古内一絵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
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『東京ハイダウェイ』を読んで、身近な場所がたくさん登場することに驚きました。
みなと科学館は通っている整形外科のすぐ近くにあるし、東京国立近代美術館は普段からその横を走っているのに、これまで足を踏み入れたことはありませんでした。ほんと、新しい発見につながりました。
読後、さっそく夢の島を訪れて第五福竜丸展示館を観てきました。土曜日にもかかわらず、公園は暑さのせいか人が少なく、展示館も植物園も静かで落ち着いた雰囲気でした。「隠れ家」のようにひっそりと佇む場所に、自分だけの時間を持てた気がします。
この作品の中には、思わずドキッ -
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もぅ〜!!
最高の1冊!!
文庫本で読ませていただいていいのか!?って心のなかで叫びました
お買い得だと思います、この1冊
恋と食のある10の景色のサブタイトルもすてきですが、わたしとしては恋よりもひととひととのつながりを強く感じました
誰かと出会うこと
誰かと寄り添うこと
誰かと愛し合うこと
それはとても簡単なようで、簡単ではない
いっしょに食事することも相手が違えば、高級であっても味気なく、カップ麺でもおいしく感じるように
最後の山田詠美さんの『恩讐の彼方のトマトサラダ』まで、どの作品も好きですが
しいて!!
強いて、好きな作品は
君嶋彼方『ヴァンパイアの朝食』
奥田亜希子『白と -
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英国で亡くなった、会ったこともない大伯母・玉青から、高級住宅街にある「十六夜荘」という洋館を遺産として相続することになった雄哉。32歳という若さで管理職となるほど有能な彼は、この屋敷を売却しようと考え、十六夜荘を訪れる。そこに下宿する4人の住人たちと出逢い、また、大伯母の過去を知ることで、尖っていた彼が変わっていく。
そんな雄哉が生きる現代と、大伯母が生きた戦前から戦後、の二つの時代が交錯する物語。
玉青は元華族なのだけど、その生き様がなんとも清々しい。そして海軍省軍人の兄・一鶴の人物像が素晴らしい。雄哉よりもこの2人に心引かれた。
この物語の一つのテーマは「遺産」。「十六夜荘」 -
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読んでてとても楽しかった。
スイーツとセイボリーの味を楽しむためにソロでアフタヌーンティーに行きたくなる!
出てくるお菓子も美味しそうだし、アフタヌーンティーの歴史も分かるし、雇用問題、偏見、女性の社会進出、職場の人間関係と色んな要素も絡んでいてかつ自然に主人公の落ち込みと浮上も描かれている単なるお食事小説じゃない。でも主役はちゃんとタイトル通りアフタヌーンティーなんです。ブレない。
ツーラインのアフタヌーンティー行きたいなあ。
作者さんの作品読むのはこれが初めてだったけど著作を見るとジャンルが競馬、伝統芸能、カフェものと多岐に渡るようで、かつご本人は中国語の翻訳者さんということで多才な方が -
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タイトルが秀逸
なぜこのタイトルなのか、最後にわかる。
夫婦の関係、母子の関係、会社の同僚の関係、いろいろな問題が戦争を軸に展開されている。
母親の代わりに自分を大切に育ててくれた祖母。その祖母と同じ出版社に入社した明日香。不本意な異動で仕事への意義を見出せなかったが、資料の中に祖母の名前を発見し、それから仕事の取組方が変わる。
戦時中の雑誌の中身についても詳しく取り上げられていて、とても興味深かった。
心に残った文章で
『自分の頭で考えることを放棄して、大きなうねりに身を任せてしまったほうが、楽な部分も多かったのだ。』というのがある。
これが戦争の正体なのかな?何も考えずに従うほうが責任転嫁 -
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めっちゃ好きな系統のお話でした。
主人公の異なる6話の連作短編。
40代女性管理職の世間からのラベリングに苦しむ「森の箱舟」
同じく40代女性、あえて1人を選択しているのに都合の良いラベリングに辟易している「眺めのよい部屋」
この二つが特に好きで、この二つに共感している時点で自分も大なり小なりそんなところがあるんでしょう。
あと、ジェリーフィッシュは抗わない、50代の男性がハラスメントに立ち向かうお話も面白かった。
この作品の良いのは最後にちゃんと前に向くところ。
息苦しさに共感すると同時にちゃんと息を吐ける結末が良かったです
2025.7.27
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Posted by ブクログ
『最高のアフタヌーンティーの作り方』がとっても良くて、その続きを知りたくて読みました。タイトルから涼音と達也の為のウェディングケーキのことだろうと思ったけれど違いました。
涼音と達也のその後のことではあるけれど、この本のテーマが予想だにしなかったもので、初めは違和感がありました。
個人的な思いとしては、涼音と達也のその後のことをメインにしたストーリーを読みたかった。それが皆無ではないけれど、物足りなさはありました。
結婚すれば、大概は女性が改姓する。でも、そこに違和感を抱いた涼音。かと言って、達也に改姓してほしいというわけでもない。初めは涼音のそのこだわりが重たく感じました。
で -
Posted by ブクログ
読後感がとてもよくて、続編を作って欲しい。
タイトルから、仕事にまつわるお話かと思ったけれど、それだけではない。偏見や差別、育児、家族にも踏み込んでいて、身近に感じられたストーリーであり、自分自身はどうだろうかと考えさせられた。
達也が鈴音のことを「この人は元々、美しいものを探させる眼を持っているんだ」と思ったように、「美しいものを探せる眼」を持ちたいと、読み終わって思う。
アフタヌーンティー。この本を読むまでは、午後に飲む紅茶のことだと思っていました。アフタヌーンティーとは、スイーツを紅茶と一緒に楽しむこと。スイーツは2段あるいは3段のスタンドに盛りつけられている。贅沢だけど、1度はア