古内一絵のレビュー一覧
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「マカン・マラン」シリーズの五作目で、前四作の番外編とのこと。
内容は以下四編のお話が収録されていた。
・アラサー女性の一人旅の取材をすることとなった、マカン・マラン常連の安武さくら。
・さくらの取材に便乗し、初の海外旅行を満喫するジャダ。
・シャールの留守中のマカン・マランでお針子達のお夜食を作る真奈。
・台湾珈琲を求め、台湾珈琲の産地を訪れるシャール。
舞台が台湾となっても、マカン・マランシリーズの穏やかな雰囲気も、人に寄り添う優しさも、登場人物同士のやり取りの温かさも全部が健在。
今までの作品の良さも思い出せつつ、台湾の食べ物、観光地、歴史など、知れることがたくさんあるのも楽しかっ -
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マカン・マラン三作目。
私的には一番刺さったかも。
なんと1話目から、シャールさんが「あなたには、作れない」と料理するのを拒否!
誰にでも優しいシャールさんだと思っていたのに衝撃!
でも、それにもきちんと納得できる理由があります。そして、作れない代わりに硝子の保存瓶とレシピを差し出して自分で作りなさいと‥‥
「この世に本当に魔法があるとしたら、それはきっと、自分自身にしか起こせないものよ」
なんだか刺さりました。
そして3話目の離婚式に着るドレスをシャールさんに作ってもらう話も刺さりました。
「本心を隠すのは、別に悪いことではないわ」「素顔を見せたくないなら、無理して見せる必要なんてないわ」 -
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シリーズの最終巻!すべての作品で優しい気持ちをくれたので、感謝を込めて最高評価です。
悩んでる人、迷ってる人、立ち止まってる人、全ての人の背中を押してくれる凄い作品!
作品の中で「人は誰かに見送ってもらえれば次の一歩を踏み出せる」って言葉があるけど、まさしくこれがそんな作品な気がする。
・人付き合いが上手くいかないから思いやりを学べる。
・儲けは信じる者って書く。信頼があっての儲けなの!
・不安があるのはしっかり逃げずに考えている証拠。不安と戦うのは心の筋トレ
・3つの感嘆が大事
食べたら 美味しかった
朝起きたら よく寝た
スポーツやお風呂は 気持ちよかった
実感を、込めて当たり前の気持 -
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出会ってよかった本
本を読んで泣いたのは初めて。ほっこりしたい人、少し勇気付けられたい人におすすめです。
まっすぐ家に帰りたくない時、あったかい手料理が食べたい時、ふらっと寄れる夜食カフェがあったら最高ですよね。店主がドラァグクイーンという設定に興味をそそられ、お店のお洒落で落ち着いた雰囲気や、そこで出てくる野菜たっぷり栄養満点のご飯でじわじわと心があたたまり、シャールさんの包み込んでくれるようなお言葉で背中を押されました。読んでいるだけで、自分も体験したかのように満たされていきました。
最後の、「"誰かのよりどころになりたいから”なんて高尚なものではない」「励まされてくれているの -
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ネタバレ私たちはみな百年の子だ。
ここでタイトルの意味が繋がるのか〜とちょっと感動。
途中は長くて離脱しそうになったけど最後まで読んで良かった。
実際の小学館や手塚治虫や藤子不二雄をモデルにしたフィクション。
フィクションではあるものの、戦時の社会情勢、そこからの復興、女性社会進出の歴史が描かれていて興味深かった。
その時の環境、社会情勢に人の考え方や価値観は強く影響うけるものだなと。改めて感じた。
女性の人権を描いたものとあるが、人権だけでなく家族、親子関係についても考えさせられる。それぞれの想いが通じ合うまでに、何度もすれ違い、やっと通じ合うこともあれば、不信なまま終わる場合もある。子供あり -
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ドラァグクイーンのシャールが路地裏にひっそりと構える店。昼はダンスファッション専門店、夜は不定期に開店するカフェ。
シャールの提供する料理は、食べる人の体調・状況にぴったり合った、優しさや気遣いが込められていて、仕事や日々の生活で疲れたお客の心も体も癒していく。
ひとつひとつの料理が本当に美味しそうで、食べてみたくなるのはもちろん、シャールがお客にかける言葉にもはっとさせられるものが多く、読んで優しい気持ちになれる。
シャールがドラァグクイーンという設定も絶妙。
これがイケメンマスターとか、美人ママとかだと、ここまで話に深み・奥行きが出なかったと思う。
今のところ、今年読んだ中で指折りの