
お母さんの更紗への気持ち。
子育ての不安、子を守りたいでも、どうしたら良いのかわからない、これは正しいのか、、、
「私の料理にだけ必ずたまごが入っていた」
不器用な母の愛を感じました。
ラストは柳田さんとシャールの仲の良さ、気心の知れあった友!羨ましい
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読むと無理なく頑張ってみるかと、パワーをくれる。私にとって大切な滋養系(?)シリーズとなりました。完結まで、名残惜しくて本書もちまちまと読んでましたが、最終話のガレットデロワは年末年始が絡んでくるお菓子なので12月には読みたいなと目標にしていましたヽ(゚∀゚)ノ パッ☆
『三つの感嘆_なにかを食べたら、「美味しかった」朝起きたら、「よく寝た」スポーツをしたり風呂に入ったりしたときには「気持ちよかった」そう声に出して呟くのだ。』
シャールさんの料理も、ジャダさんと柳田先生の掛け合いも、もうすでに恋しい。
2024.12
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おしまいだなんて!もっともっと続きを読みたい!と思わせてくれる作品でした。4部作も終わりということで俯き加減でしたが、番外編があるとの吉報!ほっとしました。
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2026 03/05
「自分を憐れむ暇があったら、私は自分を元気にするほうを選ぶわ」「自分で自分を救うのに、どこの誰に、一体なんの遠慮がいるというの」「人は誰かに見送ってもらえれば、案外、次の一歩をしっかりと踏み出せるものよ」シャールの言葉は人の本質をシンプルに伝えてくれる。シャールの言葉は周りの人たちを導いてくれる。そして人は独りではないこと、人と人は繋がっていることを思い出させてくれる。今回も登場人物と一緒に私も救われました。
『三つの感嘆』
・なにかを食べたら「美味しかった」
・朝起きたら「よく寝た」
・スポーツをしたり、風呂に入ったりしたときには「気持ち良かった」
声に出して呟く。
「最初に、嗚呼という感嘆詞をつけると、より効果がある」
心に留めておこうと思いました。
柳田とジャダの掛け合いが本当に楽しくて好き。
柳田とシャールの会話も、ぶっきらぼうな物言いの中に柳田の優しさが見える。心に沁みてくる。
柳田が喋るのを毎回密かに楽しみにしている私がいる。
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最新話を読むために、久々に読み返してみました。すっかり内容は忘れていましたが、優しい文体ですぐにマカン・マランの世界観に引き込まれました。
どの話も素敵でしたが、やはりシャールさんのお話が一番心に沁みました。
「なにかを選び取っていくためには、なにかを失う覚悟をしなければならない人生の不自由さに、胸が震える」
この一文は私も身に覚えがあり、胸がキュッとなりました。誰もが苦しみを抱えて生きているからこそ、シャールさんの温かさに救われたいと何度でも読み返してしまうのかも。
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マカンマラン4作目。今作で完結。毎回やっぱり暖かくて、芯のあるシャールさんに色々と気付かされることも多くて、元気が出る。ブックリストにも入れたお気に入りシリーズ。
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4部作の3.4を先に読んでしまっていることに気づいて一作目から読みたかったと少し残念な気持ちを抱えながら…
いろいろな人がマカンマランに訪れるが、誰の人生も悩みも自分の中の琴線にふれる。
シャールさんの料理が食べたくて、読みながら食べた気持ちになって心が洗われるようなそんな気持ちになる。
1.2作目も読もう。
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マカン・マランの最終巻。当時の。というのも、昨年10年弱の時を経て、新刊が出たのだ。そちらももちろん読む。楽しみ。とはいえ本作が出たときはもちろん本作が最終巻として書かれていた。それにふさわしいエピソードの詰め合わせだ。
これまでの巻のエピソードに出てきた気になる脇役さん達何人かが主役として取り上げられている。そうそう、あの人達のその後は気になっていた。というのが解消されてゆく。炎上してしまった料理人の芦澤シェフ、お金持ちのおじさんの奥さんに収まったけど自分らしく生きられていない元グラドル。闘病中だった主人公シャールのその後。
大丈夫、最終巻のなかでそれらの不穏さは解消され、それぞれがきちんと、自分らしい生き方を選択してゆく様子が描かれる。美味しく身体によい料理や空間とともに。
そんななかで、シャールと幼馴染の中学教師との会話が印象にのこった。1巻目からずっと登場している常連の中学教師。幼なじみの御厨ことシャールがドラァグクイーンになったことを、とうとう理解はしない。だけど一緒にいる。それでいいじゃないかとシャールは気がつく。理解してもらわなくたって、助け合いささえ合うことはできるではないか。そんな緩やかな関係性で十分暖かい。
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シリーズ4作目。今まで出てきた登場人物にスポットを当てながら、シャールのことも深掘りしていく。あとがきで興味深かったのがシリーズ化するにあたって、古内さんが4部作を提案していた点だ。2作目はどんどん新しいキャラクターが出てきた一方で、3作目と今作は過去の話の繋がりを活かしたスタイルだったのもあり、毎回作成時点で続編が決まったのかと想像していたので驚いた。
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マカン・マランに訪れるあらゆる事情を抱えた人々のストーリー。
シャールが作る、その人に合った料理や菓子で不思議と身体が満たされていく。
読んだ後で温かい気持ちになるシリーズです。
私は1作目と2作目をまだ読んでいないのでこれから読む楽しみが増えました。
最新作も楽しみです!
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マカンマランシリーズ最終 このシリーズ最終章。シャールさんがもしかしたら…とも思ったけど、悲しくない終わりだったからまた次が出る可能性もある終わり。
幸せ幸せなやり過ぎ感がなくて、地に足がついた文体だからやっぱり読みやすく、すっきりする。シャールさんが実在するなら、どんなにカッコいい人なのか見てみたい気がする。
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秋元希実さんのさくらんぼティラミス
ココナッツミルクに白味噌と甘酒を加えて作るティラミス
お父さんとお祖母ちゃんの育て方間違えた?
精一杯育てたのよね。
希実ちやんも頑張ったのにね
自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたりしたり甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。
それこそが、大人のたしなみというものよ。
芦沢庸介のキャロットケーキ
ホワイトキャロットかぁ~
儲けって字は信じる者って書くのね。
信頼があってこその、儲けなの
平川更沙さんのたまごスープ
不安と戦うのは、筋トレみたいなものだと思っているの
心の筋力。
あなた、人の幸せを祝福できる子、ちゃんと努力できる子
他人(ひと)のために動ける子
更沙ちゃん、あなたはいい子よ
旅立ちのガレット・デ・ロワ
小さいフェーブ。
指貫やコインより夢があるわね
柳田先生の白イルカにはうふふ。
エリック。
柳田先生は、やるときはやる男なのね。
シャールさんのそばから離れることなく、居てくれる人。
もっとノロノロ読めば良かったのに、読んじゃったー。
何かしでかしたら脳内シャールさんに励ましてもらおう。
Posted by ブクログ
不思議な夜食カフェ〈マカン・マラン〉
とりあえず、お別れです。
友人関係に悩む女子高生・希実にエールを贈る
さくらんぼティラミス。
オーナーシェフに登りつめた庸介を
挫折から奮い立たせるキャロットケーキ。
タワマンで孤独を抱える主婦・更紗の
わだかまりを溶かす、たまごスープ。
そして、最後を飾るのは
シャールさんと、みんなのための
ガレット・デ・ロワ。
毎回、ちょっと素敵な
お料理雑学なんかもあるのよね。
ティラミスに「私を元気づけて」という
意味があるとは知りませんでした!
フォーチュンクッキーの大型版?
フェーブの楽しみ方もいい(*´∀`*)
これで最終巻とは寂しいけれど
〈マカン・マラン〉は営業中。
またいつか、お目にかかりたいです。