古内一絵のレビュー一覧

  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    シリーズの一番目を読んでいないんだけどアンリミに入っていたので。

    人間みな、何かかにか苦労していて何かかにかつらいけど、どうにか頑張ってやっていこうよ、という、まあ、そういう小説だと思う。連作短編です。

    発達障害かもしれない息子と向き合うのに疲れた主婦がシャールさんに「どうしてそんな自分に優しくしてくれるの」かと問うた答え「寂しいからかもしれないわね」にグッときた。いや、ほんとにね。生きていくのって、何かかにか孤独だし、誰しも大人になればなるほど寂しさを抱えていくんだろうなと思うよ。だからこそいろんな人と仲良くしたいと私も思う。なんか…カッコつけずに「寂しいから」って言っていいんだなあと思いましたまる。

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    2026年09月08日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    好きな「食」に関するお話ということで、ずっと読みたかった一冊。身体に良さそうで美味しそうな料理はもちろん、シャールさんがとても魅力的だった。
    シリーズものということは、またシャールさんに会えると思っていていいんですよね…!?

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    2026年09月06日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    食べるのが好きな私にはこの小説がとてもハマりました!
    シャールさんが作るご飯は全部優しくて、美味しそうなものばかりで私も食べてみたくなりました。
    読み終わった後は優しい気持ちになって、心が落ち着く小説です。

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    2026年09月05日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    読み始める前、何気なく参考文献を覗いてみると、読んだことのある本がいくつか…
    お菓子作りが趣味だったし、今でも焼菓子は時々作る。そして、ディスレクシアの勉強もしたことがある。
    というわけで、無性にご縁を感じてイッキ読み。

    古内一絵さんらしい、季節を感じさせる描写と心を癒すお茶とお菓子の数々。
    マカン・マランの続編のようだなぁと思っていたら、クリスタさんまで登場して、なんだか嬉しくなってしまった。

    アフタヌーンティーというものに憧れはあるものの、足を運んだことはなかった。
    なんだかとても贅沢な感じがして。
    でも、椿山荘の美しい庭を眺めながらのアフタヌーンティーは、お一人様だからこそ味わえる贅沢なのだろうな。
    これはいつか行ってみたいと思わせる。

    いつの時代の女達も、仕事や家庭、子育てなど誰にも理解してもらえないと一人でそれぞれの悩みを抱えて生きている。
    古内一絵さんはそんな女性達の様々な立場の悩みをよくぞと思うほど具体的に描かれていて、凄いなと思う。
    そして、そんな悩みに無理解な男性達の言い訳も読んでいて納得してしまうのだけれど…
    なかなか深いところまで女性の悩みを理解できる人はいないだろうなと改めて思う。
    辛い経験をしないと、やっぱり理解できないもの。

    だから、女達はアフタヌーンティーというご褒美で自分自身のご機嫌をとって、明日からの生活へ繋げているのだろうな。
    アフタヌーンティーじゃなくても、自分をご機嫌にできるご褒美に甘いお菓子。たまにはいいかも。(ただ今絶賛糖質制限中だけど…)

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    2026年09月04日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    ストーリー自体はとても面白く、学びになる人作でした。オカマというだけで、異様な目で見られてきだと推測され、そういう背景もあるのか全ての人に対し同じように対応する姿は僕も人を偏見で見ていたんだと思わせられました。特に子供に対する接し方も子供して見るのでなく、対等な人として接してる姿は惚れました。
    普段ひらがなで表記される言葉が漢字でかかれていたり、言葉の使い方がわかりやすく容易に頭の中で描きやすかったです。
    まだまだオカマさんのストーリーと生き様を見てみたいと強く思いました。

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    2026年08月31日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    『おおまかな合意っていうのはね、たとえ完全に満足できなくても、とりあえずみんなが受け入れられる合意のこと。それは、少数派を切り捨てる多数決とはまったく違う概念なの』
    アンジーは人差し指を立てた

    番外編の“台湾旅”の本作
    台湾珈琲や、フェアリーテイルゲイ、非情城市など、知らなかったことも

    「一番つまらないのは、なになにしなければ、なになにでなければって、幸せを限定してしまうことだと思うわ」
    今回もシャールさんの色々な言葉にはっと気付かされる。台湾は行ったことがないけれど、シャールさん、シャダ、さくらとともに旅をした気分で読みました

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    2026年08月30日
  • 星影さやかに

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    三代に渡る歴史小説といっていいかな。移動中に読みながら心がつまる。
    戊辰戦争、関東大震災、太平洋戦争。
    東北の村で、時代に翻弄される人たちを女性側と男性側から描かれている。こんな生活や風習や狭い村の付き合いなんて、令和の今じゃ考えられないし(笑)いうか、耐えられないだろうな。
    後書き読んで知りました。
    作者のほぼ実話なんですね。
    壮絶な家族。
    あらためて、
    家族、繋がりって、大事。それは、今でも変わらないと思う。
    よい本読めました。

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    2026年08月28日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    さらっと読めて、ちょっと時間空いた時にちょっと読むの繰り返しが心地いい本。
    読後はなんだか元気がでてる気がする本。

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    2026年08月28日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    ネタバレ

    久々のシャールさん。お元気そうで幸せ。違う街でであうシャールさんやさくらちゃん、ジャダさんたちが元気で良かったです。いろんな街にいろんな人がいて、いろんな癒しの食がある。
    今は日本でいろんな国の食べ物が食べられるけど、やっぱり地元で食べると違うんだろうなぁ。

    台湾は親日であることは知ってたけど、そうなんだよね。歴史のことは忘れちゃいけない。ちゃんと経緯とリスペクトを持って接することが大切。

    あと柳田先生!我が家も曹洞宗です!!!笑

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    2026年08月26日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    2026/08/24
    日本を飛び出し、台湾へ。
    さくらや真奈の悩みはリアルで、誰もがぶつかって足掻く悩み。シャールさんに話して聞いてもらって、乗り越えて行く勇気と前向きな気持ちを貰う。
    シャールさんはいつも泰然としていて安心をくれる。唯一、料理を作れなかった相手にも毒の出し方を教えてくれる。
    そんなシャールさんがアンジーとの会話で自分の知らなかった自分に気づく。想像力の欠如、無意識のうちに自分の中にあった驕りのようなもの。いろいろなことを知った気になっていたけれど、自分はまだまだだ、ということ。
    今回のシャールさんは、人間くさい。
    導く人の印象が強いシャールさんが、導かれて自分を見つめなおしている。
    そんな人間味あふれるシャールさんが愛おしいと思った。

    クリスタさんが素敵。人を気遣うことを自然にしている。自分を楽しませるものをちゃんと知っている。クリスタさんみたいになりたい。

    台湾の人たちのことを、深く考えずに『親日』って思っていたことに気づいた。それは甘えた考えであることだと、気づいた。
    どんなに綺麗事を並べても、戦争の傷跡から目を逸らしてはいけないと、思った。

    今回の『マカン・マラン』は、癒やされるだけじゃない。
    歴史を、アイデンティティを、未来を、もっとちゃんと考えなくてはと、教えてくれた一冊でした。


    柳田との会話で、シャールさんが言った「幸せこそ、手軽であるべきよ」「幸せって、そんなせせこましいものではないのよ。もっとおおらかで、深いの。だからほんの少しでも充分なのよ」の言葉が染み入りました。
    幸せを限定してしまうのは、確かにつまらない。


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    2026年08月28日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食と人生にまつわるアンソロジー集。
    「五十の壁が高すぎる」と「真っ赤な林檎のその下で」が自分の家庭環境に少し似ているからかぐっときた。

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    2026年08月22日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    もう完結したと思っていたけど、新刊が読めてよかった!台湾旅行のお話で、台湾旅行の事が少しわかったし、その後の人々の様子が垣間見えてとても面白く読みました。手を掛けた料理をしてみようかと思ったり、明日も頑張ろうと元気をもらえたりの読書でした。
    またはじめから読んでみようかなあ。

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    2026年08月21日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    大好きなマカンマランシリーズの番外編でした。今回は台湾が舞台。今までの登場人物のその後が描かれていてまた第一弾から読み返したくなりました。

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    2026年08月21日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    ネタバレ

    このシリーズを読むとくつくつと煮込んだり素材の味を引き出すような料理を作って食べたくなる
    今作は、番外編だからか 主がさくらや真奈。
    以前の作品に出てきた人々がどのように過ごしているのかが触れられる話が多い。
    今回は 台湾が舞台だったので 戦前の日本が台湾の人に与えてしまった事を忘れずに
    今友好的にしてくれる事を当たり前に思わずにきちんと理解していこうとも強く思った。

    第一話では ガチョウ料理と豆花
    第二話では 九份について 映画『非情城市』みてみなくては!
    第三話では ルーローハン 豚バラが脂きつそうだと思っていたから食べた事なかった 今度食べなきゃ
    第四話では 台湾珈琲 珈琲チェリーって食べられるの初めて知った
    竜眼花茶など気になる単語も
    エピローグでようやく柳田先生が登場してほっとする

    台湾行きたいな
    文章を読んでいても美しいところだということがとても伝わってきた

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    2026年08月20日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    文章だけで美味しそうな食事を想像できて、私もシャールのつくるご飯が食べたくなった
    他のシリーズも読んでみたくなった
    色んな人がハナミズキが咲いているお店に行ってシャールと関わることで少しづつ変化していく様が読んでいてなんかうるうるした

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    2026年08月18日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    大好きな、マカン・マラン。
    「マカン・マラン」シリーズ10周年だったんですって!?
    そんなになるのかぁ〜感慨深い、、


    本作はお店を飛び出して、台湾へ。
    海外という開放感や、異国への好奇心、癒し。
    シャールさん、ジャダ、フリーライターのさくらが各々感じた台湾をおすそ分けしてくれた。


    台湾は親日国家で日本に災害がおこると、いの一番に支援や救援物資を届けてくれる、とても優しい国……
    (つい先日も、2026年熊本地震の際にはすぐに支援や援助を発表してくれていた)

    そういう印象を私はもっていた。
    もちろん間違いじゃない、けれど。

    昔、日本が統治していた時代があった……
    そこをきちんと捉えて、シャールやジャダを通して届けてくれた作者 古内一絵先生の真摯さがこの作品の要だな、と改めて思う。

    日本でお留守番組の常連客、真奈や柳田がマカン・マランを開いてくれているのにも心が落ち着く。
    シャールの身体を私は心配していたけれど、みんなが守ってくれているという安心感でゆったり読書に浸れる。

    この空気、次の10年が経ったとしてもマカン・マランは続いている、そんな風に思わせてくれる。
    、、想像したくないけれどシャールを受け継ぐみんながいるから大丈夫、そんな感じ。

    きっとその間には、新しい悩める子羊たちや台湾からの知人やもちろん常連やお針子のドラファクィーンたちが集っているのだろう。


    読んでいたら、まだ行ったことのない台湾、すごく行ってみたくなった!
    台湾珈琲も飲んでみたい。
    もちろん行く前に映画「非情城市」を観て台湾の歴史を知ってから……

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    2026年08月18日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    シャールさん、さくらちゃん、ジャダさんの台湾旅行記。人も場所も食べ物も新たな出会いがあり、静かにしみる。台湾珈琲、飲んでみたい。

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    2026年08月17日
  • 星影さやかに

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    ネタバレ

    戦前から戦後にかけての、古川という農村の、一家三代の家族史。太平洋戦争下の悲劇を描く小説は数多くあるが、この本は、戦地を描いたものでも、原爆や空襲を描いたものでもなく、戦争の直接的な被害は受けなかった家族の物語だ。今となっては失われつつある農村の風俗や、方言が印象的だった。

    祖母の世代にとっては、戊辰戦争がそう遠くない過去であり、父にとっては、関東大震災から太平洋戦争が一続きの過去であり、子供たちは、戦後の復興と高度経済成長の担い手として、東京で働く。

    総論としては、中島京子氏による解説が素晴らしく、それ以上に私が語る言葉が無い。

    個人的には、登場する女性たちが皆個性的で、好きだった。祖母も、母も、叔母も。内面的に自立しており、激動の時代にも自分の価値観を揺るがせる事なく、それでも現実から目を逸らす事なく、たくましく家族を支えていく。というか、この一家は男性たちが皆、それぞれに、頼りないのだ。愛を貫こうとした祖父はすぐに体を壊して亡くなるし、軍国主義に同調しなかった賢明な父は、それゆえに神経症になり自室に篭り続ける。尊敬できる立派な、でも家族を守る事はできない、か弱い男たちであった。

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    2026年08月16日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ2 蒼のファンファーレ

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    続編も期待を裏切らない面白さで一気読みしました。主人公と馬も含め皆んなの成長が感じられました。それが感動のクライマックスへと繋がっていき読後はとても良い気持ちで本をとじました。更なる続編を期待したいと思います。

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    2026年08月15日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ

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    先に続編を読んで興味を持ったのだけど、こちらが断然良かった。
    地方競馬の大変さもさることながら、女性ジョッキーに対する偏見や差別にショックを受けた。ここまで?と思ったけれど巻末の藤田菜七子さんの文章を読んで、ほぼ事実なのだと驚きでした。
    今現在は女性ジョッキーも増え、最近では今村せいなさんがG1で優勝。これからも応援したいと改めて思いました。
    緑川厩舎のみんなが大好き。

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    2026年08月14日