古内一絵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マカンマラン、いつも心温まる話で、つかれたときに読むとほっこりする。
みんなそれぞれ、生きにくい社会で、それぞれ悩みを抱えている。
勇気をつける言葉と、元気のつくご飯、ちょっとした居場所があれば人を元気づけることができるんだと思った。
シャールの言葉は、悩んでる人が忘れている言葉を思い出させるきっかけみたいなもので、悩んでる人自身がすでに持ってる答えを思い出させてあげるようなものだと思った。
みんな分かってるけど、生きづらいこの世界で生きていると当たり前のことも忘れてしまうんだな。しんどくなったときにたまにマカンマランを読んで、この世界に浸りたい。 -
Posted by ブクログ
◆この本を手に取った理由
近々、生まれて初めてアフタヌーンティーに行くので(しかもこの小説の舞台!)、少しでも知識を深めたく、大好きなマカンマランシリーズの古内作品なら楽しみながら知識も得られそうと思ったから。
◆この本のあらすじ
主人公は、老舗ホテルのアフタヌーンティー部門に念願叶って異動。来るイベントに向けて、溢れんばかりの情熱を注いた企画を提案するも有能なパティシエにより玉砕。
主人公には親しい祖父がいる。幼い頃、戦後をたった一人で生き抜いた祖父の口癖は、「おかしはご褒美」。そんな祖父の影響で興味を抱き、なによりも心惹かれたのがアフタヌーンティーだった主人公。
個性あるラウンジス -
Posted by ブクログ
連休初日。
出掛ける予定が無くなり、運動不足になるぞ~と歩く。歩く時にはAudible。
聴きながらはまる。令和コロナ禍、その閉塞した環境の中、主人公は仕事の異動。その感覚ですら没入。そして、この本積ん読だよな~と散歩から帰り探しだし、今度は紙の本に。
読み始めたのは、昭和終戦前、辛い時期。
お祖母さん(スエさん)と後に君島織子(円)の会話。がほんと辛い。今では当たり前の事なのに。
いくらお国の一大事だからって、自分の夢を後回しにすることはないんじゃないでしょうか?
その辺りから、物語は私の想像を越えていく。
二代にわたる母娘の思いもぐっと来る。
妄想が膨らんで、久しぶりに寝食を忘れる読書をし -
Posted by ブクログ
舞台は“文林館”という出版社。令和三年春 新型コロナウイルスが猛威を振るっていた。
入社五年の明日花に予期せぬ辞令が出た。「文林館創業百周年記念 学年誌創刊百年企画チーム」この“チーム”での広報活動が明日花の新しい任務だった。貧乏くじの“やらされ仕事”のように感じていた明日花だが ある時 終戦一年前の昭和十九年の入社者の中に 今は認知症を患う祖母の旧姓名を見つける。
終戦をむかえるまで 令和では明日花が昭和では若き祖母のスエが物語を進行する。コロナ禍と戦時下。どちらも背景に閉塞感が漂っている。
戦時下、国策に協力するほか出版社に存続の道はなかったであろうことは想像に難くない。しかし作った