古内一絵のレビュー一覧

  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    ひっそりと灯りがともるマカン・マラン。
    自分の生き方とは、自分とは。
    悩みながらも、温かいご飯と、温かな心で、今日も自分と向き合う人の背中を押すドラァグクイーン、シャール。
    悩みのない人などいないが、側から見て他者に嫉妬を抱くことの簡単さ。それも、自身の心次第。

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    2026年10月03日
  • 銀色のマーメイド

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    「快晴フライング」を改題したという本書。
    中学生水泳部のお話だけれど…
    マカン・マランのシャールがお店を始めたばかりの頃のお話で、シャールやジャダに会える!

    我が子達も水泳をしていたから、懐かしい気持ちで読み進める。
    個人種目もあり団体戦もある水泳。
    我が子も個人としての成績は今ひとつでも、仲間に励まされながらリレーで記録は出すことができていたことを思い出す。
    そして今は、受験生、しかももう秋なのにこれから試合のある駅伝に挑戦している次男もおり…
    親としてはいつになったら勉強するんだろうとヤキモキする日々。
    だけど、彼らにとって、今は今しかないわけで…

    「確かにあの子の達はまだ十五歳だけど、十五歳だって一度きりしかないじゃない。皆必死よ。あたしも必死、あなたも必死、オバちゃんも必死。でも、あの子たちだって同じように必死なのよ。」
    「それを見逃してあげたって、バチは当たらないと思うわ」
    というシャールの言葉に受験生の母はまたしても支えられてしまった。

    中学生達が支えあいながら目標に向かっている姿は本当に眩しい。
    我が子のことだけ考えると部活なんかしてないで、勉強せい!と思ってしまうけれど、みんなで目標に向かうプロセスこそが本当に大切な学びなのだろう。
    たとえ結果が出せなくても、彼らなりに必要な大切な時間を過ごしているんだ。
    うちの十五歳も必死なはずだ。少しは見逃してあげなくちゃ。

    そう思うことにして、受験生母のモヤモヤはほんの少しだけ薄らいだということにしてみた。
    シャールにはいつもベストタイミングで励まされるなぁ…

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    2026年10月02日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    めちゃくちゃ心温まる話でした…
    強い女性(?)大好きなのでものすごく好きでした…
    音楽と食事の風景が思い浮かんでついついお腹がなりそうでした…
    シャールさんの語る食事のうんちくがためになってすぐにでも実行したいですね

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    2026年09月29日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    マカン・マランシリーズが大好きでシリーズが終了してしまった事を残念に思っていました。

    ところが、今回番外編ということで台湾で休日を過ごすシャールさんに再び会える事が出来ました。

    台湾には行った事ないですが、読んでいると行きたくなる場所がたくさん出てきます。観光名所は勿論のこと、台湾珈琲が気になりました。調べたらちょっとお高いみたいですが、味わってみたいですね。

    エピローグのシャールさんと柳田とのシーンはとても好き。こんな同級生がいたらきっとお互いに楽しいでしょうね。

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    2026年09月24日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    良かった!はじめてよんだマカンマランから、10年経つとは驚きです。今回は、台湾での旅のことが書かれていて、興味が湧きました。読み終わった今は、わたしも行ってみたーいとの思いです。しみじみと最後いつもの年末の風景で終わるのも素敵でした。わたしも実は幸せのなんだと知りました。

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    2026年09月18日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    マカン・マランを訪れる人たちが直面している問題の描写はちょっとしんどかったけど、出てくる料理はグルメではなくて体に優しい物ばかりで、ご自愛しようと思える小説でした。
    私は残念ながら終盤に出てくる食材のいくつかにアレルギーがあるので、自分なりに食事気を付けようと思いました。

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    2026年09月17日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    職場と家とは別のサードプレイスとして拠り所になる居場所があるって幸せだなと思えた
    一人一人丁寧に向き合うことができる時間って大切だなあ

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    2026年09月17日
  • 山亭ミアキス

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    昔から世界中で猫は魔力を持っている不思議な存在と思われてたんだな。
    人間に媚びず仲間と群れず誇り高き孤高の存在。
    人間の観察者。
    可愛いだけじゃなくて猫のそういうところも大好き。
    生まれ変わったらやっぱり猫になりたい。

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    2026年09月15日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    マカンマランシリーズ第4弾

    さくらんぼティラミスのエール(空気の読めない女子高生秋元希実)
    幻惑のキャロットケーキ(日本料理界の革命児芦沢庸介)
    追憶のたまごスープ(タワマン若妻平川更紗)
    旅立ちのガレット・デ・ロア(マカンマラン店主御厨清澄)

    とうとう終わってしまう、マカンマランシリーズ…。
    シャールさんの想いがぎゅっとつまった1冊。


    何かを食べたら、「美味しかった」
    朝起きたら、「よく寝た」
    スポーツをしたり、風呂に入ったりしたときには「気持ちよかった」
    そう声に出して呟くのだ。実際にはそれほどでなくても、実感を込めて呟くことで気分は変わる。
    「最初に、嗚呼という感嘆詞をつけると、より効果があるわね」


    「自分を憐れむ暇があったら、私は自分を元気にするほうを選ぶわ」
    「私たち、本物の大人にならなきゃね」
    「人と人がつき合っていく限り、仲違いとか、勘違いとかは、決してなくなることがないの。どれだけ年を重ねても、人間関係は悩ましいものよ。完全な友達なんて、どこにもいないわ。でもだからこそ、私たちは思いやりを学べるのかもしれないし」
    「好きなものがある私たちは強いはずよ」
    「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を取って元気になる。それこそが、大人の嗜みというものよ」


    行き先の分からない道を、己の足だけを頼りに歩いていくことはつらく、寂しい。
    されど、寛大にして、誇り高き女王であれ。
    なにかを得るたびに、なにかを失いながら、明確な答えのない毎日を懸命に生きている我々は、それだけで勇敢だ。


    シャールさんの、格言と言ってもいいくらい含蓄のある言葉の数々が胸に染みます。
    マカンマラン、とっても素敵なお店でした。

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    2026年09月15日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    美味しいシリーズは一旦終了の最終巻。寂しい。
    この世界の良い所は、ちゃんと人物が人生を生きていること。あの話に出て来たあの人も、その人なりの人生を生きていて、悩み苦しみ、もがいている。そこにそっとシャールさんの優しさがスパイスのように効いてくるんだよね。
    時にはジャダの厳しい?咤も入るけど。ジャダの言葉は間違ってないけどちょっとキツイ時もあるなあ。
    それでも前を向いて、自分が選んだ正しい道を進めるように背中を押してくれるマカン・マラン。ごちそうさまでした。

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    2026年09月14日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    病に倒れていたドラァグクイーンのシャールが復活。
    温かな店の灯り、温かな食べ物の香りに引き寄せられ、今日も生き方に迷う人々が、集まってくる。
    生きることとは、食べることとは、マカン・マランでの些細な会話から、人生にどう向き合っていくかを見つけていく。

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    2026年09月14日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    古内さんの「五十の壁が高すぎる」、窪美澄さんの 「真っ赤な林檎のその上で」がよかった。1人で食べる食事は味気ないよね。

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    2026年09月13日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    毎回大好きです。今回の旅行の話も、まるで容易に想像できるような描写で楽しかった。
    シャールに会いたいなぁ

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    2026年09月09日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    シリーズの一番目を読んでいないんだけどアンリミに入っていたので。

    人間みな、何かかにか苦労していて何かかにかつらいけど、どうにか頑張ってやっていこうよ、という、まあ、そういう小説だと思う。連作短編です。

    発達障害かもしれない息子と向き合うのに疲れた主婦がシャールさんに「どうしてそんな自分に優しくしてくれるの」かと問うた答え「寂しいからかもしれないわね」にグッときた。いや、ほんとにね。生きていくのって、何かかにか孤独だし、誰しも大人になればなるほど寂しさを抱えていくんだろうなと思うよ。だからこそいろんな人と仲良くしたいと私も思う。なんか…カッコつけずに「寂しいから」って言っていいんだなあと思いましたまる。

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    2026年09月08日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    好きな「食」に関するお話ということで、ずっと読みたかった一冊。身体に良さそうで美味しそうな料理はもちろん、シャールさんがとても魅力的だった。
    シリーズものということは、またシャールさんに会えると思っていていいんですよね…!?

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    2026年09月06日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    食べるのが好きな私にはこの小説がとてもハマりました!
    シャールさんが作るご飯は全部優しくて、美味しそうなものばかりで私も食べてみたくなりました。
    読み終わった後は優しい気持ちになって、心が落ち着く小説です。

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    2026年09月05日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    読み始める前、何気なく参考文献を覗いてみると、読んだことのある本がいくつか…
    お菓子作りが趣味だったし、今でも焼菓子は時々作る。そして、ディスレクシアの勉強もしたことがある。
    というわけで、無性にご縁を感じてイッキ読み。

    古内一絵さんらしい、季節を感じさせる描写と心を癒すお茶とお菓子の数々。
    マカン・マランの続編のようだなぁと思っていたら、クリスタさんまで登場して、なんだか嬉しくなってしまった。

    アフタヌーンティーというものに憧れはあるものの、足を運んだことはなかった。
    なんだかとても贅沢な感じがして。
    でも、椿山荘の美しい庭を眺めながらのアフタヌーンティーは、お一人様だからこそ味わえる贅沢なのだろうな。
    これはいつか行ってみたいと思わせる。

    いつの時代の女達も、仕事や家庭、子育てなど誰にも理解してもらえないと一人でそれぞれの悩みを抱えて生きている。
    古内一絵さんはそんな女性達の様々な立場の悩みをよくぞと思うほど具体的に描かれていて、凄いなと思う。
    そして、そんな悩みに無理解な男性達の言い訳も読んでいて納得してしまうのだけれど…
    なかなか深いところまで女性の悩みを理解できる人はいないだろうなと改めて思う。
    辛い経験をしないと、やっぱり理解できないもの。

    だから、女達はアフタヌーンティーというご褒美で自分自身のご機嫌をとって、明日からの生活へ繋げているのだろうな。
    アフタヌーンティーじゃなくても、自分をご機嫌にできるご褒美に甘いお菓子。たまにはいいかも。(ただ今絶賛糖質制限中だけど…)

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    2026年09月04日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    ストーリー自体はとても面白く、学びになる人作でした。オカマというだけで、異様な目で見られてきだと推測され、そういう背景もあるのか全ての人に対し同じように対応する姿は僕も人を偏見で見ていたんだと思わせられました。特に子供に対する接し方も子供して見るのでなく、対等な人として接してる姿は惚れました。
    普段ひらがなで表記される言葉が漢字でかかれていたり、言葉の使い方がわかりやすく容易に頭の中で描きやすかったです。
    まだまだオカマさんのストーリーと生き様を見てみたいと強く思いました。

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    2026年08月31日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    『おおまかな合意っていうのはね、たとえ完全に満足できなくても、とりあえずみんなが受け入れられる合意のこと。それは、少数派を切り捨てる多数決とはまったく違う概念なの』
    アンジーは人差し指を立てた

    番外編の“台湾旅”の本作
    台湾珈琲や、フェアリーテイルゲイ、非情城市など、知らなかったことも

    「一番つまらないのは、なになにしなければ、なになにでなければって、幸せを限定してしまうことだと思うわ」
    今回もシャールさんの色々な言葉にはっと気付かされる。台湾は行ったことがないけれど、シャールさん、シャダ、さくらとともに旅をした気分で読みました

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    2026年08月30日
  • 星影さやかに

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    三代に渡る歴史小説といっていいかな。移動中に読みながら心がつまる。
    戊辰戦争、関東大震災、太平洋戦争。
    東北の村で、時代に翻弄される人たちを女性側と男性側から描かれている。こんな生活や風習や狭い村の付き合いなんて、令和の今じゃ考えられないし(笑)いうか、耐えられないだろうな。
    後書き読んで知りました。
    作者のほぼ実話なんですね。
    壮絶な家族。
    あらためて、
    家族、繋がりって、大事。それは、今でも変わらないと思う。
    よい本読めました。

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    2026年08月28日