古内一絵のレビュー一覧
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ブラック企業での仕事に疲れ、ビルから飛び降りた達希を救ったのは15年前に亡くなった祖父勉の幽霊だった。
祖父に頼まれ人探しをすることになった達希が向かったのは第二次世界大戦の戦地ボルネオ島。そこで知る悲劇と祖父勉の過去。
まだまだ知らない戦争の悲劇は沢山あるのだと思い知らされました。
知らないことばかりで、途中何度も検索しながら進める読書となりましたが、出会って良かった。
現代とその時代をつなぐための設定がうまいなと思います。
違和感なく読み進めることが出来ました。
二度と繰り返してはいけない悲劇。
多くの人が知り、読み継がれる必要のある本だと思います。
素晴らしい本でした。
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購入済み
あったかい気持ちになれる
マカンマラン大好きで、続編出たこと知って飛びつきました。登場人物のあったかさと、出てくる夜食の湯気を感じる気分にひたれる、あったかい世界観が本当に好きです。完璧な人間なんていない。いつも正しいことばかりが正解とは限らない。それでもいいんだとあったかい気持ちになる。つまづいたり、悩んだりして立ち止まっている時に読んでみたら、固まってる自分が溶かされるかも。
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Posted by ブクログ
2026/08/24
日本を飛び出し、台湾へ。
さくらや真奈の悩みはリアルで、誰もがぶつかって足掻く悩み。シャールさんに話して聞いてもらって、乗り越えて行く勇気と前向きな気持ちを貰う。
シャールさんはいつも泰然としていて安心をくれる。唯一、料理を作れなかった相手にも毒の出し方を教えてくれる。
そんなシャールさんがアンジーとの会話で自分の知らなかった自分に気づく。想像力の欠如、無意識のうちに自分の中にあった驕りのようなもの。いろいろなことを知った気になっていたけれど、自分はまだまだだ、ということ。
今回のシャールさんは、人間くさい。
導く人の印象が強いシャールさんが、導かれて自分を見つめなおして -
Posted by ブクログ
ネタバレこのシリーズを読むとくつくつと煮込んだり素材の味を引き出すような料理を作って食べたくなる
今作は、番外編だからか 主がさくらや真奈。
以前の作品に出てきた人々がどのように過ごしているのかが触れられる話が多い。
今回は 台湾が舞台だったので 戦前の日本が台湾の人に与えてしまった事を忘れずに
今友好的にしてくれる事を当たり前に思わずにきちんと理解していこうとも強く思った。
第一話では ガチョウ料理と豆花
第二話では 九份について 映画『非情城市』みてみなくては!
第三話では ルーローハン 豚バラが脂きつそうだと思っていたから食べた事なかった 今度食べなきゃ
第四話では 台湾珈琲 珈琲チェリーって -
Posted by ブクログ
大好きな、マカン・マラン。
「マカン・マラン」シリーズ10周年だったんですって!?
そんなになるのかぁ〜感慨深い、、
本作はお店を飛び出して、台湾へ。
海外という開放感や、異国への好奇心、癒し。
シャールさん、ジャダ、フリーライターのさくらが各々感じた台湾をおすそ分けしてくれた。
台湾は親日国家で日本に災害がおこると、いの一番に支援や救援物資を届けてくれる、とても優しい国……
(つい先日も、2026年熊本地震の際にはすぐに支援や援助を発表してくれていた)
そういう印象を私はもっていた。
もちろん間違いじゃない、けれど。
昔、日本が統治していた時代があった……
そこをきちんと捉えて、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦前から戦後にかけての、古川という農村の、一家三代の家族史。太平洋戦争下の悲劇を描く小説は数多くあるが、この本は、戦地を描いたものでも、原爆や空襲を描いたものでもなく、戦争の直接的な被害は受けなかった家族の物語だ。今となっては失われつつある農村の風俗や、方言が印象的だった。
祖母の世代にとっては、戊辰戦争がそう遠くない過去であり、父にとっては、関東大震災から太平洋戦争が一続きの過去であり、子供たちは、戦後の復興と高度経済成長の担い手として、東京で働く。
総論としては、中島京子氏による解説が素晴らしく、それ以上に私が語る言葉が無い。
個人的には、登場する女性たちが皆個性的で、好きだった。祖