古内一絵のレビュー一覧

  • 東京ハイダウェイ

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    惑いの星に住む人間たちの、まっすぐさ、誠実さ、愚かさ、強さ…どれもが感じられる。まさに人間という生物が抱えるものは不完全であり完全な人間はいない。
    初めて古内一絵さんの小説を読んだけど、これは心の抗不安薬だ。
    心休まる場所が誰しもには必要であり、それを意識しているかいないかは、わからない。
    私も誰かの不安に触れて、共に歩めるような人間になりたいと思えた。

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    2025年04月24日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    老舗ホテルラウンジのアフタヌーンティーチームの一年間 華やかなお茶とお菓子のエピソードだけでなく、ラウンジで働く人々の葛藤、コンプレックス、雇用問題も丁寧に描いた一冊 最高に心から楽しめる空間を提供するために尽力するスタッフ、それぞれの思いを抱えて訪れるゲスト、芳しい紅茶と季節のスイーツが結ぶ最高の時間に思わずうっとり モデルとなった椿山荘のアフタヌーンティーにまた行きたくなってしまった

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    2025年04月24日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    好きなマカンマランシリーズの作家さんなので、読むのが楽しみでしたが、やっぱりこちらも良かったです。
    単純なお仕事小説に終わらず、ディスレクシア、女性の結婚出産育児、差別や偏見など色々な問題が絡ませられていて、読んでいて何度も共感したり、考えさせられました。
    また、アフタヌーンティーやお菓子のことも色々知れて、楽しかったです。(某メーカーの紅茶のペットボトルのラベルの話も知って、すぐ調べてしまいました)
    終わり方も良かったので、早く続きが読みたくなりました。

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    2025年04月15日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    風の向こうへ駆け抜けろ!

    風の向こうへ駆け抜けろ!!

    フィッシュアイズ!芦原瑞穂!
    風の向こうへ駆け抜けろ!!!

    小さな地方競馬場、鈴田競馬場に爆誕した女性ジョッキー芦原瑞穂とG1ホースフィッシュアイズの物語が感動のフィナーレを迎えました

    もうね、笑っちゃうくらいの夢物語です
    うぉとことうぉんな〜♪です
    ってそれは『夢芝居』です
    梅沢富美男です

    梅沢富美男さんと言えば、かつて中央競馬で馬主をしていたこともあり、関東オークスというレースで2着になったシールビーバックて梅沢富美男の話は今いいですか?話それたように見せかけて競馬の話に帰結させる高等テクニックですが、今いいですか?そうですか

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    2025年04月11日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    とうとう最終巻。最後まで登場人物の温かさにわたしも加わった気分で読ませてもらい、ほっこりしました。マカンマラン♡そんな素敵な場所があればいいのになぁ…また会いたいので次作も期待します!

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    2025年04月10日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ヴァンパイアの朝食」が良かった。
    祥太を否定されたように感じて元カノさんに怒る文也も、ダメダメ酔っ払いムーブで雰囲気直してくれる祥太も、すごくやさしい。あたたかいもので満たされました。

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    2025年04月06日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ワタシノミカタ」古内一絵さん

    女性がバリバリ好きなことで働いている、というところに惹かれた。
    恋人?相手が年下っていうのもなんだか新鮮な感じ。

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    2025年04月05日
  • 百年の子

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    オーディブルで聴きました。
    戦争の悲惨さを様々な人が様々な媒体で伝えているが、どこか他人事な感がぬぐえなかった。この本は刺さった。

    日本が戦争に勝つとは思わなくても、負けるはずはない、と自分たちの本心には気が付かないふりをして、神風がいつか吹くと思わなければ、心の持ちようがなかったであろう人たちの気持ちがかなり身近に感じられた。

    当時の作家たちのエピソードについても、かなりの取材時間を要したことと思う。素晴らしい。

    とにかく、年下や女性に対して、お前と呼ぶのが当たり前の時代じゃなくなって、本当に良かった。100年の子だから⋯とは言え、200年経てば、もっと良い世界になるのだろうか。。は疑

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    2025年03月31日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    4作品、最後まで面白かった。悲しくならずに前を向いて終われる。心の筋トレとか、3感嘆とか、自分の人生をより良くするためのヒントがたくさん見つかる作品でした。前向きに慣れる。また読みたい。

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    2025年03月30日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ

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    競馬とジョッキーという新しい世界観。温かみのある登場人物で読みやすく、心地よい内容。2も早く読みたい。

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    2025年03月29日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    読み終わったのが少し寂しい。
    今の自分に必要だった本で沢山背中を押してもらった。悩んだ時はシャールさんの言葉を思い出したい。

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    2025年03月21日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    終わってしまった…
    マカン.マランシリーズ大好き♡
    シャールさん大好き♡
    身体に優しい料理が作りたくなりました。

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    2025年03月02日
  • 十六夜荘ノート

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    ブックファーストのイチオシ本として手に取りました。
    その時の縁に感謝するほど良い本でした。玉青さんが素敵すぎます。

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    2025年02月28日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    いや〜読後スッキリ、感動、興奮、手に汗握る、たくさん詰め込んでも言い表せないほど良かったです。女性ジョッキー芦原瑞穂を主人公にして第三弾にして最終。戦いの舞台はドバイワールドカップ紆余曲折ありレースの結果に満足しました。女性ジョッキーの先駆者として瑞穂にあっぱれをあげたいです。ラストのフィッシュアイズの生き様に満足しました。ギャンブルのない競馬小説、競馬を知らないあなた読んで欲しいです。

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    2025年02月24日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    温かな紅茶と美味しそうなお菓子、素敵なホテルのラウンジが目に浮かぶようでした
    読んでいても心地よく彼ら彼女らを
    応援したくなりました
    古内一絵さんの作品はいいですね

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    2025年02月23日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    読む順番間違えて、『最高のウェディングケーキ・・・』から読んでしまい。
    これはなんだかエピソードゼロ的な感じでした。アフタヌーンティーなるものをしてみたい。今年の目標にしよう。

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    2025年02月22日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    お話がとても好きな内容でした。
    お菓子やアフタヌーンティーに対しての熱意が強く、念願叶ってアフタヌーンティーチームへと異動が決まった涼音。初めてのアフタヌーンティーの企画を考える際に達也に「爪痕残さなくていいから」と言われ、"最高のアフタヌーンティーを作りたい"と考える涼音のお話です。

    読んでる中で「お菓子はご褒美 ━━ 」と書いてあり確かに……!!と感動しました。アフタヌーンティーが最高のご褒美、なんて言葉を聞いて居たらアフタヌーンティーに行きたくなってきました。もうさっきからそれしか調べてないです(՞⸝⸝o̴̶̷̥᷅ ̫ o̴̶̷̥᷅⸝⸝՞)笑
    表現がとても美しくて

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    2025年02月17日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    人によってはたかが菓子、それでもそこに携わりたいと熱望する人がいて、一生を捧げたいと思う人がいるし、真摯に向き合うべきご褒美と考える人もいる。熱望する人であるところの主人公涼音がそこで菓子に重きを置かない人を翻意させようとするでもなくただそういう人もいると自然と受け止めているところに密かな好感をもった。熱意で暴走しがちではあるけれど、底意には気づかいもあるし彗怜の評通り好人なんだろうと思う。“約束はしない。させてはいけない。”にこもったやさしさがただただ素敵だった。二人の続きが気になる。

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    2025年02月12日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    ネタバレ

    むっちゃよかったーー終わってほしくない!
    特に1話目はちょっと泣いた。

    マカン・マランの世界観がすごーーく好きなので続編希望!!
    このシリーズ読んでると、体に優しいハーブとか野菜を摂りたくなる。

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    2025年01月29日
  • 銀色のマーメイド

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    シャールさんに会いたい!この一心でこの本を手に読み始めた。
    目的はシャールさんとの再会だったので、シャールさんの登場まではただただ、この物語よりもいつ登場してくれるのか!?に意識が向いていたが、しっかりとこの本の中の世界にも入り込めた。
    あるがままのその人が、あるがままに過ごせる。どれだけ大切なことだろう。
    マカンマランへと繋がる世界の扉がこうして開かれたんだなぁということにもジーンとした。
    龍一や襟香、そして樋浦、水泳を通してこういう関係性が築かれていくってすごくいいなぁと感じた。
    満足度の高い一冊だ。

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    2025年01月25日