古内一絵のレビュー一覧

  • 痛みの道標

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    ブラック企業での仕事に疲れ、ビルから飛び降りた達希を救ったのは15年前に亡くなった祖父勉の幽霊だった。
    祖父に頼まれ人探しをすることになった達希が向かったのは第二次世界大戦の戦地ボルネオ島。そこで知る悲劇と祖父勉の過去。

    まだまだ知らない戦争の悲劇は沢山あるのだと思い知らされました。
    知らないことばかりで、途中何度も検索しながら進める読書となりましたが、出会って良かった。

    現代とその時代をつなぐための設定がうまいなと思います。
    違和感なく読み進めることが出来ました。

    二度と繰り返してはいけない悲劇。
    多くの人が知り、読み継がれる必要のある本だと思います。
    素晴らしい本でした。

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    2017年08月20日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

    購入済み

    あったかい気持ちになれる

    マカンマラン大好きで、続編出たこと知って飛びつきました。登場人物のあったかさと、出てくる夜食の湯気を感じる気分にひたれる、あったかい世界観が本当に好きです。完璧な人間なんていない。いつも正しいことばかりが正解とは限らない。それでもいいんだとあったかい気持ちになる。つまづいたり、悩んだりして立ち止まっている時に読んでみたら、固まってる自分が溶かされるかも。

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    2017年01月28日
  • 痛みの道標

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    マカン・マランからのこの作品は度肝を抜かれる。
    単に「不幸な」ということではない。事実である過去と、事実である現在。
    もちろん、戦争の前では、わたしたちが何を語ろうとどうにもなることはないのだけれど、ただ、いつの時代もやるせない逃げ場のないことは起きるのだ。
    この著者は、ただただすごい。そしてただすごいだけではない。

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    2016年02月14日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    マカン・マランの最終巻。当時の。というのも、昨年10年弱の時を経て、新刊が出たのだ。そちらももちろん読む。楽しみ。とはいえ本作が出たときはもちろん本作が最終巻として書かれていた。それにふさわしいエピソードの詰め合わせだ。

    これまでの巻のエピソードに出てきた気になる脇役さん達何人かが主役として取り上げられている。そうそう、あの人達のその後は気になっていた。というのが解消されてゆく。炎上してしまった料理人の芦澤シェフ、お金持ちのおじさんの奥さんに収まったけど自分らしく生きられていない元グラドル。闘病中だった主人公シャールのその後。

    大丈夫、最終巻のなかでそれらの不穏さは解消され、それぞれがきち

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    2026年01月11日
  • 銀色のマーメイド

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    あおーーーーーーーぃ!

    はるーーーーーーーぅ!

    って思わず叫びたくなっちゃう

    もうこんなの好き!
    「あおい」と「はる」大好き!

    「あおい」と「はる」は登場人物じゃない
    「青」と「春」だ
    そ、青春!

    青春もの最高( ´∀`)bグッ!


    あなたにもありましたよね
    私にもありました
    15歳の中学生のときが

    まだまだ大人とは呼べない
    だけど子どもでもない
    難しいお年頃

    こんなお年頃
    大なり小なり悩みはあります
    腐ってしまった大人とは違い
    言葉にできない苦しい悩みが

    そんな悩みを打ち明ける勇気
    苦しむ仲間にそっと差し伸べ手
    仲間のために必死になるその姿

    これぞまさに青春!

    その頑

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    2026年01月11日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    文庫になるのをずっと待ってました。

    心も身体もほっと温かく、軽くなるお料理たち。
    みんな一生懸命生きているんだよなと思わせてくれる。
    空っぽなら埋めればいい。
    ほっと、癒されました。

    〜すれば、って表現が文中にけっこう出てきて、それがだんだん気になってきたのだけど、この作家さんの文体なのかしら?

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    2026年01月11日
  • 東京ハイダウェイ

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    短編連作でサラッと読める。驚きや新しさは無いけれど、ちゃんとしたクオリティで、多くの人が抱えているであろう悩みやモヤモヤに寄り添う良い作品だと思った。ちょっと疲れた人の隠れ家になるような本。
    自分は彼ら彼女らのように正しく良い人にはなれないけど、恥じないように生きてる人は、見ていて気持ちがいいよ。

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    2026年01月11日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。今まで出てきた登場人物にスポットを当てながら、シャールのことも深掘りしていく。あとがきで興味深かったのがシリーズ化するにあたって、古内さんが4部作を提案していた点だ。2作目はどんどん新しいキャラクターが出てきた一方で、3作目と今作は過去の話の繋がりを活かしたスタイルだったのもあり、毎回作成時点で続編が決まったのかと想像していたので驚いた。

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    2026年01月10日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    まさかの新作!今回の舞台は台湾。シャールさんはじめ縁の人達にまた会えました。初登場のアンジーもいいキャラで、ジャダとの絡みも面白かった。シャールさんの近過ぎない距離感が本当に好き。台湾珈琲も飲んでみたい。

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    2026年01月04日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    マラン・マランシリーズが好きで、シャールさんのファンなので、久しぶりの新刊をとても嬉しく読んだ。今回は、シャールさんの台湾での休日ということで、台湾の素晴らしい景色や美味しそうな食べ物がいろいろ出てきてすぐにでも行きたくなった。ライターとして取材で来たが、自信がなくて迷っていたさくらも、シャールさんの作った台湾のデザートと言葉で「ととのい」、シャールさんの妹分のジャダは、台湾のドラァグクイーンと映画に学ぶ。昔、バリバリ働いて疲れ切ったシャールさんが台湾のお粥で癒やされたエピソードなど癒しがたくさん。

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    2026年01月02日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    冒頭で、桜山ホテルを退職する鈴音。あの四季折々のアフタヌーンティー空間から遠ざかってしまったようで、前作「最高のアフタヌーンティー」ファンとしては何だか寂しかった( ;∀;)
    結婚も、パティスリー飛鳥井のオープンも、素敵なことなんだけどね。

    『たとえ認めることはできなくても、邪魔をするのはやめましょう。私たちが思いつかなかった新しい世界に臨もうとする、若い人たちの挑戦を。…現状の一線上で互いを縛り合うのではなく、一足飛びに駆け出していける誰かを「おめでとう」と心から寿げることこそが、本当の祝福なのだ。-第四話 サマープディング-』
    ホテルラウンジの香織先輩の章から、忘れないように一節を保存。

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    2026年01月01日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    感激のマカン・マランの新作。今回は舞台を台湾に移してて台湾の歴史や文化を描いてるけど、本質は同じ。人の心のあり方をしっかり説いている。

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    2025年12月30日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    年の瀬にふさわしい本でした。色々あった一年でしたが、この本にあったように自分の幸せを限定せずに生きていきたいと思います。台湾珈琲飲んでみたいです。

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    2025年12月30日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    最後の「クリスマスのタルト・タタン」の中で、最近いろいろと思っていたことが描かれていて……なぜ周りの評価を気にしなければ生きていけないのか、とリアルな世界とリンクさせてしまう。
    大事なことは、やはり“自分”なのだろうと思った。
    最後に印象に残ったシャールさんの一言──
    「この世に本当に魔法があるとしたら、それはきっと、自分自身にしか起こせないものよ」

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    2025年12月29日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    マカン・マラン台湾旅行編。
    前作で完結だと思っていたので、まずは続きを書いてくださった作者さんに感謝。

    今回はマカン・マランのお店を離れて、シャールさん、ジャダさん、さくらさんの3名が台湾へ。台湾をじっくり味わい、歴史を学ぶ旅だ。ジャダさんが生き生きと活躍する分、今回のシャールさんの出番はやや控えめ。その分今回登場するシャールさんは
    これまで以上に素敵だ。
    親日と言われる台湾。日本の植民地政策は肯定できるものではないが、だからと言って現在の関係性を否定することが正しいわけでもない。歴史は単純ではない。台湾について学びながら、台湾の空気と食欲を刺激する食べ物の数々、ゆったり流れる時間を堪能でき

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    2025年12月29日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    マカンマラン2作目。今回もシャールさんに魅せられた。1作目の登場人物とも再会できて、気づいたら沢山の人がマカンマランに集まってて嬉しくなった。

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    2025年12月27日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    「マカン・マラン」シリーズ番外編

    単冊でも楽しめるけれど、やはりシリーズを読んでからの方が何倍も楽しめます。

    今年、台湾に訪れたこともあり、とても楽しく読ませてもらいました。このシリーズには特有のゆったりした時間が流れていて好きです。
    この本で紹介されたもので絶品とされていても、私の口に合わなかったものも多かったので、食への期待はほどほどがよろしいでしょう。

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    2025年12月26日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    予約していた
    『女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ』
    がやっと私の元へ。

    今回の舞台は台湾旅行。さくらちゃんの取材に同行のシャールさん、ジャダさん、相変わらずで良かった。シャールさん、台湾に馴染みすぎです(笑)
    そしてなんと言っても台湾料理!
    蒸籠の小籠包、中国茶、漢方、ピーナッツ豆花、
    魯肉飯、どれも美味しそう。
    ぜひ、台湾に行って本場の台湾の料理を食べて
    みたい♪そしてフルーティーな飲み口が魅力の
    台湾珈琲。台湾珈琲については、日本と台湾の
    複雑な歴史について、いろいろと勉強になった。
    台湾は親日家の方が多いという事で単純に
    嬉しいと思っていたけれど、珈琲の木の事と
    いい、日本が

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    2025年12月26日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    他の方々の本棚にお邪魔した時に出会った本。
    ドラァグクイーンってテレビで見たことがあるけど、小説で読んだことはなかった。

    「マカン・マラン」店主のシャールの人間性がすごい。
    体に優しい料理、最高!
    美味しそう!
    外食ってホントに胃腸が元気な人のための物だよなぁ、といつもぼやいてしまう私。
    減塩のおせちや、外食でもお年寄り向けの物もたまにあるけど、もっと色々と充実させてほしいな。

    おっと、脱線。
    本作は、4話に分かれていて、それぞれ視点が違う。
    どのお話も良かったけど、特に4話が身につまされた。
    人生はきつい、長い。苦しくて、人を傷つけてしまうほど自分を見失ってしまうこともある。
    でもそっと

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    2025年12月24日
  • 二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ

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    『キネマトグラフィカ』の主人公達の下の世代の物語。元号が変わる年に、働く老舗映画会社の買収をきっかけに社員たちが自らの働き方や生き方を問い直していく姿に、共感するものがたくさんあった。自分はここで何をしたいか――働く人にエールを送ってくれる作品。"マナバヌ”の食えない感じと、麗羅さんの背筋が伸びた凛とした生き方が好きだな。

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    2025年12月22日