古内一絵のレビュー一覧
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「何かを得るたび、何かを失う」――。
Mr.Childrenの『くるみ』にも似たような歌詞がありますが、これまで私はその意味をうまく理解できずにいました。しかし、この作品を読んで、その言葉が少し腑に落ちた気がします。
生きるということは、常に何かを選択し続けることです。そして、ひとつの道を選べば、その裏で選ばれなかった道は失われていく。得ることと失うことは、決して切り離せないものなのだと感じました。
人生には辛いことや後悔することがあり、ときにはそれを長く引きずってしまうこともあります。そんな中で、シャールさんがお店を訪れた一人に向けて語った「自分で自分の機嫌を上手に取る」という言葉が特に -
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マカン・マランシリーズ最新作。
シャール、ジャダ、さくらが台湾を訪れ、現地の歴史や食や文化に触れるストーリー。
前作からだいぶ間があいているので女性陣のキャラはほぼ忘れかけていたのですが、シャールさん、ジャダ、柳田、クリスタなどの濃いキャラクターの面々は強烈に覚えていて、やだぁ~オネェさんにジャダ!お久しぶりじゃないのぉぉ~~!!と歓喜の叫びをあげてしまう大好きなシリーズです。
シャールさんやさくらやジャダと一緒に台湾を旅しているような気持ちになれました。よく台湾は親日な人が多いと聞くけど、今回この本を読んで恥ずかしながら初めて台湾と日本の関係や歴史を知った。その歴史を知ったうえで、素晴らし -
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「この世に本当に魔法があるとしたら、それはきっと、自分自身にしか起こせないものよ」
「料理で運命なんて、変えられるわけないじゃない。いくら私でも、魔法が使えるわけじゃないんだから」
シャールさんは、立ち止まっている人に助言をするわけではない。
「その人が、自分の頭や手や足で変えたのよ」
「だって、私は不幸だもの」綾
『料理人としては致命的だ』省吾
『その自分が、傷つくのが怖かった』耀子
『私はここが好き』年老いた独り身の 比佐子
どの人も、シャールさん、マカン.マランと関わる中で自分で歩き出す
耀子の前に現れた御厨先輩にグッと来ました
そして過去の深い傷をようやく認めた耀子にエールを贈り