古内一絵のレビュー一覧

  • 痛みの道標

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    マカン・マランからのこの作品は度肝を抜かれる。
    単に「不幸な」ということではない。事実である過去と、事実である現在。
    もちろん、戦争の前では、わたしたちが何を語ろうとどうにもなることはないのだけれど、ただ、いつの時代もやるせない逃げ場のないことは起きるのだ。
    この著者は、ただただすごい。そしてただすごいだけではない。

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    2016年02月14日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    序盤の「結婚して夫の姓になると、今までの私がなくなってしまう」。わかるとても。私もたまに旧姓を言ってしまうもん。登場人物たちのの「自分なりの生き方」を探っていく展開に、一気読み。若い世代にもぜひ一度。

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    2026年10月11日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    最初の「マカン•マラン 二十三時の夜食カフェ」で心臓を射抜かれて、一気に2巻目、3巻目ときました。この「気まぐれな夜食カフェ」では、シャールの来し方(風と火のスープカレー)、比佐子さんの人生(クリスマスのタルト・タタン)が描かれていて、3冊目ともなるとマカン•マランの常連となってしまっている私も、一緒に悩んだり、苦しんだり、前を向いたりしている。はやく4巻目読まなきゃ!

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    2026年10月09日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    近くに体にあったお夜食やお茶出してくれるカフェがあったらいいなぁ。生徒のお話がとても好き!11月に続編が文庫で出るの楽しみ!

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    2026年10月07日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    「彼女たちは自分と同じ。ただの一生懸命な母親だ。」このひと言。自己肯定と他者への優しさ。ジーンと泣けました。

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    2026年10月06日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    ホテル勤務のヒロインが、憧れのアフタヌーンティーの担当になり…?
    美味しくて綺麗なものを大事に味わうひととき。

    涼音は、老舗の桜山ホテルで、ティールームに配属されました。
    紅茶やお菓子が好きで、担当したいと前から思っていたのです。
    さっそく企画を出したが、シェフ・パティシエの達也に、却下されてしまう。彼は真面目で有能だけれど、やや不器用で取っつきにくいキャラ?

    どこがいけないと言うのか…
    涼音は、がっかりしつつも、検討を重ねます。
    自分の興味のまま突っ走ったり、知識を全部詰め込んだり。ありがちですよねえ~(笑)
    ホテル勤めらしく穏やかできちんとしている。お客様をよく見て、察することも出来る。
    素直に人に相談もし、何度も考え直す。
    その熱意は、次第に実を結ぶようになっていきます。

    涼音は子供の頃、おじいちゃんが出してくれるお菓子を食べるのがとても楽しみだった。
    そして、アフタヌーンティーと言えば…!
    何種類もの凝ったスイーツに、紅茶に合う小さなサンドイッチやスコーンなども取り揃えた、贅沢で優雅な、夢のよう。

    私も紅茶好きで、アフタヌーンティーにも興味があり、何度か店に行っていただいたこともありますので。
    全く違和感なく読みましたよ。
    デパートの中の店に、友達と何回か。それほどお値段も高くなく、気が晴れました。
    一人で行ったこともあります。ホテルの1階に。じっくり味わえて、自分へのご褒美には最高ですもの。
    今はもう、滅多に遠出は出来なくなってるんで。
    この組み合わせだと、どんな感じかしら~?と、想像をたくましくしながら、読むひとときを楽しませて貰いました。

    ホテル勤めや、職場でじわじわと好意が育っていく経験は、ありませんけど!(笑)
    自然に気持ちが近づいていく、そんな進展も、良いものじゃありませんか☆

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    2026年10月06日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    皆それぞれ仕事や家庭など様々な悩みを抱えているけどマカン・マランの料理や存在が優しく解いてくれる温かい本だった。温かいシナモンジンジャーティー飲んでみたいな〜。夜食も食べたい。シャールさんの病気が心配。

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    2026年10月04日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    ひっそりと灯りがともるマカン・マラン。
    自分の生き方とは、自分とは。
    悩みながらも、温かいご飯と、温かな心で、今日も自分と向き合う人の背中を押すドラァグクイーン、シャール。
    悩みのない人などいないが、側から見て他者に嫉妬を抱くことの簡単さ。それも、自身の心次第。

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    2026年10月03日
  • 銀色のマーメイド

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    「快晴フライング」を改題したという本書。
    中学生水泳部のお話だけれど…
    マカン・マランのシャールがお店を始めたばかりの頃のお話で、シャールやジャダに会える!

    我が子達も水泳をしていたから、懐かしい気持ちで読み進める。
    個人種目もあり団体戦もある水泳。
    我が子も個人としての成績は今ひとつでも、仲間に励まされながらリレーで記録は出すことができていたことを思い出す。
    そして今は、受験生、しかももう秋なのにこれから試合のある駅伝に挑戦している次男もおり…
    親としてはいつになったら勉強するんだろうとヤキモキする日々。
    だけど、彼らにとって、今は今しかないわけで…

    「確かにあの子の達はまだ十五歳だけど、十五歳だって一度きりしかないじゃない。皆必死よ。あたしも必死、あなたも必死、オバちゃんも必死。でも、あの子たちだって同じように必死なのよ。」
    「それを見逃してあげたって、バチは当たらないと思うわ」
    というシャールの言葉に受験生の母はまたしても支えられてしまった。

    中学生達が支えあいながら目標に向かっている姿は本当に眩しい。
    我が子のことだけ考えると部活なんかしてないで、勉強せい!と思ってしまうけれど、みんなで目標に向かうプロセスこそが本当に大切な学びなのだろう。
    たとえ結果が出せなくても、彼らなりに必要な大切な時間を過ごしているんだ。
    うちの十五歳も必死なはずだ。少しは見逃してあげなくちゃ。

    そう思うことにして、受験生母のモヤモヤはほんの少しだけ薄らいだということにしてみた。
    シャールにはいつもベストタイミングで励まされるなぁ…

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    2026年10月02日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    めちゃくちゃ心温まる話でした…
    強い女性(?)大好きなのでものすごく好きでした…
    音楽と食事の風景が思い浮かんでついついお腹がなりそうでした…
    シャールさんの語る食事のうんちくがためになってすぐにでも実行したいですね

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    2026年09月29日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    マカン・マランシリーズが大好きでシリーズが終了してしまった事を残念に思っていました。

    ところが、今回番外編ということで台湾で休日を過ごすシャールさんに再び会える事が出来ました。

    台湾には行った事ないですが、読んでいると行きたくなる場所がたくさん出てきます。観光名所は勿論のこと、台湾珈琲が気になりました。調べたらちょっとお高いみたいですが、味わってみたいですね。

    エピローグのシャールさんと柳田とのシーンはとても好き。こんな同級生がいたらきっとお互いに楽しいでしょうね。

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    2026年09月24日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    良かった!はじめてよんだマカンマランから、10年経つとは驚きです。今回は、台湾での旅のことが書かれていて、興味が湧きました。読み終わった今は、わたしも行ってみたーいとの思いです。しみじみと最後いつもの年末の風景で終わるのも素敵でした。わたしも実は幸せのなんだと知りました。

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    2026年09月18日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    マカン・マランを訪れる人たちが直面している問題の描写はちょっとしんどかったけど、出てくる料理はグルメではなくて体に優しい物ばかりで、ご自愛しようと思える小説でした。
    私は残念ながら終盤に出てくる食材のいくつかにアレルギーがあるので、自分なりに食事気を付けようと思いました。

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    2026年09月17日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    職場と家とは別のサードプレイスとして拠り所になる居場所があるって幸せだなと思えた
    一人一人丁寧に向き合うことができる時間って大切だなあ

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    2026年09月17日
  • 山亭ミアキス

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    昔から世界中で猫は魔力を持っている不思議な存在と思われてたんだな。
    人間に媚びず仲間と群れず誇り高き孤高の存在。
    人間の観察者。
    可愛いだけじゃなくて猫のそういうところも大好き。
    生まれ変わったらやっぱり猫になりたい。

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    2026年09月15日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    マカンマランシリーズ第4弾

    さくらんぼティラミスのエール(空気の読めない女子高生秋元希実)
    幻惑のキャロットケーキ(日本料理界の革命児芦沢庸介)
    追憶のたまごスープ(タワマン若妻平川更紗)
    旅立ちのガレット・デ・ロア(マカンマラン店主御厨清澄)

    とうとう終わってしまう、マカンマランシリーズ…。
    シャールさんの想いがぎゅっとつまった1冊。


    何かを食べたら、「美味しかった」
    朝起きたら、「よく寝た」
    スポーツをしたり、風呂に入ったりしたときには「気持ちよかった」
    そう声に出して呟くのだ。実際にはそれほどでなくても、実感を込めて呟くことで気分は変わる。
    「最初に、嗚呼という感嘆詞をつけると、より効果があるわね」


    「自分を憐れむ暇があったら、私は自分を元気にするほうを選ぶわ」
    「私たち、本物の大人にならなきゃね」
    「人と人がつき合っていく限り、仲違いとか、勘違いとかは、決してなくなることがないの。どれだけ年を重ねても、人間関係は悩ましいものよ。完全な友達なんて、どこにもいないわ。でもだからこそ、私たちは思いやりを学べるのかもしれないし」
    「好きなものがある私たちは強いはずよ」
    「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を取って元気になる。それこそが、大人の嗜みというものよ」


    行き先の分からない道を、己の足だけを頼りに歩いていくことはつらく、寂しい。
    されど、寛大にして、誇り高き女王であれ。
    なにかを得るたびに、なにかを失いながら、明確な答えのない毎日を懸命に生きている我々は、それだけで勇敢だ。


    シャールさんの、格言と言ってもいいくらい含蓄のある言葉の数々が胸に染みます。
    マカンマラン、とっても素敵なお店でした。

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    2026年09月15日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    美味しいシリーズは一旦終了の最終巻。寂しい。
    この世界の良い所は、ちゃんと人物が人生を生きていること。あの話に出て来たあの人も、その人なりの人生を生きていて、悩み苦しみ、もがいている。そこにそっとシャールさんの優しさがスパイスのように効いてくるんだよね。
    時にはジャダの厳しい?咤も入るけど。ジャダの言葉は間違ってないけどちょっとキツイ時もあるなあ。
    それでも前を向いて、自分が選んだ正しい道を進めるように背中を押してくれるマカン・マラン。ごちそうさまでした。

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    2026年09月14日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    病に倒れていたドラァグクイーンのシャールが復活。
    温かな店の灯り、温かな食べ物の香りに引き寄せられ、今日も生き方に迷う人々が、集まってくる。
    生きることとは、食べることとは、マカン・マランでの些細な会話から、人生にどう向き合っていくかを見つけていく。

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    2026年09月14日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    古内さんの「五十の壁が高すぎる」、窪美澄さんの 「真っ赤な林檎のその上で」がよかった。1人で食べる食事は味気ないよね。

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    2026年09月13日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    毎回大好きです。今回の旅行の話も、まるで容易に想像できるような描写で楽しかった。
    シャールに会いたいなぁ

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    2026年09月09日