古内一絵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ私たちはみな百年の子だ。
ここでタイトルの意味が繋がるのか〜とちょっと感動。
途中は長くて離脱しそうになったけど最後まで読んで良かった。
実際の小学館や手塚治虫や藤子不二雄をモデルにしたフィクション。
フィクションではあるものの、戦時の社会情勢、そこからの復興、女性社会進出の歴史が描かれていて興味深かった。
その時の環境、社会情勢に人の考え方や価値観は強く影響うけるものだなと。改めて感じた。
女性の人権を描いたものとあるが、人権だけでなく家族、親子関係についても考えさせられる。それぞれの想いが通じ合うまでに、何度もすれ違い、やっと通じ合うこともあれば、不信なまま終わる場合もある。子供あり -
Posted by ブクログ
ドラァグクイーンのシャールが路地裏にひっそりと構える店。昼はダンスファッション専門店、夜は不定期に開店するカフェ。
シャールの提供する料理は、食べる人の体調・状況にぴったり合った、優しさや気遣いが込められていて、仕事や日々の生活で疲れたお客の心も体も癒していく。
ひとつひとつの料理が本当に美味しそうで、食べてみたくなるのはもちろん、シャールがお客にかける言葉にもはっとさせられるものが多く、読んで優しい気持ちになれる。
シャールがドラァグクイーンという設定も絶妙。
これがイケメンマスターとか、美人ママとかだと、ここまで話に深み・奥行きが出なかったと思う。
今のところ、今年読んだ中で指折りの -
Posted by ブクログ
面白いd(˙꒳˙* )
読み終えるととても前向き.ポジティブになれる
すっきり読めるストーリー。
みんながみんなから何かを得て成長して、
自分がそんなふうに生きていきたいと
思っていたのでどハマりでした。
お気に入りだと感じたのは
彼たちのアフタヌーンティー
中国語は書かれているけど
ローマ字ではなくカタカナなところは
わざとかな?とニチャニチャしました。
恐らく深読みだと思います(◜ᴗ◝ )ハイ。
作法や歴史を覚える気にはなりませんが
アフタヌーンティーを楽しんでみたいなあと
思いました。
鉄人とお友達になりたいです。( ˙꒳˙ᐢ ) -
Posted by ブクログ
仕事に、生活に、人生に疲れた人を
分け隔てなく癒す
深夜営業の隠れ家食堂
マカン·マラン
またグルメ小説か、もう食傷気味なんだよなぁ、とあまり乗り気じゃなく読み始めたのだが、訳ありの店主シャールの料理が、薬膳的な?しかし事細かな食レポ描写は最低限に抑えられ、物語の脇役として良い加減。読者に想像と創造の余地を与えてくれるのが気に入った。元ヤンでガサツなジャダが刺繍名人というギャップも好き。無心に取り組んで美しいものを創り出すのは大いに共感する。
あとがきのドリアンさんによる用語解説も大変ありがたかったです。
皆、それぞれの世界で懸命に生きている!優しい世界観にほっこり。元気出た。 -
Posted by ブクログ
"どんなにいろいろなものが足りなくたって、
誰もが自分の女王様よ。“
ーーーーーー
✾マカン・マラン二十三時の夜食カフェ
✾古市一絵
✾中公文庫
ーーーーーー
落ち込んでくよくよ。
悩んでもやもや。
どうにもできない壁にぶつかってしまった時、
この本が優しい灯りを灯してくれます。
ーーーーーー
インドネシア語で
マカンは食事。
マランは夜。
つまり、
夜食と言う意味のカフェ。
ここはドラァグクイーンのシャールさんが
夜だけ営んでいるお店です。
ーーーーーー
ここのお料理は、
特別な料理ではない。
けれど、
心が解きほぐされ回復していく、
まるで魔