古内一絵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
あれ?このシリーズってシャールさんが、体にも心にも優しいお夜食を作ってくれるお話じゃなかったっけ?なのになぜ今作の表紙はソースたっぷりのトンカツ?と首を傾げましたが、これにもキチンと意味がありました。
これは大人のお子様ランチとされるトルコライス。
「たまにはサボりなさい」って、シャールさんの言葉。いつも頑張っている人には一番刺さりますよね。
「皆、寂しくて、一生懸命。それでいいじゃない」
あーーー、シャールさんってなんでこんなに心を溶かす言葉を知っているのだろうか。
今作では、いつもみんなを包み込んでくれるシャールさんにも悲しい出来事があり、みんながシャールさんを包み込んで -
Posted by ブクログ
マカンマランを読みとても大好きだと思って、この作品がその原点だと知り読みました。
最後まで本当に切なかった。
切なくて苦しくて、そしてみんなものすごく輝いていました。
龍一も柳田先生も、そのほかの水泳部員もみんな、ものすごく成長して変わっていって、本当に良い青春を過ごしたという感じでした。
襟香にとっては少し苦く辛い思いが残ったかもしれないけど、自分を認めてくれる友だちができ、大きく変われることができたんだと思う。
そしてやっぱりシャールさんは、みんなに影響を与える大きな大きな存在でした。
最後に、今後の襟香はどう生きていくのだろう、と考えてしまいました。 -
Posted by ブクログ
シリーズものとは知らずに手に取った1冊です。
シャールというドラァグクイーンが昼の服飾屋とは別に夜食カフェをやっていて、偶然にもそこに辿りついた人たちとのお話でした。
私が手に取ったこのマランカランシリーズにはお客さんとして4人分のお話が載っています。
それぞれが独立して別々の構成という感じではなく、全部にほかのお客さんの陰があったり実際につながりがあったりして面白いです。
こういう構成は読んでいてワクワクするので好きでした。
物語の最後がジャダの話なのですが、シャールの入院中にレシピブックを見つけます。そこにはいつもの常連さんたちの身体の悩みなどのメモがあって、シャールがいかにこの仕事が好き