古内一絵のレビュー一覧

  • 風の向こうへ駆け抜けろ

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    競馬に詳しくないので、競馬のお話し面白いのかなと思って読んでみたら、ハマッてすぐ読み終えました。

    地方競馬の女性騎手と、馬たちと、その周りの人達の話で、読んでいてドキドキ、笑いあり涙ありでした。色々な人間模様や競馬のレース展開など、丁寧に描かれていて、情景が目に浮かぶようでした。

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    2024年06月21日
  • お誕生会クロニクル

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    私が一番嬉しかったお誕生日会っていつだっただろう?と考えながらの読書だった。

    読み進めながら、そんなに仲良くはない近所の子のお誕生日会に呼ばれて、どうふるまえばよいのか迷った小学生の自分を思い出した。自分のこどものお誕生日会は、お友達を招待するのもされるのもとても気を遣ったことも思い出した。お誕生日会って、自分が大好きな人に祝ってもらえたら、それだけで満足できるのに、なかなかそうはいかなかったように思う。兄弟の誕生日が近いから、まとめて祝うとか、会社で仕方なく誕生日ケーキを食べるとか、あるあるなことの当事者の気持ちを考えたのは、この本を読んで初めてかもと思った。

    『サプライズパーティー』の

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    2024年06月16日
  • 十六夜荘ノート

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    ネタバレ

    ほとんど面識がないと言っても良い元華族の大伯母から、古い屋敷を相続する。大崎雄哉は受け継いだ資産を売却しようとするが、登記簿に謎の名前を発見する。十六夜荘とな作られた古い屋敷に今集う人たちと、大伯母がまだ家族であった頃に集った人たちの物語が交錯する。

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    2024年06月15日
  • 十六夜荘ノート

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    英国で亡くなった大叔母から、古い屋敷「十六夜荘」を相続した雄哉。彼にとって、ほとんど会ったことがない大叔母が何故遺産を残したのかは謎でした。除け者にされていた大叔母の意図を解明すべく、雄哉は彼女の過去を探り始めます。

    その過程で、十六夜荘への深い愛情と大叔母の生き様に触れることになります。物語は、雄哉が現代で生活する中で展開される現在と、大叔母が生きた戦前・中・後の時代とが交互に語られます。

    特に、大叔母が経験した戦時中のエピソードは心を揺さぶります。過去と現代を比較し、「やりたいことに無制限にチャレンジできる現代」の価値を新たに認識させられる一冊でした。また、雄哉が十六夜荘との関わりの中

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    2024年05月30日
  • 銀色のマーメイド

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    大好きなマカン・マランシリーズの原点となる一冊。シャールさんも登場しつつ、中学校の水泳部の物語だった。面白かった!

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    2024年05月20日
  • 銀色のマーメイド

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    gender identity disorder 生きていくのが大変だと思う。シャールさん、ありがとう

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    2024年05月19日
  • 銀色のマーメイド

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    ネタバレ

    マカンマランシリーズを読んでから本作を読んだから、お馴染みの名前が出てきて嬉しかった!もったいない、と思いつつ休みに一気読み。図書カードと喪章とマトマイニの境遇には泣いた。リレーで優勝しないまでも、すんなり終わらせてあげてよ、と思った。でも、お互い親友ができて良かった。もう1回マカンマランおしまいを読みたくなった。

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    2024年05月12日
  • 山亭ミアキス

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    始まりから少し怖さ?のようなものを感じたけど、読み進めて最後まで読むと、繋がっていて、連ドラを見ている感じだった。それぞれの悩みがそれぞれで解決していくのは面白い。中で出てくるお料理が美味しそう。

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    2024年05月08日
  • 山亭ミアキス

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    森の中にあるミステリアスな山亭。暖炉の薪は林檎の木。ごはんもデザートもとてもおいしく、ベッドは天蓋つき。美貌のオーナー、白髪でオッドアイの青年シェフ、小太りのフロントスタッフ。これだけ聞いたら間違いなく宿泊したくなる。私は「序」で語られる小さな女の子のことを終始考えながら読み進めた。

    目の前の道が突然、悪天候で通れなくなったりして、山亭に導かれる人たち。今、皆が見て見ぬふりをしていることに、関わっている人たちがたどり着く場所。芸能界の闇、無責任な人、女性の生き方、部活動の闇、マタニティハラスメント。それぞれ皆がわかっていることなのに、流されてしまっていることを山亭での出来事が向き合わせてくれ

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    2024年05月06日
  • 銀色のマーメイド

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    マカンマランの”おしまい”の一話を読んだ後にたまたま最後のページをめくり、そこに載っていたので調べてみたら、おしまいを読む前に読んだ方がいいという感想があったので、先にこちらを読むことに!

    主将を失い、部員もかなり減ってしまった水泳部を存続させるため奮闘する龍一。
    大切なのは自分の泳ぎで、周囲には全く興味もなかった龍一が、主将となり新しい部員たちと共に成長する物語。
    頭の硬い顧問の柳田先生も成長してた(笑)
    シャールさんと柳田先生の再会もここで描かれていたし、ジャダさんもでてきた!
    やっぱりシャールさんいいわ〜
    “なにが正解かなんて、あたしにも分からない。でもしょうがないわよ。教師もオカマも

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    2024年04月22日
  • お誕生会クロニクル

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    まさにタイトルどおり、お誕生会にまつわる連作短編集。楽しいはずの一日が人によっては苦い思い出になってしまっていたり、逆に楽しい記憶を思い出させてくれたり。後半はコロナの描写が懐かしく感じられた。大人になってお誕生会をやることはなかなか無いけど、今まで色んな人に祝ってもらった記憶を大事にしていきたくなるような本だった。

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    2024年04月19日
  • お誕生会クロニクル

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    誕生日にまつわる連作短編。小学校でお誕生会が禁止になったり、姪のためにサプライズをしようとしたり、3.11に生まれた双子など本人やその親たちが迎える誕生日。毎日なにかに追われて生活している人たちの様子と、誕生日だから自分やこれからに目を向けてどうにかしようとする決意の瞬間だったりと色々な瞬間が温かく鮮やかに描かれている素敵な一冊。

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    2024年04月12日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ2 蒼のファンファーレ

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    引き続き普通に面白かった。厩舎を中心としたヒューマンドラマ、映画化もあり得るストーリー。展開読めていても勝ってうれしく爽やか。木崎誠が声を出したシーンは感動的。がんばれフィッシュ、がんばれみずほって感じ。続編期待。

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    2024年04月07日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ

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    色物だと思ったけど面白かった。競馬を知らない人でも楽しめて競馬に興味を持つようになる作品。実際にYouTubeで何個か動画を見るようになったぐらい。展開は予想できるけど、それでも面白い。学びはないけど応援しながら読める良い作品。

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    2024年03月29日
  • 山亭ミアキス

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    面白かったー。お店がベースの連作短編はあまり読んでなかったのだけれど、このお話好き。今いる場所からどん!て突き出される。それをきっかけに、次の一歩や方向を、自分の足で踏み出していく。シビアで冷たくてでも、決して無慈悲ではない猫たちの姿に魅入られる。
    なんかいいな。
    あたたかさややさしさはあれど、それは決して無償のものではなく、相手によるというか。ある意味とても公平というか。とても好きだな、てなった。

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    2024年03月13日
  • キネマトグラフィカ

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    全くキャラクターのちがう6人の映画会社の同期のお話。どの人物も魅力的なところ、あれっ?と思うところがあり、全員に好感が持てる内容だった。個人的には、特に麗羅が好きでした。
    女性はお茶汲みして男性のサポートとして働くのが当たり前のこの時代の女性の働き方を思うと本当に苦しい気持ちになりますね。
    続編も読んでみたい。

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    2024年02月24日
  • 二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ

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    面白い。
    まず、登場人物の個性がしっかりしている、これだけそれぞれ我が確立していたら「この人にはこの人なりの考えがあるんだな」ってもっと他者を許容できるのになあと思った。
    働き方との向き合い方は人それぞれだが「自分のために働く」ことが回り回って相手のために働くことなんだと思う。
    由紀子みたいな働く価値観はちょっと許容し難い。それ、自分の保身のためであって全然会社のためじゃないよね。
    しかし自己肯定感の低さやエネルギーのなさがないと得てしてこういう考えになってしまうのだとも思う。

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    2024年02月23日
  • 銀色のマーメイド

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    マカン・マランシリーズ最終巻の巻末にシリーズの原点として書籍紹介されていた作品
    謎多き美少女と自身にしか興味がない男子中学生が同好会降格の危機に瀕している水泳部で、いつの間にか奮闘し互いを理解していく
    中学生のひたむきな想いにうるうるし、無邪気な戯れにニヤニヤしながら作品に惹き込まれあっという間に読んでしまった
    マカン・マランシリーズで回想されていたシーンが現在として描かれていてシリーズを再読したくなった
    もちろん、それを抜きにしても素敵な作品

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    2024年02月21日
  • 銀色のマーメイド

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    マカンマランと繋がっていたことにおどろき。多様性と向き合う中学生の姿勢が立派。大切なことが詰まっていた。読み進めるうちに泳いだり筋トレしたりしたくなった。

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    2024年02月06日
  • 鐘を鳴らす子供たち

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    百年の子が面白かったので、読んでみた。
    戦後の子供たちが戦争孤児のラジオドラマを演じるお話。本人たちは貧しいながらも両親や兄弟と暮らしていたり、裕福な家の子も多いため、実際の戦争孤児達の暮らしぶりを目にしたり接したりする度に演じる役と現実との乖離に悩む。
    昭和20年の子供時代の内容はすごく面白かったけど、48年に戻って来てからはイマイチ。たぶん良仁はじめ、あの頃の子供たちの人生の中でも子供時代が一番輝いていて、大人になるにつれ、平凡な日々へと変わってしまったせいなんだろう。

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    2024年01月16日