古内一絵のレビュー一覧

  • 痛みの道標

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    マカン・マランからのこの作品は度肝を抜かれる。
    単に「不幸な」ということではない。事実である過去と、事実である現在。
    もちろん、戦争の前では、わたしたちが何を語ろうとどうにもなることはないのだけれど、ただ、いつの時代もやるせない逃げ場のないことは起きるのだ。
    この著者は、ただただすごい。そしてただすごいだけではない。

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    2016年02月14日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    大好きなシリーズ
    番外編とのことで台湾に行ったシャールや周りの人達のそれぞれの視点で
    台湾グルメや歴史も面白く読めました

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    2026年11月02日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    マカン・マランに集まる人々が思いやりの詰まった美味しい料理で元気をもらう。読みやすく、続編も読もうと思った。

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    2026年11月01日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    「最高のアフタヌーンティーとは」を追求していく、お仕事小説です。アフタヌーンティー好きとしては、その世界観に惹きつけられ、読後も優しい充実感があります。

    私は、年に1回のご褒美として行っているので、その裏側がこんな感じだったらいいなと思いました。マナーのくだりで、今までまったく気にしていなかったので、今度から少し気にしてみようと思ったり。。

    描写から、椿山荘を思い浮かべながら読み進めていたら、最後に参考にしていることを知り、なんだか嬉しい気持ちになりました。

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    2026年10月30日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    風の向こうへ駆け抜けろの3作目。小さな地方競馬場の小さな厩舎。前作、前々作もそうだったが、人と馬、何より人と人の関係、気持ちを丁寧に丁寧に
    拾い上げている。古内さん、すごいな!と思いました。

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    2026年10月27日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    マカン・マラン四部作、とてもよかった。
    はじめはよくある風変わりな店主に導かれて、お客たちが人生を変えていく系のお話かなと思った。実際そうなんだが、その風変わりな店主がシャールというドラァグクイーンで、達観したところもありながら、自分自身もまた悩みや病を抱え、もがきながら生きているというところが、人間味があってぐっとくる。
    悩める人々の人間模様を描きつつ、マクロビオティックや刺繍、クラシック音楽に季節の風物などそれを彩るさまざまな要素があるのもいい。読んでいて教養も深まるし、知らない世界を覗けるのが楽しい。これぞ読書って気持ちになる。

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    2026年10月27日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    6人の作家さんによる「食」と「人生」を描く短編集
    収録作は以下6篇

    伊吹有喜
     「幸せのカレーライス」
    中西智佐乃
     「四十歳の栄養」
    藤野恵美
     「フレンチと返報性」
    伊藤朱里
     「二代目のミンチョさん」
    古内一絵
     「五十の壁が高すぎる」
    窪美澄
     「真っ赤な林檎のその上で」

    特に印象的だったのは藤野恵美さんと古内一絵さん、そして窪美澄さん。伊吹有喜さんは『BAR追分』で既読だったが、やっぱり再読。

    どれも良かった。
    「生きること」と「食べること」は密接に繋がる。
    誰と食べるか、何を食べるか。
    私も若い頃は特に気にしていなかったが、年齢を重ねる度にその大切さをしみじみと感じるようになった。

    一日三食として、これからの人生で私はいったいあと何食食べられるんだろう。
    単純だけど、そう考えると一食の重みを感じる。
    出来れば健康で、美味しいものを幸せな気持ちで食べたい。きっと身体もそれを望んでいるはず。

    6人の作家さんそれぞれにメッセージ性があり、色々な気づきがあるのもまた面白い。
    タイトルの最後に「?」があるのがまた乙だなぁ。
    ほっこり温かいだけじゃない。
    色々あるのが人生だしね。

    でもやっぱり思う。
    愛を込めて作られた温かい料理はほんと最強!!
    さて、今宵は何を食べよう♪

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    2026年10月24日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    シャールさんのどんな人にも心身に向き合う姿勢が人間として見習うところだと感じました。とにかくシャールさんの全ての言葉に心が温まる!

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    2026年10月23日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    全四話のうち、特に二話目と三話目が好きでした。
    私は、立ち止まっていた人がまた歩き出す物語が好きなのかもしれません。

    「どこへだっていけるのに、結局どこにもいけない」という感覚にも共感しました。自分で選ばず、与えられた選択肢から無難なものを選ぶのは楽だけれど、楽ではない部分もあります。

    相変わらず文章表現も魅力的です。「色々なことを、あきらめ切った姿」「権益のゼリー」という表現が特に好きでした。

    私も私の人生の中では女王様でいたいものです。首を刎ねられないように、ときどき気をつけながら。

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    2026年10月21日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    シリーズ2作目から読み始めました。猫に先導されてお店にたどり着く展開はあまり好みではありませんでしたが、悩みを抱えた人たちが少しずつ前を向いていく、憑き物落としのような物語は好きなので、サクサク読めました。

    1話目の職場環境は自分の経験からすると少し現実味がなく、働く人を「養殖魚」に例える表現にも違和感がありました。「天然魚」だって海を作ったわけではないだろうに。一方、3話目の育児の話は自分に重なる部分が多く、時々本を閉じたくなるほど。4話目には、いつかの自分の姿を重ねました。

    印象に残る文章や面白い比喩が多く、共感したり反発したりしながら読みました。特に、シャールの語るサボタージュについての言葉は、今の自分に少しやさしく響きました。

    すべてに共感できたわけではありませんが、それも含めてよい読後感でした。

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    2026年10月17日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    このシリーズっていつもほんのり温かい気持ちにさせてくれると同時に、自分の在り方を再確認させてくれる。今作は特にその傾向が強かったかな。
    時代の風潮とか、同期とか、ご近所さんとか、あらゆるものに振り回されない自分軸を持つ強大事さを各話から感じた。

    特に最後の比佐子さんとシャールさんのやりとりは心に沁みるよ‥‥

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    2026年10月14日
  • 銀色のマーメイド

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    ネタバレ


    エリカの秘密を許可なくベラベラ喋ってしまう所に違和感を覚えたが、後半の大会の描写や部員の成長に熱くなった。

    とても爽やかでスラスラと読めた。マカンマランから読んでいたのでシャールさんのが出てくるのを楽しみに番外編てきな気持ちで読んだ。
    マカンマランが好きなひとに是非読んで欲しい。

    性同一性障害を重過ぎず描かれているのが好感だった。全員が全員エリカの味方でない所、大会にあくまでも誤魔化して出場し、特別扱いされているわけではないというところが平等で良かった。

    エリカにライバルができたこと、友達ができたことに喜びを感じた。

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    2026年10月13日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    マラン・カラン四部作の最後、番外編的な一冊。
    読む順番を間違えてしまった笑

    シャールの台湾で過ごす休日に、ジャダやさくら、新しい登場人物アンジーも加わって、旅行記のような話にワクワク。一緒に旅をしたらきっと楽しいだろうな。

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    2026年10月13日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    今回は、いつもはお店にいるシャールが旅に出ます。

    行き先は、台湾。

    そこで知り合った人や見た景色、あらためて知った歴史などなど。そして旅に出て気付く、帰る場所があるということ。日常のしあわせとか。今作もほのぼのと良い本だったように思います。

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    2026年10月12日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    序盤の「結婚して夫の姓になると、今までの私がなくなってしまう」。わかるとても。私もたまに旧姓を言ってしまうもん。登場人物たちのの「自分なりの生き方」を探っていく展開に、一気読み。若い世代にもぜひ一度。

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    2026年10月11日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    最初の「マカン•マラン 二十三時の夜食カフェ」で心臓を射抜かれて、一気に2巻目、3巻目ときました。この「気まぐれな夜食カフェ」では、シャールの来し方(風と火のスープカレー)、比佐子さんの人生(クリスマスのタルト・タタン)が描かれていて、3冊目ともなるとマカン•マランの常連となってしまっている私も、一緒に悩んだり、苦しんだり、前を向いたりしている。はやく4巻目読まなきゃ!

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    2026年10月09日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    近くに体にあったお夜食やお茶出してくれるカフェがあったらいいなぁ。生徒のお話がとても好き!11月に続編が文庫で出るの楽しみ!

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    2026年10月07日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    「彼女たちは自分と同じ。ただの一生懸命な母親だ。」このひと言。自己肯定と他者への優しさ。ジーンと泣けました。

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    2026年10月06日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    ホテル勤務のヒロインが、憧れのアフタヌーンティーの担当になり…?
    美味しくて綺麗なものを大事に味わうひととき。

    涼音は、老舗の桜山ホテルで、ティールームに配属されました。
    紅茶やお菓子が好きで、担当したいと前から思っていたのです。
    さっそく企画を出したが、シェフ・パティシエの達也に、却下されてしまう。彼は真面目で有能だけれど、やや不器用で取っつきにくいキャラ?

    どこがいけないと言うのか…
    涼音は、がっかりしつつも、検討を重ねます。
    自分の興味のまま突っ走ったり、知識を全部詰め込んだり。ありがちですよねえ~(笑)
    ホテル勤めらしく穏やかできちんとしている。お客様をよく見て、察することも出来る。
    素直に人に相談もし、何度も考え直す。
    その熱意は、次第に実を結ぶようになっていきます。

    涼音は子供の頃、おじいちゃんが出してくれるお菓子を食べるのがとても楽しみだった。
    そして、アフタヌーンティーと言えば…!
    何種類もの凝ったスイーツに、紅茶に合う小さなサンドイッチやスコーンなども取り揃えた、贅沢で優雅な、夢のようなセット。

    私も紅茶好きで、アフタヌーンティーにも興味があり、何度か店に行っていただいたこともありますので。
    全く違和感なく読みましたよ。
    デパートの中の店に、友達と何回か。それほどお値段も高くなく、気が晴れました。
    一人で行ったこともあります。ホテルの1階に。上階ほどのお値段ではなく、じっくり味わえて、自分へのご褒美には最高ですもの。
    今はもう、滅多に遠出は出来なくなってるんで。
    この組み合わせだと、どんな感じかしら~?と、想像をたくましくしながら、読むひとときを楽しませて貰いました。

    ホテル勤めや、職場でじわじわと好意が育っていく経験は、ありませんけど!(笑)
    自然に気持ちが近づいていく、そんな進展も、良いものじゃありませんか☆

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    2026年10月06日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    皆それぞれ仕事や家庭など様々な悩みを抱えているけどマカン・マランの料理や存在が優しく解いてくれる温かい本だった。温かいシナモンジンジャーティー飲んでみたいな〜。夜食も食べたい。シャールさんの病気が心配。

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    2026年10月04日