古内一絵のレビュー一覧

  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    ネタバレ

    毎回読んでるだけで食欲そそられる。食べ物の描写が好き。
    どこでも通用しないと思い込んでいた料理人の話が身に沁みた。「自分が何がしたいのか、何を一番守りたいのかを分かる」「居場所は自分の足で立っていると自ずとできる。無理やり見つけるものではない。」「何歳になっても人生やり直せる」

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    2026年04月04日
  • 銀色のマーメイド

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    マカンマランを読みとても大好きだと思って、この作品がその原点だと知り読みました。

    最後まで本当に切なかった。
    切なくて苦しくて、そしてみんなものすごく輝いていました。

    龍一も柳田先生も、そのほかの水泳部員もみんな、ものすごく成長して変わっていって、本当に良い青春を過ごしたという感じでした。

    襟香にとっては少し苦く辛い思いが残ったかもしれないけど、自分を認めてくれる友だちができ、大きく変われることができたんだと思う。

    そしてやっぱりシャールさんは、みんなに影響を与える大きな大きな存在でした。

    最後に、今後の襟香はどう生きていくのだろう、と考えてしまいました。

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    2026年04月04日
  • 百年の子

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    空襲の描写はリアルで、手に汗を握った。

    付録目当てでしょ?と親に学年誌を買ってもらえなかった思い出があるから、何となく羨ましい気持ちも持ちつつ読んだ。



    "娘には、なんの先入観も抱かず、どこまでも自分の道を、のびのびと歩いていってほしいんです。野の花を育てるのと同じく、私はほんの少し手助けをするだけ。"

    この話でこのセリフが出てくると、育児本で見るよりとても響いた。
    野の花のように自分なりに逞しく育ってほしいな。

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    2026年04月02日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    3作目です。
    過去の登場人物が出てきたり、
    伏線回収したり…
    毎話、読むたびに行ってみたい、みんなの仲間に入りたいと思わせてくれます。
    カンテラの灯りやお店の入り口を想像し、集う人を想像し、お料理を想像し、雰囲気を感じられる本。

    悩みは付きもの。
    もし誤った行動や言動があっても、
    軌道修正できるんだ。
    人が変わっていくきっかけを作ってくれて、居場所をあたえてくれるシャールさん。
    あたたかい。
    この本に出会えたことが嬉しくなります。

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    2026年03月29日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    シリーズものとは知らずに手に取った1冊です。
    シャールというドラァグクイーンが昼の服飾屋とは別に夜食カフェをやっていて、偶然にもそこに辿りついた人たちとのお話でした。
    私が手に取ったこのマカン・マランシリーズにはお客さんとして4人分のお話が載っています。
    それぞれが独立して別々の構成という感じではなく、全部にほかのお客さんの陰があったり実際につながりがあったりして面白いです。
    こういう構成は読んでいてワクワクするので好きでした。
    物語の最後がジャダの話なのですが、シャールの入院中にレシピブックを見つけます。そこにはいつもの常連さんたちの身体の悩みなどのメモがあって、シャールがいかにこの仕事が好

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    2026年03月23日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    涼音のストーリーパート2。涼音と飛鳥井で夢を追いつつ、2人の生き方についてしっかり考えていく。ダイバーシティの話も多い。
    読んでいるとお菓子の勉強にもなる。わくわくする。

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    2026年03月23日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    冒頭のホテルの描写が、私の好きな将棋の名人戦の舞台にもなる、ホテル椿山荘東京にどことなく似てるなと思っていたら、巻末の主要参考文献のところに書いてあった。行ったことはないので、一度行ってみたい。

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    2026年03月19日
  • 東京ハイダウェイ

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    共働きが珍しくない現在。我が家も共働き、何故か食事を作るのは私???我が家は成人した大人しかいないのに何で私が食事の支度をしないといけないんだ?「各自で好きなもの食べてくれー」と言いたくなる。本当、毎日クタクタ(。-_-。)
    家族の為責任ある仕事を頑張る 米川恵理子 疲れた時のズル休みも良いもんだ。

    桐人の父への思い。眠れぬ日々プラネタリウムで亡き父との無言のキャッチボールの夢をみる。仕事の悩み誰に認められたいのか?俺はちゃんとやれてるのかな?ズシン力強い重みが返ってきた 父の優しい微笑み 桐人への愛おしさが伝わる。

    引きこもりの圭太 ボクシングに出会えて良かった!何かキッカケがあれば少し

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    2026年03月13日
  • 百年の子

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    初めての作家さんでしたが、とても面白かったです!

    昭和の戦禍を生きる女性と、現代のコロナ禍を生きる女性。
    いつの時代でも、厳しい風当たりの中を強く生き抜く女性たちをとてもかっこいいと思いました。

    同期の岡島里子と『ブリリアント』副編集長の八重子が似たようなネックレスを身に付けていましたが、
    それは結局何だったのでしょうか?

    主人公の市橋明日花は、里子がそれで八重子を落とし込んだと疑っていましたが…
    伏線の回収忘れ??そこだけ疑問が残りました。

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    2026年03月12日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    マカン・マランシリーズの作者さんなら間違いないだろうとは思ってたけど、本当に良かった!

    マカン・マランは現代の生きづらさを抱える人々を優しく包み込むような癒しの物語だったけど、今作も現代を生きる人々が抱えるいろんな種類の生きづらさが描かれてる。

    発達グレーゾーンという障害による差別、男女差別、国籍差別。
    正社員と契約社員の格差、育児においての男女格差。

    みんないろんなものを抱えながら、それぞれの正しさ持って懸命に生きてる様子が他人事と思えないほど現実感があって、作中の登場人物のセリフが悉く核心をついていてハッとさせられた。

    そして、登場人物達を癒すお菓子の数々にうっとり。
    「人が生きて

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    2026年03月08日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    とても読みやすくこの先どうなるの??
    と好奇心をくすぐられてあっという間に読めました。

    私はマカンマランの世界観がとても好きなので、この中でのやはり古内一絵さんの『ワタシノミカタ』が一番胸が熱くなりました。その中で心に残った一文です!

    『人生を丸ごと自分だけのためだけに使い切って何が悪い』古内さんの作品らしいなぁと!笑

    他の小説もエッセイも全部とっても美味しくいただきました(o^^o)

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    2026年03月06日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    戻ってきたシャールさんに歓喜。ジャダは心から慕ってるんだなあ。
    今回は前作とは少し毛色の違うお話もあって、家族の話がテーマだったようだね。
    親子は分かり合えるものとは言い切れない。だけども繋がりは簡単に消えないものだから難しい。言いたいことを素直に言ってもわかってもらえる訳じゃない。聴こうとしないと、伝えようとしないと、相互理解は深まらない。
    私自身も親が好きかと問われたら微妙なとこではあるが、少しでも互いに歩み寄れたなら、それでよいと思うよ。
    少ししんみり、でもじんわり読ませてもらったよ。

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    2026年03月04日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    「最高のアフタヌーンティーの作り方」の続編。しかし主人公が桜山ホテルを退職するところから始まる。フランスで修行して帰ってきた飛鳥井と結婚して、新しくパティスリー店を出すための退社。もう美味しそうなアフタヌーンティーは出てこないのかと思ったけど、ちゃんとホテルやスタッフも登場する。結婚に関わる一つ一つについて、考え込む主人公。主に悩むのは苗字を選ばなくてはならないことだけど、それだけじゃない。「入籍」や「嫁に出す」というような言葉にも悩まされる。選択的夫婦別姓や同性婚が認められていない日本の現状。我が身を顧みて、考えさせられるところも多い。その一方で美味しそうなお菓子や料理の数々を想像するのも楽

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    2026年02月20日
  • 十六夜荘ノート

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    戦中戦後の厳しい時代を乗り越えてきた強い女性が守り抜いてきた屋敷。

    その屋敷を相続することになった姪孫の男性が何故自分に?と思う気持ちで過去を紐解いてゆく。

    だんだん明らかになっていく屋敷の背景にある物語りに読む手が止まりませんでした。

    (Word)
    ・知りたいと思わなければ、何も分からない。

    ・満月にだって雲はかかる。けれど一度闇を知った月は、今度は群雲なんかにびくともしない、本物の十五夜になるのだろう。

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    2026年02月08日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    読むだけでいい香りがしてきそうな本でした。
    美しいお庭を見ながらのアフタヌーンティー。
    最高に贅沢な時間のご褒美。
    最高なお菓子を提供することで、お客様の心を癒す物語だと思っていたらそれだけではなかった。
    適齢期、結婚、出産、高齢出産、産休、育休。
    女性が働く上で多くの人が直面する問題。
    障害を持つ人への偏見。働きにくさ。
    みんながんばってるんだけどねー。
    分かる分かる!
    と思う部分もたくさんある。
    2人はいい雰囲気で終わったから、続編も読んでみよー。

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    2026年02月01日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    ネタバレ

    「要するに、自分に照れてる暇なんて、どこにもないってことです」
    「最短ルートじゃなくて、回り道もいいものだ」

    不安定さや、残酷さ、切なさを現実的に描きながらも、それでも諦めない覚悟をもつ主人公と達也、2人と周囲の関係性に感動した。

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    2026年02月01日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    最高のウェディングケーキの作り方の方を先に読んでしまったのですがアフタヌーンティーの内容もちょこちょこ出てきてたのでエピソードを詳しく知る感じで楽しめました。
    アフタヌーンティーに行きたくなります。

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    2026年01月28日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    今の自分に妙に刺さる

    先月婚姻届を提出し苗字を夫の姓に変えたが、正直まだ名前にしっくりきていないし、どちらかというと虚無感というか新しい名前がどこか他人事のように思えてしまう

    仕事がすごく好きで実績も少しずつ積めている実感があるからこそ、ここまで積み上げた仕事をライブイベントという大義名分の元中断するのやだな〜とかぼんやり考えていたからタイムリーな内容が盛り盛りだった

    10年後読んだらまた感じ方が変わるだろうから、手元に置いておきたい本

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    2026年01月18日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    世間は勝手な憶測で無責任に人を批判したり、アドバイスという名のお節介で、笑いながら簡単に人を傷つける。人を批判する人は本当に狭い世界にいるんだと思う。自分の体験した事のない事に対応できなくて、人をおかしいと批判する。いがみ合うよりも、お互いを認めあって生きていきたい。登場人物たちの新しい世界での新しい生き方を、限りなく応援する。

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    2026年01月16日
  • 銀色のマーメイド

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    マカン・マランを読んで、その原点になっている作品と紹介されていて続けて読んでみた。

    最初は中学水泳部の話でどう繋がっているんだろうと探りながら読んでいたけど、友人の死や、性自認に関する問題(GID)、チームスポーツを通じて成長していく生徒を陰ながら支えていたのが、マカンマランで出てきたシャールとジャダだった。
    読みやすくて一気に読めた。

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    2026年01月16日