古内一絵のレビュー一覧

  • 痛みの道標

    Posted by ブクログ

    古内さんがこんな小説を書くなんて。
    第二次世界大戦中のボルネオ島の話なので、びっくり。
    いい年になった自分が何も知らなかったのが
    恥ずかしいです。

    0
    2019年03月14日
  • 花舞う里

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    古内作品を追いかけてみようかという気持ちだけで手に取った1冊だったか、想定外、これはめっけもん、とても良かった。

    東京であったとある事故をきっかけに心を病んでしまった主人公潤は、母の郷里奥三河のとある村に引っ越す。
    頑なに心を閉ざす潤に村の人々はそれぞれの立場で彼に接してくれる、潤が村で出会った伝統芸能「花舞」。

    潤が村の人々や花舞と向き合えるまでを描く前半と、潤が舞手として成長していく後半、その展開を見事につなぎ合わせる潤一家や登場人物たちの過去と背景。これが実に読ませる、泣かせる。いやー古内さん、上手いなぁ。

    余談だが、この作品でもやっぱり、テレビが悲劇のきっかけをつくる。マスコミの

    0
    2018年12月31日
  • 痛みの道標

    Posted by ブクログ

    ブラック企業での仕事に疲れ、ビルから飛び降りた達希を救ったのは15年前に亡くなった祖父勉の幽霊だった。
    祖父に頼まれ人探しをすることになった達希が向かったのは第二次世界大戦の戦地ボルネオ島。そこで知る悲劇と祖父勉の過去。

    まだまだ知らない戦争の悲劇は沢山あるのだと思い知らされました。
    知らないことばかりで、途中何度も検索しながら進める読書となりましたが、出会って良かった。

    現代とその時代をつなぐための設定がうまいなと思います。
    違和感なく読み進めることが出来ました。

    二度と繰り返してはいけない悲劇。
    多くの人が知り、読み継がれる必要のある本だと思います。
    素晴らしい本でした。

    0
    2017年08月20日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

    購入済み

    あったかい気持ちになれる

    マカンマラン大好きで、続編出たこと知って飛びつきました。登場人物のあったかさと、出てくる夜食の湯気を感じる気分にひたれる、あったかい世界観が本当に好きです。完璧な人間なんていない。いつも正しいことばかりが正解とは限らない。それでもいいんだとあったかい気持ちになる。つまづいたり、悩んだりして立ち止まっている時に読んでみたら、固まってる自分が溶かされるかも。

    0
    2017年01月28日
  • 痛みの道標

    Posted by ブクログ

    マカン・マランからのこの作品は度肝を抜かれる。
    単に「不幸な」ということではない。事実である過去と、事実である現在。
    もちろん、戦争の前では、わたしたちが何を語ろうとどうにもなることはないのだけれど、ただ、いつの時代もやるせない逃げ場のないことは起きるのだ。
    この著者は、ただただすごい。そしてただすごいだけではない。

    0
    2016年02月14日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

    Posted by ブクログ

    特に大きな事件は起きないけれどジワリと心に沁みるお話。
    普段の余裕がなくなりがちな生活を送る中で、ほんとはマカンマランのようなお店があるといいけれど、ないので代わりに心の栄養を補充してくれるこういう小説は有難いですね。

    0
    2026年08月09日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

    Posted by ブクログ

    マカン.マランシリーズの3作目
    このシリーズは順番に読んだ方がいいかも
    たまたまあったものから読んだので逆順になったけど、それはそれであの話に繋がるんだと分かる面白さもある
    シャールさんがかっこいい

    0
    2026年08月08日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

    Posted by ブクログ

    シリーズが進むごとにどんどん面白くなるってすごいよね〜!
    過去のキャラクターたちのその後が分かるから、だけじゃなくて、キャラクターの深掘りというかどんでん返し?のレパートリーが面白い。
    丁寧に作られたご飯を食べる時にしか得られない幸せってあるよね。

    0
    2026年08月08日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

    Posted by ブクログ

    「さくらんぼティラミスのエール」
    「幻惑のキャロットケーキ」
    「追憶のたまごスープ」
    「旅立ちのガレット・デ・ロワ」

    4話収録の連作短編集でシリーズ第四弾にして最終巻。

    一話から、女子高生たちの繊細で痛みを伴う関係性に心がざわつく。
    視野が狭まり、自己中心的なふるまいへと滑り落ちていく描写が秀逸。

    三話では、トロフィーワイフという立場に固執する女性の姿が鮮烈で読み応え十分。

    そして今作でも、シャールさんの懐の深さ、誰に対しても分け隔てなく向き合う姿勢に心を打たれた。

    きっとまた読み返す。
    そんな確信を持てる宝物のような作品。

    0
    2026年08月06日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

    Posted by ブクログ

    マカンマラン番外編。台湾の歴史的な知識も知れて良かった。台湾にいても、店にいても、素敵なお話だった。

    0
    2026年08月06日
  • 百年の子

    Posted by ブクログ

    おそらく小学館をモデルにした出版社の、戦前から令和までの物語。
    特に『小学一年生』など学年誌の話が中心。
    初代社長の想いを込めた立ち上げから戦時中の変遷、戦後の児童文学への広がりと読みどころがたくさんあった。
    各時代の働く女性にスポットも当てられ、朝ドラを一本見終えたような満足感。とても面白かった。

    林芙美子らしき小説家、手塚治虫や藤子不二雄らしき漫画家も出てくる。
    『放浪記』がなぜあんなに再演されたのかもこの本で納得。
    手塚治虫が目指して残したものも再認識。
    ドラえもんは当時小学一年生〜六年生まで全学年に合わせ、難易度を変えて6種類を同時に書き分けていたことも出てきた。
    その原稿をドラえも

    0
    2026年08月04日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

    Posted by ブクログ

    「ここは普通の店とは違います。縁がなければたどり着けない。そういう場所なんだと思います」

    「不安は誰かが解決してくれるものではないの。自分自身で向き合うしかないのよ」
    「あなたは大丈夫よ」シャールが力強く続ける。

    そんな強いシャールさんも
    「亡くなった両親からがっかりされたことだけは、未だに私は思い切ることができていないの」
    シャールさんの痛み。そして他の人たちに向ける離れた優しさ。
    みんな自分自身で前に進む。ほんとに優しい小説だなあと。

    0
    2026年08月04日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どんな小説か、前知識なく読んだ。伊吹有喜さんや古内一絵さんなど、すきな作家さんがいたから。いろんな作家さんの食べることにまつわる短編小説、と思ったし、途中中弛みして、最後まで読まなくてもいいか?と思ったが大間違いで、一番最後の窪美澄さんの作品が大号泣…お母さん、娘、定食屋の聡美さん、だれの立場も、優しく、切なく大号泣…読んでよかった。娘の巣立ちという、ある意味子育てでは成功だけど、空の巣症候群…なるよね、シングルマザーで頑張ってきたら特に。でも自分を変えなきゃ!と思って新しいことに挑戦するのとでよかった。ひいては娘の萌香さんが聡美さんも救った。なんていい話。

    一つ前の古内一絵さんもさすが!ザ

    0
    2026年08月04日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

    Posted by ブクログ

    「蒸しケーキのトライフル」
    「梅雨の晴れ間の竜田揚げ」
    「秋の夜長のトルコライス」
    「冬至の七種うどん」

    4話収録の連作短編集でシリーズ第二弾。

    本作もとても良かった。

    タイトルから料理小説を想像しがちだが物語の核にあるのは人間ドラマ。

    今回は”自分がない”と葛藤する女性や、小学1年生の息子の発育に悩みつつ、完璧を求めてしまう専業主婦が登場する。

    ドラァグクイーンのシャールさんは軽々しく『分かる』とは言わない。
    相手の言葉に耳を澄ませ心と身体に優しい料理を差し出し寄り添ってくれる。

    胸の奥に清々しい風が通り抜ける至福の一冊。

    0
    2026年08月03日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

    Posted by ブクログ

    前作を読んで少し時間が空いてしまったが、読み進めて行くうちに、あーこんな感じだったな。あ、ここでも出てきた!など、繋がる感じが好き。夜の穏やかな時間を過ごす。自分を労る。自分の心に寄り添う。なんか、癒される本だった。この名残を持ったまま、次作を読みたいな。

    0
    2026年08月02日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

    Posted by ブクログ

    終わりなんかじゃない。私たちの旅は、まだ始まったばっかりだ-。シャール、ジャダ、さくらが訪れたのは、台湾。食、物、歴史、そして人との新たな出会いがあり…。「マカン・マラン」シリーズ番外編。

    台湾に行ってみたくなった。

    0
    2026年07月25日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

    Posted by ブクログ

    前回に引き続き今回も泣きました。本を読んで泣いたのはこれで二回目です。

    特に「秋の夜長のトルコライス」で、主人公の母親と教員をしている自分が重なり、色々考えさせられるところがありました。
    子の幸せを願うからこそ一方的に押し付けたり、結果を求めてしまう気持ちもわかるし、でも子どもはただ純粋に自分のことを見てほしくて、褒めてほしくて、ありのままの自分を認めてもらいたくて、、
    一生懸命になりすぎて忘れがちなことをこの本が思い出させてくれました。そしてシャールさんの「みんな寂しくて、一生懸命。それでいいじゃない。」「あなただって、そう思い詰める必要はないのよ。一旦力を抜かなきゃ、新しい力は湧かないの

    0
    2026年07月25日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

    Posted by ブクログ

    もう5冊目なんですね。時を経ても場所を移しても、世界観、マスターの人間性は変わらず楽しめました。また、いつかどこかでお会いしたいです。台湾行きたい!

    0
    2026年07月23日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

    Posted by ブクログ

    アフタヌーンティーというものに憧れこそあったが、この本を読んでより楽しみたくなった!女性だけのもの、複数で楽しむもの、そういった概念を覆される物語。アフタヌーンティーに限ったことじゃないけど、なんか素敵だなあと思った。
    登場人物それぞれの視点でスイーツと自分に向き合う姿が印象的だった。
    香織さんと境遇が重なるので、復帰したあとのストーリーも読みたくなった!

    0
    2026年07月22日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

    Posted by ブクログ

    マカン·マラン待望の新作‼️
    台湾、私も行ってみたくなりました。
    安吉が拗ねるところが可愛すぎるっ(笑)

    また、シャールたちに会えることを祈りつつ。。

    0
    2026年07月21日